一目惚れやった。
運命の出会いちゅ〜うやつや。
しかも初恋や。

どっかの電脳研究部の部長はんみたいに、
「そんな娘どこにいるって言うんですか〜〜〜」「ゲームの中」
と答えられるほど人間出来てへんし、ウチの理想そのものが目の前にある日突然現われたんや。

それで惚れんかったらただのアホや。


  <二つの恋>


千紗と初めてあったのは、詠美をからかうために、詠美と和樹のスペースに行ったときやった。
いつも通り和樹を巻き込んで、詠美をからかっておったら、ウチいきなり後ろから何かにぶつかられたんや。
本当にあのときは死ぬかと思ったけどな。
で、「なにするんや〜〜〜〜〜〜」と、ウチが起き上がって振り返った先で、おろおろしとったのが千紗やった。

「ごめんなさいです〜〜〜〜、お姉さん」
ウチは思わず見とれてしもうたんや。目の前のその女の子に。
「お姉さ〜〜〜ん」
「おい、由宇…大丈夫か?」
「温泉パンダ、生きてる」

いろいろ言われてたけど、ウチにはよう聞こえへんかった。
ウチの神経は視神経だけになったかと思うくらいや。
ま、あのときは頭も打ってたみたいやったし、どうにかなっててもおかしはなかったけど…
それでもあの時の気持ちは本物やった…今でも本物やけどな。


それからいろんなことがあった…。

千紗のミスで本、落としそうになったり。

千紗にパフェをおごっただけでごっつう嬉しそうにしてくれたり。

大雨のなか、本を届けてくれて、本はぜんぜん濡れてへんのに、千紗が風邪ひいたり。
それを看病してやったり。

冬コミのときは早めに原稿をあげて、こっちに来て、千紗に修羅場の千紗にケーキを差し入れてやったり。
あ、勿論会ったとき、以来東京のイベントに出るときの印刷は塚本印刷にしてる。

なんか、詠美と和樹が二人でゴタゴタ始めたと思ったら、塚本印刷の経営がやばいことも分かって…。
まあ、いろいろあったんやけど、両方なんとかうまく丸めてやったんや。

うまく和樹と詠美のに便乗して、
「やっぱ勝負やったら同等の条件でないとあらんやろ。したら同じ印刷所を使うべきやないか?」
おかげで塚本印刷はCut or Fish?とブラザー2という最大手二つを抱える印刷所になって…
後は言うまでもあらへんよな。
まさに商売繁盛ってやつや。噂を聞きつけ、次から次へと。
ウッハウッハや。

最終手段で、ウチの実家で雇うということも考えたんやけど、千紗…だけじゃなくあの一家、あの仕事が本当に好きみたいやからな…。

これで4月からも千紗と一緒…つうわけでもないんやけど…一緒に同人やっていけるんやな。

千紗…遅いなあ。
まだ印刷所の片付け…終わらへんのやろうか?

「こんこん、お姉さん起きてますか〜」
お、ようやく来たようやな。
「ちょいまちぃや〜」

ウチはドアロックを開けてやる。
「お邪魔しますです〜」
「よう来たな、遅かったやないか」
「はい〜、すいませんです〜」
「まあ、いろいろあったさかいしかたないわ。さっさと入りや」

「はいです〜」
そう言って千紗は部屋に入るなり、部屋を見渡す。
「まあ、狭くっるしい部屋やけど、ベッドにでも座りや」
「はい…です…」
千紗はベッドに座りながらも部屋を見渡すのを止めようとせえへん。
「千紗…、もしかしてホテル初めてなんか?」
「はいです〜〜、千紗、なんか入るのも始めてです〜。旅行とか行っても泊まるのはいつも民宿だったですから〜」
「そうか…。それなら外も見えた方がええやろうな。この部屋は狭い部屋やけど、高さだけはあるさかい…」
ウチは窓際に行って、カーテンを開ける。
「うわ〜、奇麗です〜。高いです〜。凄いです〜」
窓際に駆け寄ってきた千紗が感嘆の声をあげとる。

