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<< 1.CEでPingとかを使いたい! >>
TCP/IPで接続をおこなうときに、うまく行かなかったらどうしましょう。
Windows98やUnixならPingやTraceRouteを使って、何がまずいのかを確認できますよね。
残念ながら、WindowsCEにはこれらのツールが付属していません。
そこで登場するのが、今回紹介するvxUtilです。
<< 2.vxUtilの機能 >>
vxUtilでは、次のような機能が実装されています。
Info | 自分のIPアドレスを答える。 |
Ping | 特定アドレスと通信ができるか確認を行う |
TraceRoute | 特定アドレスと通信するときの経路を調べる |
Finger | 特定ホストのアカウント情報を表示する |
Html | HTMLソースを表示 |
Lookup | IPアドレスからホスト名を逆引きする(?) |
Quote | ? |
Time Service | 時刻あわせを行う |
Whois | ドメインの情報を表示 |
Password Gen | ? |
勉強部足のため、説明が間違っている可能性が大ですが、
ご勘弁をば。
<< 3.こんな時、これを使おう! >>
vxUtilがあれば、つぎのような場合に役立ちます。
・通信ができない
→Pingを使い、ネットワークとして接続されているかを確認できる。
・ネットワークに接続はできているけど、特定ネットワークにつながらない
→TraceRouteを使い、どこまで通信ができているかを確認できる。
・ネットワークに接続はできているけど、非常に遅い
→TraceRouteを使い、どこで時間がかかっているかを確認できる。
・自分のIPアドレスが分からない
→Infoを使い、自分のIPアドレスを知ることができる。
<< 4.実際に使ってみて >>
TCP/IP接続でいろいろと作業を行う可能性のある方にとって、
vxUtilは必須のツールだと思います。
CE自体の接続の為に利用するのはもちろんですが、
むしろ、LAN工事を行うときのテスターとしてCEを利用するという方法で、 多いに役立つと思われます。
職業上、LAN回線の工事立ち会いとかが多いのですが、
各机の上まで来ているT−ケーブルが利用可能かを確認してまわるのに、
CEの携帯性が大活躍します。
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written by まつし