MISAKI+ OPEN CAFE Oct. 2007 ver. |
まいにゃんお嬢様の歌声を聴くために馳せ参じた自分でしたが…。 ふと気付けば、藤みさき+の世界に心奪われている自分が…!!。 |
[Menu03 -From 17:00-] [Menu04 -till Finale-] ■ 年度後半初の土日は、なんと三連休。そんなステキな神様のプレゼントに、 まいにゃんお嬢様からのプレゼントが加わった…!と、いうのも、アキバのLAOXで、 藤みさき+さんが行っている「Open Cafe」なる店頭無料ライブに、お嬢様が、 なんとゲスト出演することになったのだ!! 「世界一の魔法」をあれだけ気合いれてパワーローテーション、 Silent SirenでもPRしてきたにも関わらず、レコ発イベントに出席できず、 「生で『世界一の魔法』を聴きたかったのにっ…」とメソメソし続けてきた自分には、 願っても無いプレゼント!これは万難を排して馳せ参じなくては…!! ■ と、思っていたら。下期になって仕事の担当が少し替わったこともあり、 三連休のうち、二日は出勤して欲しい旨の連絡を受ける。ちょっとまってーっ! 7日は鳥取だし、8日はまりまりのバースデーパーティー!!そして…6日は、 この三連休で最大のイベントである、このライブが控えているんだってばさーっ!! …でも、そんな自分勝手な理由が通用するはずも無く、交渉の結果、 6日午前、7日全日、8日午前出勤という変則スケジュールに。 …鳥取行きはキャンセルの上、イベントだけ参加する形に…くぅ…。 鳥取のイベントのパンフには、ウサギ小屋で原稿書いたから、参加したかった…。 で、でも、お嬢様の歌声は確保できたから…これで…良しとせねばなるまいに…。 しかし!悪いことというのは重なるもので…。 その日帰宅後。予定変更に追い討ちをかけるかのような事が。 恒例のジョギングに取り組むも…普段は4km以上走っても平気なのに、 3kmほどで息切れというか、妙に体がダルく…おかしーな、なんて思っていたら、 体がいう事を利かない状態に。おこりゃ明らかにおかしい!と病院に駆け込むと、 過労…という診断結果。ぐはー…まぁ、旅行も含めて、ちょっと色々あったし…。 水曜日は、結局、仕事を休むことに。うーん…。 木曜日には、動けるようになり…出勤したけど、万全と言えないような状態で…。 うーん…一抹の不安を残しつつ、土曜日を迎えることに。 ちなみに、この体調不良のことは、読んでくれている人に余計な心配を与えぬよう、 サイトの日記には、意図的に書いていなかったのですヨ。 ■ そんな感じに紆余曲折ありながら、いよいよ当日。 午前5時。体調は大体OKの模様。試しにロードワークに出て走ってみると、 ちゃんと4km走れた…うん、大丈夫!気合でなんとかなるもんだ。 こういうときは、体育会系で良かったなぁ、と思う(爆 ほっと一安心して、出勤。休日の電車は空いていて気持ちが良い(w 午後0時、午前終了のチャイムと共に、会社を飛び出す俺。 アキバまでは30分、整列開始は午後1時からだから、急ぐ必要も無い…のだが、 逸る気持ちを隠せない上、ちょっとどういう状態になるか予想が出来ないため、 若干焦り気味な感じで、足が会場に向いてしまった次第。 1時45分、アキバ着。 駅を出て…かつては週一で来ていた旧LAOX 音楽館、現LAOX MUSICVOXが近づくと、 なんと耳に入ってきたのは…「ロックン☆スイーツ」!!な、なにぃ!?え!? と、慌てて店を覗き込むと…おおぅ、もうリハってるじゃないですかー! これはこれは、早くからお疲れ様です…。 と、改めて、ステージを店舗入り口から見渡すと…おおおおおお! 「おおおおっ!ま…ま、まいにゃんだーっ!!!」 (心の声:中司優花先生の声で読んでください) そう…そこには、なんと「世界一の魔法」のジャケットそのままな、 永井のまいにゃんお嬢様がっ!!