[いざ、いじり倒さん!]-[PocketPCでマルチメディア]
1.Web Viewの紹介
デジカメで有名なCanonがWeb ViewというWebカメラシステムを公開しています。
PC用やJava用も公開されていて、其の中の一環としてWindowsCE版を公開しています。
ただし、Webカメラなわけですから、実行するときは、
インターネットに接続出来る環境が必要です。
私の場合、Presarioに611Sを直接差すことで対応しましたが、
なにげに敷居が高いかも知れませんね。
2.ダウンロード&インストール
このページから指示にしたがって、先に進んでユーザ登録をすれば、
ファイルをダウンロード出来ます。
ファイルはcab形式で公開されています。
でもなぜか私が作業をしたときは、拡張子が化けていたので、
自分でファイル名を直したら、あっさりインストール出来ました。
3.起動!
でインストールが終わったら、早速起動したいところですが、
はじめに書いた通り、インターネットに接続出来る環境を
あらかじめ作っておいてください。
(上図:夜のアルタ前。夜だからようわからん・・・)
起動するとこんな感じの画面です。
画面右側の制御開始というボタンを押すと、
自分でカメラを制御出来ます。
スクロールバーでカメラの移動、右のスライドでズームが出来ます。
4.どこを見ようか?
WebView自体ではサンプルとして、次の5個所から選べる事ができます。
・新宿アルタ前
・湘南材木座海岸
・NY Times Square
・Paris
・Sydney
ちょっと少ないですよね。
で、WebViewのページにカメラサイトの一覧がありますので、
ここから選択することも出来ます。
でも、CE対応って書かれた場所があまりにも少ないので、がっくり。
5.CE対応でないサイトを見る方法
CEに対応していなくても、ヘルパー対応版と書かれた場所なら見れるようです。
ただし、裏技っぽいので、質問等は一切うけつけませんよ。
方法は次の通りです。
1)サイトを選択する。
2)そのサイトの中の「ヘルパー版を見る」を右クリックし、ファイルをDLする。
3)ファイルの中身をテキストエディタで開く。
4)CE版のWebViewの[ツール]-[カメラサイト設定]-[追加]にて、
カメラサイトの設定画面で、テキストエディタの内容を書き込む。
5)アドレスを選択すれば見れるようになります。
いくつかの登録の例を示しておきますので、参考にししてみてください。
・例1:関門海峡
左上:DLしたテキスト。改行コードを修正してあります。
右上:WebViewの登録内容
左下:関門海峡のカメラ1の画像
右下:関門海峡のカメラ2の画像
・例2:原宿
左上:DLしたテキスト。
右上:WebViewの登録内容
下:原宿駅
やり方によっては、Java版しか提供されていないサイトも参照できるかも知れませんね。
6.で、どう使えるだろう?
アルタ前や、原宿前があったんで、
喫茶店で待ち合わせをしているときに使えるかなとかおもったけど、
アップにしても、人の顔はわかんないし、ネットにつなぎっぱなしにしとかないといけないしで、
あんま効率的ではないですね。
実写版ウォーリーを探せ!ぐらいにはなるかな?
ちょっと、PocketPCらしい使い方が思いつかないです。
[いざ、いじり倒さん!]-[PocketPCでマルチメディア]
written by まつし