ファン交 2014年:月例会のレポート

 ■1月例会レポート by

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■日時: 1月18日(土)14:00-17:00
■会場:初台区民会館
●テーマ:2013年SF回顧(国内編)+ファンタジーノベル大賞の四半世紀
●ゲスト:森下一仁さん(SF作家、SF評論家)、大森望さん(翻訳家、書評家)、日下三蔵さん(アンソロジスト)


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■2月例会レポート by  

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■日時:2月15日(土)14:00-17:00
■会場:初台区民会館
 (京王線「初台駅」徒歩5分)

●テーマ:2013年SF回顧(「海外」「コミック」「メディア」編)
●ゲスト:
 添野知生さん(映画評論家)、福井健太さん(書評系ライター)、林哲矢さん(SFレビュワー)、縣丈弘さん(B級映画レビュワー)V林田さん(咲-Saki-ファン)、海老原豊さん(批評家)

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ファン交2月例会では、1月に引き続き2013年に発表されたSFの中から、翻訳作品やコミック・映画作品を振り返りました。
当日は記録的な大雪により、開催も危ぶまれたものの、交通機関が乱れる雪道の中、ゲストの皆さまを始め40名近いSFファンが会場に集まりました。

例会は、2013年に発表されたSF作品をのうち、映画編、コミック編、翻訳作品編とジャンルごとに豪華三本立てで行われました。映画編は、今年も添野知生さんと縣丈弘さんが、劇場公開作から未公開作品、ホラーやアニメといった周辺ジャンルも含め幅広くご紹介下さいました。昨年も多くのSF映画が誕生しましたが、特に話題の『パシフィック・リム』は両氏とも納得の出来。怪獣vs二足歩行ロボは海を超えたロマンです。林原めぐみらを起用した吹き替え版もおすすめ。
ホラーでは、縣氏おすすめのドリュー・ゴダード監督『キャビン』に注目。ありがちなホラー映画の定番シーンの裏には、世界的秘密結社の陰謀が!『第9地区』でデビューしたニール・ジョーダン監督の新作、『エリジウム』はSF的設定の甘さなどちょっと残念。
『トロン・レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督の新作、『オブリビオン』ではトム・クルーズ演じる主人公が記憶の混乱に見まわれ、妻以外の運命の彼女と出会う……。といったモチーフから、この要素こそ作品制作に携わる「トム・クルーズの願望」なのではないかと添野さんの鋭い指摘。トム・クルーズ主演の新作『ALL YOU NEED IS KILL』もそう言われると、そういう主人公の話ですね!

続いてコミック編は、縣丈弘さん、福井健太さん、林哲矢さん、V林田さん。それぞれおすすめ作品をあげて下さり、会場では回し読みも。
個性豊かな作品の中でも、九井諒子『ひきだしにテラリウム』、施川ユウキ『バーナード嬢曰く。』、kashimr『てるみな』、庄司創『三文未来の家庭訪問』が三人以上のおすすめ。

『バーナード嬢曰く。』は、読書家なら「あるある」と我が身を振り返ること必至。「神林しおり」のSF薀蓄も話題になりました。『てるみな』は、ねこ耳少女が行く「異常にリアルな鉄道風景」が続く異世界描写に目を奪われます。武田信玄の家臣・馬場信房が、実は半人半馬のケンタウロスだったという荒木俊明『戦国ケンタウロス』も個人的に気になるところ。

翻訳作品編は、レビュアーの林哲矢さんに加え、SFマガジンで書評を担当されている批評家の海老原豊さんがファン交初登場。2013年の作品から、注目作をご紹介下さいました。
まず、海老原さんのベストは、12月刊行のグレッグ・イーガン『白熱光』。ロジカルに楽しむSF小説ならこの1冊。あらすじを追うイージーモードに加え、(専門家なら)作中の計算を追体験できるハードモードな作品世界が魅力的。
『このSFが読みたい2014年版』国外編1位のクリストファー・プリースト『夢幻諸島から』は、架空の島々をめぐるガイドブックの体裁で、それぞれの島の物語がひとつの世界にリンクします。昨年2冊の長編が出たチャイナ・ミエヴィルについて、海老原さんから『言語都市』での緻密で独特な世界設定の魅力、林さんからは『クラーケン』での「イギリス人らしいユーモア」センスの両面からのおすすめ。
終始オフビートなコンタクトSFの極北、ピーター・ワッツ『ブラインド・サイト』、18世紀末に書かれた、市民革命をはじめ世界の裏には全ての秘密結社を司るワニがうごめいているというルイ=クロード・ド サン=マルタン『クロコディル』、リチャード・パワーズ『幸福の遺伝子』などなど。どの作品もお二人の語り口から、その魅力が伝わってきます。