ぐはー、す、すごいっ!!いろんな意味で(爆 ■ と、いうわけで、かなり一方的にまいにゃんお嬢様との邂逅を果たす(笑 とはいえ、ステージの向うはリハ中だし、時間的にまだ整列時間は来てないため、 とりあえずその場を離れることに。ただ…かなり舞い上がっていたんでしょうね、 このときの自分…。あんまり記憶が無いんだけど…「初音ミク」とか手に取って、 なぜか買っていたよ!ワケワカンネ!! その後は、舞い上がりが加速、思わずスーツをオーダーメイドしたり(謎)しつつ、 久々のアキバを軽く徘徊した後、1時半ぐらいからは、定点カメラを通じて、 店頭のディスプレイに映し出されるリハを眺めて過ごす。うーん、いい感じだね。 やっぱり、生バンドの演奏ってステキだ!楽器に縁が無い…というか、 クラリネットを途中でやめてしまったというコンプレックスもあって、 楽器を自在に操れる人は、本当に尊敬してしまうよー。演奏できる、 という事は勿論、そこまでスキルを高めた努力なんかも含めてね。 ■ しっかし…いやー…これだけでも十分に楽しいな…なんて思ってみていたら…。 !!!! スピーカーから流れだした、馴染みあるメロディ。 いや…馴染みある、という表現は適切ではない。今、自分の中で、 もっとも大切な音として存在しているそのメロディ…そう「世界一の魔法」!! はーっ。…なんか、もう、言う事ないですね…。 リハを聴き終えただけで、なんかもう、十分に満たされてしまった(爆 今年後半は、これだけで生きていけそうだー…。 なんて感じで呆けながら、ステージから降りるまいにゃんを見ていると、 同じタイミングで店員がライブ用に椅子を並べ始め、いよいよ整列(?)開始。 自分の位置だと、1列目も確保はできたものの、今日は、 一義的にはゲストお目当ての参加ですし、そのゲストさんについても、 極めて初心者ファンという状態なので、2列目でお勉強させてもらう事に。 いつかは、最前列で見てみたいですな…なんて思いつつ。 ちなみに、ステージでは依然、藤みさき+さんのリハーサルが継続中。 ■ 着席してすぐ、係りの方がリーフレットを持ってきてくださったので、 ここで用意してきた差し入れをお渡しする。すると、係りの方が、 まいにゃんBlogで紹介されていた付箋を持ってきて 「名前を書いていただけますか?」 と。中にメッセージカードを入れておいたのだが、ご用意いただいたものなので、 せっかくですから、ご活用させていただこうと名前を記入。 さて…後本番までもうちょっとだな…と思いながら、ステージに見入ってると、 まいにゃんが袖に再登場。今度は、もんのすごい至近距離だったため、 内心は「ま、まいにゃんだーっ!」と大興奮の坩堝だったりしたのですが、 なるべく思考をそっちに向けないようにして、平然を装ったり。 …いやー、なんかね、ほら…ね。自分もいい大人ですからね、こう… キャーとかワーっ、とかはね、TPOわきまえてやらんと…ね。 とはいえ、どうやっても気になってしまうもんだから、チラチラ見たりして。 どっちかっていうと、こっちのほうがヤバイ人なんじゃないかしら、 とか思ったりな葛藤が始まったところで…向うも妙な視線に気付いたらしい。 こちらに向かって会釈してくださったので、思わず立ち上がり、 お辞儀してしまった…(爆 なにしてんだ自分(爆 あーもー…挙動不審な感じでカッコ悪いな自分!とぐったり…はぅん。 ブルーな気持ちのまま…しばらくすると、依然続いていたリハも終わり、 藤みさきさんが、ほぼ埋まりきった客席に向けて、 「本番はもう少し後ですので、もうちょっとお待ちくださいねー」 と挨拶の上、バンド一同が退場。時計を見ると、2時15分。あと45分か! ■ さて、開始前。周りの方が、卵型のマラカスを持っているのに気付く。 レジの前に面白そうなものがあるなー、とは思っていたのですが、 そうか…これは、このライブで使うものなのか!