1998年
12月26日〜27日
マナティーズ
ミステリーツアー報告
喜のミステリーツアー田子
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国境の長いトンネルを抜けると雪国であった・・・・・
のように、伊豆中央道を抜け、土肥を過ぎると、リアス式海岸の変化に富んだ地形と、それがつくる深い入り江、鏡のような湾が続く西伊豆であった。黄金崎の絶壁を見ながら遥か見おろす海は、キラキラ光る海面とポツンポツンと黒く見える漁船が絵のように美しい。
今回のミステリツアーは、年末の26、27日に田子まで足をのばした。土肥、宇久須、安良里を過ぎて田子港に着く。港から見る田子の海は、やはり複雑な入江と断崖絶壁で囲まれた湾と、小さな島々、波に洗われる岩礁を経て外洋につながって、われわれダイバーにとって胸が高まる風景である。
田子のダイビング施設は充実しているとはいえないが、漁港の中に充分なスペースがあり、広くて使いやすい。ボートもタンクホルダーが中央についていて腰痛持ちには具合がよい。今回お世話になったフリッパーダイビングの石田さんはじめ、地元漁協の人達もダイバーを快く迎えてくれる。
一本目の湾内からであった。湾内といえば白濁した透明度の悪さを想像するが、エントリーしてみると、なんと、ゴロタから続く白い砂が美しい。魚は少ないもののこんなところにエダサンゴの群生があり、死滅回遊魚が数多く見られ驚いた。
二本目は沖根というポイントだった。エントリーするとこれは雄大な風景である。海底からもりたった塔、山、谷と豪快な海岸線の景色と同じである。後藤さんはもう遥か下の30メートル以上の海底でムチヤギの中ではいつくばっている。後で聞くと35メートルのところにゴンズイ玉のようにあの大好きなサクラダイが押し合っていたとか。夢中でニコノスVで激写したそうである。但し、フラッシュなし、シャッタースピード一秒?35メートルなのだから出来ばえについては、ただ祈るのみ。
田子の海は本当に面白い!だが深い深い!10Pのタンクなので早めにエアーがなくなりかえってちょうどよいと思った。減圧必要なダイビングにならないよう注意しなければと思いつつ、つい潜りすぎてしまいそうなほどだ。・・・二日目の一本目には安全のためダイビングコンピューターは2個必要だな!?と思ってしまった。
今回のミステリーツアーの「ミステリー」は宿であった。町営温泉でゆっくり体を暖めた後、宿へ向かう。天の川は見えないものの、夏のなごりをおもわせる白鳥座が美しい。・・・「えっここに泊まるの?」
見上げると田子湾が一望できそうな高台に立派な家な見える。坂を上ると大きな門がありその奥にまた立派な玄関が見え、人の気配はない。
半信半疑で一応客の私はやまちゃんにまかせて門の外で待っていた。「マナティーズさんですね、どうぞ」の声にホッとして広い玄関にはいる。料亭ようなピカピカな廊下にあがると、大きなタカアシガニの親方のような剥製が上から我々を見下ろしている。ピカピカな階段を上がり通された部屋は総檜造りの和室で畳は藺草が格子模様に編んである。まるで高級旅館である。女性の部屋は洋室で絨毯
がひかれソファーもあり広い二階は我々だけの貸し切りだった。
夕食もまた豪勢であった。食堂というより広いお屋敷に入るとご主人が快く迎えてくれた。フリッパーダイビングのオーナーであるご主人は何隻もの船をもち、御蔵島、銭洲に日帰りダイビングツアーも出してくれるという。漁師であるご主人は田子のタカアシガニの漁業権をもつ総元締めでちょうど今の時期がカニ漁の真っ直中でした。
「さあどうぞどうぞ。名刺代わりにこれを。」と指される指の方向をみると なんと馬鹿でかいタカアシガニが食卓の真ん中にドンと置いてあるではないか!!しかも足を伸ばすと一メートル近いものである。その他ビントロ、カンパチ、アオリイカ、等さしみがいっぱい、茶碗蒸しに、深海魚のフライ、おかみさんの自家製漬け物、・・・・これは本当にマナティーズのツアーなのか。とにかく豪勢なものだった。
