すいどうやのお仕事 (本管敷設、木造住宅新築工事編)


(1)水道管工事(配水管)
配水管布設工 水道局の浄水場から各家庭に送られる水道管(鋳鉄管)(配水管といいます)を布設した
時の写真です。
配水管の管種には、ステンレス管、鋳鉄管、ビニール管、ポリ管などがあります。
現在では、ステンレス管、鋳鉄管が多いようです。
この地域ではエタニットパイプという、遠心力鉄筋コンクリート管がよく使われていて
自然漏水や事故(すぐ割れてしまう。)が多いので順次鋳鉄管にかえてるところです。
東京都や埼玉県南部では、主にステンレス管が使用されています。


(2)給水管取り出し工事
給水管取り出し工事 道路上に埋設してある配水管から給水管を敷地内に引き込み、家庭で使えるようにする工事です。
写真は、配水管から断水することなく水を分岐する”サドル分水栓”を取り付け、穿孔機で穴を
配水管に開けているときの状況です。
給水管の管種には、ステンレス管、ビニール管、ポリ管などがあります。


(3)給水仮設工事
給水仮設工事 給水管を取り出した後メーターを取り付け、コン柱をたてる水道の仮設工事を行います。
これは、建築工事中に大工さんや各職方さんが、水を使うために行う工事です。
建築工事の終了とほぼ同時に役目を終わります。
今では、工事現場で、水洗トイレも当たり前になってきているのでその接続工事も行います。
仮設工事を急いでやらないと、大工さんやかかしらに怒られてしまいます。(^-^);


(4)内部配管の逃げ工事
内部配管逃げ工事 地鎮祭もおわり、建物も基礎工事に入ると、まずはじめに内部配管の逃げ工事を行います。
最近では、基礎もベタ基礎が多いため、埋設配管を先行で行います。
かしらに予定を聞いておき、迷惑を掛けないように配管します。


(5)外部配管工事
外部配管工事 かしらが基礎のコンクリートの型枠をばらし、建前まで時間がある場合、(というより作ってもらう。)外部の狭い部分の給排水工事を 先行します。
先行する理由は、仮設足場がたつと足場が外れるまで外部工事ができないし、 工事が進んで建物が建つと狭くて施工しずらくなるため、先行するだけで半日から1日工事が少なく済みます。


(6)内部配管工事
内部配管工事 大工さんも進んでくるといよいよ出番です。大工さんが、根太を配り終える前後に乗り込みます。


(7)内部配管工事2
内部配管工事2 給水給湯管を保温し、排水管も2階部分は音がしないように遮音シートを巻きます。


(8)器具付け
器具付け 大工さんも終わり、クロスやさんも終わると、いよいよ仕上げの器具付けです。トイレ、洗面化粧台といった衛生器具を順番に取り付けていきます。


(9)水圧テスト、通水テスト
水圧テスト17.5kgf立法センチメートル 器具付けを終えると、配管内水圧テストと器具通水テストを行い水漏れや給水給湯管に割れなどが無いかの確認をします。
通常17.5kgf/cm2(17.5キロ立方センチメートル)を配管内にかけて管内に以上が無いかを確認します。
(実際には水圧テストは工事中都合3回以上行います。内部配管完了時、外部配管完了時、通水前その他適宜)
無事水圧がかかると、いよいよ通水です。いわゆる試運転のようなものでここで”器具の水漏れ”や”排水の流れ”を見ます。
(10)天端あわせ(てんばあわせ)
外構工事が終わる頃、水道メーターや排水桝の高さを調整して工事はほぼ完了です。
(11)役所検査
水道、下水道の役所検査を受け、検査済みシールを貼ってもらいます。
(12)引渡し
工務店さんや不動産屋さん、お施主様に引渡してすべて終了となります。