スポーツシビックスポーツシビック



スポーツシビックの特長
代表グレードスペック
車名:SiRU 
全長:4070mm 全幅:1695mm 全高:1350mm
ホイールベース:2570mm トレッド(前/後:1475mm/1465mm) 車両重量:1050kg エンジン型式:B16A タイプ:水冷直列4気筒D0HC 総排気量:1595cc 圧縮比:10.4 燃料供給装置:PGM‐FI
最高出カ:170ps/7800rpm 最大トルク:16.0kg-m/7300rpm ステアリング形式:ラック&ピニオン ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
サスペンション(前、後):ダブルウィシュボーン
価格:162万円(91年9月)


型式:E‐EG3/4/6
通称:スポーツシビック
発売時期:91年9月〜95年9月 ニューベンチマーク(新しい基準、水準点)カーとして開発さ れた5代目「スポーツシピック」は、91年9月に発売された。 「スポーツ」は、時代をリードする行動的な若者をターゲット とし、これからのクルマのあるべき姿の指標となるべきさまざ まな要素を高次元で達成している。ボディは初代から受け継がれ ている3ドアと4ドア・セダンの2種類。なお、4ドアはこの代の モデルから新たに「フェリオ」のネーミングが冠されている。 エンジンは、1300 OHCハイパー16バルブから1600DOHC VTEC まで、全6種類の中から選べる。このうちVTECエンジンはモデルチェンジに あたって細部の変更を受け、1500OHCのD15Bは130 馬力1600DOHCのB16Aは170馬カヘとそれぞれパワーアップを 達成している。また、4輪タブルウィッシユボーンのサスペンショ は、「グランド」から引き継がれたものだが、「スポーツ」では ストロークを増大し、ダンパーのシリンダー径のアップなどが施されて いる。一方、ポディまわりでは、リヤゲートを上下開きにすることによって 、使い勝手を高めた。 なお、発売2年目を迎えた93年9月には、3ドア、フェリォと もマイナーチェンジを受けた。この際、フェリォにニュータイプ のEXiが追加され、SiRのフロントシートにバケットタイプを採用 するなどの変更が行なわれている。


代表グレードスペック
車名:EXi 
全長:4395mm 全幅:1695mm 全高:1375mm
ホイールベース:2620mm トレッド(前/後:1475mm/1465mm) 車両重量:1080kg エンジン型式:ZC タイプ:水冷直列4気筒OHC 総排気量:1590cc 圧縮比:9.2 燃料供給装置:PGM‐FI
最高出カ:130ps/6600rpm 最大トルク:14.8kg-m/5200rpm ステアリング形式:ラック&ピニオン ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/リーディングトレー
サスペンション(前、後):ダブルウィシュボーン
価格:160万円(93年9月)



コンセプトは「カップルズセダン」 型式・EG7/8/9、EJ3、E‐EH1
発売時期:91年9月〜95年9月
「スポーツシピック」と同時デピューした「フェリォ」は これまでのセダンがもっていた−−家族のクルマ、生活の 道具という概念を完全に捨て、カップルをメインターゲッ トに据えた、新しいタイプの4ドア・セダン。 このフェリォには7タイプのエンジンが用意され、 駆動方式もFFか4WDのいずれかを選べる。なお、 この7種類のエンジンのうち、1600OHC4バルブ+デ ュアルキャプ(105馬力)と1600DOHC+PGM−FI (130馬カ)のZC型は、フェリオ(4WD)だけに用 意されるものだ。また、4WDはすべてリアルタイム 方式で、RTSiでは4WDとABSを組み合わせたイン トラックがメーカーオプションとして選べる。その他 のフェリォのユニークな装備としては、フロントのワンア ームヘッドレスト付きフロントシート(SiRを除く)が挙げら れる。これは前席と後席の中間がコミュニケーションし やすいように、との配慮から装備したもの。


代表グレードスペック
車名:クーペ 
全長:4390mm 全幅:1695mm 全高:1345mm
ホイールベース:2620mm トレッド(前/後:1475mm/1465mm) 車両重量:1050kg エンジン型式:D16A タイプ:水冷直列4気筒0HC 総排気量:1590cc 圧縮比:9.2 燃料供給装置:PGM‐FI
最高出カ:130ps/6600rpm 最大トルク:14.8kg-m/5200rpm ステアリング形式:ラック&ピニオン ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
サスペンション(前、後):ダブルウィシュボーン
価格:166万2000円(95年4月)