と、直前に慌てて購入。 …いやー…気付いてよかった!購入しておいて良かった! これがなかったら、このライブの面白味が半減していたところでした。 で…このマラカスがどういう風に使われるかは、後述。 ■ バンドメンバーがステージに揃い、まいにゃんが袖で待機したところで、 若干押し気味ながらスタート。先ずは、みさ吉さんのご挨拶。 お茶は出ませんが、オープンカフェ…という事で、来てくださった方ありがとう!、 そんな感じに爽やかにライブの趣旨の紹介をしつつ、場を「藤みさき+」の世界へ。 早速ですが、曲を…ということで、キュートな曲「フレンチキス」へ。 曲紹介のとき、ドラムの下久保さんが「ふふっ」っと笑ったのが印象的で、 おおーっと思ったものの、曲が始まってからはマラカスに集中してしまい、 なんか…終了時にはすごく新鮮な気持ちに。そう、いきなり大活躍ですよ! いやー…しかし、こうして客席が参加する形のライブは初めてで、 なんか戸惑いつつも…「ものすごく面白いじゃないですかーっ!」だったですよ。 いやもちろん、雰囲気に浸ったり、コールしたりといういうのも参加なんだけど、 この形はものすごくインタラクティブでビックリ!自分の中に…「新しい価値観」 そんなのが芽生えたぐらい大きな邂逅だったんですよ、この曲との時間は。 客席が楽器を持ってセッションに参加するんですから…これが生み出す一体感は、 どんなライブよりも深く暖かく、一曲目にして自分、藤みさき+の世界に、 どっぷりと引き込まれてしまったですよ! ■ 2曲目にして、みさ吉さんが「ここでゲストを…」ということで呼び掛けをし、 まいにゃんお嬢様、ステージに参上!その格好に、若干のドヨメキが起こるも、 挨拶で彼女の声を聞いたとたんに、なんか客席全体が…「納得!」という空気に。 いやまぁ、分からんでも無い…いや、確かに、この格好はビックリかも。 …でも、彼女、ライブ開始前リハ中に、この格好で外出してたよーな…(笑 いやいや、でも、こういうところが彼女の魅力なのですよね…多分。 で、お嬢様はコーラスを担当という事で、クランベリースタジオプロデュース、 最新コンピレーションアルバム「Contrastia」から「Bambi」を。 この曲が持つ、情けなくも分かりやすく可愛らしい男の子の世界観が好きな自分、 決してハッピーで前向きとは限らない言葉にもトキメキを感じつつ、 お嬢様のコーラスワークに「おっ!?」なんて思いながら楽しませて頂きました。 この曲では、編曲者二人の感じが対照的だったのが印象的…! Hiroyoさんがジャズピアニストよろしくアクティブに鍵盤の上で踊るも、 隊長は、歌詞の世界とは別次元で結構あっさりとしてたのが面白かったですヨ。 ■ そして…いよいよ、まいにゃんお嬢様の出番。ステージが近いため、 なんか凄くアップなお嬢様の姿に、妙に照れる自分…(苦笑 いやまぁ、自分が照れる理由というのも、ホントはないんだけどね。 いつも思うんだけど、なぜ客席に居ると「自分が見られてる」と思っちゃうんだろ? ま…新アルバムの紹介があってから、早速「ミルクティ」へ。意外な選曲にドキっ。 でも、この曲のアレンジはもともと、パーカッションが似合うアレンジのため、 客席側からのアプローチもしやすくて、非常にいい感じじゃなかったかなー。 きっと、まいにゃんお嬢様を知らない方も、おおっ!?と思ったに違いない(^^; しかし、隊長は、なんかすごく心配そうな顔でお嬢様をみておりました。 お嬢様は、結構ビシッと歌っていたから、これはきっと、客席の反応とか、 そういうのを気にされていたんでしょうね。でも、全然OKだったと思うですよ! 曲が終わったところで、なぜか隊長の衣装についてのMCに。 今回は、藤みさき+さんたちの衣装の方向性が真逆になり不釣合い状態とのことで、 隊長がそれをえらく気にされていたとのこと。