会場ではレポートに書ききれないほどの作品をおすすめしていただきましたが、ゲストの皆さまには資料のご提供など本当にお世話になりました。ぜひ来年も、「2014年のSFがいかに良かったか」お話していただきたいです。

大変な天候の中、お越しいただいたゲストの皆さま、参加者の皆さま本当にありがとうございました。
また、来月お会いできることを楽しみにしています!

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 ■3月例会レポート by 

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■日時:3月22日(土)
■時間:午後2時〜5時
■会場:笹塚区民会館
(京王線「笹塚駅」より徒歩8分)

●テーマ:新世紀・SF奇書コレクションの愉しみ方
●ゲスト:北原尚彦さん(奇書コレクター・作家)、代島正樹さん(SFコレクター)、中根ユウサクさん(古書コレクター)


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SFファン交流会3月例会は「新世紀・SF奇書コレクションの愉しみ方」と題しまして、ゲストに奇書コレクター・作家の北原尚彦さん、SFコレクターの代島正樹さん、古書コレクターの中根ユウサクさんをお招きしました。

前半は、それぞれの古本コレクターとしての出発点とファンダムとの出会いについてお話していただきました。
北原尚彦さんは、横田順彌さんの『日本SFこてん古典 』に影響を受けて、SF奇書コレクターの道に入り、マガジンに原稿を書くようになって連載テーマをSF奇書にしたところからさらに加速していったそうです。そもそも学生時代は、青山学院大学の推理研究会に所属されていたとのことで、当時は、SF、ミステリーを交互に読書会を行っている会で特に周辺の大学とのつながりも薄かったそう。
当時作ったガリ版刷りの青学の同人誌で書いた「21世紀のホームズ」が初めて書いた小説だとのこと。本の雑誌への連載がきっかけで星敬さん、山岸真さんと知り合い、彩古さんとはホームズ協会で知り合ったそうです。
ファンダムとの出会いは、主にプロになってからということで、SFセミナーやファン交なども企画ゲストとして呼ばれて参加し始めたとのことでした。ファンダムのことは未だによくわからない。新人感があるとのことでした。

中根ユウサクさんは、古本屋さんとの出会いを経て古書コレクターになったそうで、SFとの出会いも学生時代に名古屋でSF色の強い「猫又文庫」という古本屋の店主と知り合いになったことから深まっていったそうです。初めは、装丁が違うとか、いろいろ教えてもらい、最終的に買うものがなくなってきて、箱買いになっていったそうです。
SFのほかにUFOものやアメコミ、ホラーなんかのジャンルもいろいろ教えてもらったとのこと。ファンダムとの出会いは、初めてSF大会に行ったのは横浜で開催されたワールドコン。光栄にもその際SFファン交流会を知り、「いごこちがいい!」と思われたそうです。

代島正樹さんは、まず、少年少女世界SF文学全集の『怪奇植物トリフィドの侵略』からSF好きに。しかしファンダムとの出会いがなく、特に活動していなかったそうです。意外にも、当時はあまり古本にもなじみがない生活を送っていらしたとのことでした。
学生時代に、たまたま東京創元社に手紙を送ったところ、小浜徹也さんから電話があり、お会いする流れに。代島さんが、生まれて初めて出会ったSFファンは小浜さんだったそうです。その紹介で中村融さん、山岸真さんにお会いする流れになり、SFセミナーに誘われ、あこがれの水鏡子さんにもお会いできたそうです。その後、就職先の書店で安田ママと出会い、「銀河通信」を発行、そのころから少しずつ本を集め始められたとのことでした。

後半は、車で大量なコレクションを持ってきてくださった中根さんを中心に、古本コレクションのご紹介をしていただきました。
「だぶらせるのもけして悪いことではない。新しい発見がある」と、版違いの本の魅力をうれしそうに語ってくださった北原の言葉がとても魅力的でした。
また、中根さんのカミーユ・フラマリオン霊話、通訳は夏目漱石という本を手に入れるために著者の関連する大正時代に創設された宗教団体にコンタクトをとった際のエピソードからの一言「本は本屋に言った方がいい」。コレクターの苦労を感じました。
代島さんの、池袋駅始発の電車で拾った初めて目にした古書目録から「ヌル」10巻を購入。生まれて初めて定価より高い本を買ったという話など、興味深かいエピソードがいろいろです。

熱いコレクターの話を受け、いつもより熱度の高い例会となりました。
ご出演いただきましたゲストのみなさま、例会にご参加いただいた方々のご協力に感謝いたします!


