ZARD What a beautiful memory 2008 新潟 レポート |
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[Memory 03・First half] [Memory 04・Second half] [坂井泉水さんを偲ぶ会] What a beautiful memory Tour [東京・日本武道館] [第58回紅白歌合戦] What a beautiful memory 2008 [神戸] [横浜] [仙台] [福岡] [広島・松山] [大阪] [代々木] Tips to enjoy ZARD・What a beautiful memory (2008) 今回もまた、諸情報から。 ■バンドメンバー・フォーメーション(敬称略) 4列目:C(岡崎) 3列目:D(山口)・V(坂井)・D/Pa(車谷)・AG/C(大田) 2列目:M(大藪)・B(麻井)・G(大賀)・G(阿部)・K(大楠) 1列目:B(徳永)・PF(大野・大楠)・C(大野) ■セットリスト 横浜公演と同様 ■バンド紹介演奏順(敬称略) G・大賀→D・山口→G・安部→D(&Pa)・車谷→K・大楠→B・麻井→C・大野 →M・大藪→C・岡崎→AG&C・大田 ■MC担当(敬称略) FM−NIGATA ナカムラチカゲさん 仙台公演から、殆ど変わっていません。 今後、サプライズがあるとしたら「翼を広げて」リリース後のタイミングになるでしょうか。 今回も、実に良かったのですが…ただ、良かったのは、普通のライブ比の話で、 ZARDのライブ…What a beautiful memory tour〜2008の流れの中で考えると、 ちょっとどうかな…と思ってしまうような、ムラが結構ある公演だったのは否めないかと。 今回の公演だけ見にきた方はご満足頂いていると思いますが…例えば、仙台公演と比較すると、 圧倒的に演奏のクオリティが劣っていた今回でした。なんか…間違いが多かった!! 大賀さんも最初元気が無かったようですし、どうしたんでしょうかね…。 ずっと気になりながら、演奏を聞いていました。 たまたまみんなの調子が悪かった…ということであれば、まだ救いがあるのですが。 次回からの西日本シリーズは、万全の体制で挑んで欲しいものです。 あ、それと。 今回のスタンディングは「こんなにそばに居るのに」と、記録達成! しかも…その一番手は、自分と、1列目中央の方が同時!うひゃー、ついにやっちゃった! スタンディング一番乗り!結構、度胸がいりましたが…やって良かったかな!?と、 今は余韻に浸っているところです。 では、詳細なレポートはまた明日以降。 ■ 仙台以来、実に1ヶ月半ぶりの参加となるWABM2008。 でも…実感としては、もっと長いんじゃないか…と思うほど、久々感が強い。 自分が高校生だった頃、ZARDというのは…ある意味「虚無」的な存在だった。 坂井泉水と出会ってから16年、彼女の存在がリアルに近づいたことにより、 新たにこんな感覚を抱くように成るとは…ただが1ヶ月半なのに。 16年の日々と比較すると、まさに一瞬だというのに…。 ■ 東京発10時台の新幹線で新潟入り。新潟は初めてなのだが、随分と近い印象。 新幹線って本当に凄いな…と思う。実は、節約のために高速バスという手段も、 考えたことは考えたのだが、時間が読めないことから見送った。 しかし、自分も贅沢になったものだ…まぁいい。このお金が出せるのも、 坂井泉水・ZARDに励まされ、背中を押されてきたからこそ。 自分の収入は、彼女の歌声によって形成されていると言っても過言ではない。 そんな彼女に、全身全霊を持って還元するのは、人としての礼儀だろう。 新潟入りしてからは、ホテルにアーリーチェックインの上、会場への経路調べ。 どうも、公共交通手段はバスしかないらしい…わ、分かりにくい…。 ■ 駅前のバスターミナルで少しばかり困惑しつつ、3時15分に会場へ。 