本当にただのちっこいホテルの一室なのに、千紗はこんなに喜んでくれる。

まだ、窓の外を宝石箱のように見つめている千紗にウチは問い掛ける。
「ちゃんと、両親の方には話してきたんか?」
「はい、由宇お姉さんのところに遊びに行ってきます。ちゃんと帰ってくるので安心してください〜、って言ってきましたです」
「そうか…。あんまり遅くなるとご両親も心配するからな」
「はい、心配させたくないです〜」
「そうやな」
笑顔で喋る千紗。その笑顔を見てるとウチも思わず笑みが浮かんでしまう。


その時、再びドアを叩く音がする。
「ちょうどいいタイミングだったみたいやな?」
千紗が首をかしげる。


「うわ〜、ご馳走です〜」
千紗はホテルに入ったこともないんやから、ホテルの食事も初めてに決まってる。
とは言うてもルームサービスやけどな。

「でも〜、こんなご馳走…」
「大丈夫や…、これ全部ウチのおごり」
「だめです、由宇お姉さん。こんなに…」
「千紗、これは3月こみぱの打ち上げ…塚本印刷のおかげでウチの本もよう売れた。
 それに塚本印刷の繁盛記念…、
 それに…」
「それになんですか?」
「千紗の大学合格のお祝いや」
「あ、ありがとうございます〜〜〜、由宇お姉さん」

千紗が泣きながらウチの胸に飛び込んでくる。
「じゃ、冷めないうちに食べようやないか」
ウチは千紗の髪を撫でながら言う。
「はいです〜」

「じゃ、いただきますです〜〜」
千紗が目の前のご馳走をほお張ってる。
一つ口に入れる毎に、「おいしいです、由宇お姉さん〜」と言いながら、次の料理に箸を延ばしとる。

それを見てるだけで、ウチはうれしくなってくる。
交通費、宿泊費、印刷代、そんでこのルームサービスで今回のこみぱはとんとんやなくなるけど、全然なんとも思わへん。
ウチはただ千紗が笑っていてくれれば、いいんや。

「そういえばな千紗、こんなんもあるんや」
そう言うてウチは瓶を持ち出す。
「それって、お酒ですよね?」
「そうや、ワインや」
「ダメですよ、由宇お姉さん。千紗はまだ子供なんですから。お酒なんか飲んだら、悪い子になっちゃいます〜」
「お祝いや、お祝い。それにちょこっとだけならいいやろ」
「え、でも〜」
「大丈夫や、飲みやすいのを選らんだんやし」
「でも〜」
「だ・い・じょ・お・ぶ・や」
「はい…です…」

千紗、押せば勝てる。
まあ、ほんとにちょこっとだけやし、家に帰ることには酔いも覚めるやろ。

「ささっ、ま、一杯」
「由宇お姉さん、おじさんくさいです〜」
おじさんくさい…、千紗にそんなこと言われなんて…。
ウチはあからさまに落ち込む。

「あ、あ、由宇お姉さん…、そ、そんなことないですよ〜」
「そうせ、ウチなんか、ウチなんか」
「由宇お姉さ〜ん、さ、由宇お姉さんも飲んでください〜」
「そうやな、おじさんくさいウチは酒でうさを晴らすことにするわ」
「由宇お姉さ〜ん」
「冗談や、冗談。さぁ、飲もうやないか」
「はいです〜」
「じゃ、乾杯や」
「乾杯です〜」

く、く、く
「ぷは〜、うまい〜〜」
「由宇お姉さん、それワインの飲み方じゃないような気がするです…」
「そんな細かいこと気にするんやない。さ、千紗もぐいっっと」
「千紗は飲んでますです〜〜」
「どうや、初めての酒の味は…」
「はい、なんかジュースみたいでおいしいです〜〜」

