BOOK-24
Present BY Kasumi Yahagi


[順不同。これは霞美の個人的評価です]

本の題名 作者 霞美の一言メモ 5星評価
1107 深く、暗く、冷たい場所 メアリー・D・ハーン 少女アリが偶然見つけた一枚の写真。写っているのは湖で並ぶ若かりし日の母と叔母と見知らぬ少女。 話を避ける母を余所にアリは謎の少女を調べ始めます。そして、アリを追い詰める謎の少女シシィとの出会い。 彼女の執拗な接触に恐怖しっぱなしでした。結末は予想通りでしたが、読後感は重いです。13/07/23 ★★★
1108 海底二万海里 J・ベルヌ 海に投げ出された主人公たちがネモ艦長に助けられ、潜水艦ノーチラス号で世界を旅する物語。 大海に埋没してきた世界の謎の真相を次々に目撃する主人公。史実を交えたリアルな発見に、どんどんひきこまれていきました。 そして、世捨て人になったネモ艦長の正体とは。何とも言えない奇怪さを残す幕引きです。13/08/02 ★★★☆
1109 栞子さんの本棚
ビブリア古書堂セレクトブック
複数(著) 名作揃いは確かなのですが、抜粋が多くて作品を深く感じ入るには至りませんでした。そんな中でも「たんぽぽ娘」だけは全て収録。13/08/07 ★☆
1110 特等添乗員αの難事件W 松岡圭祐 絢奈を手の平で弄び、無銭乗車を繰り返す謎の韓国人女性。動機と行動はどこか結びつきませんでしたが、 彼女の正体に朝鮮半島の悲しい事情を垣間見て、少し悲しくなりました。そして絢奈は彼氏と新居選びで大忙しだ。13/08/09 ★★
1111 暦物語 西尾維新 シリーズ歴代の少女たちと、怪異に纏わる小さな謎を解いていく。 石を見れば手を合わせ、水を見ればお金を投げ入れる。怪異とは本当に人の意識の産物なのかも知れません。 受験日当日に命を落とす暦。彼女ひたぎとの未来はどうなるのか、続巻が気になります。13/08/20 ★★☆
1112 戦闘機の戦い方 服部省吾 訓練の内容や飛行技術、機体の点検や天候など注意すべき点が筆者の視点で書かれています。 文面にやや過信を感じますが戦闘機乗りはそれくらいがよいのでしょうか。13/08/24 ★☆
1114 数学的にありえない(上・下) アダム・ファウアー 光の速度を超える唯一のもの、思考。左記の原理により未来を見ることのできる主人公。 そして彼を狙う国家機関。数学的根拠を交えた予知能力の立証が、とても興味深くて面白かったです。 物語はアクションありラブありと正にハリウッド。13/09/20 ★★
1115 僕のつくった怪物 乙一 本の世界アークノアに迷い込んだ兄弟。二人の分身が怪物となって具現化しアークノアの治安を脅かす。兄弟は住人達と怪物に立ち向かいます。 怪物を倒せなかったとき、怪物と命を共有する二人の命を奪わなければならない、管理者の少女リゼ。 アークノアに残った主人公の兄と彼女。今後二人がどう心を行き交わすのか、期待です。13/10/04 ★★☆
1116 万能鑑定士Qの推理劇W 松岡圭祐 コピアの復讐の魔の手が莉子や家族に忍び寄る。莉子は仲間たちと共に、故郷波照間で対決に挑みます。 そして、莉子と小笠原の仲は急展開を迎え、物語は一応の結末を迎える。 沖縄で新たな生活を始める二人が羨ましいです。13/10/11 ★★
1117 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 太田紫織 骨を愛し道徳は二の次の残念美人櫻子さんが、事件に首を突っ込んで行く。 謎解きに爽快感を求めるではなく、現実から目を背けない事件の書き方に脱帽です。 それでいて櫻子さんの不道徳な言動に笑いが潜んでいたりと、面白い一冊でした。Eエブリスタ電子書籍大賞受賞。13/10/21 ★★★☆
1118 テラビシアにかける橋 キャサリン・パターソン 秘密の隠れ家で友情を育む少年少女。親友を心の支えを失うことで逆に強くなろうとした、 少年の健気な勇気には打ち震えるものがありました。ニューベリー賞、国際アンデルセン賞受賞。13/10/25 ★☆
1119 スカル・ブレーカ 森博嗣 母親と思わしき人物と出会い、お家騒動に巻き込まれていくゼン。 どのような事実を前にしても変わらない、黙鶏のようなところが清々しい。ゼンの旅はまだまだ続きそうです。13/11/08 ★★☆
1120 東京バンドワゴン 小路幸也 古本屋を営む大家族の物語。天国の婆が語部という面白い構成です。 様々な事情の人を許し受け入れるこの大家族には、懐かしさにも似た温かさを感じました。13/11/19 ★★☆
