ソウルブレイダーロゴ

 

【ゲームインデックス】

●エニックス
●1992年1月31日発売
●定価8800円(税別)
●スーパーファミコン(容量8M/バッテリーバックアップ)

【ゲーム関連商品インデックス】

 書籍:『ソウルブレイダー公式チャレンジブック』:エニックス:540円

 CD:『ソウルブレイダー』:ポニーキャニオン:2500円

【OPENING STORY】

 フレイル王国を統治するマグリッド王は、物欲の激しい男であった。
 王が何よりも欲していたのは財産。
 世界を手に入れるほどの黄金を手にすること。
 彼の欲望は、ただそれだけであった。

 あるとき、王は天才発明家レオの噂を耳にした。
 そして、ひとつの恐ろしい考えが彼の頭をよぎった。
 『悪魔と取り引きすれば、世界を手にするほどの富を得られるのではないか』
 王はレオを監禁し、悪魔を召喚する機会の制作を命じた。
 そしてそれはレオにとっても難しい作業ではなかった……。

 王が召喚した悪魔の名はデストール。
 王はデストールに悪魔の力で世界中の黄金を手にしたいという願いを伝えた。
 それに対しデストールは、恐ろしい取り引きを提案した。
 『生き物の命一つにつき黄金一つを交換しよう』
 と。

 王と悪魔の取り引きは成立した。
 その日から、一本の花、一羽の鳥というように、命が一つ、また一つと世界から消え去った。
 全ての生き物が消えたフレイル王国は、悪魔のしもべ、魔物たちの巣となっていった。

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【露霧 葵のレビュー】

 一押ししているゲーム会社、クインテットの初期作品。
 エニックスから出てはいますが、パッケージイラストで引いてしまう人も多い。
 ストーリーは……人間が自ら悪魔に魂を売り、世界中の人間・動物・草にいたるまで魂を抜き取られてしまった世界。そこに降り立つ神の子。こういう設定に弱い(笑)
 魔物を倒すと悪魔に抜き取られた魂が復活します。人間だけでなく、草や動物といった『世界を形作るもの』達までが同じ魂である、という考え方がとても好きですね。天地創造でもそうだったんですけど、クインテットのストーリーには『破壊と創造』という考えが根付いているんだそうです。とっても納得できる話ですよね。
 今でいうとアクションRPGに属するんですが、アクションはとても簡単で苦手な方にもできるくらいです。ゲーム初心者な友人に貸して喜んでくれたから。
 ゲーム曲は『ゴダイゴ』のタケカワユキヒデ。………なんて大物をこういうゲームで使うかな(笑) あってるからまたいいけど(笑) CDも出てましたが……もう絶版なんじゃないかなぁ。ゲームミュージックイメージCDの方では、エンディング曲『恋人のいない夜』(というんだそうな(笑))に歌詞がついてタケカワユキヒデ本人が歌ってます。

 そうそう、パッケージイラストとはどんなモンだ!?という方のために(笑)

 エニックスHPを(笑)

 http://www.enix.co.jp/

 ここのゲーム紹介の過去のソフトリストを見れば、すぐわかります(笑)

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【ゲーム攻略の簡単なヒント】

 ゲームストーリーには全く関係ありませんが(爆)

 『神のエムブレム』

 についてのヒントを。ゲーム内では全くと言っていいほど出て来ないのに、無茶苦茶難しいところにありますから。

 《神のエムブレムA》……ステージ1。斬鉄剣が必要。
 《神のエムブレムB》……ステージ6。城の地下室に。
 《神のエムブレムC》……ステージ2。ある動物が秘密を握っている。
 《神のエムブレムD》……ステージ3。海底をくまなく探してみよう。
 《神のエムブレムE》……ステージ4。一見密室のようだが……。
 《神のエムブレムF》……ステージ4。夢のきのこはどこにいただろう。
 《神のエムブレムG》……ステージ5。家具に体当たり?
 《神のエムブレムH》……ステージ6。見回りの兵士が見たものは……。

 これまた絶版してるんじゃないかと思われるエニックス発行、ソウルブレイダー公式チャレンジブックより。