千紗はちょっとづつちょっとづつ飲んでいる。
まあ、初めてやし、あんまり飲ませると危ないやろうかな。
余った分はウチが開ければいいやろうからな。


そんなことでお互いに口も滑らかになり、千紗が大学に入ってやりたいことをいろいろ喋ってくれた。
ウチの本の話の感想をいってくれた。ごっつう嬉しかった。
ウチの実家のことを聞いてきた。ウチは実家の話を(少し脚色して)楽しく話してやった。


「お姉さ〜ん」
そんな話の中、突然千紗がウチの胸に飛び込んでくる。
千紗は多分ふざけてやってきたんだろうとは思うた。
でも、それなりの量の酒を飲んで、気分が高揚していたウチは思わず、千紗を抱きしめてしもうた。
「ふにゃ、お姉さん」
ウチは何も言わず、千紗をより強く抱きしめる。
「お姉さん、ちょっと苦しいです」
「千紗…」
言うたらアカン、ウチの理性はそう言っとった。
でも、口はホンマに正直に動いてくれた。

「好きなんや」
千紗は無邪気な顔で応えてくる。
「はい、千紗も由宇お姉さんのこと大好きですよ」
「そんあんやない。ウチが好きって言うのは、もっと…なんてゆうたらいいのか…」
「お姉さん…」
「千紗と一緒にいたいんや…。そうずっと一緒にいたんや。
 酒のせいで言うんではないで。これはウチの本当の気持ちや。
 千紗をこのまま帰したくないんや。
 そんで、あっちにも本当は帰りとうない、ウチ…千紗とずっと一緒にいたんや」
「はい、千紗も由宇お姉さんと一緒にいたいです。千紗も由宇お姉さんのこと…、誰よりも、誰よりも大好きですから」
千紗はそうゆうて、ウチの背中に手を回してくる。
そしてウチらはつようつよう抱きしめ合った。

「由宇お姉さん」
そ言いて、千紗がウチを見上げる。
「なんや?」
ウチは精一杯の笑顔で応えたつもり…や。
涙は止まらへんやったけど。

「ん…」
優しく優しく触れるだけのキス。

唇を離した後も、お互いにその余韻に浸っているようやった。
そして互いに微笑む合う。


ウチはそしてあらぬことを考えてしもうた。
二人でベッドに腰掛けとる。
好きおうてる二人や。
そんで合意の上のキスや。
その後の展開は決もうてる。

そんなことを考えてしもうたら、ウチは、ウチは…
体温が上がるのを感じる。
顔は赤くなっておるんやないやろうか。
千紗には気付かれてないようにせえへんと。
そんなことを思わずベッドを見つめながら考えてしもうた。

千紗を方を見ると、ウチの動揺が分かったのか、同じことを考えていたのか、千紗も顔を赤くしていた。
「ち、千紗…」
「ち、千紗は…由宇お姉さんなら…いいです…よ……」
千紗が消え入りそうな声で言うた。
「なあ、ウチはそんな…」
「千紗…、由宇お姉さんのこと、本当に好きですから…」
「千紗…、そういやな千紗にここまで言わせるなんてウチも…、ウチの方から言うべきやったのかもしれないのにな。千紗…ホンマにいいんやな」
「はいです……」

「ほんなら…家に電話せえへんとな…、今日はウチのホテルに泊まるから帰れません、ってな」
「あ、はい、そうですね」


千紗が家に電話を掛ける。
要約すれば、結局由宇お姉ちゃんのところに泊まりますから安心してくださいちゅう電話や、そのままやな。
で、ウチは千紗に電話を代わるよう促す。
「はい、お姉さん」
「こんばんわ〜、いつもお世話になってます〜、今回の本もホンマ気合入れて刷ってもらうて、感謝しても、しても感謝しきれませんわ〜、ホンマにおおきにです〜。
いえいえ、そんなことあらへんです。すでておたくの腕やと思いますよ。
あ、はい、千紗は任せてください。大切な千紗ですから、大切に一晩お預かります…」
ウチはそこで千紗にウィンクをしながら話し続ける。
千紗は少し顔を赤くする。
「…ほんま、お世話になりまして。どうも〜〜〜」
ウチは受話器を置く。