既にCD関連の物販は開始していたが、ツアーグッズは3時半からとの事なので、 例によって列に並ぶ。少し押して3時35分物販開始。自分は、実質的に3番目。 地方は物販が楽でいいなぁ…とつくづく思う。昨年の武道館の修羅場は…(苦笑 で、物販。 残念ながら、「負けないでオルゴール」が完売しており、 「えー…」と前の人が困惑した声を出していたのが印象的。まぁ…そうなるよね。 いくら2007からの継続販売とはいえ、一連の流れなのだから、地方の方々にも、 ちゃんと買える位の数は用意しておいて欲しかったと思う。 自分は、恒例の「メモリアルノート+ポスター」を購入して、列を外れると… CD販売で、オフィシャルピアノ/バンドスコアが販売されていることを知り、 慌ててそちらの列に加わる!神戸の時、それらは販売されていたものの、 持ち合わせが無いため見送ったら、横浜・仙台と「在庫無し」で販売せず。 涙を飲んだものだったので…無事ゲットできてよかったぁ! なお、今回の物販、販売員さんが慣れていないためか、監督者と思しき人に、 かなりキツイ指導をうけていたりしました。それはまぁいいんだけど、 指導する人…列を止めて、並んでいる人に聞こえる場所で説教するのは如何かと。 こっちとしては、販売員さんの一生懸命に万事OK、許そう!と思ってるのに、 貴女のヒステリックな声による、行列を考慮しない指導にイライラですよ! 大体、貴女方、仏頂面でポスター取りに行って、投げるように販売員さんに渡すの、 それこそ指導モンですよ!!その場で説教したろうか、と思ったぐらい。 一連のWABMで初めて、頂けないなぁ…という感情を抱いたのが、この上なく残念。 あと、今回の販売員さんは、白い手袋を片手にしかしてなかったですね。 作業しにくいかもしれませんが、ここは是非両手にしてください。 (物販開始前、各位が手袋をしながら、各商品の箱を開閉したりして、 感触を確かめた上で…というのは、見ていたので分かってますが…これはね) ■ さて、この時点で4時。開場が5時半なので、例によって時間がある。 と、いう事で裏手に回ってみて、ツアートラックチェック。 今回はなんと、4台も止まっていて…!いまだかつて無い台数に驚くと共に、 再び人数が増えるのか…!?と期待もしたり。さて、ステージはどうなるか…? 会場内をフラフラしていたら、あっという間に17時。既に入場列は出来ていたが、 自分はというと、少し疲れていたので2Fロビーの椅子で少し転寝しつつ、 5時40分を待つ。なぜこの中途半端な時間かというと…実は、 自分もよく訪問し、お世話になっているZARD系HPの掲示板参加者との、 初顔合わせを予定していたから。ZARD系の方々とお会いするのは初めてで… 少し緊張するも、無事(?)数名の方と邂逅でき、良かったデス(^^; しかし、開場時間後に、モギリ前での集合にしてしまったので 「あれ、かわさきさん、時間設定、勘違いしてませんでしたか?」 とか言われちゃった…(苦笑 ちがうの、会場内部で整列させるとは思ってなかったので、場所設定の間違い(苦笑 ■ そんなこんなで、入場。 今回は、e+の先行予約で席を確保したのだが、なんと23列目と、殆ど最後尾。 しかも、真後ろが入場口で、開演前から相当に喧しく、前途多難を予感させる席。 …果たしてどうなることやら…。 ■開演・負けないで(Instrumental Ver.) 開演時間が過ぎると、右隣の方が時計を気にしだす。 ひょっとして、遠征している方で、終演時間も遅れることを気にしているのかも。 確かに、今回のツアーは3時間弱の公演のため、少しでも終演時間が遅くなると、 最終の新幹線を捕まえることが出来なくなる。まぁ、これが理由で、 自分は一泊することとなったのだが…。 10分弱を経過したところで、後部中央に位置しているミキサーさん達が頷きあい、 左端の機械に手を伸ばしたところで、照明が落ちる。おーっ…という低い声と、 抑え目な拍手の中、始まったのは『負けないで(Inst. Ver.)』。 例によってサビから始まったメロディがAメロに移るころ、メンバーが袖から登場。 