0(ラヴ)ストーリー
 ゼネラル・エンターテイメント GAME
『0ストーリー』レヴュー!うー!はー!

かつて『KING’S』に僕を引き合わせてくれた英ちゃんの家で、ついに「0ストーリー」をプレイ。
編集室だった事務所と1階のコンビニの往復だったあの夏の日々。あこがれだったGAME業界に少なからず関与できた喜びと、GAMEを作ることの難しさを身をもって体験できた、あの夏の日々。
オレは今、猛烈に感動している! ぶわっ!
だからレヴュアーとしては大失格。ぜんっぜんノーマルな目で見ることができません。これを参考に購買の是非を決めないでクダサーイ。
はたしてその味のほどは・・・・・

のっけからカナリのぶっとびストーリー。あっ、いきなり死んでもうた。うわあ、タマシイになってもうたー。何ぃ、愛を探しに行けだと!ふん、そんなあからさまにワイヤーで吊るされた天使になんか言われたかないね。だいたいそんなもん探しに行きたくねえや。ってGAME OVER!?わかりました、探させていただきます・・・・・え?最初に会った人と見つけないといけない?期限は6日間?ふざけんなー!

・・・・・・・・・・
ある意味カルト。ある意味バイオレンス。ある意味電波系。これはチビッコにはいいかもしれんが、僕らの世代の人だったら2人以上でツッコミながらプレイするのがいいかもね。でも親の欲目で最後は感動。
うう・・・・・リナちゃん、よかったね、よかったね。
隣で英ちゃんはゲラゲラ笑ってた。ふん! ぷーーーだ!
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僕がCGチームに作品を渡した時点では、全てのシークエンスを選択肢ごとに繋げた全5時間弱の編集データだったから、こうして商品となった形のものをプレイしてみるのは初めて。
は〜、アレがこうなってコレがこうなるのかあ、と変化の様がいちいち面白い。映画の現場スタッフが、編集された素材を観る時ってこんな気持ちなんじゃろうか。
鹿角さんを始めCGチームのみなさんはかなり頑張ったんじゃろうねえ。よくぞここまで仕上げたもんだと感心ひとしきりです。お疲れ様でした。
途中でGAME OVERにならなければ、トータルのプレイ時間は1時間30分といったところ。本当にドラマ(ブットビな)を鑑賞してるよう。
クリア後は自分の選択した経路を含めて、通して鑑賞できる。
シークタイム(DVD読みこみ速度)もサクサクでストレスゼロ。素晴らしいね。
うん、やっぱりこういったジャンルは「かまいたちの夜」とかでもお馴染みだけど、実写となるとまた別の面白みが出てくるね。もっとイロイロできそうだし。堤さんとか庵野さん、やらないかなあ・・・

選択できるドラマということがキモなのでGAMEそのものの難易度としては緩め。それは好感触。こういうGAMEに攻略本は向かないもんね。
でも、人探しのクダリはいただけない。あれを14インチモニターでやってたら、まず見つけられないんじゃない?僕でもやっとこさだった。
まあ、なにはともあれ、この作品は冒頭でも述べたように憧れのGAME創りに参加できて、それをPLAYできた喜びに尽きる。スンマセン!私情たっぷりっす!
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左のイラストは主人公となって数々の登場人物とからんでくれた大地 泰仁君。『いちご同盟』の好演が光ってた彼。
主人公=プレイヤーなので顔が映るのは御法度。加えて霊体合成のため緑の全身タイツに見を包んでの演技。だからイラストのような映像は一切出てきません。顔が出ないのに一生懸命頑張ってた好青年だったよ。だからせめてここで・・・・・ってイラストだけど。
でもタイツの下のヘルメットの謎は?それは・・・・・
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00/05/22
 
 


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