ウチは千紗の方を振りかえる。
そこにはウチの千紗が立っとる。

ウチらは二回目のキスをする。
それは一回目のキスよりもっとお互いを感じることのできるキスやった。

ウチは千紗の腰に手を回して、ベッドへと導く。
途中で千紗が思い付いたように言うた。
「あ、あの、シャワーを…」
「いいんや、ウチは千紗そのままを感じたいんや。千紗は嫌か…?」
「いえ、由宇お姉さんがいいなら、千紗はいいです」
「そうか」

その後は会話もなく、千紗をベッドに横たわらせる。
ウチはその千紗に覆い被さるように腕を立てる。
わずかに千紗が震えとるのが分かる。
「恐いんか?」
「はい、少し…でもお姉さんなら…」
「分かっとる、優しゅうしてやるさかい…」
ウチはそう言うて千紗の頬に口付けする。

千紗の震えも収まったようやな。

ウチは服の上から千紗の胸を触る。
千紗は恥ずかしそうに息を漏らす。
ウチは千紗の胸をゆっくりとゆっくりと揉んでやる。

「千紗、脱がせてええか?」
ウチが尋ねると、千紗は恥ずかしそうに頷く。

ウチはその千紗の様子に高揚しながら、千紗の上着を脱がせていったんや。
そんで千紗は下のキュロットはまだ履いたままやけど、上半身は飾り気は少ないけどかわいいブラジャー一つの姿でウチの目の前にいる。

「千紗…」
ウチは千紗の耳元に口を近づけ囁くように言うた。
「なん…ですか」
千紗は恥ずかしそうに、腕で胸を隠しながら聞いてくる。
「かわいいで」
ウチの言葉に千紗は全身をこれ以上ないほど真っ赤にする。

「ふふふ」
ウチはそのまま千紗の耳にキスをする。
「ひゃうん」
千紗はくすぐったそうに体をくねらせる。

ウチはその隙に千紗のブラジャーを外す。
「きゃ」
千紗は胸が出ないように外れたブラジャーを手で押さえとる。


「千紗…」
「はい…、恥ずかしいです…」
「ウチ…千紗の全てが欲しいんや。なあ、ええやろ」
「由宇お姉さん………はい………」
千紗はブラジャーを押さえていた手を緩めてくれた。
ウチはブラジャーを外し、それをベッドに放る。

それでも千紗は胸を自分の腕で隠しとる。
ウチは千紗の手首を掴んで、その腕をどかす。
千紗の腕はほとんど抵抗もなく、その胸を晒していく。
千紗は目をつむって、恥ずかしさに耐えようとしている。

「本当に奇麗やで」
ウチは思わずそう言うてしまう。
千紗はその言葉で更に恥ずかしそうにするが、ウチは構わずにその胸の突起に優しくキスをする。
「ひゃん  …由宇お姉さん……」
「大丈夫や」
ウチはそれだけ言うともう一方の胸へもキスをしてやる。

千紗のまるで果物のような胸をウチは味わうようにやめてやる。
「ん、ん、ん、んっ」
千紗は目をつむって、その刺激に耐えとった。
ウチは軽く歯で千紗の胸の突起を噛む。
「きゃん」
千紗はその刺激に目を見開き驚きの表情を浮かべている。
「い、痛かったんか?」
ウチは慌てて千紗の顔を見る。
「大丈夫、由宇お姉さん、痛くなかったですから。それに少し…」
千紗は途中で言いかけて黙ってしまう。

「なんや、途中で止めると気になるやんか…」
「でも…」
「なあ…」
「うん、少しだけ…」
「少しだけ?」
「気持ちよかった…かもです」
「千紗…、ウチで感じてくれたんやな」

