・タグ見てね ・最近百合百合なのばっかり書いているので、作者名見てそれを期待した人がいたら、タグを再度確認してから読み進めてね ・一応ふたなり×女装じゃなくて、ふたなり×ふたなりでも脳内補正可能。でももう一回タグ見てね 「お姉ちゃん、大丈夫?」 「大丈夫じゃないわね」  姉、静葉は投げ遣りにそう言う。  出会い頭に幻想郷最強、もしくは最凶と名高い博麗の巫女に霊撃を打ち込まれては、弾幕戦が得手とは言えない静葉では相手になるわけもなかった。  結果、紅色に染まった紅葉の木に引っかかって妹に救助を待つ羽目になっていたのだった。  一方の妹、穣子の方と言えば、多少息を切らしているものの服装に乱れなどない。 「まさか、あの博麗の巫女に勝ったの?」静葉は半信半疑で訊ねる。弾幕戦が自分より得意とは言え、その道の専門家に敵うほどの実力者ではない。  そして妹の答えは、姉の予想通りであった。 「勝てるわけないでしょ、あんな化け物みたいな巫女に」 「しかも白黒の魔法使いとの連戦だものね」 「うん、だから巫女には途中でお引取り願ったわ。おかげで今日のお昼は抜きね」 「まさか……買収?」 「芋一本で手打ちなら安いものでしょ」 「文字通り安いわね」  二人は巫女が芋を頬張る情景を想像して笑みを浮かべる。きっと異変で気が立った巫女でも、穣子の芋を食べれば笑顔になるだろう、と。 「ところでお姉ちゃん、もしかして降りられないの?」  穣子はいつまで経っても、紅葉の木から降りて来ない静葉に声を掛けた。  静葉は一瞬、口ごもる。もちろん静葉が木から下りないのは紅葉を愛でるためではない。  正直に言うのは自らの無力さを妹に晒すこと。それでも妹は半ば分かっていて聞いてきたことも、静葉は理解していた。 「そう、よ……。霊撃の直撃を防ぐだけで精一杯で、この紅葉の木に助けてもらったんだけれど」 「降りられなくなった、と」 「ええ、空を飛ぶことどころか、今なら妖精にすら負けるわね」  紅葉の枝に座ったまま、静葉は肩を竦める。枝と言っても静葉は座ってもびくともしないような紅葉の巨木である。  歩こうと思えば、バランスを気にせずとも枝を歩くことが出来るほどの枝ぶりで、あと百年も経てばこの木は妖怪化するのではないかと静葉は見立てている。  そんな木であるから、力を失った静葉を同属とみなして、地面との衝突をその葉で救ってくれたのだが、お陰で静葉の身体は細かい傷だらけである。  それでも地面と直接熱烈なキスをすることに比べたら遥かに好ましい状況だったので、静葉はその木に感謝を伝えている。  降りられないので、木に感謝すること以外できなかっただけなのだが。 「まったく。お姉ちゃんったら」  ふよふよと穣子は浮き上がり、枝に座る姉のすぐ傍に降り立った。 「いろいろごめんね、穣子」 「本当に。お姉ちゃんが巫女を足止めしてくれたら、私も昼ごはんを抜きにしなくても良かったのに」 「本当にごめんなさい……」  しゅん、としてしまった姉の姿を見て穣子は罪悪感を覚えると共に、姉に対する嗜虐心が夏の入道雲の様に湧き出てくるのを止められなかった。 「お姉ちゃんが、ちゃんと『弾幕少女』だったら巫女にも魔法使いにも負けなかったかもしれないわね」  その一言に静葉は体を震わせる。そんな姉の体を、穣子は後から抱き締める。 「ねえ、お姉ちゃん」 「……そうね……」  静葉の声は、季節は秋だと言うのに、まるで冬の様に沈んでいる。穣子はそんな姉の様子を見て、自分が止まらなくなっていくのを感じる。  そしてそれは静葉も同じであった。  