いや、でも、それが逆に、 ドラム・フルート・ギターのルックスに統一感を見せていて、 自分は良かったと思ってたんですが、そこんとこどーなんでしょうかね? やっぱり、ユニットでの統一感は見せたいところなんでしょうか。 コダワリを感じますね(^^; ■ お次もまいにゃんお嬢様。隊長の「バンドは一休みってことで…」の声とともに、 バンドメンバーが袖に退いたところで、「Sweet Time」と曲紹介。来ましたね! そして… 「えっとー…色々なね、コールが入ると思うんで、是非やってみてください。 みなさんリズム感が凄くありそうですので、1番聞いて2番からでも…ね!」 …自分が、まいにゃんお嬢様と初めて出会った時と似た台詞を聞いて、 思わずニヤリと。そして…ほぼ1年ぶりとなるライブな「甘い時」がスタート! こ、これは…!これはーっ!!改めて、凄い名曲だ(笑 しっ…しかしー…自分、コール入れにくいーっ!!なぜかって?それは… 自分のリアルな妹と、お嬢様の名前が一緒なんですよっ!!だから、 「まいがすきだよーっ!!」 とか、は、恥ずかしくて…い、い、言えないっ!!(爆 自分、このとき、もんのすごく絶妙かつ微妙な表情をしていたと思うけど、 これは、こういうことが理由だったんですねー。コールとか大好きなんだけど、 これは、自分の倫理観的に、最高なチャレンジコールで…敗北でした(爆 いや、でも、好きです、この曲!秋葉原で歌うと「生きてるな!」って気がします。 …ちがうか、「活きてる」かな!?(笑 ■ 曲が終わり、バンドメンバーが再度復帰。実は、上手の袖から覗いていた隊長、 改めて見てもすごいなー、みたいな感じで目をパチクリしてたのですが、 他の方も同じ感想だったようで、一同「す、すごいねー」とか言いつつ登場。 いや、ホントにすごいです(w 色々イベント言ってますが、コールの熱さでは、 まいにゃんファンは、業界トップレベルだと思うデスよ(w お嬢様が会場に向かって会釈し退場、一息ついたところでバンド紹介。 先ずはドラムの下久保さん。自分の第一印象は、イチロー似の爽やかさん。 続けてフルートの吉田さん。シックな雰囲気の不思議さんといったところかな? 如何にも、芸術家っ!って感じのお方でした。そして、最後はピアノのhiroyoさん。 カッコいいジャズピアニスト!って印象ですが…「流血ピアニスト」と紹介され、 ん、ど、どういうことー!?よく流血するらしいんですけど…その紹介は(苦笑 ちなみに…彼女は「世界一の魔法」において、2曲の編曲に携わってますね。 おー、この方が!みたいな感じでした、自分は。 ■ そして、ココからはまた藤みさき+ワールドへ。渡り鳥をイメージされたという曲、 「イリオス」へ。3rdアルバムのタイトル曲ですね。今度チェックしないと(>_<) この曲は、自分が持っている「藤みさき+」像に一番近いんですけど… なんででしょ?なんとなく、衣装がこの曲にマッチしているからですかね。 ちなみに、ドラムの下久保さんが一番印象的だったのも、この曲です。 続いて、フルートの吉田さんのリクエストによる「1・2・3」へ。 そういうことだったので、この曲はずっとフルートに注目。吉田さん、 自分のパートではないところは若干ニヤリとしつつ、自分のパートになると、 職人的な腕を見せる…やっぱり、芸術家っぽいですな。しかし、生のフルート、 音が美しいですなー。こんな曲に、客席から絡めるんですから、ホントに嬉しいなー、 そんな風に思ってましたよ。 ■ そして、いよいよ最後の曲。曲紹介時、 「もう2ヶ月ちょっとで…」 という台詞に、客席が大反応!(w 「あ、もう分かった!って感じねっ。じゃあいいもん、曲名言わないで始めちゃえ!」 おおおおいっ、自分、分かるかどうかわかりませんがなーっ!と思っていたら、 幸いな事に、新アルバムより「Samba de Noel」でした。クリスマス曲ですね。 この曲、サンバホイッスルが入るのですが、ビックリした事に、客席からも、 このホイッスルが入るんですよ!