STREET FIGHTER (CAPCOM)

タイトル画面

 第五弾は、CAPCOMの「STREET FIGHTER(ストリートファイター)」です。
このゲームは、今から10年以上前に発表された当時としては珍しい対戦格闘ゲームで、1987年にアーケードマシン用に発売されました、その後、、、、、あれ?
一応、家庭用ゲーム機「PC−Engine」のCD−ROMソフト(タイトル:「FIGHTING STREET」)として登場しましたが、音楽が全面アレンジになってたり、グラフィックが貧弱(背景が単調)になったりで完全な移植ではありませんでした。(ハードの性能を考えればしょうがないのかもしれませんが(^^;;;)

何故、他の機種(スーパーファミコン、セガサターン、プレイステーションなど)に移植されなかったか!
・・・続編である「STREET FIGHTER II」のデキが良すぎたせい(1と比べて)だろうなぁ、、、と勝手に推測(ぉぃ (PC−Engineで出たのは続編が出る前だったし(^^;;;)
個人的にはサターンやプレイステーションで発売されたカプコンの名作シリーズVol.5の「STREET FIGHTER II」シリーズと一緒に入っていて欲しかったです。(涙)


それはおいておいて、このゲームの特徴ですが、ゲーム内容自体も当時としては珍しかったんですが、それ以上に珍しかったのがゲームの筐体でした。
筐体は2種類あって、一つは6ボタン仕様のテーブル筐体(今では当たり前の6ボタン仕様ですが、当時としては業界初だったんじゃないか?と思いました)。
残りの一つは、このゲーム以外ではこの方式の筐体が使われたことのない、大きな圧力センサー式ボタン?を搭載した大型筐体(こちらは2ボタン仕様で、ボタンを押す加減により威力が変化)でした。


さて、このゲームの内容ですが、現在ある対戦格闘ゲームの原点とも言えるもので、2本先取制で勝ち進んでいくものです。

・・・と、現在だとどこにでもある単純な格闘ゲームですが、発売当初の1987年時点では珍しいもいいところでした。
で、プレイできるキャラクターは主人公である「RYU」のみ、一応「KEN」も使えましたが、「KEN」の場合は2プレイ対戦時と、その対戦に勝っての継続プレイのみでした。
(おまけにキャラの性能は同じでしたし)

キャラの技についてですが、必殺技は「波動拳」、「竜巻旋風脚」、「昇竜拳」の3つです。
(この必殺技は威力も強力(通常ヒットなら体力の3分の1を奪うことができる)だったせいか、発売当初は隠れ技となっていたようです)

敵キャラについてですが、合計10人登場します。
日本代表は坊主の「RETSU」と忍者の「GEKI」、アメリカ代表はストリートファイター?の「JOE」とボクサーの「MIKE」、中国代表は拳法使いの「LEE」と「GEN」、イギリス代表は荒くれ者?の「BIRDIE」と棒術使いの「EAGLE」、そして最終ステージとなるタイ代表はムエタイ系の「ADON」と「SAGAT」です。

「STREET FIGHTER II」からプレイされた方は「おや?」と思うかもしれませんが、「STREET FIGHTER ZERO」シリーズなどで登場する「GEN」「BIRDIE」「ADON」「SAGAT」については、このゲームがもとだったりします。
(個人的には「EAGLE」「LEE」あたりも出して欲しかったけど f(^^;;;;)

敵キャラの難易度は、日本が一番低く、アメリカ、中国、イギリス、タイの順に難しくなっていきます。
あと、「自分が即死ランキング」のトップ3は、、、「BIRDIE」「SAGAT」「ADON」といったところでしょうか?
(逆に「即死可能ランキング」のトップ3は、「GEN」「BIRDIE」「SAGAT」あたりかな?)

