「あ〜、いい湯だった…と」 浩平は湯船から上がって、頭を洗い始める。 「♪〜」 浩平は鼻歌交じりにシャンプーで頭を洗っていて、 ガラガラッ と、浴室の扉が開いたことにも気付かない。 「さて…」 浩平がシャンプーを洗い流そうとシャワーに手を延ばした瞬間、浩平の手を掴んだ手があった。 「へ?」 「私が流してあげるわよ……」 「え、え?も、もしか……、もしかして由起子さんっ?」 「そうよ……、ほらそんなに逃げないの。髪の毛洗えないでしょう……」 それでもにじにじと逃げる浩平、だがシャンプーをしたままなので、視界0。 すぐに追い詰められる。 「ほら、座って……」 仕方なく椅子に座る浩平。そんな浩平を後ろから由起子が近づく。 浩平の背中に当る、由起子の柔らかい突起物に浩平のペニスは反応してしまう。 「あら、浩平ったら……」 「ゆ、由起子さん……、もっと離れて……」 「何を言ってるのよ、あなたが小さい頃はあなたの隅から隅まで洗ってあげたのよ。  今更何を恥ずかしがることがあるのよ」 「それは子供の時のっ」 「ふふふっ。そうよね、ここをこんなにしたら恥ずかしいに決まってるわよね」 そう言って由起子は浩平のペニスを握り締める。 「あっ」 中途半端な固さだった浩平のペニスはその感触で一気にそそり立つ。 「やっぱり若いと違うわね……」 そういたずらっぽく笑い由起子はゆっくりと浩平のペニスを擦っていく。 「ぁっ、や、やめて…、由起子さん……、こんな……」 「もう、こんなにビクビクいわせて……、本当にやめてほしいの?」 「や、やめて……」 「あら、そう?」 由起子は本当に浩平のペニスを触るのを止めてしまう。 その代わり浩平の腕を抑えてしまう。 そしてそのまま浩平の背中に自分の胸を押し付ける。 「あ、当ってる……」 「ふふっ、柔らかいでしょう……」 「う、うん……」 由起子の胸の感触に浩平は浸るが徐々にたまらなくなって来る…。 「っ、っ、っ」 「どうしたの浩平……」 浩平は顔を歪める。中途半端な状態で放置されたペニスに刺激を与えたいが、手は由起子に掴まっていて、由起子は再開してくれる気配もない。 それでも由起子は自分の胸で浩平の背中をいたぶり続ける。 そんな状況に浩平は徐々に耐えられなくなってくる。 「……、って…」 「どうしたの?よく聞こえないんだけど」 「触って……、由起子さん」 「どこを触って欲しいの?」 「俺の……おちんちん」 「そう、やっと正直になってくれたわね」 「あぁぁぁぁぁぁぁぁ」 由起子の手によって浩平のペニスへの愛撫が再開した途端、浩平は浴室に反響するほどの声を上げて達してしまう。 浩平のペニスから射出された精液は浴室の床に白い染みを作っていく。 「はぁはぁはぁ」 「沢山出たわね……」 自分にもたれかかってくる浩平を抱きとめながら由起子は自分の手に付着した浩平の精液を見つめる。 「んっ、苦っ」 そう言いながら由起子はその浩平の精液を舐め取っていく。 そして自分の手を綺麗にするとようやく浩平のシャンプーを洗い流していく。 ついでに床に散乱した浩平の精液も流してしまう。 「あっ、由起子さん……」 ようやく、射精後の夢見心地から回復した浩平に由起子は感想を述べる。 「早い」 「っ」 本当だけに反論できない浩平。 「そんなんじゃ、瑞佳ちゃんを満足させて上げられないわよ……」 「な、なんで、長森がっ……」 「いいから隠さなくていいのよ」 「でも、本当に……」 浩平はまだ不満げに何かブツブツと反論するが、由起子に言ってるのではないようなものだった。 