「あう〜〜。つまらない〜〜」  真琴の部屋で真琴は恨めしげに美汐を見つめる。  水瀬家に遊びに来た美汐だったが、今日は疲れていたのか、真琴にマンガを読んであげている間に眠ってしまっていた。真琴は美汐を起こそうとしたが、祐一が 「天野も疲れているみたいだから、起こさないで寝させてやれよ」 と言い残して、秋子に頼まれたおつかいに言ってしまった。  そして水瀬家には眠っている美汐と真琴の二人だけになってしまっていた。  真琴はリビングでTVでも見ようと思ったが、美汐を一人にさせてしまうのも、可哀相と思ってしまっい、美汐の寝顔を寝つづけるはめになってしまった。 「暇だな〜〜」  真琴はそう呟きながら、美汐をの寝姿を眺める。 「う、う、ん〜〜」  美汐が寝返りをうつ。すると、スカートの裾がめくれてしまい、中が真琴の目に飛び込んできた。 「あ、もう。美汐ははしたないんだから〜〜」  そう言いながら、真琴は美汐の制服を直そうとする。 「えっ、これって?」  そして真琴の目に入ったのは美汐の少し膨らんだ下着だった。 「こ、これって……、何よ。なんか、祐一のに形が似てるみたいだけど……」  真琴の好奇心が疼く。 「どうしてなのかな」  真琴はしげしげと美汐の下着を見つめる。そう見つめていると美汐が呼吸をするたびに、そこもかすかに動いているように見える。 「中、どうなってるのかな?」  真琴は美汐の顔をうかがいながら、ゆっくりと美汐の下着をおしていく。  美汐は少し顔をゆがめながらも、目を覚ます気配はなかった。 「わっ……」  真琴の目の前に美汐の肉棒が晒される。 「祐一のと同じだ〜。  ……でも、ちょっと違うかも」  真琴は女性である美汐の体にソレがあることをギモンに思うよりも、祐一のソレとの比較の方に頭が行ってしまう。 「袋みたいのはついてないし、祐一のよりちょっとちっちゃいかも」  真琴は鼻先にそれがくっついてしまうくらいまで近づいてみる。 「でも、祐一のもおっきくなったとき、大きさが全然違うし……。  あっ、美汐のもおっきくすれば分るわよね」  真琴の頭には美汐のことを考える余地は残ってなかった。 「それに祐一もあたしがしてあげるとよろこんでくれるし、美汐もきっとよろこんでくれるよね」  真琴はそっと美汐の肉棒に手を添える。 「ん、ん〜〜」  美汐は少し声を出したが、やはり目は覚まさない。  真琴は本能的に感じていたのか、美汐が目を覚まさない程度にゆっくりと美汐の肉棒を擦っていく。  眠ったままの美汐でも生理的に真琴が手を動かす度にだんだんと固くなっていく。 「へ〜、美汐のも結構大きいじゃない」  美汐がもし起きていたら、赤面するか、絶句するか、そんな激しい反応を引き起こすであろう言葉が真琴の口から出る。美汐の肉棒も充血して、かなり大きくなっている。 「じゃ、もっと、してあげよっ」  そう言って、真琴は強く美汐の肉棒を擦る。さすがに、美汐何か自分の体がおかしいことに気付き、覚醒し始める。 「あ……、なんでしょ……、ま、真琴っ」  自分の下着が下され、屹立した肉棒を真琴が弄っているという状況に、美汐はパニックに陥ってしまう。 「な、な、な……」 「あ、美汐、おはよ〜〜。どう気持ちいい?」  真琴は邪気の無い顔で微笑みながら、美汐に尋ねる。 「っ……」  美汐は絶句してしまう。美汐はその状況に真琴を振り払うこともできなかった。 「んっ……」  自分の肉棒を真琴に擦られていることに快感を感じてしまうことで、ようやく美汐は我を取り戻す。 「ま、真琴、止めてくださいっ」 「え〜〜、でも、美汐のコレ、気持ちよさそうだよ」 「気持ちよくなんかありませんっ、今すぐ、は、離してくださぁっ……い……」 「でも〜〜、ほら、美汐のここ、もう汁出し始めてるよ。  祐一が気持ち良いときもこうだし」 「な、ゆ、祐一さんがっ」  美汐の脳裏に真琴にさせている祐一の姿が思い浮かぶ。 「わっ、美汐のまた大きくなったよっ」  その想像も真琴の言葉で打ち消されてしまう。 「と、とにかく、止めてくださいっ」 「でも、気持ち良いんでしょ?」 