カードマスター

 

【ゲームインデックス】

●HAL研究所
●1992年3月27日発売
●定価8900円(税込)
●スーパーファミコン

【ゲーム関連商品インデックス】

 

【OPENING STORY】

聖なる大地そこにあり

かの地、いにしえより数々の伝説と神話が

語り継がれしところなり

あるものは夢をかなえんがために

あるものは血の匂いを求め

またあるものは名声を得んがために、かの地を訪れん

夢かなう者あれば、野に屍をさらす者あり

人々はかの地を”エレメン”と呼ばん

 

 エレメン島には、いにしえの伝説の中で語られる勇者たちが興した6つの王国がある。王国間の争いは繰り返され、島全体にわたって戦乱が続いた。そして、多くの街が廃虚と化した。
 魔帝リムサリアを封じた勇者、ファーネスがうちたてた王国レクスファート。そのおうとビザンツはエレメン島でもっとも栄えた都市だった。その美しい街で反乱が起こった。王に仕える宮廷魔導師のガルネールが国王ワグナグールを倒し、自ら王の座についたのである。
 十数年も前のことである。

 ガーリアの村に住むルークスは、十数年前のガルネールの反乱で、カードマスターの父と母を失った。レクスファート三騎士の一人として名をはせた父は、数少ない味方たちと村を守るため、勇敢に反乱軍に立ち向かった。しかし、友の裏切りにあって、あえなく倒されてしまった。母もその時に巻き込まれた。あとに残されたのは、幼いルークスと1枚のカードだけだった。

 それから十数年後、ガーリアの村は戦乱など遠い昔かのような平和が続いたが、ルークスは父の記憶をもとに、カードマスターの修行に明け暮れた。

 自分にどんな運命が待ち受けているのか、ルークスはまだ知らない……。

+++++++++++++++++++++++++

 

【日沙 葵のレビュー】

 うーんと。
 めんどくさい単語が羅列してますけど、大事なのは『カードマスターのルークス』『リムサリア』だけですわ(笑) まあ、後々レクスファートうんぬんは出てきますけど(笑)
 結構オープニングストーリーって内容わからないのおおいのねえと納得(ここでするな(笑))。
 ようは精霊のカードを使って実体化させて、仲間と同じに戦わせる、というRPGです。精霊は出したいときに……とかでなく強制参加。つまり、全員で4人パーティの一人はすでに精霊ですから、あと主人公を除いたら2人しか入れ代わりしないというわけで……。結構入ってくる面子はそれぞれ因縁につながれて入ってきます。人を探してたり(その人が結局パーティに入ったリ)とか。精霊も最初の一人、風の精霊だけではなく、四元素がでてきます。敵にも属性があるので、その場所にあわせての使い分けもポイントになります。敵も味方もカードで状況は表され、属性はそのカードの色などによってわかるようになっています。カードバトルという感じですねえ。ダンジョンは3Dオートマッピング式。女神転生っぽいといえばわかりやすいかも。
 そして、やはり押しはストーリーですか。2人しか仲間にならないところに制限がありますが、その分ちゃんと縁につながれたキャラが入ってきます。裏切りなどにもあいます(笑)まあお約束といったところですが。葵の一押し!はラストバトル!!

 サシで勝負だぜ!ラスボス!

 ってとこでしょうか(笑)←またそれか……。
 主人公が強いってのはやっぱり第一条件らしい、私(笑)
 まあ精霊もいるのでちょっと卑怯かなとか思いますが、どうせ精霊弱いし(暴言)
 2000円内で売られてしまう事も多いのですが、それくらいの価値はあるゲームと言えるでしょう(2000年現在)

+++++++++++++++++++++++++

【ゲーム攻略の簡単なヒント】

 ゲームストーリーには全く関係ありませんが(爆)

▼アイテムでお金稼ぎ

 カードを持って、アイテムを15個以上用意する。次に武器・アイテム屋に行き、買うアイテムを選んで下取りを選ぶ。そして、カーソルを下に動かして空欄を選ぶ。このとき下取り、所持金を合わせてもアイテムが買えなければ成功。カーソルを右側に合わせて上に移動すると再び空欄に行き、画面下のウインドウに高額で売れるバグったアイテムが表示される。これを下取りに出すと買ったアイテムとの差額分だけでお金が増える。ただし、カードは減ってしまう。

▼章セレクト

 タイトル画面で下、セレクト、セレクト、X、Y、セレクト、セレクト、L、R、セレクト、セレクト、左、右、上の順に押す。そのあと、Aを押すと2章、Bを押すと3章、Xを押すと4章、Yを押すと5章の最初から始められる。

▼リスニングルーム

 タイトル画面でL、Rを押しながら、Bを押す。すると、画面が切り替わりリスニングルームになる。この画面で十字の上下で選曲し、Aで聞ける。