仙台よりかなり早い段階で全員が定位置に付き、静かに開始時間を待つ。 2度目のサビが終わり、音がフェードアウトするとと同時に、語りかけるような、 「私はいつもー…本当に…言葉を…詞を、大切にしてきました。 音楽でそれが伝わればいいな、と思っています」 が会場に響き渡ったところで…。 ■揺れる想い〜遠い日のNostalgia 「1、2、3、4−っ!!」 の掛け声とともに、不動のOP曲『揺れる想い』! 1ヶ月半ぶりの『揺れる想い』に胸を熱くしつつ、クラッピングを開始。 しかし…う、新潟の皆様は、大人しめの鑑賞がお好みのようで、 会場全体から、あまり拍手が聞こえてこない…というか、全然聞こえてこない。 でも、これはある意味、正しい風景なのかも…。 自分などは、これでもう7回目の参加ゆえ、勝手も分かっているし、 追悼の気持ちの表現の仕方も、回を重ねるたびにアクティブに変化してきている。 しかし、これが初めての追悼ライブ参加の方々は、やっぱり…坂井泉水さん、 その世界に身を委ねるかのごとく、音に浸りたいのは当然でしょう。 それこそ、自分にとってのWABM2007の大阪の時のように。 と、言うわけで、自分も今回はクラッピングを控えめに。 しかし、仙台とは大きく会場のノリも雰囲気も違う。良し悪しの問題ではなく、 「違う」。雰囲気的には、昨年のライブと似たような感じで、あのころの気持ちが、 自分の中にもよみがえって来た様なOPナンバーでしたね。 ところで…今回、2曲目の『IN MY ARMS TONIGHT』で感じたのですが、 明らかに、大賀さんが大人しい感じで演奏されており、どうしたのかな…?と、 少し心配になったり。愛知では、後ろに反りすぎて転倒しそうになったとのことで、 若干、パフォーマンスを抑えられているのかも…なんて考えつつも、 やっぱり大賀さんが元気ないと、ステージの躍動感が乏しい…と思っていたら、 その分、お隣のベーシスト麻井さんが、大賀さんばりに暴れてる!!(笑 いつもは、かなりクールに演奏される麻井さんだけに、これにはビックリ。 麻井さんの新しい一面を見れたような気がして、思わずニヤリ。 加えて、岡崎さんも情景たっぷりのコーラスを披露していました…が、 でもやっぱり、今回のバンドは大人しい感じなのでした…。 で。 『遠い日のNostalgia』まではいつものとおり進行。 しかし、この時期に聞く『遠い日のNostalgia』は、心が透き通る想いですね。 初めて聞いてから16年。あの頃と変わらぬ想いを抱きながら、 この曲と接することが出来る事に、感謝を…。 余談ですが、この段階ではパーカッションを担当されている車谷さん…彼、 右手に持っているマラカスみたいな楽器を、フロアタムに置いたりしてるんですが、 置くときに全然音がでないのが何か不思議でした。ってか、楽器を机のように…(^^; ドラムセットが痛まないのかしら? ■MC1〜素直に言えなくて 今回のMC(ナビゲーター)担当は、FM-NIIGATAの中村智景さん。 最初のお話は 「新潟といえば、2度の地震です…」 と、中越地震関連の話題。担当される番組で、激励ソングを募集したところ、 決まって上位に来るのが「負けないで」ということで、そんなZARDのライブ、 参加できてうれしいです、という綺麗な纏め方をされていました。 さて、今回もメドレーで『Season』からスタート。これまた季節に合った曲で…、 溢れる切なさが胸に痛い。しかし、自分はこの曲2番の歌詞が好きなので、 メドレーなのはちと残念。メドレーで曲数を増やすのには賛成だけど、 季節的にマッチングする曲は、フルで演奏してもらいたかったかなー(贅沢か)。 「♪薄れゆく 君への憧れに 青春の意味を知らされた」 というフレーズが好きだったんですよ…。もっとも、今は 「♪募りゆく 君への憧れに 永遠の意味を知らされた」 という想いだけど…。 『I want you』では、車谷さんが黒瀬さんばりのアクティブドラム! 