ゲームの進行は基板の設定にもよりますが、ゲーム開始時にタイ以外はどこからでも始められるようになっています。
あと、国と国の間にはボーナスステージが用意されておりました。(2種類)
(ボーナスステージの1つで瓦割りがあるんですが、失敗して1枚も割れないと、観客からのブーイングを浴びてしまうという災難もあったりします(笑))


・・・と、内容はこんなところです。
あと、このゲームのウリですが、キャラクタパターンはシリーズ中一番少ないものの、グラフィックの描き込みは下の画面イメージを見ていただいてもわかるとおり、最新作の「〜 ZERO3」などに勝るものがあります。
あと、音楽面も結構ノリがよく、個人的には「EAGLE」、「GEN」のステージのBGMが気に入っていたりします。(^^)


私がこの「STREET FIGHTER」と出会ったのは高校1年生の時だったんですが、見事にハマってしまい、この3年間学校帰りにゲームセンターに寄った時には必ずプレイしていました。
あ、プレイしていたのはテーブル筐体の方です、圧力式ボタンの方は多少プレイしたんですが、「ADON」戦の頃には腕が疲れてしまってもう、、、って感じだったんで(爆)

で、ハマった結果、PC−Engineにも移植されたってことで、PC−Engine版を購入、それでも満足できない思いで、1年ちょっと前に基板に手を出すところまでいってしまいました(笑)。


・・・思えばこのゲームから格闘ゲームばっかりプレイするようになったんだなぁ、、、と。(^^;;;
以上、思いでのストリートファイターでした。





最後におまけとして特別企画!
目指せ!80万点プレイヤー!!
、、、ってことで、このゲームでほぼ限界の点数である80万点台への攻略法です。
(前提条件として、オールクリアは当然のことと、必殺技である「波動拳」「昇竜拳」「竜巻旋風脚」は必ず出せるようになってくださいね、、、、、それと、「運」もかなり必要です(^^;;;)
それと、この攻略は、テーブル筐体(日本版、6ボタン仕様)で確認しました(10年くらい前に(ぉぃぉぃ)。


・まず、各ステージ、点数稼ぎの為にある程度必殺技を当てて1本負けて下さい。
 (必殺技はガード、ヒット共に5000点で、最後の1撃(相手体力が3分の1以下の場合)は「昇竜拳」を使うのが有効のようです(2発当たる場合があるため))

次に各ステージの攻略
vs RETSU
 「RETSU」はガード動作を行うので「波動拳」をガードさせるのが有効です、ガードしているタイミングで「波動拳」を当てると通常ヒットのダメージの半分程度しか減らないので6発程度当てることができます。
相手にどうやったらガードさせるか?と言うと、、、これが良くわからないんですよね(もしかして「運」?(^^;;;)
・・・ということで、ご存じの方、いらっしゃったら教えて下さい。

vs GEKI
 「GEKI」はガード動作を行わないようですので、なるべく早く必殺技を当てて倒して下さい。

vs JOE
 「JOE」もガード動作を行うので「RETSU」と同じ感じで「波動拳」をガードしているタイミングに当てて下さい。

vs MIKE
 「MIKE」もガード動作を行うので「RETSU」と同じ感じで「波動拳」をガードしているタイミングに当てて下さい。

vs LEE
 「LEE」もガード動作を行いますが、このキャラの場合は「竜巻旋風脚」を使って下さい。
 タイミングとしては、ラウンド・スタート時に1、2歩前に出て「竜巻旋風脚」を出すとうまくいくことが多いです。(要は相手の少し手前で(^^)b)

vs GEN
 「GEN」はほとんどガードしない上、ガードによっては点数が入らない(体力も減らない)ので、速攻で倒した方が有効です。
 ラウンド・スタート後、高い確率で飛び込んでくるので「昇竜拳」で迎撃して下さい。かなり運がいいと1撃でKO出来ます。(私の記録、残りタイム97秒だったり v(^^))

vs BIRDIE
 「BIRDIE」も一応ガードをするようですが、「GEN」同様あまり点数を稼げるようなキャラではないので早めに倒して下さい。
 (このキャラもラウンド・スタート時に飛び込んでくるんで「昇竜拳」が有効です)

