心神喪失者等医療観察法案 関連情報

 


10月20日更新

 予防拘禁法(医療観察法)を許すな!全国ネットワークへの呼びかけ

 私たちは「精神病」者本人そして、精神医療従事者、法律家、市民、労働者のそれぞれの立場から「心神喪失者医療観察法」の廃案に向けてこの2年間闘ってまいりました。力及ばず、法成立を許してしまいました。施行は2005年までにという状況でもあり、すでに東京の国立武蔵病院と佐賀の国立肥前療養所にこの法の下での特別施設が建設されることが決まっております。
 各地でこの法の施行および施設建設を阻止し、法の運用を監視していくために全国的なネットワークの結成が求められていると私たちは考え、下記要領で全国ネットワークの結成集会を開催いたします。
 多くの方のご参加を訴えます。
 なお遠方から集会参加の障害者「精神病」者に関しては交通費の内自己負担1万円超過分を補助いたします。

とき 11月3日(月;休日)午後1時から4時まで
ところ 文京区民センター 2A会議室
    都営地下鉄三田線「春日」すぐ上
    営団地下鉄「後楽園」徒歩5分
    地図は以下
http://www.city.bunkyo.tokyo.jp/shisetsu/kumincenter/
内容  記念講演 八尋光秀弁護士
    各地からのアピール

集会終了後場所を変えて、2時間ほど全国ネットワークの打ち合わせ会議を行います。

呼びかけ 予防拘禁法を廃案へ! 共同行動

長野英子
hanayumari@hotmail.com
http://www.geocities.jp/jngmdp/
210-8799 川崎中央郵便局私書箱65号
絆社ニュース発行所気付


2003年5月6日
「医療観察法案」反対の新聞意見広告への賛助をお願いします!

 ご存じのように、本日(5/6)より第156通常国会において、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案」(「医療観察法案」)の審議が、参議院法務委員会ではじまりました。
 この法案は、健常者に対しては許されない予防拘禁を、「再犯の予測」という不可能な予測によって、精神障害者に対しては不十分な法的手続きのみで行うことができるという、まさに精神障害者差別の感情に立脚した粗暴な法律です。そして、医療に名をかりた保安処分に他なりません。
 このような法律の安易な成立を許す現在の状況は、精神科医療の不当な拘禁性と精神障害者への援助の立ち後れを、私たちの社会が放置し隠蔽してきた結果です。この法律とそれがつくられる制度によって、精神障害者は社会のみせかけのセキュリティ確保のためのスケープ・ゴートにされてさらなる差別の対象となり、精神科医療はますます社会治安維持の道具とみなされるようになるでしょう。
 この法案は、精神科医療と社会の大きな変節の曲がり角となるものです。それにもかかわらず、精神科医療従事者や法律家をも含めた一般市民の関心は非常に薄く、社会一般への知識の浸透のなさが私たちの運動を阻む壁となってきました。隠されてきた精神科医療の現実と社会の無関心という相互の悪循環が、現在の困難の大きな原因です。

 この閉塞した状況をうち破る活動の一環として、精神科医療が抱える問題と今回の法案の危険性を一般市民に訴える内容の意見広告を出したいと思います。このような意見広告を出していくという活動自体が、当事者と精神科医療従事者、そして関心をもつ人々が連帯して行える運動として、かけがえない価値を生むものと思います。
 時間が差し迫っています。国会の会期は6月18日までであり、それまでに参議院でも昨年の衆議院と同じような強行採決という破廉恥な結末に至るおそれが十分あります。至急行動を起こしたく、ここに皆様の協力をお願いする次第です。

意見広告内容:
媒体;毎日新聞全国版 全面広告(2003年5月後半に掲載予定)
内容;掲載文案別紙(精神科医療状況と法案問題点の解説)
   拘禁状況への抵抗をイメージしたデザイン
   各界からの数行メッセージ(人選未定)
   賛同者名(広告そのものに載せるか、HPをつくるかは未定)

募金目標額;広告掲載費 500万円
新聞社が協賛となればもう少し安くなる見込みもあります。
内容の決定や集金などの事務を、現在新聞社との交渉をしている高木を中心として当事者も含めた協力を得て「医療観察法案反対意見広告を出す会」をつくり担います。

    郵便振替口座 00120−6−561043
    加入者名   予防拘禁法を廃案へ!
    一口500円

    〆切 2003年5月19日

 通信欄には必ず「意見広告」とご記入ください。

 また、賛同者のお名前はHP等に掲載する予定ですが、匿名を希望される方は通信欄に「匿名希望」とお書きください。何も記載がない場合には掲載いたしますのでご注意ください。

    銀行口座 東京三菱銀行 出町支店 普0758602
    名義 法案反対の会
    銀行振り込みの場合は下記高木にお名前、連絡先をお知らせください。 

ご意見、疑問がありましたら
高木俊介(精神科医・ウエノ診療所)
Eメール:shun-t@mbox.kyoto-inet.or.jp
FAX:ウエノ診療所 075-724-5521までお寄せください。
広告文案は以下に掲載中
http://kyoto.cool.ne.jp/to_photon/ikennaiyou.htm
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山本真理
jngmdp@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/jngmdp/


2003/04/28更新

4.20集会は180名の参加、翌日の国会行動も60名ほどの参加で、予想外の集まりでした。新しいお顔がたくさん見えていたのも収穫です。
集会で報告されて日精協の政治連盟の資金問題は長野のページにマスコミ報道と共に報告されています。これは今後告発の準備に入ります。

『心神喪失者医療観察法案」は5月6日に参議院法務委員会で趣旨説明が入ることになりました。6日には趣旨説明のみで、実質的な中身の審議はいつになるかはまだ未定です。

今後の行動提起は以下です。

●審議が開始された場合、各団体・個人が委員会傍聴などに取り組みますが、
 当面の闘いとして以下の国会行動を力を合わせて成功させるよう訴えます。

●5月13日(火)国会行動
予防拘禁法を廃案へ!共同行動の呼びかけ
8時半から13時
参議院議員会館1階ロビー集合
議員会館前座り込み、委員会傍聴、昼休み集会など