うわぁ、すごっ。しかも、完璧にシンクロしてる! いやー…これは、改めてすごいっ!!これは確実に病みつきになりますな! 曲自体も、サンバらしくノリが良く、クリスマスとサンバというのは意外な組み合わせながら、 日本のクリスマス風景らしく明るい感じがとっても映えてますよね(^^; こういうクリスマスソングもなかなかデス、ふふっ。 これで、無事ライブ1回目終了。最後の挨拶ン時に、なんかステージ・客席共に、 すごく微妙な感じになってしまい、 「…な、なんかすごく地味じゃない!?」 みたいな話になり、もう一度挨拶をやり直すという面白展開があったものの、 これで、先ずは楽しい時間に一区切り。でも、まいにゃんお嬢様のセットもあるし、 もっともっと、新鮮な「藤みさき+」ワールドに浸りたいというのもあって、 2回目がなおさら楽しみになったぜーっ!! ■ 1時間程度のインターミッションの間に、CD販売等が行われ。 みさ吉さんと隊長がステージに残り、若干のトークをしたりと良い時間が経過。 ■ さて、いよいよ第2回目。最初の曲は、最新アルバムより「ROSA」。 ラテン系列の言葉で「赤」を意味するこの言葉、曲紹介時にも、血の赤を意味する等 説明がありましたが、まさに真っ赤な情熱を表現しているかのような曲調に、 一気に場が引き締まります。 そして、MC。 「1回目より人が増えたみたいですね、後ろの方でで立ち見の方、ありがとうございます」 との言葉に、後方から拍手!続いて 「前のほうの方、リハーサルの時からありがとうございます(笑」 の言葉に、会場爆笑。リハーサルから…というのは、稀有で貴重な経験…と、 そんなことを思いつつ、MCを聞いていると、話は客席からの楽曲参加の話へ。 「パーカッションとかで参加してくださるようになってね、嬉しいんですけど、 ついに、こちらの楽器店で買ってくださったというトライアングルまで参加で!」 「すごいよねー。どんどんエスカレートして、ドラムセットとか持ち込まれそう」 「どこまで行っちゃうか、楽しみ!大歓迎だから、色々参加してみてくださいね」 いやー、このスタンスが凄いですよね。まぁ、色々限度ってものがあるから、 現実的には、出来るのはここらへんまでなんだろうけど、それでも、 なんかこういう「参加型」なライブが生み出す会場の一体感は物凄いものがあって、 これこそが、この「OPEN CAFE」の魅力だという事を再認識。圧倒的だ…! ■ そして、 「そんなトライアングルが活きる曲を。…すごいプレッシャーかもね…(w」 なんて言いながら、最新アルバムのタイトル曲「Synmetry」へ。 この曲は静かに響き渡るヒーリングな感じの曲で、確かにトラアングルは活きるね。 でも、この曲で密かに凄かったのが、そのドラムワーク。演奏もよければ、 パフォーマンスも良くて、スティックを自在に操ったり回したりする様は、 ぐっと来てしまったですよっ。しかし…前曲とは打って変って方向性の違う曲ながら 見事なまでに違和感無く繋いできますね。 ■ この曲が終了後、まいにゃんお嬢様がステージへ。MCを経て、曲へかと思いきや、 突発的に「永井さんギターに挑戦コーナー」が行われることに。 ライブが始まる前、袖から出てきた隊長とまいにゃんが、ギターを物色してて、 ???とか思ってたんだけど、そうか、このためだったのかー。 そんなんで、ギターの経験は?と聞く隊長に 「無いですっ。高校のとき、バンドを…ということで、ギター担当になったんだけど、 結局何もしませんでした」 …あー、凄く良く分かるわー。自分もそうだったから(笑 笑う客席とバンド、苦笑する隊長に動じることなく、用意されたハート型ギターを、 構えてポーズをとるお嬢様。お、なかなかカッコイイじゃないですかー。 