「そ、そんなことないです……」  美汐は必死にごまかそうとするが、それは真琴に簡単に見破られてしまう。 「え〜、だってあたしが触ってあげるたびに、美汐の顔がぴくっって言ってるし〜」 「いいから止めてっ、く、だ、ださい……。んっ」 「ほら、ほんとは気持ちいいんでしょ」  真琴はあまり悪気はないのだけど、それは美汐にとってはかなりの攻めになってしまっている。 「あ、相沢さんは、どうしたんですか?  あ、相沢さんに見られたくないので、今すぐやめてください」  美汐は話をそらそうとするが、 「大丈夫だって〜〜。祐一なら出かけたから〜」  との答えに失敗してしまう。 「美汐はいいから〜。もっとしてあげる〜」 「や、や、やめて、く、ください……」  美汐の声はかなりせっぱつまった声になっている。 「だから、気持ちいいんでしょ〜」 「は、はい。気持ちいいですからっ。  気持ちいいですけど、いますぐ止めてくださいっ」 「やっぱり気持ちいいんだ〜。じゃ、もっとしてあげる」  そう言って真琴は美汐の肉棒に口を近づけていく。 「や、やめっ、あ、あぁぁぁぁぁ」  美汐の拒絶の言葉の途中で嬌声に変わってしまう。美汐の肉棒が真琴の口の中で悦んでしまっている。 「あぁ、や、やめ………」  もはや美汐の拒絶も弱弱しくなってくる。むしろ真琴の口技でどんどん追い詰められていく。 「ま、真琴……、んっ、あ、い、いい……、あっ、もうこんなこと……」  美汐は喘ぎ声の間に、まだ言葉だけの抵抗はする。真琴はそんな美汐の痴態を見ながら、美汐の肉棒に舌を絡めていく。 「やぁ、や、ぁ、あぁぁぁ」  美汐は自分の体を抱きしめて、その快感から逃げようとするが、それで自分の敏感になってしまっている、胸もすれてしまって、逆に悦びを覚えてしまう。  美汐の締まらない口からは、涎が垂れてしまう。真琴の口も真琴の唾液と美汐の先走りでぐしょぐしょになってしまっている。  美汐は体が溶けてしまいそうになる錯覚を覚えて、さっきまで枕にしていたクッションにしがみつく。そのクッションに、だらしなく開け放たれている美汐の口から出た涎が染み込む。  美汐は真琴に愛撫されるたびに、そのクッションを抱きしめる。真琴はそのクッションのせいで、美汐の顔が見えなくて面白くない。  それで真琴は思いっきり、美汐の肉棒を刺激する。 「あぁっ、ぁぁぁぁ、や、止めてくださいっ、ま、真琴ぉぉぉ、もう、私……ダメですっ」  真琴は美汐の限界が分ったのか舌先で肉棒の先をつついた。 「あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」  ドクンと脈打った肉棒は白濁液を勢い良く吐き出す。 「ま、真琴ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」 「んっ、んっ」  真琴はその美汐の迸りを口で受け止めていく。だがその収まらない勢いに、真琴に限界がきてしまう。 「ぷぁっ!」  口から白濁液をたらしながら真琴が、美汐の肉棒を自由にすると、白濁液は真琴の顔目掛けて飛んでいく。 「あぅ」  真琴の顔に白濁液がこびりついていく。  美汐は自分の白濁液で真琴が汚されるのを見ながら、射精の快感に打ち震えていた。  射精後の脱力感にとすんと美汐は後ろに倒れこむ。抱きかかえていたクッションが美汐の体からこぼれ落ちる。  肉棒の先端に残った白濁液が、ぽとりと床に落ちるのを気にする余裕も無い。 「ぁぁぁぁぁぁぁ」  ただ熱い吐息を吐き出ししかなかった。 「あう〜、美汐のたくさん〜」  だが、美汐は真琴の一言で引き戻される。 「あ、ま、真琴、ほら早く拭いてっ」  そう言いながら美汐がティッシュを出すのより早く、真琴はその白濁液を嚥下する。 「ま、真琴っ、き、汚いからっ」 「あ、祐一のより……なんか甘いかも……」  その言葉に美汐は凍ってしまう。 「な、な、なにをっ」 「ほら、美汐も自分の味わってみる?」  そう言って真琴は美汐の精液が付いたまま美汐とキスをした。 「!」