●5月27日(火)国会行動
つぶせ予防拘禁法!4.20全国集会実行委員会として取り組みたいと思います。
18時半から
場所は星陵会館

●緊急署名を継続して取り組まれるよう訴えます。
5月上旬に第二次集約の予定です。


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山本真理
jngmdp@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/jngmdp/


2003/03/31更新

「心神喪失者等医療観察法案」参議院での審議に向けて、廃案のための行動提起

いよいよ3月末より、「心神喪失者医療観察法案」が参議院で審議開始されようとしています。
国会での審議に向け各地でできる取り組みを提起させていただきます。

@参院議長、法務委員会委員長向け署名にご協力を3月末締め切りです。
以下のページからダウンロードできます。
ワード版 http://www.geocities.jp/jngmdp/0211syomeib-b.doc
pdf版 http://www.geocities.jp/jngmdp/0211syomeib-b.pdf

@参議院法務委員会委員、厚生労働委員会委員に申し入れを
 ファックスは逆効果だそうです。手紙メールで。
 名簿は以下からダウンロードできます。
エクセル版 http://www.geocities.jp/jngmdp/sanngiin.xls
PDF版 http://www.geocities.jp/jngmdp/sanngiin.pdf

@各地の国公立病院に対して、法案の指定施設となることを拒否すること、審判に参加することを拒否すること、以上2点の申し入れ。同様に精神保健福祉センターにも協力拒否の申し入れを。すでに意思表示している院長、所長もいます。
「予防拘禁法案を廃案へ!共同行動」の行った全国への申し入れ文書は以下に掲載中
http://www.geocities.jp/jngmdp/letterpc.htm

@各都道府県知事に以下2点の申し入れを。都道府県立病院は指定施設となることを拒否する、都道府県の精神保健福祉センターは法案への協力を拒否する。
 知事選のあるところでは立候補者にアンケートをそれぞれの創意工夫で。
 「予防拘禁法案を廃案へ!共同行動」の行う参議院議員へのアンケートは以下からダウンロードできます。参考になさってください。
http://www.geocities.jp/jngmdp/ques.doc
長野英子のビラもダウンロードして法案説明にご自由にお使い下さい。
ワード版  http://www.geocities.jp/jngmdp/leaf.doc
PDF版   http://www.geocities.jp/jngmdp/leaf.pdf

 申し入れをなさったかたがたは4.20集会実行委までそのメッセージを届けていただけると有効です。21日に国会議員にも提出します。版下の形で4月13日までに以下にお送り下さい。
自律支援センターさぽーと
113-0033  東京都文京区本郷3-18-11 TYビル501
メールアドレス sapouto@mbk.nifty.com 

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山本真理
jngmdp@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/jngmdp/


2003/03/31更新

つぶせ!予防拘禁法4.20全国集会実行委員会への呼びかけ

 すべての精神障害当事者、障害者、医療従事者、労働者そしてすべての市民の皆さん、私たちは4月20日に「つぶせ! 予防拘禁法4.20全国集会」を準備しているものです。

心神喪失者等医療観察法案は今国会の参議院に付託されています。すでに衆議院を通過し、この法案に関連する予算を含んだ予算案も衆議院を通過しています。
現在参議院の審議を通じて、この法案を白紙に戻し、廃案に追い込むための広範な運動が求められています。

そのため3月6日に集まりが持たれ、3月26日に院内集会を行うことも含めて、4月20日に最大規模の全国総決起集会を持つことになりました。翌日21日には国会行動も予定されています。

このため、先の「つぶせ! 予防拘禁法2.9全国集会」の流れを受けつつ、新たに、誰でも参加できる形で呼びかけ賛同人を広く募ることとなりました。

これは
できるだけ多くの人々に賛同人に立っていただくと共に、とりわけ何ができるかと考えている当事者、関係者のかたがたに広く関与していただく方途の一環でもあります。

現在審議されようとしている、政府与党案の廃案を求めるという一点での共闘を前提にそこで得られるさまざまな関係を今後の運動に生かしていくことができればこれに勝るものはありません。

このメッセージを受け取ったすべての皆さんに「つぶせ! 予防拘禁法4.20全国集会実行委員会」の呼びかけ賛同人になっていただくようお願いいたします。

賛同人となっていただける方は実行委連絡先まで、お名前、ご住所、肩書き、電話番号、メールアドレスかファックス番号(お持ちならば)をお伝え下さい。個人団体を問いません。公表不可の匿名も可といたしますが、ご連絡に際しては上記を必ずお書き下さい。

間違いのないようできるだけ、お手紙あるいはファックス、メールでお願いします。

なお実行委は今財政はありません。できますれば一口500円のカンパを賛同人の方から集めたいと存じます。

以下にお振込み下さい。
郵便振替口座 00120-6-561043 名義 予防拘禁法を廃案へ!
賛同人カンパと明記してください

★メッセージのお願い

 呼びかけ人賛同人になってくださった方、あるいは集会に参加してくださる方、参加はできないけれど法案への怒りを訴えたい方、そうしたすべての方からの廃案へのメッセージを募集いたします。
 集会当日は各地からの参加者にできるだけ多くアピールをお願いしたいと考えておりますが、参加の難しい方あるいは入院中で参加不可能な方もおられると存じます。
 アピールする方そして参加はするけれどアピールはしないという方、そして参加できないという方のメッセージを募集します。これは集会当日に印刷配布すると同時に翌日の国会行動で国会議員にも配布する予定です。各地の声を集会参加者および国会議員に伝えていきましょう。

 締め切り 4月13日(必着)
 分量   B5判 1枚まで。
           作業所あるいは病棟、患者会などの寄せ書きも大歓迎。
      できるだけそのまま印刷できる版下の形にしてください。
 送付先  必ず郵送かメールでお願いいたします。
       自律支援センターさぽーと
         113-0033  東京都文京区本郷3-18-11 TYビル501
         メールアドレス sapouto@mbk.nifty.com 

★障害者旅費援助のお知らせ

 2月9日の集会に行ったように、各地の障害者の宿泊を保障し、旅費についてもある程度援助することになっております。旅費援助額はまだ未定です。宿泊は前回同様早稲田奉仕園です。詳しいことは下記の実行委連絡先(自律支援センターさぽーと)に資料請求なさってください。できるだけファックス、メール、お手紙でお願いします。必ず電話番号もお書き下さい。
 詳細が決まり次第お知らせいたします。

