新しいスタート (6月15・25日号) 今から60年近い前、東京都建設組合のスタートと同時に発行した東京建設新聞(当時は「都建労ニュース」)は当時、月2回刊でした。 それから5年後の1960年11月から月3回刊が始まり、現在までに重ねた号数は1672号。全国を見まわしても、月3回機関紙を発行している組合は私たちを含めて3紙しかありませんでした。 その歴史が残念ながら今回から変わることになりました。組織減少にともなう予算の関係上、6月から月2回刊となりました。 昔の様子を知ろうと、月3回刊が始まった当時の新聞を縮刷版で読み返してみました。昭和35年11月5日号の都建労ニュースは「青年部ニュース特集版」と銘打った、青年部活動の記事が満載の新聞でした。奇しくも今号の1面トップは青年部の大56階定期大会の記事。その次号、11月15日号の1面トップは全建総連が3団体が合併する形で発足した記事でした。 いずれも「新しい力・節目のスタート」を象徴する事柄…東京建設新聞も月2回刊となって新しいスタートをきります。 タヌキ (4月15・25日号) 皆さん、東京23区内には何頭のタヌキが暮らしていると思いますか? おおよそですが、1000頭ほど暮らしていると考えられています。 タヌキが暮らしているのは皇居や都内各地にある公園で、かくいう筆者もついこの前、代々木公園に桜の花を見に行った際に立ち寄った明治神宮内の「御苑」という森の中で、1匹のタヌキを見かけました。 雑食性のタヌキは昆虫やミミズなどの小動物、柿やギンナンなどの木の実なども食べるそうなので、明治神宮のタヌキも丸々と太っていて、いかにも“タヌキらしいタヌキ”でした。 東京23区内にタヌキ!?と筆者も最初は驚きましたが、東京の公園は夜間に閉鎖される所があるのと、天敵である野良犬などがほとんどいないのがかえってタヌキが暮らすのに好都合だそうです。なので、もし偶然にも見かけた方は「こんな都会に棲んで大変だろうに」と決して捕まえて山奥に放してあげようなんて思わないでくださいね。 あ…「霞が関あたり」にたくさんいるタヌキは退治してもいいかも。 |