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大澤 武司
(Dr. OSAWA Takeshi)



 


研 究 日 記
(2007年4月)


□2007年4月30日(月)  春の遠足




 3月までお世話になっていた保育室の春の遠足に「OB」家族として参加。2歳4ヶ月で「オールド・ボーイ」というのもなんだが、本人は先生方と再会して、「おひさしぶり〜!」などと愛想を振りまいている。いつものことながら私は朝早く起きてお弁当作り。今回は「春」ということもあり、おかずを重箱に詰めて少しだけ豪華にしてみた。

 キヤノンの一眼レフを購入。研究の合間の息抜きになればと願う。

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□2007年4月29日(日)  リハビリ散策




 退院後、自宅療養の父が孫と羽村動物園に行きたいとのこと。2ヶ月の入院生活で足腰は弱くなっていたが、杖を使いながらも随分と歩き回れるようになってきたので、家族揃って出かけることにした。

 帰宅後は休日ながらも史料読解。整理・分析対象の档案が多く、翻訳を伴いながらの作業なので、とにかく時間がかかる。

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□2007年4月20日(金)  寄稿プロポーザル

 多摩にて講義。ゼミに関しては内容を詰め込みすぎた感もあるが、また追い追い再確認していくことで、知識と技術を共有できるようにしていきたいと思う。

 講義後は日中友好会館へ。清華大学訪日代表団の「答謝会」に出席。今回の訪日については、自分の仕事が多かったため、あまりお供することができなかったが、大きな成果があったようである。

 移動する電車のなかで、某学会の特集号に寄稿するための論文趣旨書を作成。日中戦争に関する特集号への寄稿の打診を頂いていたのだが、趣意書提出が締め切りギリギリになってしまった。中国の対日「戦犯」処理政策の実施過程について、少し「実証的」にまとめてみようかと考えている。

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□2007年4月19日(木)  講義準備

 終日講義準備。本年度のゼミはまず新書を素材にして、日中関係に関する基礎知識の吸収、さらにはプレゼン技術の習得を目指すことにしている。特に後者は決まった方法論があるわけではないので、自らの経験やプレゼンの上手い先生方の技術を紹介する形で少しずつ形のあるものにしていければと思っている。

 話したいことがたくさんあるせいか、制約は多いが、レジュメ作りに力が入る。

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□2007年4月18日(水)  中国語は楽し

 中国からのお客様のお供をして終日都内を動く。中国語の世界に浸りながら、ふと埼玉大学で中国語の面白さを改めて教えてくださった町田茂先生のことを思い出した。日本人作家の文章を毎週中国語に翻訳し続けるという「体力の要る」授業で、毎回準備が大変だったが、外国語で「日本語の微妙なニュアンスを伝えること」の難しさを教えてくださった本当に良い授業だった。きっと通じるさ!

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□2007年4月17日(火)  NRI・清華大学人文社科学院中国研究中心




 3年余にわたり色々と裏方で動いてきたプロジェクトだが、ようやくまずひとつめの成果に結びついた。正式名称は「野村総合研究所・清華大学人文社会科学学院中国研究センター」。様々な議論を繰り返すなかで浮かんでは消えた可能性のいくつかが融合してひとつの形になった瞬間。感慨深いものである。

 野村総研さんによるニュース・リリースはこちら

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□2007年4月14日(土)  スタジオパークからこんにちは




 妻が土曜出勤のため、終日息子と過ごす。土曜保育も何なので、ちょうど割引券が送られてきていたNHKスタジオパークに出かける。ぽかぽか陽気のなか、代々木公園を散歩しながら、目的地へ。

 いわゆる「ふうか」ちゃんから「ことみ」ちゃんに担当が代わった「いないいないばぁ」だが、子供はすぐに慣れるようで、相変わらず「わんわん」と「うーたん」を見ながら嬉しそうに踊っている。実物の「わんわん」は着ぐるみなのでもちろん巨大。その登場から終始一貫、息子はその巨大さに圧倒されていたようだった。

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□2007年4月13日(金)  講義開始日

 新年度の講義開始日。

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□2007年4月11日(水)  档案読解

 終日档案読解。分量が多いため、しばらく腰を据えた作業が必要となりそうだ。読み始めると、また北京に飛びたくなる。研究に集中できた一日を終えると 何とも言えない充実感がある。やはり、自分は本当に研究が好きなのだと改めて自覚する。

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□2007年4月10日(火)  三田の地域研究論特殊研究

 中央大学が余りに長かったので、国内留学のような感覚がある三田。とはいえ、日本最高峰の中国研究者の下で学べる環境は興奮の連続である。その一言一句、一挙手一投足が研究者としての神経にビリビリと刺激を与えてくださる。もとより強い影響を受けている先生だが、このような恵まれた環境で、研究に専念できる日々を改めて有難く思う。やはり求められるのは成果であろう。

 いつものように三田の春日神社に参拝。願い事は内緒だが、おみくじは「大吉」であった。また何か良い事があるだろう。

 帰宅すると某研究所より再校ゲラが届いていた。初校に時間がかかったため、編集の方も痺れを切らしていたようだ。最終の修正箇所をすぐにメールでお知らせし、ひと仕事終える。

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□2007年4月9日(月)  翻訳原稿完成

 ここ1ヶ月余り悩まされてきた長文の翻訳原稿を完成させる。中文原稿で5万字弱。日本語訳で7万字強。当然のことながら研究は停頓したが、いい勉強になった。改革開放以降の中国社会の構造変化をミクロ的に分析した著名学者の最新の論稿は、学生の教材としても利用したい内容のものである。いずれ大手より出版予定とのことだが、さて...。

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□2007年4月6日(金)  退院

 大病のため入院していた父が2ヶ月ぶりに退院。依然として予断を許さないが、取り敢えず自宅に帰還できたことを素直に喜ぶ。三田の春日神社のご利益は確かだ。

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□2007年4月5日(木)  校正原稿

 余りの忙しさに先延ばしにしていた校正原稿を返送する。知人が担当者なだけに、ようやく気持ちが楽になった。

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□2007年4月1日(日)  新年度

 新たな心持ちで研究に取り組みたい。

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