vs EAGLE
 「EAGLE」は「LEE」同様の「竜巻旋風脚」をガードしている状態にうまく当てて下さい。
 (ガード中の「波動拳」は「GEN」同様で、点数が入りません)

vs ADON
 「ADON」も稼げるキャラではないので「GEN」や「BIRDIE」と同じような感じで攻略して下さい。
 (ガード中の「波動拳」は「GEN」同様で、点数が入りません)

vs SAGAT
 「SAGAT」も稼げるキャラではないので「GEN」や「BIRDIE」と同じような感じで攻略して下さい。
 (ガード中の「波動拳」は「GEN」同様で、点数が入りません)


・・・ってことで、簡単ではありましたが、80万点への道でした。
(現在の私の腕では60万点くらいまでしかいかないんで、あまり説得力がありませんけど(汗))


 

参考までに「STREET FIGHTER(アーケード版)」の画面イメージです。
なお、機種によって画面レイアウト、グラフィックが少々異なります。

RYU vs RETSU

SCENE1:vs RETSU

必殺技の練習ステージとも言える「RETSU」との対戦。
・・・ただ、練習に専念しすぎて、このステージでゲームオーバーになると恥ずかしいんですよね(笑)

 

RYU vs JOE

SCENE2:vs JOE

起死回生の一撃「昇竜拳」が決まった対「JOE」戦。
決まったからいいものの、ここで出なかったらボディブローでも喰らってやられていたんだろうなぁ(^^;;;。

 

RYU vs MIKE

SCENE3:vs MIKE

「波動拳」が出ない場合、最初の難関とも言える、対「MIKE」戦。
(一応、ジャンプ大パンチ or キックで勝てますが)
このシーンは「波動拳」がなかなか出なくて隅に追いつめられて焦っているところだったりします(爆)。

 

RYU vs LEE

SCENE4:vs LEE

間合いを一瞬にして詰めてくるので気を抜けない「LEE」戦。
(勝ち方にこだわらなければ、相手に密着し、しゃがんで小パンチで勝てたり(^^;;;;)
このシーンは、得点稼ぎの為に「竜巻旋風脚」を相手のガード中にヒットさせるところなんですが、、、もう1歩くらい前でやらないとまずかったり(爆)。

 

RYU vs GEN

SCENE5:vs GEN

「昇竜拳」が出ないと結構辛い対「GEN」戦。
(間合いがある場合、「波動拳」で、、、って攻略もありますけど、ガードされる可能性が結構あるし(^^;;;)
このシーンは、追いつめられたあげく、通称「元キック」と呼ばれる有名なキックでKOされたところです(涙)。

 

RYU vs EAGLE

SCENE6:vs EAGLE

「GEN」よりは勝率はいいものの、接近時に猛攻を喰らうと結構シャレにならない、対「EAGLE」戦。
このシーンは、「これで決まった!(^^)v」と思ったのも束の間、相手のこのガードは「波動拳」が全く効かないので、、、、、(^^;;;

 

RYU vs ADON

SCENE7:vs ADON

このゲームの最強キャラか!?と言われる、対「ADON」戦。
このシーンは、対「EAGLE」戦と同じく「波動拳」をノーダメージでガードされてしまったところです。
(この後、「昇竜拳」が出たおかげで勝てましたが、1本取られた後だっただけに辛かったです f(^^;;;)

 

RYU vs SAGAT

SCENE8:vs SAGAT

喰らったら体力の3分の2を奪われてしまう、最強の飛び技を持つ、対「SAGAT」戦。
(ガードしても4分の1くらい減るし(^^;;)
このシーンは、対「ADON」戦同様、「波動拳」をノーダメージでガードされてしまうところです。
(この後、相手の飛び技を喰らって撃沈しました(T_T)v)

 


Written by.TK2  1999.04.23(Fri.)
Last update is 1999.04.23


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