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大澤 武司
(Dr. OSAWA Takeshi)



 


研 究 日 記
(2005年1月)



□2005年1月30日

 川島先生にお願いして出席させていただいたワークショップに参加。大家であるW先生やS先生、最近大変お世話になっているB先生を含め、台湾の中央研究院からも昨年の訪台ミッションでお世話になったH先生、また議連関係の研究で常に刺激を与え続けてくださるS先生、若手の中国人、台湾人留学生研究者、さらには尊敬して止まない若手研究者のM氏など、この2日間は昨月の島根のシンポジウムに続き、極めて貴重な人脈作りの機会となった。

 短い時間ではあったが、私も報告の機会を与えていただいた。テーマは「戦後米国の東アジア政策と台湾における日本人技術者留用問題」。島根で行なった報告を下敷きに、「台湾」に焦点を合わせて再構成したものである。幸い、今回のワークショップには台湾の日本人引揚及び留用の研究に取り組んでいる研究者が私の他に2名も参加しており、さらに档案紹介をされた台湾人研究者も引揚関連档案について詳細に言及するなど、改めて本テーマの可能性と広がりを感じる機会となった。

 最後に報告されたW先生が提示された「脱帝国化」、「脱植民地化」の視点は、私の研究にとっても重要な示唆を含むものであり、思わずうなってしまった。


□2005年1月29日

 夜は懇親会。


□2005年1月19日

 最近「専業主夫」になる男性が増加しているそうだ。いわゆる「専業主婦」の男性版であり、「妻が稼ぎ、夫が家を守る」という形態だろうだ。その最大の理由は「妻の収入が夫より多いから」とのこと。とはいえ、単に役割交代するだけのことであれば、これは真の意味での男女共同参画社会に向かう傾向とは言えないだろう。本末転倒である。自己決定権は否定しない。だが、共に働き、共に育てる。夫婦が共に同じ目線に立つことを目指さなければ、いずれまた新たな歪みが生じるだろう。


□2005年1月8日

 息子が生まれてもうすぐ1ヶ月。妻の産休が2月中旬までのため保育所探しも含め、年末から仕事が山積していた。夜中は夜中で3時間おきにミルクとオムツの世話。本当に1日があっという間に過ぎてゆく。とりあえず研究時間は確保できているが、今後、学会や研究会への参加を含めた外出については「取捨選択」が必要となりそうだ。1月も行事が目白押しである。

 昨日、無事保育先が確保できた。私の住む町は東京都でも待機児童が多いとの話を聞いていたが、正月のスタートダッシュが効いたようだ。たまたま空いていた1名の枠を本年度末まで確保できた。今年もツキがありそうだ。

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