【ゲームインデックス】

[LUNAR THE SILVER STAR]

●ゲームアーツ
●1992年6月26日発売(メガCD)
(セガサターン、PSの発売日は手元にないです)
●定価7800円(税別)
●メガCD/セガサターン/PS

[LUNAR ETERNAL BLUE]

●ゲームアーツ
●1994年12月22日発売(メガCD)
(セガサターン、PSの発売日は手元にないです)
●定価9800円(税別)
●メガCD/セガサターン/PS

【ゲーム関連商品インデックス】

 書籍:『LUNAR 1・2公式設定資料集』:ソフトバンク:2800円

 書籍:『てれびらんどわんぱっく137「メガCD LUNAR THE SILVER STAR」公式ガイドブック』:徳間書店:980円

 書籍:『てれびらんどわんぱっく138「メガCD LUNAR THE SILVER STAR」ルナの世界と攻略ガイド』:徳間書店:(値段わからず。すみません、持ってないんです)

 書籍:『ドラゴンマガジンゲームコレクション「ルナ2エターナルブルー公式攻略ガイドブック」(サターン版)』:富士見書房:1200円

 書籍:『電撃攻略王「ルナ2エターナルブルー完全攻略ガイド」(サターン版)』:メディアワークス:950円

 書籍:『ルナ2公式攻略ガイドブック(PS版)』:富士見書房:1200円

(書籍は結構出てますが、私自身、公式設定資料しか持ってないので情報が間違っていてもお許し下さい。買えばよかったんですけどね……昔のは流石にもうないです)

 CD:『LUNAR THE SILVER STAR』(サントラ):東芝EMI:2500円

 CD:『LUNAR〜ETERNAL BLUE「Prelude」』:ユーメックス:2500円

 CD:『LUNAR ETERNAL BLUE』(サントラ):ユーメックス:2500円

 CD:『Lunar Songs1〜青き星の伝説〜』:ユーメックス:2500円

 CD:『Lunar Songs2〜甦る大地の記憶〜』:ユーメックス:2500円

(これまたCDはドラマとか出てますが、お薦めのものだけ。ぜ、絶版になってるのもある……?)

 

【OPENING STORY - THE SILVER STAR】

 LUNAR……。
 魔法の力に満ちた不思議な世界。
 なかでも、かつてこの世界を救った四英雄の伝説は、多くの少年達に夢を与えていた。

 ここ、山あいにある静かな村「ブルグ」にも、冒険に憧れる1人の少年がいた。

 彼の名はアレス。厳しい父、優しい母、ケンカ友達のナゾの生物ナル、幼なじみの少女ルーナと一緒に暮らしている。

 アレスの住むブルグの村には、ドラゴンマスター・ダインの墓がある。彼は、四英雄の1人であり、ドラゴンを自在に操る力を持っていたが、黒竜との戦いで命を落としたとされている。

 アレスはダインの墓に毎日のように訪れては、ダインのように冒険に旅立つことを夢みていた。

 しかし、アレスの心には、いつも幼なじみのルーナのことが気にかかっているのであった。

「ダインはどんな気持ちで冒険に出たのかな?」

 アレスは見つかるはずのない答えを探して、自分の気持ちに置きかえていた。

 アレスの頬には、暖かな春の風が静かに吹いていた。それはまるで、冒険へのつのる思いを胸に秘めた少年を祝福しているかのようであった。

 新たなる物語への扉は静かな音をたてて開き始めた……。

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【OPENING STORY - ETERNAL BLUE】

 歴史とは、過去から未来へとつむがれる永遠の織物。

 

 たて糸をつむぐ者、失われた伝説の世界にあこがれをいだく少年――ヒイロ。

 展望台から見える青き塔をながめつつ、ヒイロは思いをはせる。
 LUNARの大地に散りばめられた、数々の伝説に――。

 創造の女神アルテナ。
 竜を駆るドラゴンマスター。
 空飛ぶ都。
 世界を救った英雄たち。
 そして、天空にかがやく青き星。

 ヒイロはいつの日か、その手で伝説の世界への扉を開くことを夢みる。
 青き塔、そして、美しき青き星をながめながら――。

 

 よこ糸をつむぐ少女、青き星のルーシア。

 

 凍てついた眠りの中で彼女は夢を見る。
 それはかつての――そして、やがて訪れるであろう災いの記憶。

 目覚める彼女を待ち受ける運命を知るものは、まだ、誰もいない……。

 

