Present BY Kasumi Yahagi
数
本の題名
作者
霞美の一言メモ
5星評価
903
砂漠の女ディリー
ワリス・ディリー
ソマリアの遊牧民が世界のトップモデルヘ転進。働くことを苦にせず、生きる勇気に満ち溢れていた彼女だからこそ、ここまでこれたのでしょうか。
また、彼女の成功はアフリカの女性が今尚苦しんでいる女子割礼の廃絶を訴えるための使命、その過程であったのだと感じました。
彼女の人生を通して、ソマリアを知ることのできる本でもあります。10/12/12
★★★☆
904
GOSICK
桜庭一樹
1924年。学園の屋上に住まう少女ヴィクトリカと事件に挑む少年久城。
招待された亡霊船で悲しい謎を解き明かします。歴史に触れたその真相には驚きです。
老人のような落着きと、大人にも子供にもなれない果敢なさを併せ持つヴィクトリカ。
七竃の本もそうでしたが、筆者の書く少女には特異な魅力があります。10/12/15
★★★☆
905
万能鑑定士Qの事件簿Y
松岡圭祐
万能贋作者雨森華蓮と対決する凛田莉子。
押されっぱなしの莉子がどう形勢逆転するのか目が離せません。
人生を嘘で繕って生きてきた華蓮。有能なだけに哀れみを感じてしまいます。
そんな華蓮への、筆者の暖かい幕引きに拍手です。10/12/17
★★★
906
GOSICKU
桜庭一樹
亡き母の冤罪を証明するために学園を抜け出すヴィクトリカ。彼女に付添う久城。
国家から隔絶した村で、僅かな証拠を手がかりに云十年前の事件に挑みます。
村の存在そのものが歴史を絡んだ大きな秘密を持っていたことに驚きました。
久城とヴィクトリカの運命を予見する一連のエピソードが可笑しくて優しくて、切ない。10/12/24
★★★
907
発達障害に気づかない
大人たち星野仁彦
誰もが思い当たる物忘れや整頓力の欠如。治療されずに社会に出て苦しんでいる人々に手を差し伸べた本です。
自分の長所と短所を理解し、それとうまく向き合ってゆ<術が書かれています。筆者もそのひとり。11/01/05
★★☆
908
傾物語
西尾維新
過去に戻って八九寺真宵を助けようとする暦と忍。彼女の生延びた世界を見て驚愕します。
「私は幽霊になったからこそあなたと出会えた」そんな台詞に、今に幸せを見出せているかを
問われている気もしました。今回は、読めない展開に手に汗握ります。11/01/06
★★★
909
GOSICKV
桜庭一樹
町のデパートで消息を絶つ子供たち。神隠しの真相に一弥とヴィクトリカが挑みます。
ロシア革命で略奪された宝石など、今回も歴史との絡みが面白い。
ここへ来て、ブロワ警部の奇妙な頭髪の謎も解かれるなど物語は前進。
着物を貰って舞い上がるヴィクトリカが可愛い過ぎです。11/01/07
★★★☆
910
3つの真実
野口嘉則
社会的成功こそ人生と信じた男に語られる三つの真実。
本当の幸せ。人の許し方や愛し方が、謎の老人によって説かれます。
「怒、りを感じた時は、自分が怖れていることを意識しなさい。怒りに支配されにくなる」
真相を穿っていますね。やや説法じみていますが良本です。11/01/08
★★
922
真田太平記(全12巻)
池波正太郎
武田家滅亡から大阪夏の陣まで。真田家奮闘の日々を描きます。
秀吉亡き後、東西分かれて争う事となる、西軍は父子昌幸と幸村。東軍は長男信之。
混乱した列島情勢の最中、真田家を支える甲賀忍のお江や佐助に支えられながら、幸村は最後の時まで戦場を馳せ続けます。
特にくノーお江の存在は物語の中枢を担い、真田家と甲賀の物語であったと言っても過言ではないほど。