これは二人の間の儀式であった。  『弾幕少女』としての力が劣る『姉』を一人前の『弾幕少女』にするための儀式。  妹により姉を『少女』とするという儀式。 「ほら、『お姉ちゃん』。いつもやってる通りに」 「う、うん……」  静葉の顔は紅葉に負けず劣らず真っ赤である。そして心臓も破裂しそうなほど鼓動を繰り返している。  それほど人通りの多くない妖怪の山とは言え、誰かが近くを通らないとも限らない。それこそ先ほど通って行った、巫女や魔法使いが何らかの理由で引き返してくることも十二分に考えられる。  静葉はその人目に付くという恐怖と羞恥心と、あの儀式への渇望を天秤にかける。  そんな姉の様子を穣子は快絶の心持ちで見つめる。  二つの想いを天秤にかける姉。でも結局いつも静葉は一方の選択肢しか選ばないのだ。  悩む姉の背中を押すことはしない。  姉から自発的に望んでくれることが穣子とっての最高の愉悦である。  唇を一文字に結んだ静葉がスカートに指を掛けた。  姉がようやく覚悟を決めたことに、穣子は頭が燃えそうなほどに興奮を覚える。  穣子のスカートの中で熱源に火が点いて大きくなる。そしてそれは静葉も同じだった。  静葉はゆっくりとスカートを持ち上げる。  静葉にとってはその速度は羞恥心によるものだったが、穣子にとっては焦らされているようにしか思えない。  姉の顔は羞恥で、妹の顔は興奮で紅く染められている。  妹は姉の羞恥心に染まった顔を視界に止めながらも、だんだんと持ち上げられていくスカートの裾から視線を離したりはしない。  それも儀式の一環、穣子が静葉を見て少女だと思う、そうでなければいけないのだ。  静葉のスカートがついに隠していた場所を曝け出す。  静葉の手が震えている。別に初めてでもないのに、いつまでも慣れようとしない姉が穣子は好きだった。  その姉のスカートからは、隆起した肉棒が姿を現した。その肉棒はすでに期待に膨らんで、血流と共に脈打っている。 「お姉ちゃん、綺麗」  そんな妹の一言にも静葉は目をつぶってしまう。  静葉は今すぐスカートを掴んでいる指を離して、その肉棒を元通りスカートで隠してしまいたかった。けれど静葉の体はそれを望んでいなかった。  妹によってもたらされるものと、それに対する期待が、静葉の体の隅々、指先まで染み渡っていて、静葉の羞恥心による行動を押さえ込む。  穣子は姉の指のわずかな震えにもその葛藤を感じ取り、自らの肉棒を脈打たせてしまう。 「お姉ちゃん。さ、いつも通りにね」 「う、うん……」  穣子は姉に先を促す。後戻りの出来ない流れへ、静葉を誘っていく。  多少の間はあっても静葉は大した躊躇もせずに口を開いた。もはや静葉は妹の不自然に盛り上がったスカートから目を離すことができなくなってしまっていた。 「み、穣子にお願いがあるの……。私を穣子のそのおちんちんでオンナにして欲しいの。  穣子の精液私の中に注いで、私がオンナだって実感させて欲しいです」  そう言った瞬間、静葉の肉棒がびくんと震えて、更に一回り大きくなった。 「いいわ、お姉ちゃん……」そんな姉の痴態に穣子は舌なめずりしながら近づいて行く。 「ほら、お姉ちゃん準備して……」  静葉は頷くと、迫ってくる穣子に背中を向けて、巨木に幹に手を付く。  穣子から見れば、静葉がお尻を突き出して誘っているように見える。実際誘っているのであるが。 「お姉ちゃんから誘ってるんだから、お姉ちゃんが準備しないと」 「うん、穣子、来て……」  静葉は穣子に向かって尻を突き出したまま、スカートを再び持ち上げていく。  