その容姿・衣装的に、JAM「Power Source」期のYUKIぽいっ! なかなかカッコイイじゃないですか、記念に写真撮っておきますか、という隊長、 瞬時に、あ…写真は不味いのかな、とフォローを入れると 「いいですよ、私からトーゴーに言っておきますからー♪」 こういうやり取りは、思わずニヤリとしてしまいますな、元業界人として(笑 進行するギターチャレンジ。だがしかし、会場の期待をお嬢様は見事に裏切り、 なかなか上手くこなしてしまい、隊長に…面白くない…失敗だ…と言われる結果に。 いやいや、これはこれで面白かったですよ。さて…このコーナーが終了するとー…!! ■ そしてついにやってきた…待望の時。まいにゃんお嬢様から、曲名の紹介。 「世界一の魔法、聞いてください!」 来ました…この時が!自分がこの世界に戻ってくることを確定させた… そんな世界一の魔法をかけた、この曲を…ついに生で聞ける時が…!! 今回は、前回とは違いギター・隊長の視線もまっすぐに客席に。 全幅の信頼をまいにゃんお嬢様においているような感じで…。 お嬢様は、本当に魂を込めるように…必死に歌唱してて…! そして…自分は客席で感極まって…と!!いや…素晴らしい!言う事なし! 願わくは、彼女の「世界一の魔法」が…幾多もの挫けそうな心に届くよう…。 どうにかして、彼女との「出会いの道」を見つけてもらいたい…そんな気持ちに。 自分としては、誰か一人でもそんな道を見つける手助けが出来たら…と、 思わずにはいられない、大切な3分57秒でした…。 しかし、彼女の発する言葉に込められた想いの強さや輝きといったら…。 素晴らしい。歌を、単なる歌で終わらせていない仕事には感嘆の一言です。 ■ 心が圧倒的な充実感に満たされると同時に、バンドメンバー全員がステージに戻り。 続けて、コンピレーションアルバム「CONTRASTIA2」より「失恋タイムトラベラー」 曲紹介の後、突如、 「…あ、生バンドで歌うの初めでですー」 というお嬢様に、隊長が 「え?ホント?…あ、この曲を、ってことでしょ?」 「ええ」 「ああ、びっくりしたぁ…生まれて初めてかと思ったよー」 って、この前カガドゥでイベントしてたんじゃないですか(笑 そんなんで失恋タイムトラベラー。慣れない世界観を作詞…とか言ってたけど、 なかなかどうして、自分、この世界観好きですよ。 あ・ま・り・に・も・せ・つ・な・す・ぎ・て こ・の・と・し・の・オ・レ・に・は・こ・た・え・る・け・ど・な・!・(w KANさんあたりに、ギャグな歌で笑い飛ばしてもらいたいゼ。 ■ こちらは、ちょっと緊張気味なお嬢様。無事終わってホッとしているのが分かる。 そんな彼女と入れ替わるようにみさきちさんが中央に出て、バンド紹介。 こちらのメンバーは前回と同様ね。ドラムの下久保さんが相変わらずかっこえー。 んで。 「では…ここで、一番最近の新曲を聞いてください」 というみさきちさんの曲紹介MCに、すかさず隊長からツッコミが。 「一番最近の新曲?そうじゃないのってあるの?」 「うわぁー、日本語オカシイ?オカシイ?」 慌てるみさきちさん。大爆笑に包まれる客席。ナイス天然です! 余談だけど…自分の信奉するKANさんは、こんなことをライブで言っています。 「新曲ね…そんな簡単に出来ないんですよね。もう、みなさんは、 凄くご存知だとおもうんですけど…。私の中でのね、新曲というのはね、 私の中で比較的新しい曲、の略で新曲、ですね」 こういうことを堂々と言う人もいるんですが…ホント、余談ですけどね(w そんなことを思い出したり…。 まぁ、そんなやりとりがありつつ、こちらも「CONTRASTIA2」より「Bambi」。 この曲ねー…好きなんですよ、自分!凄く可愛い…登場する不器用な男の子が! これは、いいですよ…恋愛初期の「ワケワカンネオレ」感が的確に表現できてるぅ。 メロディも、甘くいてそれでいて渋くて。うん、好きスキー。 思いっきり楽しみながらシェイカー振ってしまいました(^^; ■ 曲も終わったところで…いきなりピアノのHiroyoさんが 「ち、血がでたぁー…!」 