1121 鹿乃江さんの左手 青谷真未 魔女が願いを叶えてくれるという女子高で紡がれる三つの物語。左目を、左足を、互いに失ったものを奪い合おうとする女子二人の物語 「闇に散る」が恐ろしくも切なかったです。13/12/07 ★★
1122 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み 太田紫織 老人や子供にまつわる怪事件を、残念美人の櫻子さんが謎解いていく。 物語の俎上にのった弱者の悲しい現実は、フィクションなどと片付けることのできない、胸に迫るものがありました。 それでも彼らは、生きようとしたのだと。13/12/18 ★★★
1123 時を生きる種族 中村融(編) SF短編集。頭に残ったのはやはりロバート・F・ヤング。 歴史的重要人物シェヘラザードとの時を超えた恋物語「真鍮の都」が、美しくロマンチックでした。14/01/24 ★☆
1124 久世光彦 桃をモチーフにした異色の短編集。昭和初期特有の影が独特の世界観で描かれています。 震災に紛れ込み吉原を逃げ出す女二人。自分の死期と向きあいながら旅をする「同行二人」など 昭和の人の死生観を色濃く感じます。14/02/13 ★★★
1127 読むだけですっきりわかる世界史(古代編・中世編・近代編) 後藤武士 よくわかる世界史の授業を受けている、そんな錯覚を覚えます。雑談を交えながらの講義なので、硬い内容にも苦を感じさせません。 個人的には、ずっとスルーしていたナポレオンのことなど解って良かった。受験生にもお勧めです。14/03/25 ★★★☆
1128 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘 太田紫織 櫻子さんに負けず劣らずの骨好き教授が残していった、骨と遺品の意味とは。 教授や櫻子さんのような嗜好の持ち主は、命というものをどう考えているのか。 ふと、人骨を気味悪く思う我々の方が非常識なのではないかと、立ち止まってしまいます。 櫻子さんの過去に触れ物語は少しずつ前へ。続刊に期待です。14/04/23 ★★★
1129 ビブリア古書堂の事件手帖5 三上延 五浦と付き合うことを決意する栞子。そんなふたりを試すかのように、栞子の母は次なる謎をかけます。 自分の中にある母の血を憎む栞子。その運命にどう抗うのか。私の好きなブラックジャックの登場にちょっと興奮でした。14/05/16 ★★★
1130 一冊でまるごとわかるギリシア神話 吉田敦彦 数あるギリシャ神話を一話二三ページで解説。沢山いる神たちの繋がりを知るにはいい本でした。 ギリシア神話の入門書としてお薦めです。14/05/31 ★★★
1131 読むだけですっきりわかる現代史 後藤武士 池上彰の現代史よりも、もう少し個人よりの見解で説明されていますが、変な癖はありません。どころか、筆者独自の見解は中々にして爽快です。 この手の本には共通して書かれますが、世界がそれとなく目を瞑る欧米政治の凶暴さと杜撰さには憤りを感じます。14/06/19 ★★★
1132 史上最低の女弁護士 京本喬介 心を病んだ女弁護士が、道端で拾った若い助手と共に、薬を頼りながら事件に挑む。 どうしてこうなったと自暴自棄になる二人ですが、その微かな純心さを応援したくなります。 最悪だと思っていたことが、実はそうではなかった。頑張って生きてみないと分からないことが沢山ありますね。14/07/03 ★★
1133 対馬丸 大城立裕/嘉陽安男/船越義彰 沖縄から九州へ向かう途中、米軍の魚雷によって沈没した学童疎開船対馬丸。物語は実体験に沿って語られます。 乗船名簿に連なる子供たちの名前と年齢。同じ苗字が連なっているのを見て、本当に胸が苦しくなりました。これは、日本人として知っておくべきものと思います。14/07/15 ★★★☆
1134 女のいない男たち 村上春樹 相変わらず奥さんや猫が失踪する物語なのですが、それでもとても面白かったです。 妻に浮気された男が何かを間違ってしまう、そのことに気がついていく物語「木野」がお勧め。ねじまき鳥の再来です。14/07/26 ★★★☆
1135 全訳遠野物語 柳田国男
(訳注)石井徹
遠野にまつわる不思議な説話を現代語訳。座敷わらしや動物霊が日常に居て、それなのにフィクションとは思えない古の物語に感嘆。 また事象のみを語る鮮麗な原文は本当に見事です。14/07/31 ★★☆
1136 人物点描 石川達三 思うままにならない人生を、それぞれの個性で歩んでゆく人々。様々な人生の機微に触れる短編集。 多忙な人なのに心はいつもどこか遊んでいた「山の詩人の話」に学ぶところがありました。14/08/23 ★★☆