★早稲田奉仕園への宿泊申し込み

 各地の障害者の宿泊申し込みは長野英子までお願いします。締め切りは4月15日です。できるだけメールかファックスでお願いします。住所、氏名、電話番号をお書き下さい。宿泊は和室の相部屋です。お申し込みのあった方に宿泊案内をお送りいたします。早稲田奉仕園の地図はこちら
 長野英子 メールは naganoml-owner@egroups.co.jp
      ファックス 03-3738-8815
      電話 090-8091-5131

■4.20集会呼びかけ人・賛同人【順不同】●朝日俊弘(参議院議員)●足立昌勝(関東学院大教授)●池原毅和(全家連顧問)●石毛えい子(衆議院議員)●伊藤 一(十月社)●伊藤秋雄(農民連合東京)●市野川容孝(社会学者)●氏家靖浩(日本臨床心理学会運営委員)●植垣康博(スナック店主)●植田至紀(衆議院議員)●内田雅敏(弁護士)●越後正喜(無職)●大賀達雄(目黒精神保健を考える会)●大下敦史(月刊『状況』編集長)●大杉光子(弁護士)●大塚淳子(日本精神保健福祉士協会常任理事)●岡田靖雄(精神科医)●落合洋士(精神科医)●加藤孝吉(めざめの会・日本てんかん協会宮城支部)●川田悦子(衆議院議員)●川音 勉(沖縄文化講座)●河端静子(日本障害者協議会代表)●組坂繁之(部落解放同盟中央本部執行委員長)●蔵田計成(著述業)●小林信子(東京精神医療人権センター)●佐々木 敦(東大病院小児科・心理)●佐藤宏明(仙台ルナの会)●澤田誠悦(自治労衛生医療評議会事務局長)●塩見孝也(文筆業)●篠原暸治(和光大学)●志摩玲介(オルタ・フォーラムQ調整委員)●嶋田悦司(国労組合員)●白井 順(自由業)●神保欣世(障害者地域作業所)●須田春海(市民運動全国センター)●杉村昌昭(龍谷大学教授)●須藤 守(精神科医事薬業保健福祉クライアント)●高寺良一●高橋 潤(M&R研究会)●高橋尚美(精神科医)●立岩真也(立命館大学教員)●千葉景子(参議院議員)●塚本正治(大阪精神障害者連絡会代表)●樋田精一(精神保健従事者団体懇談会代表幹事)●津村 洋(『サイバーアクション』共著者)●冨田三樹生(日本精神神経学会・精神医療と法に関する委員会委員長)●中島 直(全国精神医療従事者連絡会議事務局)●中島裕子(関西総合リハビリテーション専門学校)●仲地玩明(精神保健従事者団体懇談会事務局)●中村敦夫(参議院議員)●流 広志●成島忠夫(社会運動家)●林 郁(作家)●廣澤一男●府川充男(印刷史研究会「印刷史研究」編纂委員)●福島正司(松ぼっくりの会)●福島瑞穂(参議院議員)●福山真劫(フォーラム平和・人権・環境事務局長)●藤本昌昭(環境・人権・平和ネットワーク)●藤本 豊(日本臨床心理学会運営委員)●前田浩志(ワーカーズリポート編集発行人)●松本亜紀(生活支援センター)●宮本なおみ(憲法改悪を許さない目黒の会)●美杉 司(アソシエ21事務局)●望月 彰(タンポポ舍いろりばた会議)●森 泰一郎(全障連関東ブロック)●森山公夫(日本精神神経学会理事)●柳田 真(タンポポ舎)●八尋光秀(弁護士)●山家 歩(社会学専攻院生)●山田昭義(DPI日本会議議長)●山本 潔(「心神喪失者法案」の廃案を求めるみやぎ実行委員会)●山本真一(全国精神医療労働組合協議会代表)●龍眼(予防拘禁法を廃案へ!共同行動事務局長)  3月6日現在 

つぶせ! 予防拘禁法4.20全国集会実行委員会
連絡先  *自律支援センターさぽーと
            113-0033  東京都文京区本郷3-18-11 TYビル501
            電話03-3816-5121 ファックス 03-3716-2063
            メールアドレス sapouto@mbk.nifty.com 
     *DPI日本会議 
             電話 03-5256-5365

★参議院議員会館での院内集会

 廃案の声を集めて国会議員に訴えましょう。
  多くの方のご参加を!
 当日はロビーで集会参加の入館票を配りますので、
  それを受け取って入館してください。

  「心神喪失者等医療観察法案」について改めて考える3.26集会

  日時 3月26日 13時から16時 
  場所 参議院議員会館 第3会議室

  発題
   佐藤宏明(当事者)
   仙台の取り組みの報告等をしていただきます
  山本深雪(当事者 大阪精神医療人権センター)
   大阪での法案への取り組み、出発したオンブズマン制度のことなど
      報告しいただきます。
   七瀬太郎 (当事者)
  世界精神保健連盟メルボルン大法案廃案のユーザーミーティング決議
  などの報告
  吉岡隆一(精神科医)
  弁護士(未定)
   その他参加者からの意見等

  地下鉄丸の内線・千代田線国会議事堂前下車
 あるいは地下鉄有楽町線永田町駅下車

★4.20全国集会

 「心神喪失者等医療観察法案」の参院での審議中と予測されます。

   全国の仲間の声を集め、予防拘禁法を廃案へ!