心なしか、スクリーンの中の泉水さんも、いつもよりノリノリに見える…。 この曲では、彼女、腰でリズムを取っているのだが、これが非常に悩ましい…(笑 ってか、どこまで可愛いのだろうか、この人は!! 『眠り』PVの、薄いブルーなワンピース姿にウットリしたりしながら、 4度目のMCへ。坂井泉水…というか、ZARDというと、ジーンズに皮ジャン、 そんなパブリックイメージですが、本質的には乙女チックな坂井さん故、 ロングなスカート姿は…もう、ね。見ているだけで溜息が出てきます…。 ■MC4→アコースティックコーナー(少女の頃〜・もっと近く〜・瞳閉じて) お待ちかね、そして、お馴染みの大野愛果さんが登場。 「大野さん」の愛称で親しまれる、ユニークな美人さんですね…(笑)。 さて、そんな彼女がピアノを前にして…その指からメロディが流れ始めると。 !!こ、これは!!お、驚いた!!イントロが…いつもと違う!! サビの後半をアレンジしたような盛り上がりを見せた後、静かなテンポへ…、 そしていつもどおりの演奏へと。こ、この演奏は…いい!ビックリしたけど、 さすが、毎回工夫し、新しい坂井泉水さんを見せようとする大野さんだけあります。 これまでで…一番素晴らしい演奏だった『少女の頃に戻ったみたいに』でした。 そして、『もっと近くで君の横顔見ていたい』『瞳閉じて』。 こちらではコーラスに回る大野さんですが、今回は透き通るかのような歌声で、 磐石のコーラスワークを見せてくれました。前述の演奏も含め、新潟公演は、 大野さんに殊勲賞を贈りたいですね!!素晴らしいの一言です! なお、彼女はコーナー終了とともに上手から退場。 凛と立ち去る様は美しいのですが、注意して見ていないと、いつ退場したのか、 全然分からないのは…相変わらずです。 ■あなたに帰りたい・I still remenber→(MC6) そして…青色のサイリュームが会場を燈す『あなたに帰りたい』へ。 自分、イントロが流れるとすぐ、サイリュームを点灯させたのですが、 周囲は「え、ここで…え?」みたいな感じで戸惑っておりました。 そりゃそうか…自分はもう流れを熟知していますが、普通は違いますものね。 しかし、相変わらずのガサガサ音は戴けませんなぁ…美しいイントロが台無しです。 映像の、黒いワンピースな坂井さんに見惚れる『あなたに帰りたい』から、 同じくアルバム「OH MY LOVE」からのナンバー『I still remember』へ。 いつも思うのですが、このつなぎ方は反則でしょう…泣くな、というのが無理! そんな繋ぎ方ですよ…。…くぅ…。しかし、今回の『I still remember』、 バスドラによるリズム刻みが、妙に強かった気がします。ドコドコ言ってましたよ…。 ベースラインが弱かっただけかしら…ちょっと気になりました。 あ、そういえば…今回のアコギは大田さんだったのですが、ここで用いているのが、 12弦ギターかどうかは、確認を忘れていました。はぅ。以後気をつけます…。 MC6は、羽田さん不参加のため録音で。こちらは仙台と一緒で、 Baby Grandの紹介なども、シナリオどおりの展開でした。仙台と違うのは、 ここからの曲が、通常通り『止まっていた時計が今動き出した』ということ。 ゆりっぺ不在の今公演、どうやって繋げるのかと思っていたのですが、 今回のバンドメンバーが、1999年の船上ライブからのメンバーが多いこと、 また、そこにはGARNET CROWの古井さん、岡本さんも参加されていたこと、 そして…GARNET CROWといえば、ボーカルの中村さん提供の曲、というような、 絶妙なつなぎ方をしていました。 いつも思うのですが、WABMは構成が絶妙です。同じ事をしてるはずなのに、 どの会場行っても、それぞれの会場ごとに構成の妙がある…!! ※というか、公演別に、これだけ書くことがあるというのは、 ものすごいですよ…。ネタに困らないのが、驚きです。 ■止まっていた時計が今動き出した→サヨナラは今もこの胸に居ます →もう少し あと少し… ここからは後半戦。