そして静葉は同時に下着を下ろして行く。 「お姉ちゃんのお尻、いつ見ても綺麗よね」 「あまり見ないで欲しいわ……」 「お姉ちゃんから見せ付けてきてるのに、何言ってるの」 「……」  静葉は黙ってしまうが、穣子はあまり気に掛けず、自らもスカートに手をかけて持ち上げた。  振り返って妹を見ていた静葉は思わず唾を飲み込んでしまう。  何度も見たはずなのに、妹の肉棒に圧倒されてしまう。  妹の肉棒は静葉のものより二周りほど大きい。  そしてその肉棒に恐怖に近いものを感じると共に、かしずきたい気持ちも持ち上がってくる。  今すぐ舐めてしまいたい、勢い良く、顔に出して欲しい、そう思わずにはいられない。  けれどこれから行われるのは、それより甘美な行い。 「いい? お姉ちゃん、前戯なしで行くわよ」 「うん、穣子、来て。私をオンナにして」  菊門に穣子の肉棒が押し当てられた瞬間、静葉は全身を痺れるような感覚が駆け巡るのを感じた。  これから肛門を妹の肉棒に犯される。しかも誰が通るか分からないという屋外で。  けれどそんな状況でも静葉の菊座は穣子の肉棒を押し返すでもなく受け入れてしまう。  濡れていない静葉の菊門が妹の肉棒によって、ゆっくりと押し広げられていく。 「んっ、かっ、ぁぁ……」  ありえない動きを求められた括約筋の圧迫感に静葉は息をすることも出来ない。  穣子はそんな姉の様子を見ながら、姉を傷つけないように、けれど引き下がることもせずに、姉の肛門を押し開けて行く。  静葉は妹の肉棒を肛門で感じ取っている。まだ穣子の肉棒は亀頭も通り過ぎておらず、更に拡げられてしまう。静葉はただそれを受け入れていた。力を抜いて、妹を全て受け入れられるように。  けれど何度目であろうとそれは苦しかった。  悲鳴を上げなくなっただけ、慣れたのではあるが、それでも妹のものは毎回受け入れられないと思ってしまう。それほどのものだった。  けれど結局受け入れてしまう。  妹の喜悦に染められた顔を見るのも好きであったし、ただの肉欲によるものでもあった。  全てを受け入れた後に繰り広げられる宴、その宴の記憶を思い起こすだけで、静葉は肉棒に血流が漲るのを感じてしまう。  妹の肉棒に欲情してしまう自分に嫌悪感を覚えながら、それから逃げることはできない。なぜならこれは儀式だから。静葉はそう自分に言い聞かせる。  そして妹も度々、これは儀式だからと言い聞かせる。恥ずかしがりの姉の逃げ道を防ぐように。 「お姉ちゃん、大丈夫? まだ全部入ってないけれど」 「だ、大丈夫よ。苦しいけど、穣子のなら……」 「お姉ちゃん……」  静葉は額に脂汗を滲ませながら、妹に返事をする。穣子はそんな姉のためにゆっくりと押し込んでいく。 「お姉ちゃんのお尻、何度目か分からないけど、やっぱりきついよね」 「それは穣子のが大きいからよ」 「そうかな。私としては気持ちいいからいいんだけど、姉さんが大変でしょ」 「んっ、穣子が気持ちいいならいいのよ」 「でも、お姉ちゃんも気持ちいいんでしょ。  私のことを気にしてくれるのはいいんだけど、お姉ちゃんも自分が気持ちいいのをごまかしちゃだめじゃない」 「……、うん」  静葉は頷く。穣子にとってその返事は「私のことを気持ちよくしてね」というお願いに他ならなかった。いつもは清楚であろうとする姉のそのお願いに穣子が燃え立たないわけがなかった。 「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ」  穣子は姉への想いが迸り、亀頭を強く静葉の括約筋にねじ込んだ。 