   日時 4月20日(日) 
      午後1時半開場  午後2時より4時半まで
      午後6時から 交流会 
      宿泊場所と同じ敷地内のキリスト教会館会議室において
   
  場所 幡ヶ谷区民会館
   渋谷区幡ヶ谷3−4−1  電話03-3377-6203
   交通機関 京王新線  幡ヶ谷駅下車 徒歩5分
        新宿駅から京王新線二つ目(約5分)
      京王線ではないのでお間違えのないように
   
   京王新線幡ヶ谷駅北口を出て、左に曲がる。そこから3本目
      の路地(角がガソリンスタンド)を左に曲がると、6号どお
      り商店街、その商店街を道なりにすすむと、水道道路に出る、
      信号を渡って左に曲がったところから約50メートル

★4月21日(月) 国会議員に向けた行動 議員会館前
      午前8時半から12時まで すわり込み 要請行動
      12時から午後1時まで  集会

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山本真理
jngmdp@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/jngmdp/


2003/03/05更新

長野英子のページに「心神喪失者医療観察法案」批判の一般向けリーフ(A3判
表裏1枚)を掲載しました。
ご一読いただければ幸いです。
http://www.geocities.jp/jngmdp/


2003/01/08更新

★つぶせ! 予防拘禁法2・9全国集会

日時 2月9日(日)10時より5時

内容 10時より フリートーク
   午後1時より 集会 
   講演 演者は交渉中 
   国会審議の問題点
   各地よりアピールほか
   集会後デモ、
      および有楽町でハルシオン街など演奏およびビラまき

場所 シニアワーク東京(JR「飯田橋駅」下車)
   電話 03-5211-2307
      地図はこちら

資料代:300円

☆    地方から集会へ参加される障害者の仲間に、宿泊施設および交通費の補助を予定しています。お早めに実行委員会へご連絡ください。

 ・ 宿泊施設・宿泊費 : 早稲田奉仕園セミナーハウス
              電話 03-3205-5411 地図はこちら
                           実行委員会で準備(素泊まり)・全額補助

 ・ 交通費      : 2万円を超過した場合、超過額分補助

2月8日(土) 夕方より、宿泊施設集会室にて、これまでの闘いの経過報告と意見交換会を予定しています。

【呼びかけ人】
足立昌勝(関東学院大教授)、大杉光子(弁護士)、大塚淳子(日本精神保健福祉士協会常任理事)、岡田靖雄(精神科医)、須田春海(市民運動全国センター)、立岩真也(立命館大学教員)、冨田三樹生(日本精神神経学会・精神医療と法に関する委員会委員長)、中島直(全国精神医療従事者連絡会議事務局)、八尋光秀(弁護士)、龍眼(陽和病院患者協会会員)
                                               12月23日現在

  「つぶせ!予防拘禁法 2.9全国集会」実行委員会(準)
         連絡先:DPI日本会議  03-5256-5365
              こらーるたいとう 03-3876-0170
             陽和病院労組  03-3924-6646(FAX)


2002/11/19更新

超党派議院と市民の緊急集会に参加を

衆議院の情勢では、今週中は心神喪失法案の審議はないようですが、週明けから審議に入る公算が強く、与党はかなりの決意を持っていることが窺えました。19日にはこの法案がまず審議される、衆議院法務委員会の日程も入っております。そこで、下記の日時場所で「超党派議員と市民の緊急集会」を開催し、要件を曖昧にし更なる混迷と迷走の中で、法案の本質を誤魔化すような法案成立への動きを止め、真に必要な、通常の医療としての精神医療福祉を求め、「何時でも誰でもどこででも安心して医療福祉を利用できる」精神医療福祉を実現するための最大規模の緊急集会を開催したいと思います。
みなさんお一人お一人が、当事者や家族、医療福祉関係者や法律関係者、議員に声かけのできる人は議員(国会議員に限りません)に、声をかけ市民の力を結集してください。
今こそ、私たちの精神医療福祉のあり方が問われる正念場です。一人一人がある限りの力を結集して、この国の精神医療福祉を変えて行きましょう。

日時    2002年11月19日午後3時から5時
場所    参議院議員会館第5会議室
(議員会館ロビーで入館票を配っておりますのでそれを受け取ってお入りください)

問い合わせ先は
東京アドヴォカシー法律事務所
電話03(3816)2061
ファックス03(3816)2063

担当は池原又は加々見


長野英子さんより

以下の緊急署名にご協力ください。

政府は、継続審議になっていた「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律案」の臨時国会での審議、成立を目指しています。

このいわゆる「心神喪失者等医療観察法案」は、殺人、放火、強盗、強姦・強制わいせつ、およびそれらの未遂または傷害にあたる行為を行い、心神喪失又は心神耗弱であるとして不起訴処分、無罪判決ないし執行猶予判決を受けた人に対し、「再犯のおそれ」を理由に特別な施設へ強制的に入所させ、隔離収容しながら強制的に治療を受けさせるもので、その期間も上限も定めがありません。
政府はこの法案成立のため修正案の提案を含め反対している野党の切り崩しを図っているところです。法案をめぐる状況は危機的であり、強行採決すらありうる情勢です。

私たちは廃案の声を示していくため緊急に以下の署名を呼びかけます。
第1次集約は2002年11月11日です。以下に賛同してくださる方は下記連絡先にお名前、肩書き、連絡先をご連絡ください。緊急ですのでできるだけメールあるいはファックスでお願いします。

署名本文

 いかなる修正も許さず、私たちは「心神喪失者等医療観察法案」の廃案を求めます。

呼びかけ人 
足立昌勝(関東学院大教授) 池原毅和(全家連顧問) 市野川容孝(社会学者) 大杉光子(弁護士) 岡田靖雄(精神科医) 富田三樹生(日本精神神経学会・精神医療と法に関する委員会委員長) 中島直(全国精神医療従事者連絡会議事務局) 森泰一郎(全障連関東ブロック) 八尋光秀(弁護士) 龍眼(陽和病院患者協会会員)

署名集約先
電話   090-4223-1092 大賀
FAX    03-3924-6646 陽和病院労働組合 
メール  kyodou-owner@egroups.co.jp


宮城の仲間が作った「心神喪失者等衣料観察法案」反対のパンフを長野英子のサ
イトに掲載しました。資料欄です。
とても分かりやすくかつコンパクトないいパンフです。ご好意でご自由にお使い
くださいとのことですので、ダウンロードしてご活用くださいませ。
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山本真理
jngmdp@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/jngmdp/