『止まっていた時計が今動き出した』では、 ゆりっぺ不在の分、雪ちゃんがゆりっぺのパートを担います。 雪ちゃんの声質は「可愛らしい坂井泉水」といった感じで、 低めのゆりっぺ、高めの大野さんの、丁度中間あたりに位置しているのですが、 今回は、低めも…かなり迫力のあるコーラスを魅せてくれていました。 彼女はいつも、安定感のあるいい仕事をするので、大好きです。 可愛らしい『サヨナラは今もこの胸に居ます』、そして一転、 重々しい『もう少し あと少し…』と続きます。このときの自分はというと… 実にソワソワ。と、いうのも、実はTandoさんのZARD系掲示板で、 この次に来る曲『こんなにそばに居るのに』でスタンディング!という、 約束をしていたから…。この段階では、誰一人ともスタンディングしておらず、 このまま行くと…自分が、スタンディング第一号になってしまう…と(汗 さすがに『もう少し あと少し…』で、スタンディングを開始する人が居るとは思えず…。 ソワソワ…そして、ドキドキが収まらぬま…。そして…曲が終了を迎えたのです…。 ■こんなにそばに居るのに(バンドメンバー紹介) そして…誰もスタンディングしないまま、この曲へ…。 少し長めのイントロ(大藪さんがセッティングをしているから?)を経て…、 ついに最初の音が暗闇の中に響く! …っ!!もう、こうなったらやるしかないでしょう!約束したし!! Tando Familyとして…その結束を見せておかねばなるまいっ!! 意を決して…舞台上が明転したと同時に立ち上がる!と、最前列中央の方も、 同じタイミングで立ち上がった!よかった…自分だけじゃなかった…。 早速、手を高く翳し、大賀さんのギタープレイが始まると同時にクラップ開始! その頃には、周囲の方々もかなりスタンディングを初めて…いい感じです! 武道館の時のように、いったん立ったけど座ってしまうような人もおらず、 衝撃のバンド紹介とともにテンションも右肩上がり!Bメロを経て…サビ、 大野さんの出番の時には、そのテンションたるや最高潮!! しかし、これで…WABM2008、スタンディング開始記録が更新されましたネ! この調子だと、最終日…代々木体育館はどうなってしまうんでしょう? ■きっと忘れない 最高にシビれる『こんなにそばに居るのに』が終了。 息切れを起こし、肩で息をしながら周囲を見ると、座りだそうとする方が数名。 おろ…?と思ってみていたら、次の曲のイントロを聴いて、慌てて再スタンド。 …(^^; そう、お次は…そんなアクションを誘発してしまう名曲『きっと忘れない』!! こちらは、自分が何かを言葉で表現するよりも『翼を広げて』初回限定に付属の、 WABM日本武道館DVDをみていただければ…どれだけ凄いかお分かり頂けるかと。 横浜のレポートで書いた、曲の終わりの坂井さんの美しすぎるアップも、 このDVDでは健在です!ファンでなくても、この美しさは必見…ですよ!! ■君がいない〜Don't you see! この段階で、周囲はほとんどスタンディング。つまり、客席後方は盛り上がり。 しかし…なぜか、自分と同時に立ち上がった1列目の方の周りは、 全然スタンディングしている人がおらず、後ろからみると彼だけが異常に目立つ。 このように、異様とも思える盛り上がりの差異があったのが、おそらくこれは、 座っている人の傾向が、客席の中で明確に分かれていたからだと思う…。 というのも、自分の周囲にいる人たちは、どうやら私と同じく、e+の優先予約で、 早々にチケットを確保した…つまり、かなり気合を入れて参加してる人達みたいなのだ。 対して、前方はバッファーとして存在していた席も多いようで、直前や当日券で、 入場された方が多く座ってらっしゃったらしい。となると、傾向も分かれるというものだ。 まぁ、自分はどこに座ったとしても、この空間を味わえればそれでいいんだけど…。 なんか、会場の中で盛り上がりに差異が出るのは、ちょっと困ったな…とも思う。 ところで、ここら辺から…なんかバンドも盛り上がりを見せてきたものの、 なんか妙に粗が目立つ演奏になり始めたり…。