やればいいってもんでもない
05/03/29
ううう、いつもほったらかしでずびばぜん・・・


ええっと・・・・・

今年の頭に、お世話になった谷口さんの快気祝いに赴くため、京都に行ってきました。

いやぁ、ひさかたぶりの京都ですよ。
K2(京都時代のバイト先)のみんなとは何度か会ってたけど、映画塾関係の人とは卒業以来まるっきしだったんですよ。
もう、太秦駅に到着するなり懐かし効能満点の温泉に半身浴ですよ。
大映通りに川端病院、餃子の王将、CoCo壱番(残念ながら廃店)コールマン(廃店)、中川デンキ。
中川デンキはいまだに「ふぁいと、ピッピッ、てれび、ピッピッ♪」のメロディが流れてました。
道行く人の中に、あれはひょっとして嶋田久作さん?堤幸彦さん?なんて人も見かけたような見かけなかったような。

東京で長く暮らしてると、京都のコンパクトさが際立ちますね。
オレが住んでたのは京都映画撮影所から歩いて15分ぐらいのとこでしたし、行動範囲もおおよそ、撮影所とアパートを半径にした円ぐらいのもんでした。
河原町だって、歩いていこうと思えば歩けないこともない距離でしたしね。

2時間ばかし、かつての行動範囲を練り歩いたところで、宮島さんと森下と現地集合しました。
宮島さんとは京都時代、お世話になってたこともあって、感慨もひとしおだったんですが、そこに森下が加わると、奇妙な巡りあわせを感じます。
森下は森下で、編集界に入門当初、民宿「若竹」で寝泊りしながら、谷口さんがやってたTV『斬九郎』の編集助手として切磋琢磨しておりました。
宮島さんも、映画『利休』の頃から何度となく、京都に長期出張してます。
オレは2年間のKYOTO映画塾時代。
それぞれの歴史、それぞれの想いを馳せて通ったこの大映通りに、今はもう助手ではなく技師として働いてる3人が、一同に介して歩いてる光景ってのは、おそれながら、ひとつの時代を感じさせるシロモノだったのです。
そう、ちょっとしたストロベリー・フィールズのような。(うきゃー!)

3人揃ったところで谷口さんのご自宅に向かいます。
快気祝いとはいえ、谷口さんの体調は、伝え聞く情報からネガティブなものを想像していました。
でも実際に会ってみると、こちらの想像を大幅に裏切る元気な姿で、藤原さんを加えての晩餐会は、積もる話に花が咲きました。
ビール飲む飲む!タバコ吸う吸う!
もうちょっと遠慮しろよ!っていうぐらいくつろいでいました。
と、そこにスペシャルゲストが登場しました。
境さんです。

まあ、知らない人は何が面白いかわかんないでしょう。
境さんは、東京組ですが谷口ファミリーの若頭(といっても40越えてますが)で、オレが学生の時、遅刻の罪で坊主頭の介錯を務めてくれた方なんです。
いやあ、驚きました。
「な、なぜあなたがここに!」ですよ。
おまけにTVの時代劇チャンネルでは、お蔵入りとなった『御用牙』が流れてるし・・・
なんか、ささやかな偶然が祝福してくれてるようで、とても気持ちのいい夜を過ごすことができました。

その後は、「天下一品」でこってりラーメンをたいらげ、「若竹」にてまったりトーク。

翌日には、K2でお世話になった浪崎さんや安陵とも会えたし、なんとも有意義な上洛でした。
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