2002/08/13更新

私たちは心神喪失者医療観察法案に反対しています

検証―世界的な保安処分の流れにみんなで立ち向かおう


 今回の法案の対象者となるであろう獄中にある精神障害者を持つ人々が、今、どんな> 処遇を受けているか、政府も法案も一切ふれていません。精神障害を持つ人々の処遇は凄惨をきわめているといいます。死刑になった人もいます。
 国際的にも精神医療の反動的な動きがあります。各国の地域での強制医強化、イギリスの精神保健法案、アメリカでの当事者運動つぶし、スコットランドでの強制ロボトミーの法案、電気ショックの再評と強制など・・・。
 この2つの問題意識から、獄中の人権問題、死刑問題、とりわけ精神障害を持つ人々の畏敬集及び処刑問題についてについて、日本の現状と取り組みを報告します。またシルビアさんからは、国連の障害者権利条約、アメリカの現状を報告していただきます。

                         記

日 時    2002年8月25日(日)
       午後6持30分〜8持30分
会 場   パン パシフィックホテル横浜
      最寄り駅
      JR・東急東横線「桜木町駅」下車10分

パネラー  副島洋明 (弁護士)
           富田三樹生 (医師)
        シルビア・カラス (精神障害本人)
参加費   資料代として実費をいただく予定です
主 催
DPI日本会議・全国自立生活センター協議会・障害者総合情報ネットワーク・DPI世界会議東京実行委員・全国障害者解放運動連絡会議・大阪精神障害者連> 絡会・NPO法人大阪精神医療人権センター・障害者の完全参加と自立をめざす大阪連絡会議・東京精神医療人権センター・NPO法人くれよんらいふ・NPO法人こらーるたいとう・樋田精一(精神保健従事者懇談会代表幹事、日本病院地域精神医学会理事長)・ 森山公夫 (精神保健従事者懇談会代表幹事、日本精神神経精神医学会理事)・大塚淳子(日本精神保健福祉士会常務理事)・足立昌勝(関東学院大学教授)・池原毅和(東京アドヴォカシー法律事務所)・龍眼(陽和患者会)・長野英子(全国「精神病」者集団)


2002/07/17更新


@7・18国会デモのご案内
・保安処分新設を許さない
・すべての精神障害者差別立法を許さない
・予防拘禁法案を廃案へ

日時 7・18(木)18時から集会 19時から国会デモ
   国会デモからの参加も歓迎します。

場所 星陵会館(千代田区永田町2−16−2 でんわ03-3581-5650
   地下鉄永田町駅(6番出口)国会議事堂駅(5番出口)
   下車徒歩5分日比谷高校裏

主催 予防拘禁法を廃案へ! 6.23集会実行委員会

連絡先 陽和病院労働組合 03-3924-6646
    救援連絡センター 03-3924-6646

呼びかけ人
足立 昌勝(関東学院教授)、
市野川 容孝(社会学者)、
大賀 達雄(目黒精神保健を考える会)、
岡田 靖雄(精神科医)、
高山 俊吉(弁護士)、
多田 道夫(「処遇困難者専門病棟」新設阻止共闘会議)、
内藤 隆(弁護士)、
中島 直(全国精神医療従事者連絡会議事務局)、
針生 一郎(評論家)、
森 泰一郎(全障連関東ブロック)、
龍眼(陽和病院患者協会会員)


2002/07/17更新

心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(案)」の国会審議に抗議、廃案を求めてハンストを決行します !
 
 今国会に上程されている「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(案)」は現在衆議院法務委員会で審議されていますが、近く採決がなされようとしています。私たちは政府与党案についても、又、民主党案についても、ともに賛同できません。両案ともに精神しょうがい者の人権を奪い、特定施設(病院)への長期拘禁・隔離を目論むものであり、まさに精神しょうがい者に対する人権侵害法であると強く抗議します。
 私たちは5月26日に約80人の参加者とともに京都の地(洛陽教会)で抗議集会を開き、参加者一同の抗議文を採択し、各関係団体に送付しました。抗議集会後、京都地裁前まで抗議デモを行ない市民にも法案廃止を呼び掛けました。
 しかしながら、法務委員会での国会審議を見ていますと、精神しょうがい者が社会のなかで差別と偏見に日々苦悩している現実や、医療と福祉の貧困のなかで命と向き合いながら葛藤して生きている実態を充分に認識したうえで審議が進められているとはとうてい思われません。かつて、今も社会防衛を目的として精神しょうがい者が病院に隔離・拘禁させられ、その医療現場においてどれほど多くの病者が命を奪われていったかわかりません。精神しょうがい者の人権を守り、社会で共に生きることを願う当事者や市民の声を無視して、早急に法案を成立させようとすることは絶対に許せません。私たちは「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」の法案に強く抗議し、ハンスト行動をもって法案廃止を要求し、みなさんに賛同と支援をお願いします。

決行日   2002年7月18日(木)午後5時より19日(金)午後5時迄の24時間
決行場所  めぐみホーム 京都市伏見区銀座1丁目360

ハンスト決行者&支援者募集!

 ハンスト決行の趣旨に賛同して、ハンストを実施してくださる人を求めています。さまざまな都合で、めぐみホームで決行できなくとも、自宅や職場でハンストを決行してくださる人も募っています。「ハンスト決行者の抗議声明」に名前をつらねてください。
 また、ハンスト決行中に大手筋商店街において、ビラまきも実施します。抗議行動に支援してくださる方を求めています。当日、めぐみホームに来てくださっても結構ですが、できれば前もって主催団体の連絡先にファックスでお知らせください。

ハンスト突入集会 7月18日(木)午後7時 めぐみホームにて

主催団体:京都精神しょうがい者の人権を守る会
TEL&FAX 075−605−4210


2002/07/17更新

長野英子さんより

私のお奨め一番は以下

@「「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療および観察等に関する法律案」について」 八尋光秀 『精神科看護』 2002年5月号 医学書院

