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 ●今頃 Mac G4 初代QuickSilver867 静音化
  + G4 Digital Audio(DA) 533も静音化

2005年3月21日記・10月19日更新

静穏化のきっかけ(2005年3月21日記)
買ったばかりの頃は、そのスピードの方に気持ちが行って気にならなかった騒音。
もう3年も経って、その爆音に今さらながら腹が立ってきた。アハハ
で、この際「静音化するぞ!」と決め、情報を探しまくりだったが時すでに遅く、
MDDのはあれど、G4/
QuickSilver867の静音化情報はほとんどなかった。

それでも細切れに集めた情報を元に、
ヒートシンクの後ろのCPUファンと、ハードディスク上のケースファンを交換した。
ただし、僕は電気の知識皆無。ハードディスクを入れ替えられる程度だ。アハハ

結果は、高音が消えブーンーーーっという電源ファンの音は聞こえるが、
ハードディスクのカリカリ音が聞こえる程度に静かになった。
5時間経過後の2台の7200回転ハードディスクは、
下のが39℃〜43℃・上のが35℃〜39℃だ。

後は排熱と耐久性だが、今のところ大満足だ。
次は電源ファンの交換だ。

CPUファン(6cm25mm厚ファン)
 外の空気を吸い込み、
 ヒートシンクに当てCPU温度を冷やしながら逃がす為のファン。
 純正は12V/DC0.22A(中国製)で、細かいスペックは不明。
 高音のキーン音がウルサイ。

 買ってきたのは、
 ・
ミヨシの「ケース用DCファン(標準タイプ)」\1290(ヨドバシ)
  型番:FAN-362M
 ・回転数:3800rpm
 ・最大風量:19.5CFM
 ・騒音レベル:29.6dB
 ・入力電源:DC12V
 ・ピン形状:パルスセンサー付き3ピン
 ・耐久時間:5万時間
 ・内部電源変換アダプタ(4ピン大-4ピン大・3ピン)

■接続ケーブルが、ファン側3ピンメスでロジック側が2ピンオスなので、
 
ミヨシ製POWER LED用変換アダプタ(3ピンオス-2ピンメス)
 型番LED-32 \294(ビックカメラ)を使った。
 ちなみに、
 
アイネックス・チップファン用電源変換ケーブルなんてのもあるようだ。

ケースファン(12cm25mm厚)
 ハードディスク上に付いてる排気ファン。
 純正は12V/DC0.32A(中国製)で、細かいスペックは不明。
 騒音レベルが49dBとどこかで読んだ気もする。とにかくウルサイ。

 買ってきたのは、
 ・
XINRUIAN(シンルイリアン)の「12cmDCファンモータ」¥1554(ビックカメラ)
  型番:RDL 1225SBK
 ・定格電圧時回転数:1700回転/分
 ・騒音:27.91dB
 ・12V(DC)
 ・耐久時間:30000h
 ・最大風量:2.045
リューベ/min (72.19CFM)
 ・サイズ:120mm×120mm×25mm
 ・軸受機構:スリーブ
 ・スピードセンサー付(3ピン)

■接続ケーブルが、純正はファン側2ピンオスで本体電源側2ピンメスだが、
 買ってきたファンは、ファン側3ピンメス。
 「しかも極性が逆で加工が必要」らしい。
 知識も技術もないので、
 タイムリー製「グルービー内蔵電源ケーブル(FAN)3ピンオス-4ピン大オス」を
 買ってきて、純正2ピンは抜いたままにし、余ってる電源ケーブルから繋げた。
 型番:
GR-PW008F¥294(ヨドバシ)

その他
 「防振シリコンゴムワっシャー8個入り」アイネックス製¥315(ヨドバシ)を
 買ってきて、2台のハードディスクとマウンタの間に留めネジで固定。

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3月25日:電源ファン交換
 本体裏の電源を止めてるネジ3箇所を六角レンチで外す。(ミリサイズらしい)
 本体を開け、ケーブル類を抜き、DVDドライブのネジを外し、
 ケースごとDVDドライブを外す。
 
 電源ケースを止めてるネジを外し、ケーブルを留め金具から抜いて、
 電源をケースごと外す。

 ケースのネジを外し、カバーを取って中を見ると、
 ファンにベットリ汚れがこびりついてる。
 余計なとこに触らないように注意しながら、
 ファンケースに他のケーブルが白いボンドで張り付いてるので、
 無理矢理ボンドごと外し、電源ケースを押し広げながら、ファンを取りだす。

