冗談のページ



98マウスをMacで使おう

(壊れたマウスの使い道?)
またまたどうでも良い事を実験。題して・・・

Macのマウスの基板をPC−9801シリーズ用バスマウスの インターフェースにしてしまおう。


注意:結構危険な作業をするのでマシンを壊すかもしれません。 更にもっと大きなトラブルもあるかもしれません。 自己の責任において十分覚悟して作業しましょう。

また、ここの内容の間違い等により、何らかの被害があったとしても、私は責任を負いません。 しつこいようですが、「自己の責任において十分覚悟して作業しましょう」。

  1. 概要

    Macのマウスの基板を流用して、98バスマウスをつなげてみる。

    図1.完成予想図

  2. 説明

    98バスマウスのコネクタからは、 ボタンとエンコーダからのデータがそのまま出ているので、・・・

    図2.98バスマウスコネクタ ピン配置(98本体側)
    端子番号 信号名
    +5V
    XA
    XB
    YA
    YB
    LEFT
    RIGHT
    GND

    ・・・Macのマウス(の基板)のエンコーダとスイッチの回路をこれと置き換れば、良いのではと勝手に想像してみました。

  3. Macのマウスを調べてみよう

    マウスから、電源と必要な信号線を探そう。

    手順

    1. とりあえず電源を探す。
    2. 次にボールのセンサーを探す
      マウスの基板上にロータリーエンコーダがある。エンコーダのセンサーの受光器(本当の名称は知らぬ?)のフォトトランジスタの出力を探す。
      受光器の3本の足の中で、エンコーダを回すと反応する2本のピンが正解。残りのピンは多分+5Vに接続しているはずなので、一応調べておく。
    3. もう一つのロータリーエンコーダーも調べておく。
    4. クリックボタンのスイッチの信号も調べておく。
      普通はクリックのON/OFFが、High/Lowに対応していると思うが、 世の中どうもそう素直とは限らないので、オシロか何かで調べとく。

    以上のことから、今回の基板は、このようになっていた。

    図3.今回のマウスの信号(左の写真は参考)
    註:この図の「パターンカット」は、今回の作業で行う。

  4. とりあえず配線を考える

    まずは、ロータリーエンコーダーの出力(XA,YA,XB,YB)は、バッファを通して直結。
    次に、ボタンのスイッチは、C-MOS ICのアナログスイッチを用いると、このようになる。
    図4.回路図(と言うにはあまりにも簡単だけど・・・)

    (逆三角は10キロオームでプルアップ。パスコンその他は省略。
    図が汚い、ってつっこみは無し)

  5. 準備するもの


  • 制作

    まずは、図3にある通りに、受光器のフォトトランジスタの出力を、パターンカットします。
    後は、図2,図3,図4を見ながら、配線する。

    図5.完成写真(試行錯誤の後が・・・ちょっと汚すぎる)
    よく、回路のチェックをした後に、接続して試用してみよう。
  • おしまい



    参考資料
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