「ひっ、ぎっ、かはっ……」 「お姉ちゃん、全部入った……」肉棒全てが姉の体内に収まった悦びに打ち震える。  その圧迫感に静葉は意識が飛びそうになった。そんな静葉のうなじに穣子は噛み付く。 「ひっ……」突然の感覚に、静葉は悲鳴を上げてしまうが、それが穣子の歯だと気付くと、ほっと息をする。 「ねえ、お姉ちゃん、どう? 私のちんちん」 「んっ、大きくて……、苦しい……」 「気持ちよくない?」 「まだ……」 「そう。それじゃ、気持ちよくさせてあげないと」  そう言って、穣子はゆっくりと腰を動かし始める。 「ひゃ、み、穣子……」静葉の体を、腸が捲りあがる感覚が駆け巡る。 「なあに、お姉ちゃん」穣子は返事をしながらも、ゆっくりと腰を動かす。  そしてその動きで静葉の一言一言が途切れ途切れになり、言葉としての体をなさない。穣子の肉棒によって与えられる違和感と快感がごちゃ混ぜになった感覚に静葉は妹への懇願もきちんと口にすることができない。 「ひっ、も、もっと、ゆ、ひゃっ、んっ……」  静葉は「もっとゆっくり」そう言おうとしたのだった。けれど、穣子に聞こえたのは、「もっと」と、もっとして欲しいという姉の懇願だった。 「うん、分かったよ。お姉ちゃん」  勘違いした穣子に耳元で囁かれただけで、静葉は耳から快楽を得てしまい、訂正する機会を失ってしまった。  まるで身体を全て穣子に犯されているように。実際に接触している面積はわずかであるはずなのに、静葉は体内から穣子に進入されて、脳まで犯されようとしているように感じていた。  そして肛門から感じる感覚は、そんな恐れを吹き飛すかのように、静葉を肛門快感へと引きずりこんでいった。 「どう、お姉ちゃん、ほらお姉ちゃんの要望通り、んっ、早くしてあげたよ」 「ひっ、はっ、や、穣子……、気持ちいい……」 「どこが気持ちいいの?」 「お尻……、お尻が……。穣子に犯されているお尻がいいのっ」 「お姉ちゃん、お尻を妹のおちんちんで犯されてよがるなんて変態さんだね」  変態と言われて静葉の脳にスパークが奔る。  静葉がどういった身体であろうと、肛門性交が正常であるわけではない。そしてそれを望んだのは静葉からだった。  静葉はもちろんそれを自覚していたけれど、それを実際に妹に囁かれる別問題であった。 「ち、ちがっ……」手拍子を打つように返事をしてしまう静葉、その静葉を穣子は更に追い詰める。 「じゃあ、お姉ちゃん、どうしてこんなに腸液を出して感じているの?  変態じゃなければ何なのかしら」 「それは……」  静葉は応える言葉を失い黙ってしまう。 「いいのよ、お姉ちゃんは変態さんでも。妹のふたなりおちんちんでお尻で悦んでも。  私がお姉ちゃんのことオンナにしてあげるから、もっと変態さんになって」 「いいの、穣子? 変態な姉でも。お尻で気持ちよくなっちゃうような姉でもいいの?  穣子のおちんちんでお尻で咥えて喘いじゃうような姉なのに」 「うん。お姉ちゃんにはもっと気持ちよくなって欲しいもの。お尻で感じて欲しい。  お姉ちゃんのいやらしいお尻でもっと気持ちよくなって、私のおちんちんでお姉ちゃんにえっちな顔をして欲しいの。  そんなお姉ちゃんの顔が見たいわ」 「……」穣子の言葉に静葉は幻惑される。  静葉の最後の一線が消えうせた。 「穣子、私のお尻をずぼずぼして。もっと私をお尻で気持ちよくして」 「うん、お姉ちゃん。私のふたなりおちんちんで気持ちよくなって」 「あっ、ひゃ、穣子のおちんちんが入ってくる。