大澤 武司
(Dr. OSAWA Takeshi)



 


熊 本 日 記
(2011年7月)

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□2011年7月31日(日) オープンキャンパス


韓国語「超」初級講座@オープンキャンパス

 本年度最初のオープンキャンパス。今回は10時から15時まで個別相談の担当。韓流とK−POPのブームもあって、東アジア学科は大人気。韓国コース希望者が多いのが気になったが、それはそれ。初級韓国語の模擬授業も教室が満室になる大盛況、個別相談も休む暇もなくひっきりなしに高校生や保護者の皆さんが来てくださった。

 新年度が楽しみ。

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□2011年7月29日(金) 丸腰のごとく

 朝から試験監督が3つ。最初の2つは非常勤の先生が担当されている教養科目と教職科目の監督補佐。それにしても学生の取り組む姿勢がひどい。丸腰で戦場に行くような学生がかなりいる。ひどいのは開始直後に「辞退」と書いて、「腹痛なので帰ります」と言い出す始末。うちの学科が含まれていなかったのがせめてもの救いか。

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□2011年7月26日(火) くうわ

 息子が菊池渓谷「道の駅」のキャンプに2泊3日で出かけたので、少しは家が静かになるかだろうと思ったが、いかんせん大澤娘。が「一人っ子のお姫様」になってしまった。パパとママを独占できたのでやりたい放題である。

 終日、研究室で某事典の項目執筆を進める。終戦直後の満洲関連の項目なのだが、基本情報自体が極めて少なく、なおかつ不確定なものが多いため、どこまで書き込めるか。結局、『満蒙終戦史』あたりをひっくり返して、力技でまとめることになりそう。

 夜はせっかくなので家族で街に出る。娘がいるのである程度アットホームな居食屋的なお店でなくてはならない。肉類をがっつり食べたかったので、幼稚園の「しぶしぶ会」で行った下通りの「くうわ」へ。

 平日の開店直後ということもあり、ゆっくりできた。お店お薦めの「明太クリームパスタ」に大澤娘。も大満足。帰りはのんびり路面電車にのって帰宅。少し飲みすぎたか。

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□2011年7月25日(月) 採点

 7月下旬の仕事を前倒しで進めるために終日採点。一気に「国際社会と日本T」の採点をすべて終える。書きたいことは山ほどあるが、ここはぐっとこらえよう。結局、最後に苦労するのは本人たちである。ひどく格差が広がっている実感がある。どこまで踏ん張れるか...。「東アジ」のみんながすごく頑張っているのがせめてもの救い。

 中国新幹線の衝突事故。理由はどうあれ、車体は埋められてしまった。人民の生命と国家の機密。もっとも悔しい思いをしているのは中国の知識人たちであろう。更新したばかりの学科HPのトップに大きく「和諧号」の写真があるので「対応」しなければ...。

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□2011年7月23日(土) 帰熊

 朝の飛行機で帰熊。行きも帰りも夏休み最初の週末だったせいか、プレミアムクラスの空席待ちがはずれる。種別A−1で駄目なのだから仕方ないか。狭い席だが、原稿を一本仕上げる。

 空港からそのまま研究室へ。すでに試験が終わった「国際社会と日本T」の採点作業に着手。270名強の「出席状況」+「レポート」+「試験」なので、ものすごい重労働である(手抜きをまったくしないので)。


美顔プリクラ@ゼミのみ

 夕方はゼミの飲み会。下通りの「とり鉄」にて。ビール飲み放題込みで3500円はお手頃。とはいえ、多少負担しようと思えば、結構な出費となるが、それでも楽しいのでついつい気分が大きくなってしまう。

 がっつり飲んだ後は千鳥足で促されるままにゲーセンのプリクラへ。最近はやりの美顔プリクラで、ものすごい「園子ライト」(古っ!)で綺麗に撮れた。飲み会の後にプリクラを撮ったのは第1期生のとき以来だろうか。

 そのまま大好きなカラオケへ。サザンのモノマネで盛り上がる。徹夜組もいるので、最後まで付き合うつもりだったが、さすがに出張帰りでは限界も近い。1時過ぎに退散。もう若くないなぁ...。

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□2011年7月22日(金) 東京日記

 中央大学日中関係発展研究センター主催の公開研究会で報告。ついでに学位取得証明を大学院事務室でゲット。母校を離れて5年になるが、結構、事務の方が覚えてくれていて嬉しい。専門外の方々の前で話をするのはなかなか大変。

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□2011年7月18日(火) 東京日記 その3

 終日『熊熊論論』の原稿書き。920字で「語専設立当時の社会と国際情勢」をまとめるのは至難の業。

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□2011年7月17日(日) 東京日記 その3

 午前中は実家でのんびり。午後は同窓会参加のため銀座へ。台湾時代の同窓生と久しぶりの再会。今回は先生方も多数参加くださり、普段以上の盛り上がりをみせる。熊谷先生とは25年ぶり。まさか清田先生が附属高校の出身とは。実家は健軍とのこと。世の中は本当に狭い。

