「ん、あぁぁぁぁ」 俺はもはや耐えられなくなって猛る白濁液をアルクェイドとシエルの顔に解き放つ。 「あぁぁぁ、遠野君……」 「しき〜〜〜」 二人の白い顔が俺の精液で犯されていく。 俺の射精は止まる気配もなく、シエル先輩の眼鏡から、アルクェイドの胸元までを汚していく。 「ふぁぁぁ、しきの……精液……」 「遠野君の……」 二人は恍惚とした表情で俺の精液を飲み下していく。 二人の喉が動くたびに、その淫靡さに既に力を失いかけている俺のペニスも小さくと脈動する。 そんな俺のペニスを見て、二人は俺のペニスから垂れる精液に舌を伸ばす。 「んっ」 熱い。 二人の熱い吐息が、達したばかりの俺のペニスに吹きかけられる。 俺のペニスが貪るように二人の舌によって舐められていく。 ペニスに付着した精液がなくなると、二人の舌はお互いの顔を飾っている俺のを舌で絡め、口に含み嚥下していく。 俺は我慢できずに、そんな二人の舌の間に俺はもう固くなりつつあるペニスを差し出す。 シエルの舌が俺のペニスを一回なぞった後にアルクェイドの口元についている白濁液を舐め取る。 アルクェイドの口がシエル先輩の眼鏡についた精液を舐め取り、俺のペニスに絡めながら舐め取っていく。 そんな情景が繰り広げられるが、二人の情欲はそんなものでは収まらないのか、俺のものを啜るように舐めてくる。 どちらかというと、シエル先輩よりアルクェイドの方が、跳んでしまっている感じだ。 勘弁して欲しいが、今にも俺のものに噛み付いて、吸われてしまいそうな、そんな想像をしてしまうくらい。 シエル先輩は…経験があるためか、まだ平静っぽいけど、それでも昼間の先輩からは想像不可能な淫蕩な表情で俺のものをしゃぶっている……。 そんな先輩の手が徐々にアルクェイドの体に近づいていく。 「あぁ、シ、シエル……」 アルクェイドの胸に先輩がキスをする。 シエル先輩の胸への愛撫で、アルクェイドは俺のものを思わず口から放して喘ぎ声をあげる。 そんなアルクェイドに、シエルは執拗に胸を責め続ける。 「ふぁぁ、あぁ、あぁ、シ、シエル……、や、止めっ」 アルクェイドの胸の弱い部分を的確に刺激するシエルの愛撫に、アルクェイドの口から熱い呼気がもれる。 そんな二人の睦み合いを俺は見物する。 シエルとアルクェイドの白い裸体が絡み合う アルクェイドがシエルに組み伏せられ、声を上げさせられる そんな蠱惑的な様を俺は息をするのも忘れて、見つめる。 シエルがアルクェイドの表皮に指を這わせるたびに、アルクェイドの口から嬌声が漏れ出る。 アルクェイドは逃げようと体をねじり、ベッドを這うがシエルは後ろからアルクェイドを責めたてる。 そのたびにアルクェイドの羞恥に紅く染まった肌から汗がにじみ、太股を愛液が滴る。 シエルの四肢が蜘蛛の様にアルクェイドの体を絡め取っていく。 アルクェイドはその粘着質の糸のような愛撫から抜け出そうとするが、シエルの指先がアルクェイドの蜜壺に沈むとそんな抵抗も諦めてしまう。 「アルクェイド……、もう…こんなにびしょびしょになってますよ……」 「やぁ、そんなところ…さ、触らないで…、いやぁ……」 アルクェイドはあまりの快楽と恥辱に落泪しながら、シエルに懇願する。 そんなアルクェイドの態度にもシエルの指先の動きは留まる事を知らず、アルクェイドをどんどん高みへと責め立てる。 「やぁ、あ、ぁぁぁ、ひぃんっ、やぁ、そんなと、ところ……触らないで……」 「んっ、そんなこと言って本当は気持ち良いんでしょう……、我慢しなくていいんですよ……」 「や、そ、そんなことない……」 シエル先輩が責めているのは……アルクェイドの……お尻だ……。 白い肌の中に埋もれた紅い蕾をシエル先輩の指が咲かせようとしている。 「やぁ、そ、そんなところ……」 「何を言ってるんですか、アルクェイド。あなたも……本当は知りたいんでしょう……」 「やぁ、そ、そんなことない……ないから……や、止めてよ……」 「いいえ、やめませんよ……、それにあなたのここは……」 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 アルクェイドの悲鳴のような声の原因は……アルクェイドのアナルに埋められた先輩の人差し指。 