@『QandA 心神喪失者等処遇法 精神医療と刑事司法の危機を招く』
  現代人文社 950円 書店でお求めください。

内容
処遇法案のどこが問題かー医療の名をかりた強制隔離法ー 足立昌勝
  1 「心神喪失者等処遇法案」の策定経緯
  2 憲法違反の「処遇法案」
  3 社会を変質させる「処遇法案」
  4 民主主義社会と守られるべき「社会」
  5 精神障害者と共生できる社会の樹立
刑事司法の危機を招く    伊賀興一
 Q&A   楠本孝   大杉光子
  1 この法律によって本当に医療は充実するのでしょうか
  2 法律案で、しっかりとした事実認定を行うことができるのでしょうか
  3 入院や通院の決定を申立てられた精神障害者には、どのような権利が保
    障されているのでしょうか。また、事実について争うことができるので
    しょうか。
  4 申立てられた精神障害者には、弁護士である付添人を付けられるそうで
    すが、付添人にはどのような権利が保障されているのですか。
  5 入院や通院の必要性の決定にはなぜ裁判官を関与させようとしているの
    でしょうか。
  6 重大な他害行為を行った精神障害者は、どんな施設で、どのくらいの期
    間、入院を強制させられるのでしょうか。
  7 通院確保はどのような体制で行われるのですか。
  8 付則2条では、遡及効を認めていますが、それは、どのような意味を 
    持っているのですか。
一精神科医から見た法案の問題点       中島直
まず精神保健医療福祉の現状の改善策を   大塚淳子
言われなき差別をなくすために          龍眼
 資料編
  1 北陽病院事件最高裁判決
  2 日精協の要望書
  3 参議院国民福祉委員会付帯決議
  4 厚生・法務大臣閣議後記者会見資料
  5 池田小学校事件に関する日精協声明
  6 池田小学校事件に関する日本精神神経学会理事会見解
  7 日精協の「新たな法制度について」
  8 熊代案
  9 与党案
 10 心神喪失者等処遇法案
 11 民主党案
 12 刑事法学者の意見 


@『障害者がになう権利擁護活動』 ハートラインくれよんらいふ発行 
1000円 
くれよんらいふにご注文ください 電話・ファックス 03-3876-3296

内容
緊急集会報告
 精神科特例の廃止を求める緊急決起集会 2000年10月14日 
 検証刑法改正・保安処分 
  200016月28日と2001年8月23日、2002年2月24日3回分
障害者がになう権利擁護活動
オランダの仲間活動を訪ねて、他

@「部落解放」6月号特集「心神喪失者医療観察法案を批判する」600円
  長野英子 永野貫太郎 吉岡隆一 池原穀和

@「福祉労働」95 特集「触法心神喪失者医療観察法案をめぐって」 1200円
  足立昌勝 八尋光秀 高木俊介 木太直人 長野英子 山本深雪 池原穀和
  副島洋明

上記二つの長野英子の原稿は下記署名欄のサイトに掲載中


2002/07/17更新

長野英子です。
今「心神喪失者等医療観察法案」を推進するたとえば山上皓医師は、イギリスの保安処分制度を褒めたたえ、欧米諸国にある制度を日本でも作る必要があると宣伝しています。

しかしながら今イギリスのインデペンデント紙が保安処分施設の人権侵害のキャンペーンを行っています。今回日本政府が出した特別立法案よりはるかに人権保障手続きのしっかりした法律のもと、1人あたり年間2600万円以上の経費を使っても、恐るべき人権侵害が起きている実態が暴露されています。

以下の私のページにインデペンデントの3本の記事の翻訳を掲載しています。
お読みいただけたら幸いです。

http://www.geocities.jp/jngmdp/


2002/07/17更新

長野英子さんより

 世界ユーザーネットのMLでヨーロッパ評議会(Council of Eruope ヨーロッパ共同体より広い範囲が入っているそうです。死刑問題で日本に調査にきたところでもあります)の生命倫理に関する運営委員会作業班の「精神障害者とりわけ精神保健施設に入れられているものの人権と尊厳を保護する白書(2000年1月)」("White Paper on the protection of the human rights and dignityof people suffering from mental disorder, especially those placed asinvoluntary patients in a psychiatric establishment" )が、今回のイギリスの精神保健草案の背後にあるという情報が流れていました。ヨーロッパユーザーネットはこの白書をわれわれの人権をいかに侵害するかという内容のものと、厳しく批判しています。

 この白書に続き「精神障害者とりわけ精神保健施設に入れられているものの人権と尊厳を保護するための参加国への閣僚委員会勧告草案(2001年9月)」("Draft Recommendation of the Committee of Ministers to member Statesto ensure the protection of the human rights and dignity of people withmental disorder, especially ...") がだされ、精神障害の定義として精神病、知的障害、人格障害があげられ、なんと「例外的ケース」とは限定されているものの、強制的不妊手術と強制的中絶を法定するよう勧告しているとのことです。
詳しくは以下のヨーロッパユーザーネットのサイトで、

www.bpe-online.de/infopool/recht/initiativen/white_paper/uebersicht.htm

インデペンデントの記事翻訳を新しく1本下記サイトに掲載しました。
 患者が事件をおこしたときに非難され訴えられるというおびえが、いかに精神医療全体を支配し、強制入院増加をもたらしているか、といった内容です。
 イギリスでは今精神保健法の40年ぶりの大幅な見直し草案の中で、地域での強制医療や、治療可能性もなく犯罪を犯したわけでもない反社会的人格障害者を強制収容する内容を定めようとしています。