私の腸壁突き破りそう。  苦しいのに、でも穣子のおちんちん気持ちいいのっ」 「お姉ちゃん、お尻締め付けすぎて、私のおちんちんも苦しい……」 「だってぇ、穣子のおちんちん気持ちいいんですもの。  穣子、そんなに突かないでっ、お尻突かないでっ」  そういう静葉の肉棒からは、先走り汁が飛びまくり、枝や地面へと降り注ぐ。  静葉は自分の一番感じるところに穣子の肉棒を誘導するように、穣子は静葉が一番嬌声を上げる部分を探し出して、お互いに腰を打ち付けあう。 「お姉ちゃんのお尻、最高の性器よっ」 「そうでしょう、だから穣子もっと犯して、私のお尻犯してっ」 「うんっ、ひゃっ、締め付けすぎっ」 「ほら、穣子、しっかりしなさい、もっと気持ちよくしてくれるんでしょう」 「はっ、うっ、お姉ちゃん……」 「そ、そう、穣子、お尻、そこがいいのっ」 「お姉ちゃん、もう私……」 「ほらもっと我慢しなさいっ」 「うん、お姉ちゃんっ」  いつのまにか主導権が移動しているのにも、姉妹は気にしない。ただお互いを気持ちよくすることに、射精へと導くことに専心していた。  静葉の肛門に締め付けられている穣子はもちろん、静葉の感じるところを知り尽くした穣子の動きに静葉も限界を迎えようとしていた。 「穣子……、ほら、もっと突き上げなさい」 「お姉ちゃん、私、もう駄目っ、限界……」 「私ももう少しだから……」 「うんっ、ひゃっ、はぁぁぁぁ」 「そう、そこっ、いいわ、穣子、私もいくから。一緒にいきましょう」 「うん、お姉ちゃん、私もう駄目! お姉ちゃんのお尻にせーえき出すね」 「ふぁっ、出しなさい、穣子っ、私のお尻に好きなだけっ。  穣子のふたなり精液出して、私をオンナにして。私の腸を穣子の精液で白く染めてっ」  先に射精に達したのは妹の方だった。 「ひゃ、お姉ちゃんのお尻に出すね、せーえき出すのっ。ひゃっ、そんなに締め付けられたら、もう、だめっ」  静葉は自分の腸の奥に、穣子の迸りを感じる。穣子の精液が腸壁を勢い良く叩いて、腸壁に浸み込んでくるのを感じて、静葉も達してしまった。  穣子が射精感に体を震わせるのと合わせるように、指も触れていない静葉の肉棒から射精された精液が紅葉の幹に、枝に降りかかる。  妹の射精を腸壁に受けながらの射精に、静葉は体が空っぽになるような感覚を覚える。  静葉の目の前に幹には静葉自身もありえないと思うほどの精液が飛び散らかっていた。 「ふふふ、3Pね……」  静葉はそう呟く。静葉は自らの精液がついた紅葉の幹に体を委ねて、穣子も重なるように体を預けてきた。  二人はそうやって射精後の虚脱感と充足感に浸っていた。 「お姉ちゃん、もう許して……」 「まだまだよ」  枝の上で仰向けになった穣子の上で、静葉が腰を振っている。  もはや静葉の腸内に何度出したのか穣子は分からなくなってきた。  それでも静葉は止まらない。 「お姉ちゃん、出ちゃうっ」 「あっ、出てる……。穣子の精液、私のナカに出てる」  静葉が肛門から、小さくなった穣子の肉棒を抜き取ると、二人とも喪失感に小さく声を上げてしまう。そして閉じなくなってしまった静葉の肛門からは穣子の精液がこぼれて、枝に腸液交じりの白いシミを作ってしまう。  巨木には静葉と穣子の精液で、斑に白い点が大量に出来ていた。  神々の精液を受け取ったのであれば、この古木も妖怪となる日は遠くないのかもしれない。  少なくとも姉が一人前の弾幕少女になるよりは、近い未来になのではないか、そう穣子は思っていたが口には出さなかった。