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No,1[オーク・ザ・ヒーロー]

プロンテラ南西部に棲むオーク一族は、プロンテ騎士団の仇敵とも言える存在で、永くその闘争は続いている。

オーク一族の中でも有望な若者は、オーク迷宮最深部にあるとされる伝説の”兄貴の穴”のクエストを命じられる。
”兄貴の穴”から無事、「英雄の紋章」を持ち帰ることが出来たオークのみが”オーク・ザ・ヒーロー”を名乗る事を許されるという。そしてその成功率は1000人中一人であるという・・・。

見事クエストに成功したオークには、一族伝来の”英雄の武具”の装備が許される。”英雄の武具”は、「深紅の髪飾り」「英雄の鎧」「血塗れの斧」「オークの聖剣」「神祖の盾」で構成されておりその全てが、初代O・T・Hの所持品であったという。

「深紅の髪飾り」
  燃えるようなその赤は初代が狩った”獲物”の血で染めたとされる。
  盾とならび、オークヒーローのトレードマークといえるだろう。
「英雄の鎧」
  鎧を軽視するオーク一族の風潮の中で、この鎧はエルニュウム製である。
  常に激戦に投入されるヒーローならではの装備といえるだろう。
「血塗れの斧」
  相手の魂を啜るとされる呪われた斧である。あんまり使わない。
「オークの聖剣」
  聖剣と称するにはあまりに粗末な一品であるかに見えるが、その実、オリデオコン製である。外見で騙され、瞬殺された冒険者は数知れない。
「神祖の盾」
  初代の偉業が小一時間読み続けなければならぬ程びっしり掘り込まれた盾。
  ヒーローのみが最後まで読み通す根気を持つ。

永きに渡るオーク一族VSプロンテラ騎士団との
戦いだが、近隣部族(ゴブリン他)の支援が
逢ったにも関わらず、各戦線で敗退。長らく領土
としてきた通称”兄貴森”からの撤退を余儀なく
された。根拠地”オーク村”では、ヒーローが奮戦して
いるものの、迷宮の奥ではオーク王自らが参戦する
事態になっているという。