「もう、私の指が入ちゃってますよ」 「やぁ、ぬ、抜いて……………」 アルクェイドの涙腺から留めなく滴る水滴がシーツを濡らしていく。 「でも、あなたのここ……私の指……飲み込んで放しませんよ」 「う、ウソよ、やぁぁ、そ、それ以上い、挿いれないで……」 「ダメですよ、ほら、アルクェイドのここ、こんなに私の指を……」 そう言いながらシエルがアルクェイドのナカを掻き雑ぜると、アルクェイドの体が飛び跳ねるように反応する。 「やぁぁぁ、シ、シエ…ル……、ほ、本当に…やぁぁ、そ、そんなとこ……」 「ほら、アルクェイド、わがまま言わないでくださいね」 「な、何を…言って、ひんっ…や、そんな……」 「だって、こっちをいじってるだけで……、こんなに太股まで濡らしちゃってるじゃないですか」 「それ……違う……」 「違うとは言わせませんよ……、だって私がいじってから、どんどん止まらなくなってるじゃないですか……」 「そんな……んっ」 否定しようとしたアルクェイドも結局は口を紡ぐ。薮蛇を恐れたのか、それも快楽に耐えられなくなったのか。 「んっ」 二人の唇が重なる。だがそれはまるでシエルの口唇がアルクェイドの口唇を侵食していくかのようなものだった。 おそらくアルクェイドの口内でシエルの舌先が暴れまわっているのだろう、アルクェイドの顔の筋肉が微動している。 そして二人の口が離れたときにはアルクェイドの舌がシエルの舌を求めるまでになっていた。 「遠野君……」 カヤの外だった俺にシエル先輩が声を掛けてくる。 「もう大丈夫だと思いますよ」 そう言うシエル先輩の指先……アルクェイドのアナルを責めていた指はいつのまにか本数を増やしていて、アルクェイドのアナルは二本の指を飲み込むまでになっていた。 もう、俺のものも張り詰めるように膨張している。二人の痴態は俺自身を限界ギリギリまで追い詰めていた。 「んぁっ」 シエルの指がアルクェイドのアナルから解放されると、アルクェイドの口からは切なげな声が漏れる。 「ほら…お待ちかねの……遠野君のおちんちんですよ……」 「あぁ、志貴ぃ……」 アルクェイドのモノ欲しそうな表情に俺のものが震える。 「さてと……準備しないといけませんね……」 「準備?」とアルクェイドが聞きかえす間もなく、シエルの手によってアルクェイドのアナルが露わになる。 それは受け入れいやすいようにか、それとも恥辱を煽る為にか。 さきほどまでのシエルの愛撫によってか、そこはすでに俺のものを待ち受けるかのように、ひっそりと花開いている。 「や、やめて……、そっちは……」 「そんなこと言わないで下さい…、あなたもこっちを期待していたんでしょう……」 「そんなことないっ、私…私…」 嗚咽混じりのアルクェイドの言葉の中に、言葉自身とは裏腹の響き。 俺はアルクェイドのナカにゆっくりと俺のものを押し込む。 「ひんっ、やぁぁ、ぃぃぃ」 初めてのその感覚にアルクェイドの声はまるで悲鳴のよう。 だが、抵抗感は思ったよりも少なく、俺のものはだんだんとアルクェイドのアナルに入り込んでいく。 「あぁ、あぁ、ぁぁ、あぁぁ、ぁぁぁぁ」 アルクェイドは痛みからか、快楽からか虚ろな表情で俺のものを受け入れていく。 「ぁぁぁぁぁぁ」 アルクェイドの喉から漏れ出てきているような声が部屋に響く。 そんなアルクェイドの中に俺は入っていく。 「アルクェイド……、全部入ったぞ……」 「志貴の……私の……ナカに……?」 「あぁ、アルクェイドのナカ……、アツくて……、気持ちいい」 「志貴ぃぃ」 俺はゆっくりとアルクェイドのアナルからペニスを引き抜く。 アルクェイドは自分のナカから俺のモノが出て行く感覚に身を震わせる。 再びの挿入。 「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 苦しげな、そして明らかに狂おしげな、そんなアルクェイドの声。 そんなアルクェイドの声も何度かの挿入で慣れてきたのか、苦痛を示すことはなくなってくる。 