千紗は手で口元を隠しながら頷く。
「ほんなら、ウチがもっと気持ちよくしてやるさかいな」
ウチはそう言うて、千紗の太股に手を回しさする。
口では千紗の胸をかわいがり続ける。

段々と千紗の息に熱いものが混じってきとるのが分かる。
ウチはもういい頃合やと判断した。
ウチは千紗のキュロットに手を掛ける。
「だ、だめです〜」
千紗の手ががウチの手を押し留めようとする。

ウチはいったん、千紗のキュロットから手を放す。
千紗は安心したかの様に息を吐き出す。

ウチは千紗と唇が触れ合うくらいまで顔を近づけて聞いた。
「なあ、千紗?ウチじゃダメなんか?」
千紗は「え?」という表情をする。
「そう…なんか?」
ちょっと卑怯やろか、でもウチは…
「千紗…イヤじゃ…ないですよ。由宇お姉さんなら…」
「ありがとな」
ウチは千紗の唇にお礼のキスをしてやる。


ウチは千紗のキュロットをゆっくりと下していく。
千紗は腰を浮かせて、ウチを手伝ってくれる。

ウチの眼鏡に千紗の可愛い下着が映る。
ウチはその下着にも手をかける。
「あぁっ」
「千紗、まだ恥ずかしいんか?」
「はい、ちょっとだけ…でも、大丈夫です」
千紗は気丈にそう言ってくれる。

ウチも千紗にわざわざ辛い思いなんぞさせとうない。
うちはゆっくりと千紗の下着を下していく。
ウチの目に千紗のスリットが晒される。
千紗は恥ずかしごうて、両手で顔を覆うてる。

「千紗のココ、ホンマかわいいで」
ウデの口からそんな言葉が飛び出そうになるけど、ウチはその言葉を飲み込む。
千紗をむやみに恥ずかしがらせるよりは、千紗に感じてもらいたい。
ウチのそう思い、ウチの想いを行動で示すことにしたんや。


ウチは千紗のスリットに軽く軽く中指の腹を這わせる。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
他人が触られたことがないやろうそこをウチに触られ、千紗は可愛い声を上げる。

ウチは何度かそこにウチの指を何往復かさせる。
「ひゅぅぅぅぅぅぅぅんっ、ふぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その度に、千紗は声を上げる。


その千紗の声を聞いてるだけで、ウチの体の奥で熱いものが疼く。
ウチは指ではなく、ウチの舌を千紗のそこに近づける。
両手の指の間からそれを見ていた千紗は叫ぶようにあがらう。
「あ、お姉さんダメです。そんあところ…」
「大丈夫や、ウチ、千紗のためならどんなことでも大丈夫や。それに千紗のここいい香りがするで」
「だ、だめですよ〜〜〜」
千紗は必死に抵抗するが、ウチは千紗のスリットに舌をつける。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
そんなところに他人の舌が這うているためか、千紗はいままでで一番大きな声をあげる。
多分、恥ずかしいさもあったんやろう。
「だ、だめ…ひゃんっ、ひゃぁ、お、お姉っ、さっ、んっ、ふぁぁぁぁ」
ウチは千紗のスリットを押し開くように舌をなぞらせる。

ウチが舌を動かすたびに千紗は甲高い声を上げる。
「ひゃぁぁぁ、ひぃんんんんんん、んんんんんんんん」
その声がウチの体をどんどんと昂ぶらせていく。
そしてその昂ぶりか、ウチの芯を熱くさせながら、ウチの千紗への愛撫も熱いものにさせていくんや…。

「ひゃんっ、ふぁあぁぁぁ、ゆ、由宇お姉さんっ、千紗ぁ、ふぁん、もぉぉ、ダメです」
「いいんか、千紗。いいならもっと気持ちよくなりや」
ウチはそう言うて千紗のスリットの間から顔を覗かせている小さなふくらみを強く刺激する。
「ひゃ、お、お姉さん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
千紗が足腰を軽く震わせながら、ウチの名前を叫ぶ。
千紗…ウチでイってくれたんやな…。
そのウチの手の中で達した千紗の姿はウチを更に熱くさせる。