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 ■4月例会レポート by  

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■日時:4月12日(土)14:00-16:30
■会場:サンピアンかわさき(「はるこん」会場内)
(京浜急行・JR「川崎駅」徒歩20分/バス「川崎駅東口」バス乗り場より10分「労働会館前」下車)

●テーマ:「SF」と篠田節子
●ゲスト:篠田節子さん(作家)、大倉貴之さん(書評家)、牧眞司さん(SF研究家)、山岸真さん(翻訳家、アンソロジスト)、井手聡司さん(編集者)


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4月例会は、テーマを「〈SF〉と篠田節子」としまして、「はるこん2014」に出張しました。

まずは篠田節子さんを除くゲストの方々より、作品についての思い入れ等をお話していただきました。
今回『ルーティーン』の担当となった早川書房の井手聡司さんは、篠田作品との出会いは、山岸真さん、青山智樹さんから評判聞いたことで、その後、大学生時代に『聖域』ではまっていたそうで、『ルーティーン』は、はじめて本当に作りたいと思った本だったそうです。大倉貴之さんは、「ぼくもアンソロジー作りたかったのに、やられた」と非常に残念そうでした。

その大倉さんからは、同じ年生まれということもあり、同世代感のある作家としての篠田節子の魅力につてお話がありました。

牧眞司さんからは、〈本の雑誌〉の記事に「篠田節子の10冊」という企画で原稿を書いたことを皮切りに、「SFファンも篠田節子ファンになるべき!」という熱い思いから、篠田節子SF化計画の一環として、SFレーベルからアンソロジーを! と早川に企画を打診し、『ルーティーン』出版の運びとなったというお話をお聞きしました。

また、篠田作品については、以前生活圏だった、多摩地区や八王子、国立といったご当地小説的な楽しみがあり非常に親しみがあるといった違った角度からの魅力を語って頂きました。また、『ルーティーン』の「ソリスト」のように[芸術性を突き詰めると、人間性が破壊されるという部分がある]芸術家の魂的な部分を感じるとのお話から、篠田さんご本人の芸術観に話が及びました。

篠田さんの時代的に学生時代の風潮として、一般教養として芸術に接しないといけない文化があり、一見意味のわからない現代芸術をわからないとかっこ悪い時代だったので、最初は、見栄はるために彼氏と一緒に出掛けたりしたこともあったそうです。
でも、それがだんだん面白くなったり、いいかも……と思ってくる。例えば、「ルディー・ラッカー」とか「そういう瞬間ないですか?(笑)」とのことでした。

また、篠田作品の持つリアリティ、現場感のすごさについてのお話から執筆のプロセスについてご本人よりお話していただきました。手順や手続きが論文だと書けないので、必ず取材されるそうです。そのほか、市役所勤務の時代にケースワーカーの方を身近に仕事をして培ったものなどのご自身の経験も作品には生かされているようです。

創作アイディアは、基本論文等から発想のヒントを得ることが多いそうですが、ときどき『はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか』の「深海のEEL」のように、パロディやもじりから発想が生まれてくることもあるそうです。

「宮内悠介さんの作品もじりで「ブラザヴィルの地蔵たち」というのを思いついたんです。内戦の続く地域に地蔵が降って来て、日本の企業が仏教を売り込むというの思いついたんです。どうかしら?(笑)」
……と、篠田さんの新作アイディアに、場内も非常に盛り上がりました。

後半は、篠田さんに、「SFのルーツ」についてお話をお聞きしました。
ゲストの大倉さんから、70年代日本SFのかおりがするとの指摘より、
「私たちの時代の少年少女はみんな本を読みましたから、翻訳小説が好きで、でも探偵小説が苦手、オカルトバリバリもあんまりとなると、自然とSFに手が伸びていた」そうで、
無自覚なSFファンだったことを、さりげなくお話されていました。