 みなよほど嬉しかったのか一次会で撃沈する者が続出。一応、最後の三次会までつきあったが、手許に残ったのは熊谷先生の赤ワインまみれの帽子。多分、この帽子は中2の修学旅行の時にかぶられていたものと同じだろう。熊本でクリーニングに出さなければ。

 それぞれがそれぞれ成功しているようで安心。それに比べると私の人生は至って平凡である。二日酔いが心配。

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□2011年7月16日(土) 東京日記 その2


B747@新整備場

 朝、息子と二人で新整備場駅へ。早起きなのは親ゆずりか。興奮しているせいもあるのだろうが、5時半過ぎからベッドの上を飛び跳ねまわっている。昨日11時まで「ゲド戦記」を観たのだが。

 通常は90分程度の見学コースとのことだが さすがは特別企画。朝9時半から午後3時半までみっちり6時間のコースである。途中、デジカメの調子が悪くなり顔面蒼白となったが、何とか持ち直してくれて安心する(廉価なメモリカードが原因のよう)。

 40分ほどの座学を終え、整備工場へ。親子ともどもヘルメットをかぶり、歩を進める。整備中だったのはB767−300とB747のジャンボ・ジェット。ブルーラインの入ったボディが整備場内に注ぐ陽射しに照らされ、なんとも美しい。やはり小学生の子どもよりお父さんのほうが興奮するというのは本当のようだ。応募総数2885組。うち栄えある当選者は31組。実に96倍の競争率だったとのこと。


ライフ・ベスト@ANA

 ほぼ週1でお世話になっているANAだけに、その裏舞台を垣間見れたことに興奮。お昼は加賀の料亭「浅田」さんの「匠味」。お土産もたくさん。パイロット、CA、マーシャラーによる講義と実技。とにかく「ANA」を堪能させていただく。

 終了後は実家へ。お嫁様のご両親も合流し、拝島の「大柴」へ。「原点」の味を堪能しつつ、楽しい時間を過ごす。

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□2011年7月15日(金) 東京日記 その1

 午前は「国際社会と日本T」の定期試験。今年度は「すべて持ち込み可」にして、きっちりと論述させる形にした。採点は大変なのだが、試験を機械的に終わらせず、学生の理解度を把握するためには、「書かせる」に限る。講義で充分に解説を加えた部分なので、しっかり参加していた学生にとっては「楽勝」となろう。

 午後は息子と東京へ。有給休暇の恩恵を受ける。ANAカード主催の羽田空港飛行機整備場見学ツアーに参加するため。息子と二人きりの旅行は初めて。東京の定宿に泊まって、明日朝早く新整備場駅に集合する。

 息子も一緒なので東京駅近辺を散歩。子ども連れがほとんどいない金曜日の夕方。息子も「東京には子供がいないの?」と驚きを隠せない。夕食はファミレスで簡単に済ませる。宿で息子と「ゲド戦記」を最後まで観る。

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□2011年7月11日(月) 土間土間にて

 午前は東洋史、午後は専門演習。もうそろそろ講義も終わりが見えてくる。1時間ほど卒論関係の面談をしてから街へ。暑気払いの飲み会。男3人だが、年齢も近く、普段なかなか得られない情報も聞けるので、こういう機会はありがたい。プレミアムモルトの飲み放題とオシャレな料理を決行頼んで一人3,000円。リーズナブル!

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□2011年7月9日(土) だご武者らしか組

 熊本の若手研究者の飲み会「だご武者らしか組」の久々の会合。藤崎宮近くの沖縄料理店にて。オリオンビールの生が飲み放題で、料理もマスターが適当にお任せでやってくれて、「ソーキそば」が出てきたら「もうそろそろおしまい」という合図とのこと。値段も手ごろで大満足する。

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□2011年7月8日(金) 引き継ぎ

 学内紀要『文学・言語学論集』の編集委員長の仕事を無事に引き継ぐ。ようやくひとつ「解放」。少なくとも2年間はお休み。

 午後は「現代中国の政治」の学期最終講義。高橋伸夫先生の「中国論」を読み終える。国分先生の編著『中国はいま』のなかに収められているものだが、「中国の自画像」を考えるうえでちょうど手ごろな文章。最後、うまく着地した感じ。

 残りは学科広報関係の仕事。オープンキャンパスに向けた学科ホームページのリニューアル打ち合せ。昨年同様、明確なターゲットに向けた強いメセージを発信できるよう方針を立てる。これが終われば、すこしは研究に戻れるか...。

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□2011年7月1日(金) 秋学期の布石

 「国際社会と日本T」にて「ソンミ村―虐殺の真実」(後半)を鑑賞。戦後日本外交、国際連合と日本、そして日米関係史と講義してきて、最後に「ヴェトナム戦争」は効果的だったようだ。戦争犯罪や「侵略―被侵略」の問題など、秋学期の日中関係論の良い伏線になったと思う。レポートが楽しみ。

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