「ち、千紗…、千紗、どうしちゃったんでしょうか?体が飛んじゃったみたいです…」
「それがイったってことや」
ウチは千紗の顔を見つめながら、言うてやる。
「千紗、イっちゃったんですか?」
「そうや。千紗、ウチでイってくれたんや…」

「でも、千紗ばっかり…。由宇お姉さんは…」
「そんなことあらへん…。なあ、服脱ぐの手伝ってくれんか?」
「はい、です…」
千紗は気だるそうに起き上がりながらもウチの服を脱がせていく。

ウチは千紗がウチの服を一枚一枚丁寧にはいでいく。

ウチは下着だけの姿になる。
「そういいで…」
ウチはそう言う。

そしてブラを外し、ベッドの上に置く。

そしてパンティーを千紗に見えるように下していく。
「なあ、ウチ…千紗の可愛い声聞いてるだけでこんなんなってしもうたんや」
ウチから離れていく布地とウチのあそこがウチの愛液で糸を引いてるのがウチにも分かる。

千紗はウチのそんな痴態から目が離せなくなっている。
千紗が思わず、唾を飲む音が聞こえる。


「なあ、千紗、触ってみぃ」
ウチはそう言うて千紗の手をウチのあそこに導く。

「あっ」
千紗は驚いたような声を上げる。
「どうしたんや、千紗」
「由宇お姉さんのここ…熱いです。それに…」
「それに…何や?」
「ぬ、濡れてます」
千紗は恥ずかし気に言う。
「そうやら濡れてるんや。千紗のかわいい姿見とるだけでこうなってしもうたんや。
 それに千紗のここもウチのと同じくらい、いやそれ以上に濡れてるんやで」


ウチはそれを示すかのように、千紗のそこに指を這わせる。
そんでわざと卑猥な音を立てるようにそこをいじる。
「ひゃぁぁぁぁ」
千紗はウチから与えられる快感に、思わず声をあげる。
そんでウチのあそこに当てられていた指を思わず動かしてしまう。
それがウチのあそこを刺激し、ウチも思わず嬌声を上げてしまう。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

千紗の指がウチにもたらす刺激は予想以上のものやった。
そんでウチは思わず、大声を上げてしまう。
千紗はウチの声に戸惑ったように目をまるくしている。
「ゆ、由宇お姉さん?」

だが自分の指のもたらした結果に気付いたのか、千紗はぎこちなくもウチのあそこを指で刺激してくる。
「ひゃあぁぁぁぁ、千紗ぁ」

ウチの千紗のあそこを指で刺激しあう。
「ひゃんっ、ふぁぁ、あ、あ、あんっ」

それからはお互いに指でお互いの秘所を刺激しあう。
「ひゃぁぁぁぁ、お、お姉さんっ、ひゃああぁ、んあっ」
「んんんんん、あぁぁぁぁっぁぁぁ、あ、千紗ぁ」
まるで自分の指でしてるようやけど、自分の想像し得ない刺激にウチらは嬌声を上げる。

ウチは開いてる手で千紗の胸の先端をつまむようにしながら、千紗の控えめな胸を揉む。
千紗もウチの真似をしてウチの胸に自分の手をあてる。

「ひゃぁぁぁ、ふぁぁぁぁぁ、ぁぁぁぁぁぁぁ」
「んんあっ、ふぁぁ、んんんんんんんんん」

ウチらはお互いに唇を貪る。
今度は大人のキスや。
口の中を味わい、舌を絡め、唾液を交換する。

目の前の千紗は熱病にも冒されたような表情をしている。
多分、ウチも同じような表情をしてるんやろうな。


ウチの胸の高まりが徐々に耐えがたいものになっていく。
ウチは千紗の唇からウチの唇を話す。

「由宇…お姉さん…」
千紗がろれつのあまり回っていない口調でウチの名前を呼ぶ。

「千紗」
ウチも千紗の名前を読んでやる。

ウチはウチのあそこに当てられている千紗の手を取る。
そしてその指を口に含む。
「ウチのってこんな味なんやな」
千紗にもウチの指を舐めさせる。
「千紗の…、千紗の…」


