これまで、アバウトな設定しかできなかった魔力の割合に関連する設定項目に対して、
特定の行動に必要な魔力と、その結果として残る魔力から、
AIの設定項目を試算することで、それなりの意味を持った値を求める方法を検討した。
該当する項目:護符に使う魔力 / 土地のレベルアップ / 地形変化コマンドの使用
利用する魔力と残魔力からパラメータを求める表を作成した。
実際に利用する場合は、境界部分が未確認な点と、設定項目にあわせて、
利用する魔力と残魔力を計算した表も作成しているので、そちらを利用願いたい。
実際の適用例を考えてみる。
スペル効果の値を決定すると仮定する。
このとき、スペルを利用する上でのキーカードとして、
ウェザリングを想定。ウェザリングのスペルコストは150、
利用後、少なくとも200G以上は残っていて欲しいと仮定する。
このとき、表から、「利用する魔力」で150、「残魔力」で200の交差点を求めると、4.3となっている。
したがって、利用するパラメータは、4.3以上、すなわち5とすればいい。
表で利用した式:[設定項目]>10*[利用する魔力]/[([利用する魔力]+[残魔力])
以下、証明式
利用を許可する条件: [現在の魔力]*[設定項目]/10>[利用する魔力]・・・式@
残魔力の条件: [残魔力]>[現在の魔力]-[利用する魔力]・・・式A
式@、Aより:([残魔力]+[利用する魔力])>[現在の魔力]>[利用する魔力]*10/[設定項目]・・・式B
式Bを整理すると:[設定項目]>10*[利用する魔力]/[([利用する魔力]+[残魔力])