◆◇◆ ターミナルソフト〜PocketTeraTermの紹介 ◆◇◆

[いざ、いじり倒さん!]に戻る


コンピュータ関連の仕事をしていると、
サーバへの接続や、ネットワークの設定など、
ターミナルソフトウェアがかかせない存在になります。
CE用にも、いくつかターミナルソフトが出まわっていますが、
Windows版で有名なTeraTermの弟分にあたるPocketTeraTermを
紹介します。これ一つで、シリアル、モデム経由、Telnetなど
ターミナルとして使うには十分な機能が実装されています。

< Step 1.インストール >

まずは、PocketTeraTermのHPからファイルをDL。
普通のZip圧縮なので、解凍しましょう。
readmej.txtにインストールについて説明がかかれていますから、
しっかり読みましょう。ただし、1点だけ注意!
マニュアルには

ttras.exe は \Windows ディレクトリにコピーしてください。

と書かれていますが、そのとおりにインストールをすると、
Telnet接続を行うときに、モデム接続のダイアログが
出てくることがあります。

これを回避するためには、二つのファイルを同じディレクトリ
にインストールする必要があります。

 

< Step 2.設定 >

実際に接続する前に、ターミナルの接続に関する設定を行う必要があります。
特に注意する点といえば、改行コードと、漢字コードあたりですかね。

[Setup]-[Properties]の画面。ウィンドウの名前はConfigrationの名前。
ここで改行コードの設定をしておきましょう。

また、接続の設定は[Setup]-[choose Configuration]で複数設定することができます。
異なる設定で接続する必要があるのでしたら、必要に応じて設定を用意しましょう。

 

< Step 3.接続 >

PocketTeraTermによる接続方法は3種類もあり、[File]で選択できます。

1.TCP/IP connection

私が一番よく使う接続方法です。HOST名でもドメイン名でも、IPアドレスでもOKです。
この接続によりTelnet接続ができますんで、UNIXをいじり倒してください。

2.Modem connection

モデム経由での接続方法。私は使ったことがありませんが、
これでパソコン通信をいじり倒すんでしょうか?

3.Open serial connection

シリアル経由での接続です。これで、ネットワーク機器はどんと来いです。

 

< Step 4.見えました! >

いざ接続!設定さえ正しく行われていれば漢字だってOK!です。

 

< 感想 >

いやぁ、これ使えますよ。はい。

・旅行中にトラブルがあったとしても、ポケットからCEとPHSをつないで調査!

・建物をぶらぶらしながら、設置されているネットワーク機器の設定をしてまわる!

なんて使い方が考えられますし、実際に何回かやってます。
結構CEの携帯性が生かせる場面が多そうです。


[いざ、いじり倒さん!]に戻る