2002/07/10更新

森山真弓法務大臣、坂口力厚生大臣は直ちに辞職せよ

               全国「精神病」者集団会員 長野英子

 今国会で、「心神喪失者等医療観察法案」が審議されている。この法案は「再犯のおそれ」を要件として「再犯を防止すること」を目的に、犯罪にあたる行為をし、心神喪失等で不起訴や無罪などとされた人を対象とし、予防拘禁しようとする法案である。この法案の対象とされ特別の施設に収容されれば、「再犯のおそれのなくなるまで」おそらく終生の拘禁が予想される。かつて反対運動で頓挫した刑法保安処分新設と同質の保安処分であり、手続き的にはそれ以上に問題のある法案である。
 7月5日の法案の法務厚生労働連合審査において、森山大臣および坂口大臣は到底見逃しがたい答弁を行った。
 佐藤議員は再犯予測ができるのか、といった再犯予測可能性をめぐる質問をし、100%というのはできないだろうという坂口大臣の答弁を引き出した。その流れで、佐藤議員はもしこの法案が動き出して、それによって被害が出たとしたら、それに対して大臣は責任が取るのか、と追求したところ、坂口大臣は、被害というのはどういうことか分からないとした上、この法案の対象者は重大な犯罪を犯した人であって、その人たちに治療を提供するのだから迷惑をかけるなどということはない、むね答弁した。
 一方森山大臣も、十分なケアをし、社会復帰を目指すのだから、被害というのは分からない。人権上の問題を指しているとしたら人権問題が全くないよう、人権保障は大前提としている、と答弁した。
 すなわち「再犯のおそれ」鑑定が誤り、「再犯のおそれ」のない人を処分の対象として拘禁しても、これは「医療と社会復帰を目的」としているのだから、なんら不利益を与えないのだ、という論理である。
 開き直りとしかいえない答弁である。法案対象者とされた人には人権なしという宣言である。
 この論理では法の目的さえ「医療と社会復帰」であれば、その法に基づき強制収容され、いかなる医療を施され、実りあるべき人生を奪われても、なんら被害ではない、ということになる。私たち「精神病」者には人権なし、という論理だ。 精神保健福祉法においてもその目的は「医療と保護および社会復帰」となっている。しかしながら、この国の精神病院では医療的に入院が不要でありながら、行き場がないために精神病院での暮らしを余儀なくされている人たちが7万とも10万とも言われている。その中にはかつて精神外科手術を受け、新たな障害を押し付けられ苦しんでいる仲間もいる。これらの方は高齢化し一刻も早い救済がなされなければならない方たちである。ハンセン病訴訟で語られた強制隔離による人生被害を受けた方たちである。
 厚生労働大臣、法務大臣の今回の答弁によれば、法の目的が社会復帰と医療である以上、これらの方たちも一切被害を受けていないということになる。国は何もしない責任もとらないという宣言とさえ受け取れる。長期入院者の社会復帰やら精神医療福祉の充実という厚生労働省の言葉の欺瞞が今明確になった。
 人権を擁護すべき法務大臣、「精神病」者の医療福祉に責任ある厚生労働大臣として、あってはならない答弁であり、私は直ちに両大臣の辞職を求める。

 この法案廃案の闘いをになう皆様にも訴えたい。両大臣の辞職を求める手紙、ファックス、メールを集中していただきたい。

文例 
7月5日「心神喪失者等医療観察法案」の審議において坂口力厚生労働大臣および森山真弓法務大臣は、この法対象者の「再犯予測」が誤り、特別病院へ強制収容されたとしても、この法の目的が「適切な医療提供と社会復帰」であるので、その強制収容も一切被害ではないと答弁した。
 法対象者ひいては精神障害者全体には人権なし、という宣言であり到底許容できない。私は両大臣の即座の辞職を要求する。

要求先
坂口力厚生労働大臣 
 〒100-8981
千代田区永田町2−2−1 衆議院第一議員会館 617号
  ファックス 03-3508-3617 E−mail g02158@shugiin.go.jp

森山真弓法務大臣
 〒100-8981
千代田区永田町2−2−1 衆議院第二議員会館 543号
 ファックス 03-3597-2753 


予防拘禁・不定期拘禁法案を廃案へ!5.6集会へ参加を!

日時 2002年5月6日(月) 午後1時開場

会場  労働スクエアー東京(JR京葉線、地下鉄日比谷線「八丁堀駅」下車2分)
     電話03−3552−9134

内容
 経過報告
 歌・パフォーマンス オープンスペース街その他
 講演 森元美代治氏(前ハンセン病裁判全国原告団事務局次長)
 各団体からのアピール

* 集会後デモもあります

 入場カンパ 300円


〈危険な「心神喪失者医療観察法案」が国会に上程〉

 皆さん!今、危険なことが起ころうとしています。それは、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(案)」という法律案が国会に上程され、審議されようとしていることです。
 この「心神喪失者医療観察法案」は、違法行為を行ったとされる精神障害者が、警察に逮捕され検察に送られても、心神喪失あるいは心神耗弱とされて不起訴(ないし起訴猶予)となり裁判にならなかったか、あるいは裁判になっても心神喪失による無罪等の判決を受けたときに、再び同様の行為を行うおそれがあるとされれば、強制的に入院ないし通院させて治療を加えるという新しい制度を定めたものです。通院については最長5年とされていますが、入院については期限がありません。これは1982年に当時の自民党政府が国会上程を断念せざるを得なかった刑法「改正」案の目玉だった保安処分案よりも悪質なものです。また「精神障害者は危険」という精神障害者差別を助長し、ただでさえ貧困な精神医療を歪めていくものです。

〈「心神喪失者医療観察法案」は予防拘禁・不定期拘禁〉

 「心神喪失者医療観察法案」には多数の問題がありますが、そのうち二点を挙げます。
 第一は、同様の行為を行うという「再犯のおそれ」の認定が困難であるということです。精神科医が鑑定を行い合議体(精神科医1名、裁判官1名)が判断を行うことになっていますが、人の行動の予測は、特に何年も先の行動であればなおさら、不可能です。犯罪に当たる行為の予測が困難であり、あえて予測すると多くの誤った予測が生まれることはこれまでの研究で明らかになっています。すなわちこういうあいまいな予測に基づいて入院させるということは、本当は入院させなくとも同様の行為を行わない人も多数入院させてしまう可能性があるということです。そして、この法律案に基づいて入院となれば、「再犯のおそれがなくなった」とされるまではいくらでも入院の更新が可能です。退院させた人が何らかの問題行動を起こした場合、強い批判が寄せられる可能性があるので、この判断にかかわる精神科医や裁判官は、退院させないという方向に傾くことは容易に予想されます。文字通りの不定期・無期拘禁が行われる可能性があるのです。
そもそも刑罰は行われた犯罪に対して科されるものですが、この制度はそれとは異なり将来の行為に対して拘禁していこうとする「予防拘禁」であり、このこと自体憲法の規定する人権保障原則に反するおそれが極めて高いと考えられ、精神障害者のみにこれを科すとすれば法の下の平等の原則に抵触します。しかもそれが不確かな「再犯のおそれ」に基づくものなのです。
 第二は、事実認定における手続的保障が不充分であるということです。対象行為とされるものは、放火、強制わいせつ、強姦、殺人、強盗(これらは未遂も含む)と、傷害です。ここで、未遂が含まれるということはかなりあいまいな行為まで対象とされる可能性があります。傷害も幅広い概念なので、対象がいくらでも広がるおそれがあります。このように、対象となる行為の範囲が広範かつ不明確です。また、通常の刑事裁判でもえん罪が存在することはこれまでも明らかにされていますが、この法案では、刑事裁判で行われている事実認定手続すら保障されていません。この法案が定める手続きは憲法31条以下で保障された適正手続きとは到底言えず、充分な証拠調べもなされないまま、やってもいないことをやったとされてしまう危険性があります。付添人という形で弁護士をつけることはできますが、証人申請の権利も認められていないなど、防御権が保障されているとは言えません。