 二つの世界、二本の糸。
 いまだ交わることのないかぼそい絆。
 けれど、いま確かに未来へと連なる歴史は、ここからつむがれようとしていた。

 幾多の出会いと冒険を刻む、新しい伝説の歴史が――。

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【日沙 葵のレビュー:THE SILVER STAR】

 実は、『幻影都市』のために購入したメガCD(笑)
 でもルナは良かった。マイナーゲームではないとお叱りの声もあるでしょうが、この紹介はメガCD版ですので御容赦を。
 何が良かったかって。
 『主人公の強さ』でしょう(笑)!!
 もー最後は滅茶苦茶強くて惚れましたわ(笑)
 あとはストーリー。息をつかせぬ展開。要所にはムービーが入るというやってる人にとっては次はどんなのか気になってプレイを続行したくなります。
 実際のストーリーは、相手方にもちゃんとした設定がなされていて『あ、実はこういうことだったのね』と思わされます。敵の非情さに腹を立てていても、最後までくると理解できるというか。でも、やっぱり悪いことはしちゃいけないのだ、という教訓もあるというか。色々考えさせてくれる話でした。

 サターン版は、敵の女魔術師が三人になったことで、その怖さが半減以下になってしまってとても悲しかった。メガCD版ではとっても怖かったのに。あと、最後もちょっと変わっててショック。ムービーは確かに華麗になっていたですけどね。
 あ、それと一番変わってたのがナッシュの性格。メガCD版ではカッコ良かったのに、サターン版ではまぬけになっちゃってた、残念。
 おかげで、サターン版は一回だけやって封印。当然PS版はやってません(苦笑)

 あ、あとメインテーマがかわっちゃってたのがもっと悲しかった。
 メガCDのがとっても好きだったので。

【都田 直流さんのレビュー:ETERNAL BLUE】

 元はと言えば、お手伝い等をされているイラストレーターさんにハマって、ゲーム名しか分からない状態から兄の購買していたPC雑誌を片端から読みあさる等して(その頃はまだインターネットなんかは普及してなかったんだよ…パソ通の仲間に聞いても知らなかったし…苦労したなあ。しみじみ)ハード・ソフトを探り出し買い求めプレイしたと言う、非常に思い出深い一品です。(笑)
 このゲームの特筆すべき部分は、なんと言ってもその「世界観」の完成度の高さですね。
 たとえば、村人達との会話。小さな物から大きな物までシナリオを一つクリアする度、状況に合わせて彼らの言葉が変化するんですね。それも、その時に行く事の出来る全ての街において。思わず、可能な限り引き替えしてチェックしてみてしまいました。(笑)
 聞いた所でゲームの進行上に意味の有る訳でもない、ひどく他愛のない言葉ばかり。引き返してみない人等には、完全に無駄です。半端ではない容量も食ったと思うんですが、そこまでしたからこそ「世界」が生きているんですよ。
 最近でこそあまり珍しくもないシステムですが、あの当時は他に類を見なかったと思います。
 他には、ルーシアの心境の変化がとても細やかに表現されている事とか。それも、特に戦闘中の回復魔法の使い方にその心の動きをはっきり見る事が出来ます。
 最初は、自分の為にしか使わないんですね。他のメンバーが倒れようがお構いなしで。それがだんだんと、ヒイロにだけは回復魔法を使うようになってきて、その後から他のメンバーにも使うようになって来るんですね。でもその状態ですら、複数が危険な時には「真っ先にヒイロ」な辺りが微笑みを誘いますが。(笑)
 EDはかなり涙を誘います。元々かなり涙もろい方では有るんですが、ゲームで滂沱の涙したのは初めてでした。(笑)
 切ないんですね、とにかく。切なめの物語が好きな私としては、かなりツボでした。

 ずいぶんと時の過ぎた今でも、私の「心のベスト1」のゲームです。

■ SS版とPS版について■

 この移植版の為にSSを買った私にとっては、無茶苦茶がっかりでした。(涙)
 何が嫌って、顎!顎が!! キャラクターの顎がえぐれてるぅぅゥゥゥ〜〜!!!…いやホント、冗談じゃなく許せなかったのよ…。(涙)
 もちろん、他にも色々と言いたい事はあります。それはもう山のように。
 移植としては限りなく大失敗だと思いますわ…。平たく言ってしまえば、MCD版の良い所をそぎ落としてよけいな部分を付けたような移植。駄目駄目。
 …でも、今やMCD版を手に入れる事は至難の業だと思うので、そう言う人にはお勧め…するのは心苦しいけど…、でも、LUNARの世界を知ってもらう為には良いかな、と割り切ってみたりもします。

 …でも私はもう二度とやらない。(苦笑)

(都田っち、ありがと〜〜(^_^) 素敵なイラストもくれて♪ やっぱルナはメガCD版だよねえ。熱く語ってしまえるよ(笑) またよろしく☆(爆))

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