昌幸より託された孫娘の於菊を嫁にし、運命に抗うことなく風のように生きた滝川三九朗。
多くの真田の人々の面倒を見ることになる彼は、まるで天が真田家に送った使徒のようにも見えました。
三九朗が私に似ていると紹介され手に取った本書ですが、私の方こそ憧れの眼差しで彼を見ていました。11/02/04
★★★
923
GOSICKW
桜庭一樹
謎の書籍に書かれた筆者の犯行と挑発。その挑戦に挑むヴィクトリカ。
錬金術の存在をめぐり、ソヴュール王国の過去を解き明かしていきます。
初めて顔をあわせるアブリルとヴィクトリカのやり取りも面白い。
犯人の正体とその動機には驚愕しました。ヴィクトリカによって蘇った彼の真意に、胸がいっぱいになります。11/02/08
★★★
924
GOSICKsT
桜庭一樹
多くの謎にかけて、役者たちが揃う迄の出会いの物語。
ヴィクトリカを預かるセシルや、将来の夢を語るアブリル。九条が彼女を知るよりも前に、
彼を見初めていたヴィクトリカなど、登場人物たちの想いが本編に厚みをつけます。
「私はいつか、ずっとずっと遠くに行く」そんなアブリルの言葉が気になっています。11/02/10
★★☆
925
GOSICKX
桜庭一樹
実父に軟禁されたヴィクトリカを救うため、戦時中は野戦病棟と化していた
ベルゼバブの頭蓋と呼ばれる修道院へ向かう九条。科学アカデミーとオカルト省の対立において、トリックを駆使した
様々な殺人事件をヴィクトリカが謎解きます。生きる意味を失いかけたヴィクトリカに叱咤する九条。
支え合うふたりが愛しい。ついにヴィクトリカの母、コルデリア登場です。11/02/14
★★★
926
GOSICKY
桜庭一樹
車中偽りの自己紹介で仮面舞踏会を演ずる六人の乗客達。そこで、前巻で盗まれた形見箱を巡り新たな殺人が発生。
暴走列車を食い止め、悪しき大人に抗う子供たちの戦いに手を差し伸べるヴィクトリカ。少女の言う弱き優しさの意義に共感です。 11/02/15
★★☆
927
GOSICKsV
桜庭一樹
ヴィクトリカの暇つぶしに本を朗読する九条。その物語の裏に潜む真実をヴィクトリカが解く。
アブリルの叔父を支えた叔母姉妹の物語がお薦め。女性の気丈な優しさが身に沁みます。
加えて、コルデリアの思わぬ登場に唖然でした。 11/02/17
★★☆
928
万能鑑定士Qの事件簿Z
松岡圭祐
国税局の内偵としてファッション誌編集長の秘書となる莉子。脱税と謎の金塊を巡りその真相に迫ります。
次々と職務をこなす莉子の有能さは、相変わらず軽快にして爽快。ラスト。どこかで自分を止めて欲しかったと思う罪人の心理に触れ、
悪人を悪人のままにしない、筆者の優しさを感じました。 11/02/18
★★★
929
GOSICKsU
桜庭一樹
生徒達が帰省する学園の夏休み。ヴィクトリカの孤独を慮って学園に残る九条。
アブリルやブロワード警部、九条瑠璃、セシル先生。皆の起こす珍騒動をふたりが解明してゆきます。
一度はOKされたバカンスの誘いを断られるアブリルが、已む無しとはいえ可哀相でした。11/02/22
★★☆
930
もの食う人びと
辺見庸
人類共通の食という行為を通して世界を語ったルポ。極貧や無政府状態の町々を食べ歩き、ありのままを綴ってゆきます。
一食50円の労働者がどんな気持ちで日本の飼い猫のために魚を捌いているか。
食べ残すことが罪ならば、腐りかけの肉を食するこの子供たちは、その罪を贖っているのではないか。
先進国の食の常識が―吹きで消え去ります。「あんた、明日また来てくれるんだろう?」
クロアチアの紛争で全てを失った寡婦の孤独が忘れられません。講談社ノンフィクション賞受賞。11/02/24
