高校生の時にアン・マキャフリィ「竜の騎士」(ハヤカワ文庫SF)を読むまで、小説のSFは難しいという思いこんでいた。その頃ちょうどサイバーパンクの翻訳が始まり、ウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」、グレッグ・ベア「ブラッド・ミュージック」などに夢中になる。アシモフ、クラーク、ハインラインはいまだに読んでいないので、SFファンというのにはためらいがあります。
日本ではファンタジーがヤングアダルト(もしくはライトノベル)系のものが中心となり、翻訳ものもエンターテイメント色の強いものが主体になった。面白いものを求めて未訳の作品を英語で読むようになったら、皮肉なことに先の読めるエンターテイメント色の濃いものは読めなくなってしまった。英米の主流小説はリアリズムばかりでないことを知り、好きな作家の翻訳が進まないこともあって、近年は興味がそちらに移ってしまった。
誤解されることが多いのですが、今まで一度もSF、ファンタジー系のファンダム、同人誌にかかわったことはありません。
社会に出て、もう英語を使うこともあるまいと思いました。しかし、RUSHという日本ではマイナーなバンドのファンになって、情報が欲しいので英米の音楽雑誌を読むはめになりました。パソコン通信を始めたら、英語だけどメールを使って最新情報が得られるということを教えてもらいました。これは大量の口語文に触れるというの意味で、非常によい訓練になりました。この経験がなければ、今でも英語の本を読むことは不可能だったと思います。
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