ステンレス Network のホストプログラムは mmm というものを採用していま
す。これは基本的に、メニューから番号を選択し階層形式に進んでいくわかり
やすいものです。それでは基本的な操作方法を説明致します。なお、これから
説明する内容は、とりあえず利用するのに必要な最低限の操作方法だけなので
、詳しい機能や操作方法は ステンレス Network 上の「総合マニュアルを参照
して下さい。

***便利なコマンド***

* *****>> でのコマンド(例えば MAIN>> など)

 [/] :MAIN 画面ににもどる
 [.] : 一つ前のメニューに戻る
 [TOP]:未読の NEWS を読む
 [W] :現在アクセス中の人及びその人がなにをしているのかが見れる
 例)
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 MAIN>> W

Ch1
 Ch2
 Ch3 Navi03 (ZIVA ) [MAIN ] 19200/LAPM/V.42bis
 Ch4 Navi01 (みう ) [CHAT ] 14400/LAPM/V.42bis
 Ch5 SL000060 (GonTa ) [CHAT ] 9600/NONE/NONE
 Ch6
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (上の例で、SL000060(GonTa)さんは、Ch5に接続中でCHATをしています。
  9600/NONE/NONE は接続条件です。)

 [!] :現在アクセス中の人に電報を送る
 例)
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 MAIN>> !
[2] SYSOP [3] SL000006 [4] Navi03
電報の送り先は ? : 4
電文 : こんばんわ!
 -- 電報を送りました --
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (上は、[4] に接続中の Navi03 さんに "こんばんわ!"という電報を
  送った例です。送り先の指定は [] 内の数字でして下さい。)

 [?] :ヘルプ画面の表示
 [OFF]:通信終了


* *****> でのコマンド(例えば INDEX> など)

  こちらの方は、***** に入る単語によってちがいますが、だいたい以下の
ようになっています。

 [Q] :その状態からの抜け出します(*****>> の状態に戻ります)
 [?] :ヘルプ画面の表示

 これ以外は状態によって違うので、[?] を入力して、そのコマンドに従って
下さい。

*** NEWS ***

 ステンレス Network からの重要なお知らせが書かれています。*****>> から

[TOP] で、未読の NEWS が表示されます。

***電子メール***

 メインメニューから 1 を選択すると、電子メールの読み・書きから削除、取
消などのメニューが表示されます。希望する機能の番号を入力すれば、その機
能を使うことが出来ます。[?] でヘルプが表示されます。
 送信メールの入力はオンラインエディタで行います。オンラインエディタの
使い方は後程説明致します。

***ミーティングルーム***
 電子会議室とか電子掲示板、BBS、フォーラム、などと呼ばれているもので、
パソコン通信のコミュニケーションの中核となるべきものがこれです。
 メインメニューから2番を選択すると、1階層目に入ります。ここで希望す
る項目の番号を入力すると、2階層目に入ります。更に希望する項目の番号を
入力すると、ベースノート(すぐあとで説明します。)の操作やミーティング
ルームの説明などのメニューが出ます。希望する機能の番号を入力すれば、そ
の機能が使えます。

 ここで、一番重要な1番の「ベースノートの表示・選択とレスポンスの読み
・書き (Open)」に付いてのみ説明します。ここを選択すると、INDEX> いう画
面になり、ノート(すぐあとで説明します)のタイトルが表示されます。この
状態で、ミーティングルームの読みだし、書き込み、そして新規にノートを作
ることが出来ます。

−− ノートとは? −−
 ノートとは、ミーティングルームの中で更に細分化された話題を扱う書き込
みの単位のことです。わかり安く説明すると、ふつう BBS でスポーツの掲示板
があった場合、全てのスポーツに付いてそこに書き込むため、いろいろな話し
が交錯して、内容が煩雑になってしまったりします。
それを防ぐために mmm ではミーティングルーム(掲示板)の中に、ユーザーが
自由にノートというものを作れるようになっています。スポーツの掲示板の中
にユーザーが”野球”とか”スケート”とか”格闘技”など、話題を専門に扱
うノートが作れるワケです。

