マナティーとデイトナ祭　

今年はマナティーと一緒に泳ごうツアーに加えて、後半組はデイトナビーチまで足をのばしました。フロリダのデイトナという街は、車やバイクが好きな人には有名な街らしいです。今回はバイクフェスティバルに合わせて、マナティーズツアー一行が乱入することになりました。街へ近づくにつれて少しづつかっこいいハーレーに乗ったアメリカ人のおじさん達が増えてきました。ハイウエーを降るとみんなワクワクしてきました。おそるおそる街の真ん中（みんなで竹下どおりと呼んでいた）、メインストリートに車を走らせました。

　デイトナのメインストリートには、こわーい入れ墨を入れたお兄ちゃんや、白いひげを生やし後ろは三つ編みの粋なおじいさん、さらには黒い皮のビキニで走っている綺麗なお姉さん、いろんな人がたくさんいます。しかし思ったほど恐くなく、みんな明るく陽気でバイク好きな人達でした。

　全世界のアメリカンバイクが集まったかのように、ピッカピカに磨かれたバイクが勢揃いです。かわいくペイントされているものから、ド派手にペイントされているものから、日本では見たことがない模様ばかりでした。

　みんな「すごーい」「かっこいいー」の連発でした。そんなワクワクした感動の中、白髭の安全そうなおじいちゃんがハーレーバイクと一緒に写真を撮らせてくれた上、バイクの後部座席に乗せてもらったのです！！「ワーイ！」エンジンの「ボンボンボーン」と鳴り響く音と振動がとっても素晴らしかったです。

　デイトナという街は、歩いているだけでもたくさんの人種と、バイクと安い皮の店があっておもしろかったです。来年はバイクでデイトナのビーチと街を走ろうと思います。ぜひ、一緒に行きましょう。
　ただ、かっこいいみんなのバイクを見て、日本に帰ったら私のほこりをかぶったバイクを磨かなくてはいけないなあと感じました。

　　ＹＯＫＯ

今年こそは去年の経験を生かして良い写真を撮りたいと思いながら、フロリダ、クリスタルリバーにやって来ました。写真はたくさん撮れば１枚ぐらいは良いものが撮れると考え、フイルムの数は去年の何倍も持っていきました。さらにカメラのワイドレンズも購入し、準備はバッチリです！

　マナティーを撮るために、日頃から自分のカメラを使いこなそうと伊豆や坂田のダイビングの時も頑張って練習をしてきました。

　マナティーへの思いを抱き続けてやっと迎えた１年ぶりの対面です。「わあ?、たくさんいるいる！」

　私は、はやる気持ちを抑えてまずはマナティーたちと遊び、慣れて、写真を撮れせてもらいたいと思いました。相変わらず私がマナティーのお腹をさするとクルクル回ってくれたり、マナティーがヒレで自分の顔や目をこすったり、手と手（ヒレとヒレ）をなぜか合わせたりする場面などがとっても可愛いです。

　こんな時こそシャッターチャンスですが、すっかり遊びに夢中になってしまいます。「あ、いけない！！遊んでる場合じゃない」と我に返り、慌ててシャッターをきりました。しかし慌てて撮ると水がクリアーじゃない時だったり、考えていた太陽の角度じゃなかったりしてしまいます。それでもとにかく、数多く撮ることにしました。気に入った写真が撮れてるといいなあと思いながらポジフイルムを５〜６本、あっと言う間に使ってしまいました。

　本当に撮れているのかしら?。

　　ＹＯＫＯ