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WindowsCEでPalm用のドキュメントファイル(prc,pbd)を読むために、
MobiPocket Readerなるソフトウェアがあります。
なにかとCEとPalmって比較されるんで、Palm用の文書ってのが、CEでも読めるか、
いろいろと実験してみました。
<1.インストール>
MobilePocketReaderと書かれたリンクをたどり、
プログラムと、Japanese Language Packをダウンロードしてください。
両方とも母艦経由でインストールするタイプです。
<2.起動してみよう >
インストールに成功すると、MobiPocket Readerなるアイコンでできます。
で、いざ実行!読むために最低限覚えておくべきことは、次の事です。
1)ファイルの指定方法
[Book]-[Open]で、普通のアプリケーションのように直接ファイルも指定できますが、
当するファイルをすべて表示してくれる[Book]-[Bookshelf]というものもあります。
また読むことができるファイルは、
・Palm用のドキュメント(prc.pdb)
・テキストファイル(txt)
・HTMLファイル(*.htm)
の3種類です。
2)文字のエンコーディングに注意
ファイルを開いたままでは漢字を表示してくれないので、
[book]-[Encoding]で、文字コードをファイルにあわせましょう。
3)フォントを変更
[View]-[Font Name]を選択し、文字コーディングだけではなく、
フォントも変更して、日本語が表示できるようにしましょう。
ここまでで、読むための準備は終了。
より読みやすくするために次の作業をしておく事をお勧めします。
4)最後に読んだ場所を覚えさせる。
[View]-[Option]にて、[Remenber last page read]にチェックをしておけば、
次回にファイルを開いたときに、最後に読んだページを開いてくれるようになります。
5)段組表示
[View]-[Columns]で段組の選択ができます。A-60の場合、横長なので、
2つぐらいに段組しておくと便利です。
< 3.Palmのドキュメントを探そう! >
今回は、Palmのドキュメントを読むために使うので、
Palm関連文書がある場所を紹介します。
Muchy's Palmware Review・・・ここすげー!Palm専用のYahooみたいだわ
青空文庫Palm本の部屋・・・って青空のだったら、RubyReaderで読めって?
Pilot Data Paradise・・・ほかとは違い実用データがたくさんそろってます。
< 4.実際に読んでみよう! >
では、いろいろと読んでみましょう。
1)Palm用のDocファイル
何回かやってみたけど、だめでした。
フォントの変更や、文字コードの変更もしてみたけど、意味がありませんでした。
PWZ Editor で見たら、SJISで見れているんですが・・・。
なんでだろう?
2)Palm用のデータベースファイルpdb
Palm用のデータベースJFile用のデータベース(らしい)
拡張子上は対応していることになっているんだけど、
一切読めませんでした。
確認したもの:高速道路早見表、渋谷飲食店、TCP/IP Well Known Port
・どれも、http://muchy.com/review/jfiledata.html
から見た。
・母艦でDLして、解凍後CEに転送
3)テキストファイル(青空文庫)
青空文庫のルビ対応版を読んでみました。
読めはするけど、ルビ対応してないし、
これなら、RubyReaderのほうがいいじょ。
4)htmlファイル(html)
一応読めるみたいだけど、一部文字化けあり。
画像部分は、アイコンに変更されるらしい。
< 5.その他 >
読んだファイルに対する、読み込み情報は、
読んだファイルと同じディレクトリに、
拡張子をmbpと変更して保存されています。
<6.最後に >
よくよく考えてみたら、あんま使えなかったって事か・・・
ツールを利用して直接見ることよりも、変換をかましたほうがよさそうですね。
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