客席大爆笑!隊長も 「おー…ついに流血!」 結構淡々とした声でこれを言うから、これまた面白い(w 慌ててバンドエイドで止血するHiroyoさん。バンドメンバーは面白がって、 Hiroyoさんに関する話題で盛り上がるるる〜。 「Hiroyoさん、ボクシングとか好きなんですよね?」 「あ、じゃぁ…あの、入場とかしてもらいましょうか、面白いですよね」 「あー、いいですね!」 彼女の関知しないところで、いきなりこんなことに。 でも、なんか場のノリで、いったんステージを降りた後、 ボクサーよろしく再入場してきたりして…Hiroyoさん、美味しすぎるよ!(w ちなみに、これ…11月でもネタを引っ張られて、イヤがる本人を、 半ばノリにノラせて、同じ事をしたりしてました(笑 もうそういうキャラですね、Hiroyoさん(w ■ さて、いよいよ終盤。曲紹介MCで、いきなり曲順間違えて紹介しそうになり、 「え?そっち先にする…?別にいいけど…」 みたいなツッコミを隊長に食らう天然みさきちさんを堪能したりしつつ、 季節まであと3ヶ月な曲「Samba de Noel」へ。この曲も楽しくていいですよね。 でも、まだサンバホイッスルに参加する勇気は無いのです…ごめんなさい。 そして…ついに来ました、最後の曲。ここでまいにゃんお嬢様再登場。 二人が歌うは…そう、オリジナルは藤みさき+…で、お嬢様もカバーした名曲 「ロックン☆スイーツ」!! 「この曲聞いた時、本当に『この人たち好きっ!』って思って…。 アルバム作る際、カバーさせてくださいっ、って言ったら、いいよって…」 とカバーの経緯を嬉しそうに語るお嬢様。本当にこの曲が好きなんですね。 そんなお嬢様をやさしそーに見つめるみさきちさん。いやー…お嬢様、 今まで色々あったかもですが、こうして素晴らしい方々と巡り合えましたな…。 その出会いに、一ファンとしておめでとうの言葉を贈りたいです、ホント。 そして、いよいよ歌う時になったら、みさきちさんがさりげなく、 まいにゃんお嬢様を優しくステージ中央に導いて。みさきちさん、素晴らしいっ! こういうところまで、ちゃんと見ていますよ。一番優しさが輝いた瞬間。 いや…もう、この瞬間が、このライブの素晴らしさを一番表現していたかと。 もう、文句のつけようがありません。藤みさき+、最高です! もちろん、ステージには…楽しそうに歌を歌う二人の姿。 この瞬間に出会うことができて…本当に幸せモノです、自分は。 ■ ライブ終了。楽しい時間をありがとうございました。 終了後は、隊長がステージに残り、軽いMCを始めたり。 「この間、真衣ちゃんのレコ発イベントをやったんですけど、ゲストで来た…ね、 河合久美ちゃん、あの子、すごかったですよね」 くぅ、なんて楽しそうなことを話しているのだ!あー、改めて行きたかったなぁ。 そんなことを思いつつ、足早に退散すると、まいにゃんお嬢様がそこに。 軽く会釈すると、とててっ…と近づいてきてくれたので…、 良かったですよ〜と軽く感想を。もっとも、そこは例によってかわさきさんなので、 本当に軽く挨拶しただけで、最後は「握手を…」という言葉に促されて握手をし、 照れと真衣上がり…じゃなかった、舞い上がりを悟られまいと足早に退却(苦笑 もっとも、このとき…ですよ、全然自分、誰だか名乗らなかったの(汗 なんか、お互い凄く分かったような感じで話をしていましたが…申し訳ない。 いやー…でも、良かったデス。 お嬢様も良かったし、「世界一の魔法」は文句無く良かった! でも、藤みさき+の世界観も本当に楽しめて…これは通ってしまうかも!みたいな。 実際、11月もちゃんといきましたからね!うん…ホント、楽しかったんですよ。 こんな風に、客席側からセッションに参加できるライブは稀有ですから、 是非色々な人に観てもらいたいものです〜!みなさん、是非是非!! |