1137 陳列棚のフリークス ヤン・ボンデソン 史実や医学的観点より先天異常の人々について書かれた本。1800年代、見世物小屋で働いていた多毛症の女性ジュリア・パストラーナのことが知りたくて読みました。 世界一醜い女性として喧伝されましたが、彼女は聡明で優しく美しい人でした。彼女は本当に不幸だったのか、考えさせられます。 他に、生埋めに脅えて棺桶に呼び鈴つける人々「ベントソンの鐘楼」がお薦めです。14/10/02 ★★★
1138 日本軍とドイツ軍 藤井非三四 WW2で日本とドイツが勝てなかった理由を軍事的観点から分析。図表を用いて国力の差を説明します。 世界を敵に回すということは、輸入輸出が儘ならなくなるということ。それでも日本は戦争に踏み切ったんですよね。14/10/06 ★★
1139 ドイツ陸軍全史 学習研究社 WW2時代の独軍の兵器や戦法をイラストつきで説明。兵士達が戦場でどう過ごしていたかが分かりますが、その心情には触れていません。 後半の人物氏が面白いです。14/10/13 ★☆
1140 歴史群像No.26 南北戦争 学習研究社 南北戦争のきっかけからその終結まで。戦場の要所を押さえながら解説していきます。 203高地を思わせるような、戦死者数の凄まじさに驚きです。その武器が明治維新の日本へ渡って行ったというのも、戦争という狂気の流れを感じます。14/10/17 ★★
1141 特等添乗員αの難事件X 松岡圭祐 おバカヤクザの親子につけ狙われる浅倉絢奈。その本当の目的とは。 裏社会へ足を踏み入れてしまったら、今度はそこから抜け出すのが大変なんですね。敵に魅力のある物語でした。14/11/19 ★★
1142 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた 太田紫織 女子高生の失踪と、その背後に揺らめく美しい画家の影。薄気味悪い事件の裏側に、自分の殻に閉じ篭るより他ない人間達の憎悪と悲しみを垣間見ます。 このシリーズ。悲劇はそれ以外の何者でもないのだという語りが、どこか心を捉えて離しません。 15/01/01 ★★★
1143 拉致と決断 蓮池薫 北朝鮮に拉致されてからの24年間を綴る。日本への思いや物のない苦労の耐えない日々ですが、北の標準的な生活を与えられ結婚し子供も授かっています。 必ずしも日本にいた方が幸せだったとは言い切れそうもない、人生の真意について考えさせられました。 著者が施しをした物乞いの親子が忘れられません。15/01/09 ★★★☆
1144 戦場から女優へ サヘル・ローズ イラン・イラク戦争で天涯孤児の身となったサヘル。若い女性に引き取られ、いじめやホームレスを経験し、ようやくここまでやってきました。 彼女を抱いて棘の道を歩いた義母フローラにも脱帽。この二人はソウルメイトであり本当の意味で親子でした。15/01/16 ★★★
1145 漁師の愛人 森絵都 短編集。主に怒りや焦燥をテーマにしています。『プリンはないけど、ア・ラ・モードならある』そして出てきたものが 実態のないアベノミクスのような食べ物―。何とも上手い表現です。15/01/20 ★★
1146 はなとゆめ 沖形丁 清少納言の目線で描かれる悲劇の姫藤原定子の物語。何の後ろ盾もなく帝の寵愛一筋に生きた定子。まるで源氏物語の桐壺を思わせます。 定子の御隠れと共にキャリアを捨てて宮中を去る少納言。その絆はきっと本物だったのではないでしょうか。15/02/27 ★★★
1147 洗脳 ToshI 倉渕透、守谷香の接近によりホーム・オブ・ハート(HOH)に入信してしまったXJapanのボーカリストToshI。 12年間で15億円以上を奪われ、過酷な生活に命をも失いかける。その最中、偶然の出会いから、彼らの手を借りHOHから何とか脱出。 そして人生を今一度やり直すことを決意。その実感を本書で伝えています。優しく人の良い彼の財産に群がる悪人、変わってしまう家族、隣人―。 彼の壮絶な半生を通して、人生や人間そのものについて深く考えさせられました。人は求める前に理解するべきだと思います。 優しさも、地位も、お金も、幸せを保障するものではないのだと。15/02/28 ★★★★
1148 私はマララ マララ・ユスフザイ パキスタンの小さな村から教育の必要性を訴え続けた少女マララ。 彼女も確かに立派なのですが、娘を支え続けた父親がまた本当に素晴しい人でした。 非暴力と原理主義者の矛盾の訴え、私財投じてでも子供たちの教育を支えたいという、その情熱に脱帽です。 この素敵な家族と共に、少女の更なる活躍を期待しています。15/04/13 ★★★☆