 純正ファンは、
 
PROTECHNIC : MAGIC MGA8012HS
 回転数:3,500rpm
 風量:35.62CFM
 騒音:30dB
 電源:純正ファン・コネクター

 コネクタは2ピンで、
 黒はコネクタに、赤は別箇所に繋がってるが、ボンドでくっ付いてて見えない。

 買ってきたファンは、
 XINRUIAN(シンルイリアン)の「8cmDCファンモータ」¥980(ビックカメラ)
  型番:RDM 8025SBK25
 ・騒音:24.13dB
 ・定格電圧:12V(DC)
 ・定格電圧時回転数:2500回転/分
 ・耐久時間:30000h
 ・最大風量:0.93
リューベ/min (32.67CFM)
 ・サイズ:80mm×80mm×25mm
 ・軸受機構:スリーブ
 ・スピードセンサー付(3ピン)


 純正は2ピンで買ってきたファンは3ピン。
 僕のように電気の知識皆無な奴はピンの加工ができないから、
 ここでハタッと固まってしまう。アハハ

 が、どこかで
「純正ケーブルは切り、他の空いてる4ピン電源コネクタから延長ケーブルで3ピンに・・・」
 なんてのを思い出し、覚悟を決めて純正ファンの赤ケーブルをニッパで切断した。

 で、電源ファンを固定した後、
 CPUファンにオマケで付いてきた4ピン-3ピン変換延長ケーブルを使い、
 電源ファンの3ピンコネクタを繋いだ。

 が、「これでいいんだろうか?壊れないかあ?」とヒヤヒヤモンだった。

 ので、電源ケースを床に置き、ロジックボードにケーブルを繋いで、
 本体の起動キーを押してみた。
 ら、おお!見事起動!電源ファンからも結構強めの風が出てるじゃん!やったー!!!

 後は元通り組み直せばOKだ。が、せっかくだからビデオカードのファンも掃除。
 電源ケースやケーブルも元に戻し、フッと見るとネジが1本余ってる。ワッハッハー!

 ま、いいか?っと組み直しを完了して起動したら、マルチモニタの左が映らない。
 何度もビデオカードをふーふー吹いて差し直したら、どうにか復旧。ほっ

 室温18℃、北風強く、北窓前の机の下という環境で、
 OS9のTakeTemperatureで温度を測ると19℃〜23℃。これは、CPU温度?
 OS X では、iTunesのビジアライザを起動しながらTenperature Monitorで温度計測。
 2台の7200回転HDDは、上19℃/下25℃。1時間後で上37℃/下41℃

 ファン交換後の騒音は、思ったよりも聞こえるが、今までに比べれば、
 ウンデの差の天と地の月とスッポンのドライヤーと小型ファンヒーターだ。アハハ
 それと、掃除したビデオカードのファンから高音が少し聞こえるようになった。
 これもその内交換だ。
 が、もう一台のPowerMac G4 533の方がウルサク感じるようになった。

 とは言え、電源ファンは、2000回転のでもいけるかな?とも思うが、
 僕の仕事部屋は、エアコン無しの真夏は夜中も32℃の熱地獄だから、
 しばらく様子を見て、夏前に再考しようと思う。が、とりあえず満足満足。

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4月2日:どこでも温度計
 
3つのファンを変えて、だいぶ静かになった僕のG4/867。

 OS9ではTakeTemperatureで温度を計っても、
 正確なのかオバカなのか-13013℃とか11℃とか、当てにならない。

 OS Xだと、なんやらいうソフトでHDD温度が出る。
 が、これも正確だかどうだか分からない。

 「そんなら実際計ってみれ」と、
どこでも温度計を買ってきた。(¥750ヨドバシ)






室温17℃
豪邸の北側の仕事部屋の窓際

 センサーが細いコードの先端にあって、コーティングされてるので、
 ヒートシンクの奥深く、CPUのすぐ上くらいに挿し込んで計ってみた。
 コードはPCIスロットのカバーを外して外に出した。

 パソコンに限らず、普通の温度計としても使えるし、
 うーん、安くて便利!