*ミーティングルームの読みだし
 
 INDEX> 画面でノートが一覧表示されるので、読みたいノートの番号を入力し
ます。ノート数が多すぎて画面表示し切れない場合は(ノートナンバーの若い
番号が切れている場合)、[BS] キー(Mac では [delete])で表示されている
ものより前のノートタイトルが表示されます。
 読みたいノートの番号を入力します。すると、ベースノート(のーとの趣旨
などを書いたものです 。見出しのようなものです。)が表示され、OPEN> とな
ります。ここで [スペース] を押すと、第1レスポンスから順番に読むことが出来
ます。詳しくは OPEN> から [?] で、ヘルプを表示して下さい。

*ミーティングルームの書き込み

 INDEX> 画面でノートが一覧表示されるので、書き込みたいノートの番号を入
力します。ノート数が多い時の注意は読みだしと同じです。
 書き込みたいノートの番号を入力します。すると、ベースノートが表示され
、OPEN> となります。ここで [w] (必ず半角小文字の w です)を入力ます。
するとオンラインエディタが起動し、書き込み出来る状態になります。オンラ
インエディタの使い方は後程説明致します。

*新規にノートを作る

 自分で新しい話題のノートを作る場合です。
 INDEX> 画面でノートが一覧表示されます。この状態から[w] (必ず半角小文
字の w です)を入力ます。するとオンラインエディタが起動し、書き込み出来
る状態になります。ここで注意していただきたいのが、この時入力するタイト
ルと文章は、ノートのタイトルとベースノートになると言うことです。そのた
め、タイトル・文章ともにノートの趣旨がわかるように書かなくてはいけない
と言うことです。また、ベースノートは毎回表示されるので、簡潔に趣旨だけ
書くようにしたほうがよいでしょう。
 詳しくい書き込みはベースノートを作った後に、第1レスポンスとして書き
込むようにしましょう。

***オンラインエディタ***

 電子メール・ミーティングルームの書き込みなど、いろいろな場面でオンラ
インエディタは利用れます。使い方をしっかりマスターしましょう。

*文字の入力
 まず、"Subject : "となったらタイトルを入力します。全角20文字までで
す。そのあとは本文を普通に入力出来ます。ミーティングルーム(ベースノー
トは15行制限があります)と電子メール行数に制限はありません。ですが、
あまり長すぎると、読む人にストレスを与えますので、1レスポンス50行ぐ
らいが限度でしょうか。長い時はいくつかに分けると良いでしょう。
 入力を間違えた場合ですが、1行単位でしか修正がききません。改行した時
点で、前の行の修正が出来ません。修正するには後程紹介するコマンドを利用
して、行単位ですり替えるようにしなければなりません。できれば、各パソコ
ンのエディタを利用して書き込み、テキストアップするのが望ましいでしょう

 入力が終わったら、[.] で書き込み待機状態になります。
 []EDITOR> と表示されます。ここから以下のコマンドを使って、編集と書き
込みをします。

*エディタ操作コマンド

 以下のコマンドは []EDITOR> の状態から入力できます。

 (1) 一覧表示
   l {{start},{end}} : テキストを表示 { }は表示範囲 (行番号あり)
   p {{start},{end}} : テキストを表示 { }は表示範囲 (行番号なし)
  (l, または p, で全文表示)

 (2) 追加/挿入
   a : テキストの最後に続けて追加入力 (行番号あり)
   u : テキストの最後に続けて追加入力 (行番号なし)
   i {line} : 挿入入力 ; { } 挿入位置

 (3) 削除
  d {{start},{end}} : テキストの範囲削除
   (dx で x 行のみを削除)

 (4) 終了
   w : 編集結果を保存し終了(書き込み終了)
  q : 編集結果を破棄し終了(書き込みせず終了)

 (5) ヘルプメニュー
  ? :コマンドのメニューが表示されます

 オンラインエディタの機能はまだまだあります。便利な機能もございますの
で ステンレス Network 上の「総合マニュアル」を読むことをお勧め致します



 これで基本的な操作はご説明致しました。あとは実際にアクセスしてみて、
試しながら慣れていって下さい。決して難しいものではありません。
 それでは、あなたの楽しい書き込みを期待しています。


                       ステンレス Network 事務局