実写のドラえもん

(1125日号)

「もし〜だったら」という仮定の話。皆さんだったらどういった話が思い浮かびますか。

いろいろ出てくるかと思います。「もしドラえもんがいたら」ということを思い浮かべた方、多いことでしょう。今、テレビCMで「もしドラえもんの世界が今でも続いていたら」という話が流されています。

30歳の大人になったのび太、ジャイアン、スネオ、しずかちゃんの様子が実際の俳優を使って実写で描写されています。もちろん、その中にはドラえもんも実写(!?)で…。「ドラえもんとして」出てくるのは、無精ヒゲの生えた初老にさしかかった外人の俳優が…。

初めは正直、夢を壊されるような配役に一瞬戸惑いましたが、見ている人が落胆することで、自分たちの中にある「理想のドラえもん」をあらためて発見できるのではないか?とも思えました。

もうすぐ今年も終わりますが、皆さんの心の中のドラえもんに「今年やり残したこと」「来年やりたいこと」を実現できるようなひみつ道具があるのだったら、どういうことを頼みますか?

 

 

時間って柔らかい

(125日号)

「時間ってあんがい、柔らかいものよ」

身近な人が口にした、思わずメモを取りたくなった名言・格言を毎年募集する「手帳大賞」の受賞作品が、今年も発表されました。冒頭の言葉は、寝る間も惜しんで昼夜働き続けて自分たちを育て上げてくれた母親に対して、娘が時間のやりくりの仕方をたずねた時の母親の一言だそうです。

皆さん、そろそろ来年に向けて新しい手帳をどうしようか、と考えているところだと思います。自分の手帳を眺めてみて「時間に追われているなぁ…」と、ため息をつくこともあるかもしれません。時間に立ち向かおうとせず、受け止めてみることも時には有効なのかも。「時間」がもし「柔らかい」物だったとしたら、意外とすんなり事が運んだりするかもしれません。

時間薬(ときぐすり)という言葉もあります。悩みや苦しみも「時間が解決してくれる」と思う考え方です。「柔らかい時間」にくるまれてみると、やり過ごせる事もあります。

やっぱり時間って柔らかい物なんでしょうね。

 

 

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