「でも、本当にもう少し我慢できないと…瑞佳ちゃんを…満足させてあげられないわよ」 「だから…瑞佳はっ」 「分ったわ、じゃ、誰でも良いわ。で、浩平…その自信はあるの」 あんな果て方をした浩平にその問いは少し可哀相かな、と由起子は思い、浩平の返事を待たずに言葉を続ける。 「だから私が鍛えてあげるわ」 「鍛える?」 「そうよ」 そう言って由起子は浩平の正面に回る。 由起子の体を直視することになった浩平は、由起子の一糸まとわぬ姿にペニスをすぐに固くしてしまう。 「ふふっ」 由起子は妖しい笑みを浮かべる。 そして由起子は自分の指にシャンプーを塗りつける。 その由起子の行動の意味がわからず、浩平はただ由起子の揺れる乳房を眺めている。 由起子の顔が急に目の前に迫り、浩平は焦る。 「浩平?カクゴはいいかしら?」 「カクゴ?何のカクゴデスか?」 「いいのね、OKね」 浩平の話を聞いていないのか、由起子は浩平の股間に顔を近づける。 その行為に浩平の胸が高まる。 もしかして、口でしてくれる?そうでなくても胸? そしてその浩平の期待は想像を絶する地平で裏切られる。 浩平の股間に延びた由起子の指は浩平のペニスを素通りしていく。 「んっ、ゆ、由起子さん、そこはっ」 由起子の指が浩平の入り口に到達する。 「ここが……、男の子の一番弱いところなのよ」 「そんなとこ、あぁぁ」 由起子のシャンプーをつけた指はさしたる抵抗もなく浩平の中に飲み込まれていく。 「あ、あぁぁぁ、んんんんんんっ」 「ほら、もっと力を抜きなさい……。でないと少し痛いことになるかもしれないわよ」 「ぁぁぁぁぁぁ、んんっ、んっ、んっ」 浩平ははじめてのアナルへの感覚に何も考えることもできずに、ただうめく様に声を上げる。 「ほら、ここはどう?」 「や、ゆ、由起子さん、う、動かさないでっ」 自分のナカがかき回される感覚に浩平はただただ耐えるだけだった。 それでも由起子が浩平の太股や腰を擦りながら、浩平のナカをかき混ぜるうちに浩平の表情に恍惚としたものが混じってくる。 由起子は浩平の前立腺を強く刺激する。 「ふぁぁぁぁぁぁぁ」 その感覚に浩平はたまらず声を上げる。 そしてそのまま本当に軽く舌先で浩平のペニスを舐める。 「んんぁ、あぁぁ、ゆ、由起子さぁ……さん……」 「どうしたの浩平……」 由起子は浩平のペニスの先端をじらすように舌先だけで愛撫する。 「ふぁぁ、ゆ、由起子さん……、お、俺の……んんぁっ」 「どうしたの、浩平……」 「俺……もう我慢できない……、ゆ、由起子さん……俺のおちんちん……もう一杯で……が、我慢できない……」 「そんなんじゃ、トレーニングにならないじゃない」 「もう、俺…出したくて…出したくて…」 浩平の声はかなり切羽詰ったものになる。 「ふふっ、仕方ないわね」 由起子は大人の笑みで浩平のペニスに歯を立てないように、思いっきり噛み締める。 それと同時に浩平のアナルの直腸にも指を突き立てる。 「あぁぁぁぁぁぁぁ、で、出てる……、由起子さんの口にぃぃ…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 由起子の口の中に浩平の精液が放たれる。それを由起子は間断なく飲み干していく……。 浩平は全身から由起子に搾り取られたかのような錯覚とともに、浴室の床にへたりこむ。 その瞬間浩平のアナルから由起子の指が抜け落ちる。その瞬間浩平は喪失感から声を上げてしまう。 「まだまだね……」 浴室の次はベッドの上でトレーニングは続けられた。浩平の腰が動かなくなるまで。