身寄りのない貧しい少女が、一切れのパンもって森の中を歩いていました。
少女は森の中でさまざまな子供たちに出会います。少女はもっていたパン。かぶっていた帽子、着ていた服を上げました。
やがて、全てを失った少女は小高い丘に立ち、満天の星を見上げます。すると空から出し抜けに「バラバラバラ…」と
星が降ってきて、それが本物の金貨にかわりました。それ以後、少女は幸せな一生をおくりました。

弱きを想い、悲しみを汲んで下さったみなさまへ。どうか星が降りますように。