★★★
931
砂糖菓子の弾丸は
撃ちぬけない桜庭一樹
殺された友人、海野藻屑と過ごした日々。
藻屑の嘘が投影する真実。甘い砂糖菓子ではなく現実を生き抜くための実弾を欲するなぎさ。
二人の少女はそれぞれのやり方で、子供の力では侭ならない不幸に抗います。
重いとも暗いとも違う、蒼く切ない物語でした。11/02/28
★★★
932
オラクル
キャサリン
・フィッシャー
神のお告げを利用し権威を思う侭にしようと企む将軍アルジェリン。
神の存在に懐疑的な巫女ミラニィが、まわりを巻き込みつつその真相に迫ってゆきます。
巫女仲間の裏切りと友情。疑心暗鬼の仲間達。揺れる展開に目が離せません。
存外神様は、無闇に神を信じない人を使途に選ぶのかも知れませんね。11/03/10
★★★
933
私の男
桜庭一樹
少女花の養父となった淳悟。淳悟は花に幼少期に得られなかった愛を求め、津波で家族を失った花は身の全てを淳悟に委ねる。
人を殺してまで紡ごうとした奇妙な愛の形に唖然としました。
舞台は北海道紋別。管理人馴染みの湧別に近っ。直木賞受賞。11/03/24
★★
934
ハーモニー
伊藤計劃
マシンによって健康を徹底管理された未来。終には、人の意思をもその監視下に置いてしまうのか。
生きる意味を問う少女が、その策略に踏み入っていきます。操られるままに生きる、苦しみのない世界に人は何を思うでしょうか。
日本SF大賞、星雲日本長編部門受賞。11/04/04
★★
935
謎解きはディナーのあとで
東川篤哉
お嬢様刑事と毒舌執事が事件を解決。お嬢様を詰る執事の言葉が笑えます。
お笑いものと割り切って読めばよいのでしょうが、事件の内容の薄さに若干の物足りなさを感じました。11/04/14
★★
936
万能鑑定士Qの事件簿[
松岡圭祐
莉子の出身地、波照間島が渇望する淡水化技術。それを売りつける怪しいバイヤーを追って莉子は友人と台湾へ飛びます。
今回は莉子ひとりではなく友人達との事件解決に挑む。何気に台湾観光を含んだ彼女達の奮闘劇が面白い。
終盤なかなか見えてこない真相にページを捲る手も早くなりました。11/04/21
★★★
937
GOSICKZ
桜庭一樹
云十年前に起きたソビュール王国皇女殺害事件を解決すべく、父ブロワ侯爵に応ずるヴィクトリカ。
皇女の人生を描いた舞台劇の中に、彼女は解決の糸口を見出してゆきます。元踊り子の母コルネリアと、嘗ての舞台仲間が
時を経て交わす、暗闇の中で触れ合うような静かな友情に、思わず吐息が漏れます。11/05/01
★★★
938
鏡子の家
三島由紀夫
鏡子の家をサロンにして集まる若者達。皆が人生の成功と挫折を味わい、その中でひとり、画家の青年だけが鏡子の家に戻ってきます。
魂の縁まで歩いてゆき、そこから神秘の世界へ行く者もいるが、自分はもと来た社会という現実に目を向けることで生還できたと語る彼。
国民がぼんやりと老後や金の心配などするようになったら国家の崩壊は近い。ずばり現国家の耳に痛い忠告です。11/05/14
★★★
939
高校生からわかる「資本論」
池上彰
マルクスの名文過ぎて理解不能な「資本論」を読み解いてくれます。
今まさに彼の言うとおりの崩壊が起きつつある資本主義国家群。
気になるその解決策は資本論には書かれていない。私達で模索し、考えていかねばなりません。
資本主義の国で働いている自分の立ち位置を怖いくらいに解らせてくれる本でした。11/05/17
★★☆
940
アイスマン。ゆれる
梶尾真治
健康を代償に成就させる恋の呪い。その使道に懊悩する主人公知乃。