食べきれないご馳走を残すのもいただけないので、割り当てを決めてそれぞれ胃に放り込んだ。満腹、満腹。部屋に戻り、やまちゃんは考えた。「明日の請求、支払不能だったらどうしよう」と。その時は後藤さんが1週間程こちらで働かせていただくことで勘弁してもらおう、と全員の意見が一致をし、安心して就寝した。カニに食われる夢でも見るのでは、と気にしつつも朝までぐっすり熟睡する。朝食もまた、紙面が足りなくて書けないが、いつもならボンゴの中でコーヒー牛乳をストローでチュウチュー吸いながらアンパンをほうばって移動している頃なのに今回参加できなかった会員の皆様に申し訳なく胸が熱くなったのは熱い海の味噌汁のためだけではない。
二日目も雄大な海底を楽しみ、大きなテングダイ、ネコザメ、ナヌカザメ、おまけにウミガメまで見て二日間で6+α本を潜り大いに満足をしたツアーでした。次回ミステリーツアー企画されたら絶対に参加してダイナミックな海、
温泉、ご馳走を満喫しましょう。但しタカアシガニが食卓にお目見得するかどうかは、時と場合と運と参加者により、これまたミステリー。 NO.0009 |
1998年11月14日
館山 坂田
××根&松根
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この日午前中潜った人は、モンハナシャコ、ツバメウオ、それから可愛いイザリウオ (黄色4cm)を目にしました。
「イザリウオ見たことないから見たいです〜」
と2本目気合いを入れて潜ったMaiちゃん、願いが通じたのかトサカの根本にじーっと 動かないオオモンイザリウオがいてくれました。
次回も見たい魚がいてくれるといいですね。 |
1998年10月30日
東伊豆 熱川
カジカキ |
カジカキというポイントになかなかヒットをだしているマナティーズのツアーの話題を聞いて、強いリクエストを出してきたのは、コミュニケーションズ部長のメグちゃんでした。アオリイカの産卵が間近で観察できたよ〜とかタツノイトコがペアーで向き合っていた、ベラの産卵で宙を舞っていたよーなどツアーの度に話が盛り上がっていたのでは、行ってみたくなるのも無理のないことでしょう。カジカキにいけば何かがある・・・・
今回は熱川からボートでエントリー。エキジット直前現地の方、太田さんから指を差されたものは、なんとカミソリウオのカップルでした。ひょえ〜〜。今までお見えしたことのないものが目の前に。そしてメスの方と思われるお腹にパタパタ新しい水を送りこんで見え隠れしている小さな白いものは、もしかして卵ではないのでしょうか。
慌ててR1−sとニコノス35mmという頼りないカメラを2台かかえてビーチから泳いでいきました。何でこんな時に限ってだれも60mm〜100mmくらいのマクロレンズを持っている人がいないのだろう。塚ちゃんより偶然の電話で一言「ヘリプターでもあったら届けるよ。」せめて二匹のカミソリウオだけでも写っていてほしいと願っています。
午後からタコの根というところへビーチからエントリー。巨大アーチ(本当は小さい)とケーブダイビングだと下見素潜り部隊は少し浮かれている様子。
今までは、きっといたのに気づいてあげられなかったのか、目が慣れてきたのか、なんとまた違う小さめの黒いカミソリウオのペアーを又発見してしまいました。1日で4匹も見れてしまうなんてなんてラッキーな日なんでしょう。
まだまだ遊んでいたくなるような熱川の熱い海でした。 |
1998年10月26日
館山市 松根 |
大きなオオモンイザリウオが松根のカイメンの上に乗っかていました。
この2ヶ月程の間に松根で4個体のイザリウオをみました。
イザリウオを一度は見たいと思っているダイバーは、松根がお奨めです。 |
1998年10月25日
館山市 坂田 |
港の水がとてもきれいで透明度が期待できそうな海でした。松根でまずすぐにマティーズのツアー初参加の佐藤さんが海藻と同じ色をしたタツノオトシゴを見つけました。なんと幸先のよいスタートでしょう。半袖でいると日に焼けてしまうのではないかと思えるほど天気も良く気持ちの良い一日でした。
