常時接続で自宅サーバを運営しよう
回線切断時の対処

常時接続契約を交わしていても、固定IPアドレスをくれるプロバイダはまだ多くはありません。メンテナンス等で回線を切断される/する場合はグローバルIPアドレスが変わってしまう覚悟が必要です。
ここでは、IPアドレス変更に対応させる為の手段を記述しています。


  1. プロバイダと自宅サーバの共存
    私のところではトップページをプロバイダに設置し、中身の溢れそうなコンテンツを自宅サーバに置いています。


  2. スクリプトにて自動化する
    スクリプトには、以下の機能が必要です。
  3. その他の手段
    REFRESH タグを利用してプロバイダの表ページから自宅サーバに遷移する方法を紹介しましたが、まだいくつか方法はあります。その中のひとつ、無料で動的ドメインを登録してくれるサイトdyndnsを利用した方法を紹介します。
    こちらは上記1.〜2.で紹介したようにプロバイダを利用しなくてもダイレクトで自宅サーバへ移動できます。

    ブラウザにて
    http://fletsjunky.dyndns.org/
    を指定

     → 


    +------------+ | | | TOP PAGE | | (in local) | +------------+

    dyndns の利用方法は以下の通りです。但し、無料で提供してくれている(寄付も受け付けています)ので、敬意をはらって利用しましょう。

    以上でドメイン登録完了です。15分程度で設定が反映されます。
    グローバルIPアドレスが変更になった場合には同サイトにてアドレスを再登録する必要があり、また、アクセスが無ければ2週間で登録したドメインが消失されるようなので、このヘンを含めてスクリプト化すればプロバイダを介入させずに直接自宅サーバへネットサーファーからのアクセスが可能となります。

実際に運営してみて気づいたのですが、REFRESH タグにてグローバルIPアドレスが変更になった場合だけに対処しても、例えば自宅サーバ内に設置してあるCGIのクッキーが無効になるとか、自動巡回ツールが REFRESH タグの先を読んでくれないモノでは厳しい等の、細々した現象が残っています。
なので、REFRESH タグを利用するよりも、ダイナミックDNSを利用した方がトラブルは圧倒的に少ないです。が、ダイナミックDSNサーバが落ちた時の対応は困難です。

MAIL

(raelian@din.or.jp)

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