読んですぐ結末が予想できましたが、それなのに涙を誘われました。
人の犠牲の上に成立つ幸せなんてやるせないです。アイスマンとは中国の古事月下氷人(仲人)の意。11/05/20
★★★
941
高校生からわかる
イスラム世界池上彰
イスラム教の歴史から中東問題までを浅くも要点を押さえて解説。
ニュースで掻い摘んで覚えてきた知識が一本の線に繋がってくれました。
現地取材の話も兼ねて、何故彼らがそこまで神に固執するのか。
また、彼らが何と戦っているのかも見えてきます。
筆者の物腰柔らかいブッシュ批判がちょっと笑えました。11/05/24
★★★
942
真実の「日本戦史」
戦国武将編家村和幸
武将の戦術を専門家が分析、と謳っていますが言う程の内容でもなく、
戦とその時代背景の要約を武将ごとに追います。
いろは歌に準えた島津家家訓の紹介は興味深いです。11/05/25
★
943
パパなんていなけりゃいい
キアーラ・ゾッキ
父の服役。兄のドラッグ。崩壊家庭に生きる少女の目が見た世界。
大人のように悲観的になりすぎない、子供特有の放埓さがその暗雲を切り裂きます。
それは、大人の羨む生きる強さなのかも知れません。11/05/27
★★
944
花物語
西尾維新
コックリさん改め悪魔様を名乗る、中学時代の駿河のライバル沼地蝋花。
駿河に挑んだバスケ対決の果てに、少女の本当の想いが露になってゆく。今回は一風変わった青春ものと言った感じでした。
実際、武道やスポーツをしていると、気になる相手が出てくるものです。11/06/02
★★☆
945
GOSICKsW
桜庭一樹
学園のチェス大会を機軸に展開する短編集。今回はグレヴィールの話が大半を占めます。
ヴィクトリカの手の中で闘う、忠臣たちの物語「忠臣」が秀逸。
私も盤上の駒たちに兵士の勇姿を思い浮かべます。11/06/07
★★
946
1Q84 BOOK2
村上春樹
リーダーの命を狙う青豆。危険を感じ、隠れて暮らす天吾とふかえり。
牛河の甘言。そして、青豆と天吾紙一重のすれ違い。一線を越えてしまった天吾とふかえりの関係。
銃口を己に向けた青豆のその後が気になります。二人は再会できずに終わってしまうのか。 11/06/14
★★★☆
948
罪と罰(上・下)
ドストエフスキー
一つの罪で多くの善が成されるのならば、それは正義。そんな理屈の元に金貸しの老婆とその妹を殺害するラスコリーニコフ。
嫌疑や欺瞞からの迷走を続け、やがて彼は、身を売って家族を救う娼婦ソーニャと出会い自首を考えはじめます。
主人公がクレイジー、と一言では片付けられない、何かが心に残る物語でした。
エピローグに描かれた、彼の服役生活の情景が印象深いです。11/06/24
★★★
949
マネジメント
P・F・ドラッカー
マネジメントを語った導入書。簡単な話すら名文が過ぎて、読むのに相応の集中力が必要でした。
文体はマルクスの資本論に近い。様々な企業の例をとって説明するところなど興味深かったです。11/06/29
★☆
950
神様のカルテ
夏川草介
片田舎の病院で仕事に忙殺される主人公の医師。
命と治療に感謝して止まぬ末期癌患者の女性に多くを思い、彼は町医としてのあるべき姿を考えはじめます。
世の中には様々な立場の医者が必要で、その一例がここに美しく描かれていました。小学館文庫小説賞受賞。
11/07/01
★★★
951
箱庭図書館
乙一
一般投稿の物語を著者が書き直した短編集。複数の物語が文善寺町を舞台に展開されます。
文芸部室で根暗な少年が先輩と小説を書きつつ毒舌を交わす「青春絶縁体」が面白い。
笑いと切なさと、筆者のセンスが光ります。11/07/05