びっくり情報
佐藤正さんがシパダン島でシャチをみたといって、証拠写真を見せてくれました。 本当にシャチでした。シャチというのは、ノルウェーやカナダなど冷たい海域に現れるものだと信じていた私に大きな衝撃を与えられてしまいました。もっと勉強しなくては・・
An-chang安場 淳の報告 日曜日はお世話さまでした!!例によって冷えはしましたが、それでもめったにない好条件で、秋の海の感触を楽しむことができ、幸運でした。「ツキを呼ぶ男」佐藤正さんのお陰でしょうか。レギュをつける前に素のままでボートから泳いで遊べたのがうれしかったですねー、ああいうことができると、機械に頼ってしかもかえってヒーコラしている自分の中で、初めてバランスが取れる気がします。 |
1998年10月10日
大瀬崎 湾内 |
天候:くもり 水面:23度 水温:22度 透視度:5m〜10m
Ent:14:20 Ext:15:20 Bottom Time 60分
最大深度:20m
<見たもの>
ホウボウ(40cmぐらい)・キリンミノ・アオリイカ
ノコギリヨウジ(ペア)・ムレハタタテ
平日のすいている大瀬崎でのんびりと過ごしました。 |
1998年10月18日
坂田 松根 |
天候:晴 (台風10号) 水温:23度
透視度:2m〜8m
Ent:10:30 Ext:11:15 Bottom Time 45分
<見たもの>
ベニキヌヅツミガイ・オキゴンベの赤ちゃん・ハゼのペア
カゴカキガイの群れ・オアリイカ
台風のうねりで港に戻れなくなりそうでした。
海の中は楽しかったのですが、無理はいけませんね。 |
1998年10月10日
坂田 松根 |
天候:晴 水温:24度
透視度:6m〜7m
Ent:10:10 Ext:11:11 Bottom Time 61分
<見たもの>
キツネベラ幼魚・ハシナガウバウオ イザリウオ
「平成10年10月10日10時10分にエントリーしよー!」
と前日から話していたのにすかっり忘れてしまい、水中で気がつくと10時15分。
「きっと5分前にエントリーしたんだ!」
とかってに決めてしまいました。
松根には坂田ではあまり見かけないキツネベラの幼魚やハシナガウバウオが急に 現れては、可愛らしく泳いでいました。
<PS>Myウエットスーツデビューおめでとー! |
1998年10月18日
坂田 松根 |
天候:晴 (台風10号) 水温:23度
透視度:2m〜8m
Ent:10:30 Ext:11:15 Bottom Time 45分
<見たもの>
ベニキヌヅツミガイ・オキゴンベの赤ちゃん・ハゼのペア
カゴカキガイの群れ・オアリイカ
台風のうねりで港に戻れなくなりそうでした。
海の中は楽しかったのですが、無理はいけませんね。 |
1998年10月10日
坂田 松根 |
天候:晴 水温:24度
透視度:6m〜7m
Ent:10:10 Ext:11:11 Bottom Time 61分
<見たもの>
キツネベラ幼魚・ハシナガウバウオ イザリウオ
「平成10年10月10日10時10分にエントリーしよー!」
と前日から話していたのにすかっり忘れてしまい、水中で気がつくと10時15分。
「きっと5分前にエントリーしたんだ!」
とかってに決めてしまいました。
松根には坂田ではあまり見かけないキツネベラの幼魚やハシナガウバウオが急に 現れては、可愛らしく泳いでいました。
<PS>Myウエットスーツデビューおめでとー! |
1998年10月4日(日)
坂田 ××根
天候:晴
風向:北
風力:2
波浪:2
潮流かなりあり
水温:23度
透明度:10m
透視度:7m
Ent:10:39
Ext:11:31
|
からりと澄み切った秋晴れの週末。今日はちょっと赴きを変えて定置網の中を覗
いてみようということになり、一同網の上にしがみつく。中にはカンパチやソーダガ ツオの群れがほんの50cmほど下を行き交っている。彼らからはぼくのことが見え
ないのかな。回遊魚の姿をこんな近くで見られるのも定置網ならではの楽しみ。