それとも苦痛も快楽にしているのかもしれないが。 俺はアルクェイドの汗ばんだ背中に舌を這わす。 「ぁぁぁ」 今更アルクェイドはそんなことにも羞恥心を刺激されるらしい。 そんな仕草に俺の腰の動きは自然と早くなる。 「ん、んんんんん、ぁぁぁぁ、ぁぁ、ぁ」 さすがにまだキツイのかアルクェイドが強ばった吐息を漏らす。 そんなアルクェイドは俺のモノをきつく、きつく締め上げてくるが、俺は我慢してアルクェイドの腸内をえぐるように、広げるように腰を動かす。 「ひゃぁ、ぁ、ぁ、あぁぁぁぁぁぁ」 そんな刺激にアルクェイドは口を半開きにして、耐える。受け入れる。 「あなたばかり気持ちいいのも……卑怯ですね」 俺達の交わりを眺めていた先輩も我慢できなくなってきたのか、アルクェイドの前に膝立ちになる。 「舐めて…いただけませんか」 アルクェイドの眼前にはシエルの性器。 そしてシエルの頼みなんて、いつもなら絶対に聞かないようなアルクェイドが、俺のほうを涙目で見てくる。 俺は頷く。と、アルクェイドは恐る恐るといった様子でシエルの秘所に舌を伸ばす。 「ぁぁぁっ」 シエルの秘所にアルクェイドの舌が接した瞬間シエルの口から嬌声が飛び出る。 それにあわせて俺はアルクェイドの直腸を突き上げる。 「ひぁぁっ」 「あぁっ」 どちらの声なのか、その衝撃で二人の口から快楽の声。 俺がアルクェイドのアナルに挿入するたびにシエルの口からも悦びの響きが漏れる。 まるでアルクェイドが自分の快楽をシエルに伝えているかのようだ。 俺がゆっくりとアルクェイドのナカを動くとアルクェイドの舌もシエルの秘所全体を刺激し、 俺が鋭く突き上げると、アルクェイドはシエルの秘芯を舌で絡め取る。 俺はアルクェイドのアナルを突き上げるのは止めずに、アルクェイドの秘所にも指を延ばす。 「ふぁぁぁ、そこはぁ、んっ」 アルクェイドは反応するがそれもシエルの手によって再び、シエルの秘所に口付けさせられてしまう。 そんなアルクェイドの蜜壺の中に指を差しこみかき回す。 「んっ、んっ、ぁぁ、んっ」 その途端、アルクェイドのアナルが俺のペニスをきつく締め付けてくる。 「んっ」と思わず俺は声を漏らしてしまう。 それでも俺はアルクェイドの秘所を愛撫しつづける。 俺が指を動かすたびに、アルクェイドは体を震わせる。 そしてそのたびに俺のもののが圧迫される。 限界かもしれない。 俺の中で衝動がとぐろを巻きつつある。 アルクェイドの熱い直腸は、俺の中に熱を溜め込んでいく。 そんなことより純粋に……純粋にアルクェイドのアナルは気持ちいい。 俺の腰の動きは止まらない。 アルクェイドを気持ちよくさせようとか、自分が気持ちよくなりたいとか関係なく。 俺はアルクェイドのアナルに自分のものを突き立てる。それだけが俺のできる行動になってくる。 「ぁ、ぁぁぁ、ぁぁぁ」 我慢できなくなって俺は歓喜の声を出してしまう。歯を食いしばることも忘れてしまうように。 「ひっ、ぁ、んっ、あぁぃ」 アルクェイドの口からもくぐもった悦楽が聞こえてくる。 「アルクェイド…俺……」 アルクェイドに俺の限界を伝えようとした瞬間、アルクェイドはシエルの秘所から口を離し叫ぶ。 「ぁぁぁぁぁ、志貴ぃぃぃぃ、わ、私……、もうダメっ、あぁぁ、んっぁぁぁぁぁぁ」 その声に俺の中にスイッチが入る。 「俺もだ……、アルクェイドのナカ……で」 「出して……、志貴の……わ、私のナカ……」 あっ 俺は決壊する。 尿道を通って、精液がアルクェイドのアナルに注ぎ込まれる。 自分のペニスが脈動し、精液を出すたびに、俺は痺れるような絶頂感を覚える。 アルクェイドも俺の射精に合わせるかのように、体を震わせ叫ぶように絶頂の声をあげる。 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 アルクェイドは失神したのか、弛緩したのか四肢をベッドに預ける。 と、俺のものがアルクェイドのアナルから抜ける。 アルクェイドの緩くなったアナルからは、自分で驚くほど出た精液が逆流し、シーツを汚していく。