97年7月よりぬき日記
97年6月28日

 ついにホームページを正式公開することにした。最初なんだから明るい話題を……と考えていたら、神戸のあの事件の犯人が捕まったのこと。被疑者が若いこともあり、これを機に、「良識ある」大人たちによるゲーム、アニメ、ミステリ狩りが行なわれるかもしれない。犯人にもそうだが、マスコミにはもっと腹が立つ。感情的にならないうちに止めておくが、焚書が起こらないことを祈るばかりである。はなからこれかい(泣)
 読んでのとおりホームページを解説した日の日記である。ちょうどサカキバラ事件の犯人が捕まった日でもあり、このHPにふさわしい幕開けといえよう。実際は日記のような状況になることもなく、穏やかにすんだ(と思う)。みんな慣れたのだろうか?

97年7月1日

 この時期になると、必ず教科書の審議でなんやかんやという話題が出てくる。原因はたいてい認識の古さによるものだよね。毎回思うことだが、いったい誰が審議しているのだろうか? 調べればわかることかもしれないが、その名前が表に出てきたのをみたことがない。どこかで発表とかされているかな? 話はかわって、「フォーカス」で顔写真がでたらしい(誰のかはわかるよね)。見たってどうなるもんじゃないのに、公表する意味はあるのだろうか? ないだろうな。発売中止の判断を下したJR・都営地下鉄(だったと思う)に拍手。 「フォーカス」編集部には表題をささげましょう。……間違っていたらごめんね。
 これは今だに謎。調べる気がないのが悪いともいう。

97年7月2日

 昨日あんなことを書いたばっかりだが、某上司から『「フォーカス」買ってきて』と言われた(爆)。泣く泣く本屋へと赴いたが、幸い(?)にも売り切れていた。魂を売らずにすんだようだ(笑)。今日はここまで。
 売り切れていたのは本当に感謝しているが、売り切れているということ自体すこし情けない。

97年7月20日

 今日の前半は「悠久幻想曲」をやって過ごす。
 以下、ファーストプレイを終えての簡単な感想

 このようないわゆる「育成系」のゲームは、イベントに入ると「2人の世界」(主人公と対象キャラクター以外出てこない)になってしまいがちだ。しかし、「悠久」では他のキャラクターがイベントに登場し、きちんと関わりあい、キャラを有機的に見せている。
 「ウィザースハーモニー」と同じ特徴として、女キャラクターだけではなく男キャラクターも仕事相手として選べる事がある。前述したように、育てるキャラクター以外のキャラクターもイベントには登場するので、ファーストプレイはともかく、「次はこいつを入れてみよう」と、男性キャラクターも仲間にしたくなるようなイベント展開のさせかたは確実に進化を感じさせた。

 むう、なんだか本職の時のような文体になってしまった。ゲームページに載せるときはもっと砕けた形にしよう。
 初代アークシステムワークスのファンだったので誉めまくっているな。しかし駄ギャルゲーになってしまった最近の展開は好きじゃない。
文章はゲームコーナー自体できなかったので、結局HPに載ることはなかった。

97年7月21日

 昨日に引き続き「悠久幻想曲」について。

 システム的なところは確実に進化しているが、唯一進化して不満だったのが「声」。
 一番最初の「ウィザーズハーモニー」の時は、どこかの学校の生徒を使ったとかで全員無名。クオリティは低かったが、先入観のはいらないプレイが出来たことを思えばプラスだったと思う。
 会社変わって「エターナルメロディ」。資本力ができたのか(笑)声は「声優」があてていた。とはいえほとんど発展途上の人や普段脇に回っている人だったので、こちらも先入観はなかった。声のバランスはこれが一番よかったかな?
 そして「悠久」なのだけど、全員が「有名声優」。さすがに演技はうまいけれども、どうしても先入観が先に立ってしまった。全く声優を知らない人がやるのなら問題はないと思うが、そんな人間が「悠久」を買うか?

 尻切れトンボで以上。
ゲームの素人声優が許せるかどうか、「ウィザーズハーモニー」が好きかどうかでわかるらしい(笑)

97年7月23日

 池袋サンシャインシティにて、ナムコ・ナンジャタウンの新テーマタウン「もののけ番外地」の竣工レセプションが行なわれた。その取材のためサンシャインへと赴く私。今回の目的は招待状に書いてあった、ゲスト:大槻ケンヂただひとつ!!(じつはむちゃくちゃファン)。せっかくだから画像を日記にあげようと思い、借り物のン十万のディジカムを持っていくことにした。重い。
 混雑している会場内について、ディジカムを軽く動作確認。画面が真っ暗で焦ったが、レンズのキャップがついたままという古典的なドジをかましていた(爆)。
 まずは偉い方々の挨拶。つまらん。4人ほど話した後で、立食形式のパーティに移行。さすがサンシャインプリンスってな内容であった。もちろんこの機会に栄養を取らせてもらったのは言うまでもない。
 そして、まってましたのゲスト登場!
 まずは宍戸錠。おお、あれが宍戸錠か、話し方やいでたちにカリスマ性があるな、さすがだ。来ている物もかっこいいしな。
 そして、イメージソングを歌っているたま。いやぁ、久しぶりに見たわ(笑)。生で聞くとやっぱり歌うまいのね。ドラムの人は相変わらずランニングでした。
 んで、CMキャラクターの稲川淳二。テレビと変わらん(笑)。ああ、なんかいい人そうだ。
 そして、そして、そして、ここに来た理由の80%を占める大槻ケンヂ〜

司会の声「大槻ケンヂさんは、直前まで来ていただく予定でしたが、明日から武道館でコンサートがあるため、ソロリハーサルで急遽都合がつかなくなってしまいました」

 え?
 そして流れる大槻ケンヂの収録済みビデオ……
 だましやがったなナムコ!!!!!
 せっかくディジカムまで用意したのにぃ〜。燃え尽きて帰る。
 思えばこれが私のナンジャタウン初体験の日であった。まさかあれほど通うことになるとこの頃はまったく思わなかったなぁ。
 大槻ケンヂが登場しなかったのは絶対確信犯。「笑っていいとも」のテレホンショッキングくらいね。

97年7月24日

 本日はセガへ取材。いろいろと飛び道具を仕入れる。それはいいとして、雑談で意外な方向に話が進んだ。それに付随してと本業とは関係ないある事をすることになった(わかりにくくてすまん)。形になったらここで報告するよ〜。
 飛び道具というのは憶えていないが、意外な方向というのは「ToHaert」主題歌「Brand New Haert」のセガカラ入曲である。ただの雑談からはじまり、なぜかそういうことになってしまった。この日がなければカラオケになることはなかったのだから、記念すべき日であるな(私が)。

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