かなりの潮流の中を根に向かう。いつも思うんだけど、遠いんだよね、これ。今 日は潮もあるし。それでもあの光景にまた会えることを思い、海底の砂地を見ながら
少しづつ進んでいく。まあ、グロットの石段みたいなもんか。
東側のオーバーハングに到着。うねりに身を任せながら岩の割れ目を覗いている と、4cmほどのハシナガウバウオを発見。最初ノコギリヨウジかと思ったが、あと
で図鑑をみると全然違う。フィッシュウォッチングとは奥が深いものだ。ガイドに言 わせればかなり珍しいらしく、見たのは始めてらしい。坂田では偶然の、信じられな
いような出会いがある。
このところ、ずっと正体不明の魚がいた。「尾鰭の手前が黄色い黒っぽいハギ 系」。これだけを覚えていて、いつかガイドと一緒に見ることができたなら聞こうと
思っていた。こいつが根の頂上に、いた。これ幸いとガイドのフィンを引っ張る。 「ニセカンランハギだよ。」
これも図鑑で見て納得。長い間の謎が解けた。これだけでもラッキーな1日。
帰り際の砂地。何やらヘビのような得体の知れない魚が海底をはっている。「何 だこれ?」アナゴのようにも、ウツボのようにも見える。目の前に水中ライトを落と
すと、今にも噛み付きそうな勢い。ひとしきり泳ぎ回って海底に穴を見つけると、頭 から中の様子を確認し、尾のほうから穴の中に沈んでいった。ヘリシロウツボという
らしい。ダイバーを追いかけてくることもあるそうだ。しつこくからまなくてよかっ た。
どうしても伊豆に目がいってしまいそうなぼくたちだけど、坂田にはちょっと知 らないような魚がたくさん遊びにきてくれる。地元のサービスも楽しいスタッフばか
りだし、もし坂田を訪れたことのないダイバーのあなた、ぜひ一度は潜ってみること をお勧めします。 No.119 Inose |
1998年9月26日
西伊豆 大瀬崎 湾内
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9/26大瀬崎にて25本目で初めてナイトダイビングをしました。
潜る前、夜になるとガンガゼが岩陰からたくさん出てきて それに刺されると、痛いしトゲが取れないんだよ。 という話を聞いてそれだけがとにかく心配でした。
なぜならば、私は中性浮力が苦手で、いつも岩にへばりついている人だから。 夜7時になると同時に大きなライトもって、後藤さんにペッタリくっ付いて、
潜行しました。ガンガゼ地帯を通り過ぎるまで、ドキドキでした。 そして砂地に付くとなんだか昼間とはまったく違う世界がありました。
ライトで照らしながら見るせいか、魚の色もきれいだし、眠っているから逃げない 。 60cmくらいかな?デカイひらめもいました。昼間よりいろんな魚がいて感激。
夜の海のイメージが180度変わりました。
会員No 忘れちゃった。 なおチャン |
1998年8月22日(土)
坂田 松根
天候:曇時々晴
風向:北東
風力:2
波浪:4
上層部:潮流かなりあり
水温:20度
透明度:15m
透視度:15m
Entry Time 10:05
Exit Time 11:00
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少し流れはあったけど、上層部だけ。下のほうは穏やか。しかも透視度は最高・
・・だったのに、ひたすら寒い!! なんと水温20度。とても8月下旬の水温と は思えない。 オハグロベラを横目で見ながら松根へと向かう。途中でガイドがいきなり着底。
「ヒメコウイカがサラサエビを狙ってる。」小さな根の陰を見ると体色を濃い茶色に 変えたイカが一匹。「こいつ腹減らしてるからきっとエビつかまえるよ。」そういえ
ばなるほど触腕をもじもじと動かしており、今にもエビを捕えそう。捕食の瞬間を見 られるなんてめったにないし、流れは冷たいけれどがんばって観察することにした。
5分経過。 エビに近づいては離れの繰り返し。「優柔不断なイカだな。」 8分経過。まだ捕食しない。寒さのあまり期待は怒りに変わる。「早く食え!