ウチらはお互いの指についた自分の愛液を穢れを取るように、舐め落としていく。

「「ふぁぁぁぁぁ」」
お互いに口を放し、小さなため息をつく。

「千紗」「由宇お姉さん」
お互いの名前を呼ぶ。

ウチは体を動かし、ウチのあそこと千紗のあそこを密着させる。
「ひゃぁぁぁん」
その感触に千紗は声をあげる。
「千紗…、行くで…」
「はいです、由宇お姉さん」

ウチはゆっくりと体を動かし始める。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「んんんんんんんんあっ」
その動きはお互いを高めあう。
すぐに千紗も体を動かし始める。
お互いの愛液が混じりあい、お互いの秘唇が絡み合い、お互いのふくらみがぶつかり合う。

「ひゃぁぁぁx、お姉さん、お姉さん…、ふぁぁぁぁぁぁ」
「千紗ぁ、ふぁふぁふぁあん、あ、あ、んんんあっ、ひぃん、千紗ぁ」

ウチらは体も擦り合わせる。
ウチらの胸の突起が相手の体にあたり、それが更にウチらを高めあう。
「ぃぃぃぃぃぃぃぃんっ、ふぁあぁぁぁ、由宇お姉さんっ」
「いいでぇ、ふぁんっ、千紗ぁ、んん、ふぁぁぁぁ」

ウチが動きを緩めれば、千紗が動きを速める。
千紗が動きを緩めれば、ウチが動きを速める。
ウチらはお互いを高めようとし、自分をも高めていく。
「んんんんんぁ、ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ぃぃぃぃんっ、ですぅ」
「あ、あ、あ、あ、あ、いいでぇ、ふぁぁぁぁぁぁ、んんんんあ、ぁぁぁぁぁ」

ウチらは一緒に高めあい、一緒に絶頂に登りつめていく。
「ふぁぁぁぁぁぁぁぁ、千紗ぁ、もぉ、千紗ぁぁぁぁ」
「千紗ぁ、いいいいい、んんぁ、千紗ぁぁぁぁぁぁぁ」

「ゆ、由宇お姉さ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…」
「千紗ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ウチらは一緒に高みに上り、一緒に堕ちていったんや…。


ウチが気付くと、ウチの目の前で千紗が可愛い寝息を立てている。
「ホンマにかわいい寝顔やな…」
ウチは思わず、千紗の顔を目を覚まさないように、軽く撫でる。
「ずっと前から…千紗と一緒になりたかったんや」
「それでも…隣にいれるだけでも良かったんやけどな」
「ホンマ…ウチ幸せやで」
ウチは千紗の柔らかい髪を梳きながら、千紗の顔に自分の顔を近づける。

「愛してるで」
キス。


千紗が目を開けて、口を開く。
「千紗も由宇お姉さんのこと、愛してます…」

「い、お、起きてたんか」
「はい、途中からですけど」
「途中ってどこからや」
「愛してるで、からです」
「最後だけか…って、そこ聞かれてるだけで、めっちゃ恥ずかしいやんか」
「そんなことないですよ…。由宇お姉さんの…気持ち…ですから…」
「そう…やな…」
それでも照れてしまうなぁ。
千紗が更に追い討ちをかけてくる。
「ねえ、今度は起きているときに言ってくれませんか?」
「千紗、ホンマに愛してるで」
もう一度キス。





初出 2000/11/21

もう思う存分、砂吐いて下さい。

ちなみに人気・不人気かかわらず続く(かも)

Back