ってか、このメンバーにして、 妙にオカしなところが目立ち始めたので、聞いているほうがビックリでした。 まずは『心を開いて』。前の『君が居ない』があまりの盛り上がりだったからか、 妙に早いイントロで進行してしまい、Aメロ入るところで強引にリズム調整。 これは、クラッピングしている人はみんな調子を崩したので、気づいたでしょう。 うーん…ライブモニターの調子が悪かったのか…不思議です。 うにゃー…と思いつつ、『愛がみえない』を経て『マイフレンド』へ。 さすがにこの曲になると総スタンディング!手を振りかざす大野さん! 弾ける大賀さん!叩きまくる車谷さん!そして、可愛くコーラスな岡崎さん!! 客席もそれにつられて更にヒートアップしていく!自分は、この螺旋的な、 盛り上がりの向上感がものすごく好きっ!! そして、本編最後の曲『Don't you see!』。こちらは何とビックリ、 仙台とで映像が変わっていました。どこが変わっていたかというと、 1番と2番の間奏のところですね。具体的にいうと、従前はバス内部の映像が、 長く採用されていたのですが、今回はカフェでの映像が長くなっていました。 仙台が決定版かと思っていただだけに、この変更にはいささか驚きました。 どこまでも飽きさせず、微妙な変更を入れてきますね…これだから、 WABM2008からは目が離せないのです!! ところで、この曲といえば、2番サビ後のコーラス。 CD音源もカッコいいし、WABM2004のDVDでもライブ版のカッコよさを味わえますが、 今回の新潟は…あんまり聞こえなかったですね、コーラス。というかですね、 大田さん…どこいっちゃったの!?と思うほど、全然男性コーラスが…。 うーむ…。 まぁ、それはさておき。個人的には「Don't you see!」のところでの指差しポーズや、 間奏でのコーラスも堪能し、ああ…やっぱりZARDは最高だ…と思ったところで、 バンドメンバーは、一旦ステージから退去。見送りの拍手から途切れることなく 再びの歓迎の拍手に移り…3分ほどたったところで…。 ■Oh my Love→グロリアスマインド バンドメンバーが再登場し、今回のツアー最大の見せ場「Oh my love」へ。 いつ見ても、この映像はドキドキです…が、見てはいけないものを見たような、 そんな背徳感を感じてしまうのは、自分だけでしょうか…?いつも思いますが、 可愛い人が、これだけ美しいというのは、どういう事なんでしょうかね。 恒例のMCを経て『グロリアスマインド』。こちらのMCでは、 今まで「発売が待ち遠しいですね」だっ『愛は暗闇の中で』が、 「発売が決定しました」に。もちろん、湧き上がる拍手!しかし…。 このシナリオは、明らかに伏線っぽかったですね、今思えば(笑 そして、この『グロリアスマインド』。ここでも演奏が…。 というか、大楠さんが微妙にキーをミスったのは分かったんですが、その後、 大楠さんが「…え!?ちょっと…え!?」みたいな感じで、演奏中ずっと、 大賀さんと大藪さんの方を向きながら演奏してたのが…めっちゃ気になりました(汗 それでも、ちゃんと演奏を続けているのはさすがの一言ですが…何があったんでしょうか? 今考えても、ちょっと不自然な感じがした『グロリアスマインド』でした。 ■永遠・あの微笑みを忘れないで・負けないで 次なる曲は、MCな紹介を経て登場した徳永さんをメンバーに加えて『永遠』。 ただ、ここでは、ナビゲーター(ナレーター)さんの恒例な台詞、 「この曲のタイトルそのものが、坂井さんの存在を表しているのかもしれません」 が無かったですね。あれ?ってな感じでした。 で。この永遠なのですが…徳ちゃん、どーしちゃったの…。 仙台では抜群のベース&コーラスだったのに…まるで横浜に逆戻りしたかのよう…。 うーむ…徳ちゃん&大田さんのDoaコンビは、パフォーマンスにムラがある…。 ちょっと残念です…。 さて、その後は最後の曲を迎える瞬間に。ここでもやっぱりMCが入ります。 