!」 待つこと12分、イカがすっとエビに近づいたかと思うと、目にもとまらぬ速射 砲の一撃。見事なハンティングに一同思わず拍手。我々の前に戻ってきたイカの腕に
は、しっかりとエビが抱きかかえられていた。ビデオ持ってたら最高だったのにね。 寒い中待っていてよかった。 松根の頂上ではかわいい幼魚たちが出迎えてくれた。波に身を委ねながら海草の
間を漂っているのはブチススキベラの幼魚。「え、何? これ魚?」ぼくにはゴミに しか見えなかった、というより注意すら払わなかった。誰に教わったわけでもないの
に、自分の身を守る術を身につけている。海っていつでも不思議なことがいっぱい。 次にはコガネスズメダイの幼魚。透視度がいいこともあって、黄色い魚体が緑の
岩の上に美しく映える。ほんの5cm四方ほどの小さな空間、そこだけがミクロネシ アの海のように光って見えた。 小さな生命が精一杯生きている姿に今日もまた会うことができ、とても充実した
気持ちになれた。彼らにまた会えることを期待しつつ浮上する。さっきまでより少し 暖かい潮の流れが心地よく感じた。
(Manatees Member 119 Inose) |
1998年8月2日 館山市 坂田 タ
イヤ漁礁
Entry Time 13:42
Exit Time 14:49
Bottom Time 67分
Depth Ave. 9.2m
max. 11.9m
Bottom Temperature 24℃
Visibility ↓10m →7m |
2本目は余裕ができて、みんなでゆっくりお魚ウォッチング。
砂地にはハナハゼがいっぱい。
(今回出会った海の生物)
ダテハゼ・ハナハゼ・テッポウエビ・タコ・カエルウオ・カゴカキダイ・
クマノミ・コロダイ・カマス群れ・ヒラメ幼魚・ゴンズイ幼魚・イシダイ・
トラギス
No.119 Inose |
1998年8月2日
館山市 坂田 松根
Entry Time 10:20
Exit Time 11:19
Bottom Time 59分
Depth Ave. 11.4m
max. 15.6m
Bottom Temperature 24℃
Visibility ↓12m →10m |
ドライ以来半年ぶりに坂田に帰ってまいりました。
懐かしい顔ぶれもみんな元気そうで何より。
1日よろしく。
(今回出会った海の生物)
ムギワラエビ・ヨウジウオ・マゴチ・ハナハゼ・ネンブツダイ・
タカノハダイ・カゴカキダイ・オハグロベラ・オキゴンベ・クマノミ・
マツバスズメダイ・アオヤガラ
No.119 Inose |
1998年
8月1日(日)
梅雨の明けた日
坂田 松根
|
2本目はだいぶ余裕もでてきて、みんなでゆっくりおさかなウォッチング。久々の坂田は透視度
もあまり落ちず、じっくり海を堪能することができました。 砂地にはハナハゼがいっぱい。水底ではダテハゼを見張りにたてながら、テッポウエビが巣穴を
掘っています。しばし観察。こういう光景見ていると潜ってんだなーって実感するんですよね。 北のブイにはカゴカキダイの大群。いつものカエルウオもいつものようにぼくたちを迎えてくれ
ました。彼女もかなり慣れてきたようで、海を楽しんでいる様子がよく解ります。 みんなエア持ちもいいので、ちょっと長居をしてみましょう。
刺し網の近くではカマスの群れ。またゴンズイの子供を相手にしてガイドが見事な芸を見せてく れました。マネしようとは思いませんが。
久しぶりに海の仲間たちと楽しく遊ぶことが出来た充実の1本でした。彼女も満足してくれたよ う。かよちゃん、モルディブ楽しんできてね。
No.119 Inose |
1998年7月20日
館山市 坂田 ××根
Entry Time 10:13
Exit Time 10:58
Bottom Time 44分
Depth Ave. 11.6m
max. 20.4m
Bottom Temperature 23℃〜24℃
Visibility ↓10m →7〜10m |
土曜、日曜とはうって変わって曇り空。
時々雨もパラつく中、元気に船に乗って出港しました。
雨が降っても海の中はいたって穏やか。カロウ根はいつも通りたくさんの
魚達でにぎわっていました。ネンブツダイの口の中には、
もう目の黒い点も分かる程の赤ちゃん達がぎっしりつまっていたり
アオリイカの卵も、もうすぐハッチアウトしそうな赤ちゃんが中にいたり
海も暖かくなって、もうすぐベビーブームが来ますね。
アオリイカの産卵は見られませんでしたが、のんびりホノボノしたダイビング
でした。 |
1998年7月20日館山市 坂田 カロウ根
Entry Time 11:51
Exit Time 12:39
Bottom Time 47分
Depth Ave. 11.8m
max. 15.6m
Bottom Temperature 23℃〜24℃
Visibility ↓13m →6〜8m |
お昼ご飯は後回しにしてすぐ2本目に出港。
滑るようにボートは走り、すぐポイントに到着。
いざ潜降すると、変わった色をしたニチキベラがすぐ目に入りました。
あれはいったい何だったんだろー?