なお、 『ルーティーン』の「まれびとの季節」が未収録であったことについては、他の単行本のときにとりこぼされた、恋愛も冒険も入っていない話がSFだったそうで、かえってSFファンとしてはラッキーだったとの裏エピソードもお聞きすることができました。

その他篠田さんには、幻想文学の『盗まれた記憶』(イゴール・ボグダノフ)とのこと、成熟の両生類の話、昔東電の広報委員をやっていた際のエピソードや、学生時代のお話、ファッションの話、山岸真さんとの出会い、朝日カルチャースクール時代の話、SFとオカルト、ホラーの話……などなど、たくさんのお話を伺うことができ、本当に話題の尽きない例会となり、企画後の交流会も非常に盛り上がりました。

ご出演いただきましたゲストのみなさまを始め、例会を盛り上げてくださったみなさま。
ありがとうございました!

最後に。
今回は「はるこん2014」のご厚意で、「SFファン交流会」のみ参加の方については、無料で例会に参加できるよう計らってくださり、おかげで多くの参加者を迎えての大盛況の例会となりました。
改めて御礼申し上げます。

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 ■5月例会レポート by

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■日時: 5 月4日(日)夜
■会場:鳳明館 森川別館
 (東京メトロ南北線「東大前駅」徒歩3分)

●テーマ:新米ライターが訊く、プロの書評術
●ゲスト:豊崎由美さん(書評家)、柳下毅一郎さん(特殊翻訳家)、添野知生さん(SF映画評論家)


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 4月の「はるこん2014」に続き、5月は毎年恒例、「SFセミナー2014」の合宿企画に出張しました。
 「新米ライターが訊く、プロの書評術」ということで、駆け出しライターであるファン交代表の大山が、ベテラン書評家、映画ライターの方々から書評家としての心得やアドバイスを伺いました。

 まずは、ゲストの方々が書評家、映画評家の世界に入っていった経緯をお話いただきました。
 大学を出てからフリーのライターをやっていたという豊崎さん。最初は、とにかく食べるためにひたすら無署名で書き続けていたところ、「本当はなにを書きたい?」と訊かれて趣味の読書を挙げたのが書評を始める契機でした。その当時は書評といえば文芸批評家や文学者などがやるものでしたが、頑固な学者先生たちとは違い、ライターとして編集側の要望に柔軟に応える姿勢が重宝されて仕事が増えていったんじゃないかということでした。
 一方、柳下さんは雑誌『宝島』の編集者として社会に出ました。サブカル雑誌からロックバンド雑誌に急転換を図る中で、「音楽以外全部」の担当として、映画、本、テレビなどのページを作るのが柳下さんのお仕事でした。なにを取り上げるか、どう書いてもらうかは丸投げにせず、ライターと話し合って決めるのですが、自分の方が良い記事が作れそうな場合には「文責:編集部」として書いてしまう事もあったとか。そうこうするうちに、あるとき映画評6本中4本を自分が書いていることに気づいて、これは編集の仕事ではないと思って会社を辞め、ライターになられたそうです。編集者は自分の書きたい原稿をライターに書いてもらうのが仕事、それを受けて自分の文章で書くのがライターの仕事なので、当時自分がやっていたのは編集ではなくてライターだったと振り返っていました。

 添野さんはお二人とは異なり、最初から映画評を目指していました。中学の頃からSFマガジンやミステリー・マガジンを読み出し、そこで映画評を書かれていた方々に憧れ、そういう人に自分もなるんだと思って育ったとか。宝島時代の柳下さんに声をかけられて映画評のしごとを始めてから、ずっと本名名義で、署名原稿以外はほとんどやっていないとのこと。

 添野さんのお話から、署名原稿、無署名原稿の話に話題は移りました。なんとなく、署名原稿の方が責任も格も上だし書くのも大変というイメージでしたが、どうも現実はそう単純ではないようでした。
 駈け出しの頃は無署名ばかりだったという豊崎さん、「わたし」という言葉を使わず、自分を殺して書かなくてはいけない無署名の仕事ばかりをしていたら、いざ署名記事を担当した時に自分を出せなくなって悩んだそうです。そこで出てきたのがかの「豊崎社長」キャラ。端正な書評とはあまりに違うキャラに、書評家豊崎由美と、社長豊崎は別人だと思う人も少なくなかったとか。
 一方、ほとんど署名記事ばかりを書いてきたという添野さんは、個性のない文章をきちんと使いこなすのは難しいといいます。試写会でマスコミに配られるプレスシートは、無署名で作品の内容を紹介しなくてはいけないのですが、添野さんは一度だけプレスシートの仕事をしてその大変さを思い知ったとか。