★★★
952
吉祥寺の朝日奈くん
中田永一
短編もの恋愛小説。失恋と新たなる出会いを描いた「交換日記始めました!」。
高校生の歯がゆい三角関係「三角形はこわさないでおく」。人妻との恋愛「吉祥寺の朝日奈くん」がお薦め。
「交換日記〜」のうまく生きられない彼と彼女には、諦めないでほしいと切実に思いました。切ないです。11/07/08
★★★☆
953
囮物語
西尾維新
撫子が大蛇となって暦と対峙するに至る物語。
可愛いを盾にしてる、駄目元の敵わぬ恋に恋を楽をしている、
などなど言い出せばきりのない非難に、聊か可愛そうにもなりました。
大蛇に化けた少女。残り二冊の物語に関わってくるものと期待しています。11/07/12
★★★
954
死者のための音楽
山白朝子
ゴシックホラー短編集。筆者の得意分野なだけに、引き込まれる物語ばかりでした。
冥界への入り口を思わせる「井戸を下りる」。物を黄金に変え、その末路に目を覆う「黄金工場」。
少女を守る兇器の鳥「鳥とファフロッキーズ現象について」がお薦め。どれも切なさを携えた怪談です。11/07/14
★★★
955
プラ・バロック
結城充孝
冷凍コンテナから複数の冷死体が発見される。
女刑事クロハは謎の暗号を追い、集団自殺の真相へと足を踏み入れていきます。
昔起こった自殺志願者に手を下す快楽殺人の事件を思い出しました。
雨、銃、夜、と無機質な空気の漂う小説です。日本ミステリー文学大賞新人賞受賞。11/07/17
★★
956
百瀬、こっちを向いて。
中田永一
短編物恋愛小説。目立たない主人公たちの淡い恋を描く。
偽装カップルの淡い関係「百瀬、こっちを向いて。」。
昏睡状態から覚めてみれば、小さな教え子がすっかり男らしくなっていた
「なみうちぎわ」など。恋愛に突っ走らない、微妙な距離が心地よいです。11/07/21
★★★
957
万能鑑定士Qの事件簿\
松岡圭祐
フランスの招待によりモナリザの学芸員に抜擢される莉子。
モナリザの瞳の謎に迫るや、なぜか彼女は培ってきた鑑定の慧眼を失っていきます。
失意の莉子にこれまでの登場人物が様々な形で関わり、人に事件に目が離せません。
小笠原との関係も微妙に進展です。11/07/26
★★★☆
958
ヒットラーのカナリヤ
サンディー・
トクスヴィグ
第二次大戦下のデンマーク。ナチスの台頭に息を潜める劇団一家。
やがて、自分たちがやらねば事態は変わらないと考えを改め、ユダヤ人逃走の手助けなど活動を始めます。
ドイツ兵が必ずしもユダヤ人を嫌っていたわけではないなど、戦時下の真実が見えてきます。
ナチス兵は適当だったがデンマークのナチス支持者の方がユダヤ人狩りに躍起になっていたと後述。
ぶら下がっていたいという人間の弱さがそうさせるのかも知れません。
本書は筆者が叔父の体験記より創作した半フィクション。11/07/27
★★★
959
ランジーン×コード
大泉貴
言葉(遺言詞)よって生まれたイメージが人々の脳内で具現化する世界で、
幼馴染の暴走を食い止めるため、謎の少女と共に奔走する主人公ロゴ。
遺言詞を商売にする組織。その世界を守ろうとする組織。多くの攻防が描かれます。
世界観からしてアニメチックが過ぎるかも。このライトノベルがすごい!大賞、受賞。11/08/02
★☆
960
第二次世界大戦4
ヨーロッパ戦線菊池宏義
ヨーロッパ戦線を56年生でも解るよう解説。体験談が全くないのが教科書チックで残念ですが、一連の流れを知るには良い本だと思います。
日本兵が南京で中国人の首を持って笑っている、後に合成と判明した写真が使われていました。古本です。11/08/02
★★★