他会場では「2曲続けてお楽しみください」という形で紹介されていて、 ここでも同じような感じではあったのですが、やっぱりちょっと違っていて。 と、いうのも『あの微笑みを忘れないで』に続けて…そうですね、あの曲です、 見たいな感じで、明確に『負けないで』であると言わなかったんですよ。 ま、別に、ここは些細な事ですが。でも、 「あれ!?曲名言わないの!?」 と、驚きはしましたね、かなり。 そんな驚きの中、『あの微笑みを忘れないで』!この曲には…やっぱり、 心が…いや、体全体が励まされますね!精神が涙を流させるというか、 それほどの感覚に陥り、涙腺を緩ませつつ…最高の盛り上がりへ一気に!! その盛り上がりは…もちろん次&最後の曲『負けないで』へ繋がって! 今回は、岡崎の雪ちゃんも、最初からサビのコブシ突き上げを。 途中からは、大野さんもそれに加わったりして、バンドメンバーも興奮絶好調! 「どんなに離れてても 心はそばにいるわ」 を体中、会場中で表現しながら…無事終演!! 最後は、バンドメンバーが最前列に集合。 今回は、大賀さん・大野さんが中央に陣取って、挨拶。 みんながみんな、深々とお辞儀する様は、その真摯さに心打たれますね…。 こちらこそ…の思いも込めて、精一杯の拍手を送る客席。メンバー各位は、 再び会釈しながら、今回は、←大賀さん・大野さん→と、左右に割れる形で、 バンドメンバーがステージから退場してゆきました…。 ■終演 いつもどおり「サヨナラはいつもこの胸にいます」のイントロがかかる中、退場。 退場のアナウンスでは、大塚製薬さんのポカリを配布している旨が伝えられる。 大塚製薬さんのポカリといえば「揺れる想い」「心を開いて」と、 全盛期のZARDをタイアップで支えてくれた存在ですが、そのお礼かな? 名古屋から始まったこの習慣…ツアーのスポンサーというわけでもないのに、 こうしてくれるサービスが、本当に嬉しいです。ZARDの築き上げてきたものの、 重さ…そして、大きさを、何よりも感じた、500mlのペットボトルでした。 さて、自分は早速、臨時バスに乗って新潟駅へ。バスの車内では、 会場前でお会いした方と再会し、若干ライブの感想を話し合ったりして。 彼女は夜行バスでお帰りになるそうで、気をつけて帰ってくださいね、と、 駅前で別れ、自分はホテルへ帰着。BBSにライブダイジェストを掲載し、 余韻に浸りながらも就寝。…ライブ後の、この疲労&充実感は、大好きです(^^; そんなで、3時間にも及ぶステージは終了! 色々ありましたが…新潟の人々にもちゃんと「美しき記憶」は宿ったと確信できる、 そんなステキなステージでした。坂井さん&バンドメンバーの皆様、ありがとう…、 そして、本当にお疲れ様でした。今後の西日本シリーズも頑張ってください!! ■余談 翌日は、朝から東京にトンボ帰りし、藤田咲ちゃんのイベントへ。 藤田咲ちゃんとは、新人の声優さんで「初音ミク」の声の人というと分かりやすいかな? で、なんで突然この娘さんの話かというと…このお方、実はZARDファンで、 6/27の音楽葬にも足を運ばれたほど。そんな方が、どんな方か見てみたくて…。 と、入場したとたん、客入のBGMは、GARNET CROWの『世界は回ると言うけれど』! ぐはーっ…さすが、ガネも「ライフワークとして好き」と言い切るだけあります。 ってか、このダークなバラードを客入として使うセンスは物凄い(苦笑 また、イベント内のミニライブでも、GARNET CROWの「やさしい雨」を披露。 この「やさしい雨」という曲、C/W曲で…かなりマイナーな曲なのですが、 これを、2006年ライブの振り付けとともに披露していまして…感心しました。 好きと公言して、ここまで…分かる人には十分わかる「好き」を表現するとは! ZARD Familyの同志として、立派だなぁ…と思いながら見ておりましたヨ。 自分もガネのFCに入っているぐらいのガネ好きですが、十分に、 その愛情を感じられたパフォーマンスでした。今後は、この娘さんもチェックかな? |