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大澤 武司
(Dr. OSAWA Takeshi)



 


研 究 日 記
(2005年8月)



□2005年8月29日

 研究会での報告レジュメを作りながら進めてきた結論の執筆作業。ようやくまとまった。結論ぐらいは端的にまとめようと、極力不要な部分や言葉は削除。8000字程度で着地。研究の全体像から考えれば、今回の仕事はあくまで途中経過のまとめに過ぎず、結論もあまり広げすぎないほうがいいだろう。本論そのものについてもこれからのわずかな期間でさらに改善したい部分が少しだけある(吉田外交の評価部分)。表現部分にもまだ冗長なところが散見される。でも、ようやく次の研究課題に着手できるという、喜びもあり、早速、文献と史料漁りを開始。やはり公募もいくつか応募したほうがいいのかしら...。

 息子の離乳食作りが熱い。

 基本的には「おかゆ類」「おかず類」「汁物」の3点セットを用意するが、これを作るのが楽しい。プロである野崎氏が娘さんのための離乳食作りにすこぶる楽しみを見出されたように、これは凝れば凝るほどクセになる。

 「おかゆ類」は「白粥」に始まり、「かぼちゃ粥」「シラス粥」「ほんれん草粥」「鶏だんこ粥」から野菜スープをベースに粉ミルクを混ぜて、コーンスターチでとろみをつけた「リゾット風粥」や鶏出汁ベースの「中華粥」。10倍から7倍、さらには普通の粥へと進行中。「おかず類」はそれこそ無限大。いろんな素材のハンバーグから野菜の「炊いたん」まで。一切、人工調味料を使わずに料理するので、山岡さんのようになるかも。健伸は「かぼちゃ」と「かぶ」が大好き。椎茸と人参を刻みいれた和風だしでコトコト炊くのがお好きのよう。「汁物」はママ・パパの「上澄み」。


□2005年8月26日

 大変お世話になっている先生にお誘い頂き、9月初旬に報告の機会を頂く。内容は兎も角、分量が若干多い論文のため、時間内でどのように報告するか悩む。各章ごとに詳細にやれば半日あっても足りない。自然、枠組と概要紹介と問題提起が中心となろうが、レジュメは少し細かく作っておいたほうが良いだろう。とはいえ、レジュメが30頁以上になるのも考えものだ。

 秋刀魚がおいしい季節になった。普段、買い物に行く近所のスーパーは5つほどあるが、秋刀魚については値段、質と共にバラつきが大きい。同じ北海道産でも1匹298円の秋刀魚が必ずおいしいわけではない。3匹299円の方が脂がずっと乗っていて、肝もほろ苦く新鮮な場合もある(少しでもぐずぐずだともちろん内臓は食べない)。やはり庶民の味方か。「秋味」が今年も店頭に並んでいる。仕事もはかどる。

 ある先生のHPを覗いて感動。その方は国内外の学会や会議に神出鬼没する新進気鋭の若手研究者だが、HPにアップされている講義レジュメや学生との質疑応答に関する覚書、講義のテーマ設定とその内容の体系性など、教育者としての優れた側面をも同時に持ち合わせていらっしゃることを実感した。私自身も、私なりにもうそろそろ心の準備と実際の準備を進めるべき時期に来ているのだろうか。否。もう少し自分の勉強を続けなければ...。


□2005年8月10日

 淡々と博論を読み込む。


□2005年8月6日

 結論を執筆すべく、全章の詳細を確認しながらの読み込み。最終的に38万字ぐらいで着地しそう。

 息子が通う保育室の夕涼み会。生ビールのお祭り。焼き鳥や烏賊の串焼きを担当。涼しい風のなかでしこたま飲んで、食べて、笑って。楽しい夏の一日でした。

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