1149 ビブリア古書堂の事件手帖6 三上延 太宰の稀覯本「晩年」を巡る盗難事件を追う内に、栞子・大輔の祖父母の関わりが判明。その人間関係を紐解いていきます。 人物の複雑さと事件性が込み入り、初期のさっぱりした読後感はどこへやら。語弊を懼れずにいえば「晩年」に執着する異様な人々の物語です。15/06/14 ★★
1150 アーミッシュの赦し ドナルド・B・クレイビル/
デヴィッド・L・ウィーバー‐ザーカー/スティーブン・M・ノルト
ペンシルベニア州で起きた小学校銃乱射事件。子供を失った被害者のアーミッシュたちがとった赦しの行動について書かれた本です。 無論彼らの言動は賞賛に値します。そしてそれは、人としてあるべき当然の姿であろうとも思える。そんな感想は些か過ぎるでしょうか。15/06/27 ★★
1152 ドグラ・マグラ(上・下) 夢野久作 記憶を喪失した男が、精神医学の教授やら女やら小説やら何やら、頭に注ぎ込まれる様々な情報にますます混乱していく。 読者共々軽い酩酊状態に陥る不思議な物語。通読の難しさが言われている難書です。日本三大奇書の一つ。15/07/21 ★★
1153 悲劇の誕生 ニーチェ 音楽の神髄から派生する悲劇誕生の過程をギリシャ神話に求めたニーチェの持論。 アポロやディオニュソスを思考的概念の一要素とし、終始この二極を用いて芸術を解いていきます。 先を行き過ぎたのか当時は見向きもされなかった難書です。15/08/04 ★☆
1154 13階段 高野和明 冤罪の死刑囚を救う依頼を受け奔走する、仮出所中の純一と刑務官の南郷。 真相と共に浮き上がる純一と南郷の過去が、望む未来が、儚く愛おしい。 死刑とは何か。殺人否定の倫理が揺らぐ、重い問いかけが心に響きました。15/09/06 ★★★
1155 アメリカン・スナイパー クリス・カイル アメリカ1の狙撃記録を持つスナイパー・クリスの自伝。率直に、まず彼の考え方に問題を感じました。 「イラクの野蛮人共をひとりでも多く殺したい」「俺はただ、戦うのが好きなだけだ」そう公言するクリス。 裏表のない所は好感持てますが『戦争』に対して持つべき思考の欠如を感じてなりませんでした。15/09/18 ★★★
1156 自閉症の僕が跳びはねる理由 東田直樹 自閉症の筆者が、その症状についてQA方式で回答。彼らは気持ちと体のコントロールが思うようにできないだけで、 その想いは健常者と何ら変わりない。一度読めばその後の彼らの見方が大きく変わる良書です。世界各国で翻訳化。15/09/21 ★★★
1157 その女アレックス ピエール・ルメートル 拉致監禁されたアレックスを助けようと奔走する刑事たち。調査を進めていくうちに、そもそも彼女は何者なのか?という疑問に突き当たります。 物語は三部構成、各章で解くべき謎が入れ替わっていく。そして事件は、その真実を他所に収まるべき場所に収まっていきます。 物事とはこういう風に纏まっていくものなのかも知れないと、感慨に耽ってしまいました。各社賞にて6冠達成。15/10/02 ★★★★
1161 終物語(上・中・下・続) 西尾維新 謎の後輩、忍野扇の圧倒的な言動と謎解きに翻弄される主人公暦。 帰って来た忍野忍の眷属との一騎打ちを経て、暦は彼女の謎に近づいていきます。 さりげなく生意気で上から目線なのにどこか憎めない扇。彼女の物語をもっと読んでみたいと思いました。15/11/05 ★★★☆
1162 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図 太田紫織 叔父の追っていた事件に再度挑む櫻子さん。被害者は果たして自殺なのか他殺なのか。 正太郎を巻き込みたくない、でも一緒に居たいという相反する思いを胸に、二人は事の真相を追っていきます。 摘出が極めて難しい蝶形骨の入手に固執する異常犯。身震いします。15/11/09 ★★★☆
1163 窓から逃げた100歳の老人 ヨナス・ヨナソン 老人ホームから逃げ出した百歳の老人。その数奇な人生辿りながら、世界の歴史を読み解きます。 その大雑把で物怖じしない性格から、国家間の難題を次々と解決。飄々と人生を歩んでいく。 どんなに老いても、求められればいくらでも生きる。そんな素敵なおじいちゃんです。15/11/24 ★★★
1164 国を救った数学少女 ヨナス・ヨナソン 浅学だけど数学が得意な少女ノンベコが、帳票上は存在しない余り物の核爆弾の捨て場を求め、 仲間達とトラックで徘徊する何とも危ない物語。 幾多の問題を知恵で乗り切るヒロインに生きる力そものを感じます。 本が人生を切り開く、その極論のような物語ですね。15/12/15 ★★★

Last Up Data : 2016/03/22

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