UNIX初心者向け
環境・システム設定ファイル

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以下の環境を想定して説明しています。
ホストネーム:earth
ドメインネーム:din.or.jp
IPアドレス:192.168.1.2※自分で解決
ルータのIPアドレス:192.168.1.1

    目 次

  1. コンピュータの定義

    コンピュータ名の定義方法とIPアドレスの定義方法。

  2. ネットワーク端末としての設定

    ルータを利用して、ローカルネットワークの外へアクセスする設定。

  3. 起動時のマウント

    UNIXが起動する時に構築するディレクトリを指定する方法。

  4. NFSマウント

    他のコンピュータのディレクトリを自分のコンピュータにマウントする方法。

  5. 定期的に指定のプログラムを走らせる

    定期的に指定のプログラムを走らせる方法。

  6. メールの宛て先(sendmail)

    自分のコンピュータ宛てに届いたメールを振り分ける方法。

  7. システムメッセージ

    UNIX は様々なメッセージを記録しています。

  8. メールサーバ(sendmail 8.10 以降)

    メールサーバの設定として、送信メールサーバ(Relay)、バーチャルドメイン、添付ファイルネームの制限等について記述しています。一部FreeBSDに特化しています。

  9. 時計が狂わないようにする

    AT(互換)機を使っていると、1日1秒以上時計が狂うことも珍しくありません。
    忘れているとどんどん狂うので、定期的に時刻合わせをするようにします。

  1. コンピュータの定義(ホストネーム、IPアドレス)
  2. ホストネームとは、そのコンピュータにつけられる名前を指します。

  3. ネットワーク端末としての設定
  4. ルータを利用してローカルネットワークの外へアクセスさせる設定について記述します。

  5. 起動時のマウント
  6. UNIX は起動時に(ディスクを)マウントする、と言う概念で各ディレクトリを構成しています。つまり、各ディレクトリは、どのHDDのどこに割り当てられているのかを指定してあげなければなりません。また、大きいシステムになると、ディレクトリの一部を他のコンピュータのHDDに割り当てる場合もあります。

  7. NFSマウント
  8. ネットワークで接続されたコンピュータのディスクをマウントするメジャーな方式のひとつに NFS があります。NFSマウントされる側(ディスクを他のコンピュータに提供する側)は、マウントを許可する為の設定が必要となります。

  9. 定期的に指定のプログラムを実行する
  10. UNIXでは定期的に指定のプログラムを実行させるデーモンとして cron があります。 例えば、ファイルシステムが壊れていないか毎週末にチェックしたい場合等に使用すると便利です。

  11. メールの振り分け(sendmail)
  12. たいていのシステムでは、デフォルトでメールの振り分けシステムに sendmail が入ります。sendmail はコンピュータに届いたメールを各ユーザーに振り分けたり、メールを他のコンピュータに送信したりする働きをし、このようなサーバを MTA と呼ばれています。

  13. システムメッセージ
  14. UNIX は様々なシステムの稼動状態をファイルに残しています。代表的なファイルは /var/log/ 以下の messagessecuritymailloglpd-errcron でしょうか。

  15. メールサーバ(sendmail)
  16. sendmail の設定項目は多岐に渡り、また、8.10 以降からは設定方法に幅が広がり、管理しやすくなりました。ここでは、その中のいくつかを紹介します。なを、設定方法の一部は FreeBSD に特化しています。


  17. 時計が狂わないようにする

    AT(互換)機を使っていると、1日1秒以上時計が狂う事も珍しくありません。手動でマシンの時刻を合わせるよりも、時刻合わせを提供してくれているサーバを利用した方が管理が楽です。

    時刻を合わせるコマンドはいくつかありますが、ここではntpdateを利用します。
    このコマンドは、ntpプロトコルを利用して複数のサーバから時刻を取得し、設定すべき時刻を算出した上で自分の時刻を設定するものです。

    余談ですが、ntpdateの精度を上げたntpdと言うデーモンもありますが、現状ではサーバにかける負荷が高い為、採用を見送りました。


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(raelian@din.or.jp)