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4月11日:更にファン2つ交換
 だいぶ静かになったので、机の下から上に場所移動。
 したら、やっぱりうるさく、また机の下に逆戻り。
 更にファンを2つ交換した。

 新しくしたのは、電源ファンと吸気ファン

 
電源ファンは、山洋電気のF8-VAI ¥2602(Sofmap)
 サイズ80×80×25mm リブ無し 
3ピンコネクタ
 サーミスタ(温度センサー)内蔵で、
 
回転数 :1,450rpm〜3,000rpm
 30℃-1,450
rpm-13db
 37℃-2,175rpm
 44℃-2,900rpm-29db
 最大風量 :0.51-1.07cm3/min
 の温度可変ファンだ。

 CPUファンは、アイネックスCFX-60S ¥1550(ヨドバシ)
 回転数 :2500rpm
 最大風量 :13.2CFM
 ノイズレベル :16.1dB以下
 定格入力 :DC12V 0.08A
 サイズ :60×60×25mm
 耐久時間 :50,000h (25℃)
 ハイプロベアリング使用
 3ピンコネクタ
 
 電源ファンは、熱い時期寒い時期に対応する事。
 CPUファンは、定速回転でも静かなもの
 を選んだ。

 結果更に静かになったし、温度も32℃前後(室温23℃)で悪影響はなさげだ。
 
 時間が取れたらファンとケースに挟むシリコンシートを買ってきたい。
 し、HDD上の120mm排気ファンも、
 山洋の温度可変38mm厚
109R1212T1H123に変えたいが、
 直販意外売ってない。トホホ

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4月13日:シリコン防振シート
 
ケースファン用シリコン防振シートの120mmを付けてみた。
 ¥462(ヨドバシ)でビビリ音激減!

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G4 Digital Audio(DA) 533の静音化(2005.10.19記)
 G4/QuickSilver867の静音化で、
 今度はG4
Digital Audio(DA) 533が爆音に聞こえるようになった。アハハ
 ので、この際こっちも静音化することに。

 純正ファンは2つ。
 ●CaseSide:NMB 4710NL-04W-B37
 ball / 0.34A / 2200rpm(?) / 88.26CFM(?) / 35dBA(?)
 120×120×25mm
 ●PSU:Delta Electron:DC BRUSHLESS ASB0812HH
 DC12V / 0.30A / 3250rpm / 34dBA
 80×80×25mm

 で、新しいファンは、
 ・ケースファン
 XINRUIAN(シンルイリアン)の「12cmDCファンモータ」¥1029(オリオスペック)
 ・型番:RDL 1225S(17LN)
 ・定格電圧時回転数:1700回転/分
 ・騒音:27.91dB
 ・12V(DC)
 ・耐久時間:30000h
 ・最大風量:2.045
リューベ/min (72.19CFM)
 ・サイズ:120mm×120mm×25mm
 ・軸受機構:スリーブ
 ・スピードセンサー付(3ピン)

 QuickSilver867では「排気」だったが、DA533では「吸気」で、
 ビデオカードやヒートシンクに「吹きつけ」だ。

 4ピン-3ピン変換ケーブルBulk\189(オリオスペック)で接続。

 ・電源ファン
 ・Zawardの B01138812SC 静音可変速タイプ¥1029(オリオスペック)
 ・0.08A〜0.23A/
 ・1500rpm〜3500rpm
 ・寸法80x80x25mm
 ・エアフロー(24.00〜39.80CFM)
 ・2ballベアリング/3pinコネクタ
 ・ICスピードコントロールセンサー搭載
 感電に注意しながら電源部を開けてみたら、接続は2ピンだが、
 基盤に直付けではなく2ピンコネクタだし、ボンドもなく楽勝。
 新しいファンは3ピンだが、赤と黒ケーブルを接続し、白ケーブルは空き。

 2つのファンとも、
 ケースファン用シリコン防振シート120mm-\578/80mm-¥399(TWO TOP)で
 共振防止。

組立直し、起動してみたら・・・
おお!おおおおおお!ものすごく静かじゃん!
室温23℃でCPU温度も起動時15℃/DVD&iTunes同時再生時23℃。(Gauge PRO)
これくらい静かなら机の上に置いてもOKだ。

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参考
 
長尾製作所の「よくある質問Q&A」
 
高速電脳
 
OLIOSPEC
 ファンの秘密に迫る(T-ZONE)
 MDD製音化奮闘記!