秋の夜長の読書

(920日号)

まだまだ暑さは続いていますが、秋の夜長の過ごし方のうちの一つとして、読書はどうですか? ただし電子書籍じゃダメですよ。

 

寝る前の適度な読書は、昔なら良い夢を見る方法だったかもしれませんが、現代では違うようです。

 

ある大学の研究によるとスマートフォンやiPadのようなタブレットなど、バックライトの付いた画面の光を2時間受けると、メラトニンという睡眠と覚醒の間隔を制御するホルモンが22%も減少することがわかったそうです。

 

実際、メラトニンは夜中の2時から4時にかけて一番多く分泌され、朝までに少しずつ減少していくことで睡眠のリズムを上手くとっていると言われています。

 

暗い部屋のベッドの中で明るいディスプレイを見続けるのは睡眠にとって最悪な影響を及ぼす恐れがあると言っていいでしょう。

 

昔から主に西洋ではフクロウは学問の神・知恵の象徴として考えられていますが、現代では知恵をつけようと読書をすると“夜行性”の特徴だけフクロウになってしまう場合があるので、ご注意を。

 

 

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