砂地に隠れていたハナアナゴにちょっといたずらして出てきてもらったら
なんとマツバスズメダイがどこからともなく集まってきて
100匹〜200匹ぐらいが、一匹のハナアナゴを狙って上からくっついて
泳いでいました。「ハナアナゴに悪い事したなあ〜」と思っていたら
ハナアナゴも狙われるのがイヤだった様で、しっぽから又砂に潜って
難を逃れていました。イタズラした私はホッとしました。
やっぱりイタズラはしちゃいけませんね。
ハナアナゴさん、あの時はごめんなさい。 |
1998年7月12日(日)
北川 カジカキ
天候:曇
風向:北
風力:1
波浪:2 潮流ややあり
水温:23度
透明度:15m
透視度:12m
Ent:08:42
Ext:09:42 |
近来まれにみる最高のダイビングであった。
エントリー後、左手の根を見ながらのんべんだらりと泳いでいくと、
ガイドが必死にタンクをたたく音。「ニシキベラが産卵している!」
そこで展開されたのは、普段見ている生態ビデオと全く同じ光景だった。
何匹ものベラの大群が行ったり来たりしている。そのうちに群れを飛び出していくメス
と、それに追いすがり突進して行くオス。その瞬間パッと広がる真っ白な卵。
そんな光景が何度も何度も繰り返される。さらに卵を食べようと待ちかまえている
スズメダイ。息をとめたままじっと見つめるだけだった。
ビシャモンエビの家族と挨拶を済ませ、水深15mほどの根の上を見ると、今度はアオリイカの群れが何やら不自然な動きをしている。またまた産卵シーンが
見られるかとみんな一斉に根にしがみつく。しばらくすると2匹が寄り添い、交接が始まった。受精されたメスは、周りに敵がいないかを確認した後、ソフトコーラルの中に慎重に卵嚢を埋め込んでいく。我々はじっと目をこらし、写班は一心にシャッターを押し続けている。延々と続く厳粛な光景に、ふと我に返ったとき残圧はすでに30になっていた。
何千万年も繰り返されてきただろうこの大自然の営みを、本当に間近で目撃することができた。我々だけが独占することができた。海の神秘さ・偉大さを感じるとともに、ダイビングを続けていて心からよかったと思う。次に潜ったときもこの光景にめぐり会えるように、ひとりひとりのダイバーが海を愛し、大切にするよう心がけていきたいものだと思う。
会員No.119 Inose |
1998年7月2日
坂田日帰りツアー
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今回は体験ダイビングの内山宏さんと、オープンウォーター講習生のデビーさん、計3名のツアーでした。内山宏さんはマナティーズクラブ会員No150内山素子さんの父上様でした。
小さい頃海で育ったということや、30年前にアクアラング経験者という
こともあって、とっても楽しんでました。ボラ・タコの子ども・キュウセン・
ヒメジ・カマスの子ども・クサフグ・キタマクラ・スイ・マツバスズメダイ・
アオリイカの卵など見る事ができました。
マナティーズの多々あるクラブ活動の中で、以前から計画しているクラブ内容の
一つに「日本人以外のダイバーも積極的にクラブメンバーに入れよう」という
グローバルな計画があります。もちろん主催は神父でおなじみのチャリー・T・
ウィプルさん。今回のデビーさんの講習は和洋折衷講習でした。 |
1998年5月31日
東伊豆 伊東
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伊東”満根”
最高の天気。でも風があり波が少しある模様。
さてさて、タツノオトシゴには会えるかな?
会員NO.10のメグちゃんは、他の会員が何度か出会っているのにまだ会ったことがない、
130本ダイバーです。ガイドのGさんに”今日こそお願い”と何度も頼み込んでいる・・・
いざダイブ。まずはキンチャクダイの幼魚に遭遇。大人になりかけたその幼魚は
縦縞がすこしだけ出てきています。
さあ、いよいよタツノオトシゴがいそうな岩に着きました。皆ライトをあて目を凝らします。
その時Yさんの指さす先に”タツノオトシゴだー”メグちゃんの叫び声。
さらにGさんが”こっちにもいるよ”の合図。すごーい。2匹も!!