 今は無署名の仕事が殆どなくなってしまったのでは、という柳下さんの言葉から、今の雑誌業界の厳しさが話題に上がりました。
 バブル時代を経験した豊崎さんのお話は、21世紀になってから社会に出た僕らには想像もつかない世界でした。ただ、とんでもなく無駄が多かった一方で、当時は編集者に余裕もあってしっかり文章を直してくれたけれど、今はどこもギリギリでやっているのでライターを育てる余裕が雑誌側にないのだとか。編集者が勝手に直してしまうことも多くて、それでは若手のライターはどこが悪いのかわからずに成長できないし、編集者としても直しが少ないベテランに頼む方が早いということになってしまうと、なかなか現状は辛いようです。

 会でなんども繰り返し言われたのが、とにかく沢山書くこと、それを添削してもらうことでした。ブログなどでよく出くわすのが「それ誰よ?問題」。突然出てくる固有名詞など書いてる人しかわからない言葉で、編集が入れば繰り返し指摘されて直していけるけれど、どうせなら最初から直されないように自分の文章を読みなおす習慣が大事ということでした。

 最後に、これから書評家、ライターを目指す人はどうするべきか、という質問に対しては柳下さんから出た編集者を目指すという案が他のゲストの方の賛同を得ていました。記事を作る全工程を学べることに加えて、人の原稿を修正するのはものすごく考える必要がある作業で、文章を書く力も鍛えられるだろうということです。

 豊崎さんはSFファンの集まりにいる自分をアウェイだとおっしゃっていましたが、豊富な経験談に軽妙な口調で会場に笑いを注目を呼び込んでいました。柳下さん、添野さんのお話からも話題はどんどん広がり、合宿ならではの大変盛況な会となりました。


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 ■6月例会レポート by

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■日時:6 月21日(土)14:00-17:00
■会場:笹塚区民会館
(京王線「笹塚駅」より徒歩8分)
●テーマ:まるごと大森望!
●ゲスト:大森望さん(書評家、翻訳家、アンソロジスト)、鈴木力さん(ライター)、船戸一人さん(作家)、ほか交渉中



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 ■7月例会レポート by 

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■日時:7 月19日(土)2コマ目
■会場:つくば国際会議場
 (第五十三回日本SF大会「なつこん」 内)
●テーマ:〈広げようSF仲間の輪〉貴方の街のSF例会
●ゲスト:全国各地のSF例会メンバーの皆さま、ファン交スタッフ




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 ■8月例会レポート by  

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■日時: 8月16日(土)14:00-17:00
■会場:笹塚区民会館
●テーマ:〈加速〉するゲームSF小説の世界
●ゲスト:タニグチリウイチさん(書評家)、橋本輝幸さん(SFレビュアー) ほか


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 ■9月例会レポート by  

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■日時:9月20日(土)14:00-17:00
■会場:笹塚区民会館
●テーマ:徹底解剖! サンリオSF文庫
●ゲスト:大森望さん(翻訳家)、牧眞司さん(SF研究家)、浜本茂さん(本の雑誌社)、高橋良平さん(SF評論家)、渡辺英樹さん(SFレビュアー)、橋本輝幸さん(SFレビュアー)、姫榊楓さん(東京大学新月お茶の会) ほか


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 ■10月例会レポート by  

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■日程:10月11日(土)
■時間:夜(京都SFフェスティバル合宿企画内)
■会場::旅館「さわや」本店
●テーマ:社長は描き続けていた〜イラストからみる酉島世界の魅力
●ゲスト:酉島伝法さん ほか交渉中

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 ■11月例会レポート by  

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■日時:11 月22日(土)14:00-17:00
■会場:笹塚区民会館(京王新線「笹塚駅」より徒歩八分)
●テーマ:「ゴジラ」とSF映画音楽とSFファン
●ゲスト:池田憲章さん(ライター、プロデューサー)、門倉純一さん(SFAV趣味人)


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 ■12月例会レポート by  

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■日時:12月13日(土) 14:00-17:00
■会場:笹塚区民会館(京王新線「笹塚駅」より徒歩8分)
●テーマ: ライブ版「サイバーカルチャートレンド」
●ゲスト:大野典宏さん(ライター、翻訳家) 


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