アメリカ生まれ日本育ちのシビック・クーペ 型式:EJ1発売時期:93年2月〜95年9月 日本で生まれ、やがてアメリカでも生産されるようにな ったシピックは彼の地で新たなボディスタイルをもつに 到った。その”日本では生産されていないシピック”が、 ここで紹介する「シピック・クーべ」だ。このクーペは、 93年初頭から日本への”輸入”が開始され、国内でも 手に入るようになった。グレードは1種類のみで、工 ンジンは1600OHCにPGM−FIを組み1合わせたVTE Cで、最高出カ130馬力、最大トルク14.8kg-mを発生 する。また、ミッションは5速マニュアル、7ポジシ ョン4速オートマチックのいずれかが選べる。なお、 サスペンションは「スポーツ」にも採用され、好評を 博している4輪ダブルウィッシュポーン。また、そ の流麗なポディスタイルは、アメリカ・ホンダR&Dで開 発され、ホンダ・オブ・マニュファクチュアリングで製造 されたものだ。そして、その生産にはホンダ・エンジニア リング・ノースアメリカの技術が生かされている。





  • 室内写真


    グランドシビックレーシングシーン

    N1レース グループA
    JTCC選手権
    アジパシ(インドネシアラリー)


    各種グレード紹介

    走りの基本性能を飛躍的に高めたグ ランドシビックは、91年9月に第5世 代のシビックにバトンを託す。大きく 変わったのはエクステリアだ。ヤング に人気の高い3ドアモデルは伝統の台 形ホディに磨きをがけ、ユニークな上 下2分割のツインゲートを採用した。 ホイールベースも2570mmと、ひと クラス上の長さだ。 この3ドア以上に注目を集めたのが 4ドアセダンである。”フェリオ”のサ ブネームを付け、ボディサイズもミド ルクラスに迫る大きさと風格だ。ロー ノーズ&ハイデッキの個性的なプロポ ーションで、ホイールベースも262 0mmと長い。三角窓を取り去ったクリ ーンなガラスエリアも目を引く。ちな みに5ドアのシャトルば、従来モデル のまま継続販売された。 メカニズムも進歩的だ。パワーユニ ットは、主力となる1.5gエンジンが 新設計となっている。VTiにはSO HCにVTEC機構を組み合わせたD 15B型エンジンが搭載された。排気量 は1493ccと小さいが、I30ps/ 6800rpm、14.1kg-m/52 00rpmと、クラスレベルを超えた 高性能を実現している。 また、ETiには省燃費指向のVT EC−Eリーンバーンエンジンが積ま れた。94ps/13.4kg-mを発生し、 10モード燃費も20.5km/gと、リッ ター力−を凌ぐ。デピュー当初ば5速 MT車だけだったが、92年秋のマイナ ーチェンジを機に4速AT車が加えら れている。1.5gエンジンにはデュア ルキャブ仕様も設定され、こちらは1 00ps/12.8kg-mの実力だ。 これら1.5gエンジンを軸に、ス ポーツ指向の1.6g(B16A型とZ C型D0HC)と経済指向の1.3g を設定した。究極の走りを目指したB 16A型DOHC‐VTECエンジンは 一段とパワーアッヴされ、5速MT車 は170ps/7800rpm、16.0 kg-m/7300rpm(AT車は155 PS/15.6kg-m)のスペックを絞り出す。 92年9月にはETiの4速AT車が 登場する。10−15モード燃費は17.8 km/gと、AT車のなかでは群を抜く 好燃費だ。また、ETiはSRSエア バッグを標準装備していたが、非装着 車が追加された。MXとELの中間に 位置するMLグレードも設定されてい る。さらに、4WDモデルのRTXと RTSiにはオ−トエアコンが標準装 備され、3ドアから力−ニパルイエロ ーのポデイカラーが消滅した。 93年春には北米オハイオ工場で生産 されているシビック・ク−ペが日本に 上陸する。エンジンは1.6gのD16 A型S0HC・VTECで、130ps /14.8kg-mのスペック。4速A Tのみが輸入され、1年後れで5速M T車が加えられた。 9月にはマイナーチェンジを実施す る。シビック・クーペに搭載されてい るD16A型エンジンを移植したEXi がフェリオに追加され、4WDシステ ムもピスカス式かデュユアルポンプ式 に変更された。フェリオEXiはオ− トアンテナやパワーシートを装備した ゴージャス仕様。 また、主力のVTIもキーレスエン トリーや電動格納式ドアミラーを標準 装備し、3ドアはリヤスポイラーを力 ラー化している。SiRも専用のバケ ットシートに変更された。これらのほ か、ポデイの剛性アップを図り、助手 席エアバッグが新設定となる。

    最スポーツグレードSiRの装備充実バージョン

    スポーティな走りと低燃費をVTECで両立。

    1.5gのデュアルキャブ車。基本性能はしっかりしている上に5人乗り。

    JTCCでは2gのエンジンを換装しレースに参戦したが結果は今一歩・・・。

    当初は5MTしかラインナップされていなかったが、後にATも登場する。超低燃費エンジンVTEC−E搭載


    正規ZC搭載モデルはRTSiとRTX以外モデルから消滅・・・

    シビッククーペ
    アメリカ育ちのクーペ。スタイリングがいい

    3ドアSi
    名機ZCエンジンを積むシビック20周年記念車 全国限定4000台