そしてなんと、イザリウオまで!!
盛りだくさんのダイビング。Gさん、Yさんありがとう! |
1998年5月30日
東伊豆 富戸
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富戸”脇の浜”
午前中は曇っていたのに、午後はすごい良い天気。
爽やかな気分で脇の浜へダイビング。
水中では小さなヤマドリ?が待っていました。でも、ヤマドリ???
とりあえず撮影部が撮影。後で写真判定しましょう。
次にまっていたのはヒョウモンダコ。危険だから注意しながら観察。
コロダイの幼魚も可愛く水泳。鮮やかな縦縞が目立ちます。
水温は20度でも、なんだかまだまだ冷たく感じる・・・
さてさて夜になり、本日撮影した生物を写真判定しましょう。
ヤマドリではありませんでした。正解はアカオビコテグリでした。 |
1998年4月26日
西伊豆 大瀬崎 |
大瀬崎”湾内”
ミジンベニハゼを見ました。 |
1998年4月12日
館山市 坂田 |
アライソコケギンポは目が大きくキョロキョロしてとても可愛かったです。
ウミウシのように見えるトラフケボリタカラガイは蛍光名黄色でライトを当てるとハデでした。 |
1998年3月28日
東伊豆 富戸
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富戸久々の富戸は温泉丸が気持ち良かったです。
マンボウの死体を見ました。
ベニイザリウオを見たり、ヒメコウイカがサラサエビを食べてるシーンを見たりすることが出来ました。 |
1998年3月9日〜15日
マレーシア シパダン
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シパダンツアーに行ってきました。
一生の内に一度は行きたいと思っていたシパダン島でしたが、一度行ってしまうと又行きたくなるような島でした。
このツアーの間に250本記念を迎えました。
BY 嶋村
ウエイトを1kgシパダンの海に落としてしまったので、 来年の9月に又ツアーに参加して弁償しにいかなければならなくなりました。
BY 長島
カンムリブダイ、バラクーダの群れ、ギンガメアジの群れ、ナポレオン 目の悪い私にも良く見える大物がたくさん出て、期待を裏切らない海です。
あわてて写真がうまく撮れなかったので、写真を取り直しに行きます。
今回300本記念をボルネオダイバーズの人達にお祝いしてもらってうれしかったです。
BY 高名 |
1998年3月7日
館山市 坂田 |
曇
松根には、ハナハゼの子供達がいっぱい。
白い体をピロッと振って次々に穴に逃げ込んでしまいました。 |
1998年3月1日
西伊豆 大瀬崎 |
フロリダマナティーツアーの写真を並べて、大瀬、大いに盛り上がり
気がつくと夜中の2時。朝寝坊してしまいましたが、雨もやんでちょうど良かったかも。
大瀬を潜り込んでいるs先生昨日見つけた超かわいいイロイザリウオ(1cm〜2cm) をナイショで紹介してくれました。 |
1998年2月22日
西伊豆 大瀬崎
雨のち曇 |
晴大瀬。湾内もとてもきれい。
のんびり潜る私たちの脇をマトウダイものんびり泳いでいました。 |
1998年2月1日
館山市 坂田 |
ドライ講習--坂田
1ビーチ1ボート |
1998年1月17日
秋葉原 |
フォトセミナー
大雪の中秋葉原のshopにて鈴木先生をお招きし、若葉マークのマナティーズメンバーにフォトセミナー開催。「わかりやすい」と大評判。 |
1998年1月16日
プール |
スキントレーニング
マナティーと楽しく泳ぐため、イルカと遊ぶためアクアプラザ蓮根(板橋区)にてスキントレーニング!! |
1998年1月5日
館山市 坂田 |
なんと新年早々縁起がいい!
真黄色の美しいモデル系のイザリウオ発見(坂田・松根にて) |
1998年1月4日・5日
館山市 坂田 |
新春恒例館山ツアー
SEA・CROPの社長、成田さん手作り美味しい雑煮いただきました |