〈5月6日集会にご参集を〉

 「心神喪失者医療観察法案」には、精神障害当事者、その家族、精神科医等の医療従事者、弁護士、法律学者、司法の現場で働く人等々、様々な立場から、多くの人が反対しています。
 それぞれの立場の違いから、いくつかの主張の相違はありますが、ともかくこの法案に反対であるということで一致できた者が、緊急の実行委員会を作り、来る5月6日に集会を開いて反対の声を上げていくことになりました。ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思います。

〈実行委員会・呼びかけ人に加わってください〉

 それから、これ以上精神障害者に対する隔離と差別の強化を許さないためにも、ぜひ私たちとともに反対の声を上げてくださるよう訴えます。個人団体を問いません。参加してくださる方は呼びかけ人か賛同人となっていただき、一口千円の分担金をご負担いただきます。分担金は振替口座にお振込みください。
 参加お申し込みの際はお名前、ご連絡先住所、電話番号、あればファックス番号とメールアドレスをお書き添えください。なお呼びかけ人・賛同人連絡用のメーリングリストも用意しておりますので、そちらへもご参加いただければ幸いです。賛同人はお名前非公表でもかまいませんが、事務局にはお名前ご住所をお知らせください。名簿についてはもちろん他目的使用や漏洩は一切いたしませ
ん。実行委解散後は破棄することをお約束いたします。連絡先は以下です。

振替口座  口座番号  00150−3−159945
        口座名称  5.6集会実行委員会
東京都練馬区大泉町2-17-1 陽和病院労働組合気付 実行委員会事務局
 ファクス 03-3924-6646
 メール sosi-owner@egroups.co.jp


2002/04/05更新

長野英子です。
いわゆる「触法精神障害者」対策の特別立法は3月15日に上程、早ければ4月上旬にも上程か、という段階にきております。
法案の人権蹂躙の中身が明らかになるにつ入れ多くの団体個人が反対の声をあげていますが、まだまだその声はひとつの大きなうねりにまでは至っておりません。そうした中でこの特別立法制定阻止のためにさまざまな違いを乗り越え5月6日東京で大集会を開こうという呼びかけがされております。
呼びかけ人も80名あまり集まっております。
詳しくは以下のページに掲載してあります。
興味のある方はのぞいてみてくださいませ。
なお法案あるいはその他の資料も以下のページに掲載されています。

http://www.geocities.jp/jngmdp/top.htm


保安処分新設立法を許さない!
2・24集会、デモ

全ての皆さん! いよいよ通常国会が始まりました。今国会には、昨年の9.11事件以降、アメリカのアフガン戦争とそれに呼応した日本の参戦国化を促す有事立法などの戦争立法が次々と上程されようとしています。と同時にこれと連動した保安処分立法=「従だな犯罪行為をした精神障害者の処遇に関する法律案」がまさに上程されようとしているのです。

 私たちは、1974年に改正刑法草案が提示され、82年には国会上程必至という切迫した状況の中で、闘う労働運動を作り出す立場から、日本精神神経学会、百人委員会、全国「精神病」者集団と共に闘い、この法案の上程を断念させました。現行の精神衛生福祉法の保安処分機能が強化されている現状の中で、刑法そのものへの保安処分導入ではないものの、「精神医療を社会防衛の道具にする」特別立法として、制定しようとすることを決して許すわけにはいきません。
すでに法務省と厚生労働省は、「触法精神障害者から」如何に社会を防衛するかの合同検討会を7回開催してきましたが、その結論がこの保安処分立法なのです。

 国会での法案成立が5月前後にも狙われています。私たちは20年間の保安処分反対の脈々たる闘いの蓄積を保安処分立法制定阻止へ絞り込み、広範ななかまと共に戦い抜く決意です。精神医療の荒廃、現行保安処分体制の中で苦しみ苦闘を余儀なくされている「病」者「精神障害」者や全ての闘う仲間と共に反保安処分闘争を構築していかなければなりません。
 すべてのみなさん! そのために左記の要領で保安処分立法制定阻止総決起集会・デモを開催します。戦争と弾圧に反対する全ての皆さんの参加を心から訴えます。

@基調報告
@講演とビデオ
 足立昌勝さん(関東学院大学教授)
 イタリアの精神病院視察ビデオ
@共に闘う仲間からのアピール
 ・「処遇困難者千問病棟」新設阻止共闘会議
 ・いきにくかい有志
 ・岡田靖雄さん(精神科医)
 ・統一獄中者組合
 ・破防法・組対法に反対する共同行動その他

@日時2002年2月24日(日)14時から17時
            終了後デモ(錦華公園まで)

@場所 文京区民センター
    都営地下鉄春日駅下車2分
    営団地下鉄後楽園駅下車5分

@資料代300円

@主催 刑法改悪阻止・保安処分粉砕全都労働者実行委員会
 東京都千代田区三崎町3−10−15 富士ビル
 争議団連絡会議気付け
 電話・ファックス 03-3221-1521


2001/03/17

長野英子です。
このたび「反保安処分資料集 ?」を発行しました。
内容は *2000年12月 法務省・厚生労働省の検討会立ち上げにあたっての主意書
       (注:精神障害者の犯罪対策)
     *日弁連要綱案に抗議する 全国「精神病」者集団声明(1981年9月7日)
     *日弁連要綱案「精神医療の抜本的改善について」(1981年8月31日) 
     *復刻版『保安処分推進勢力と対決する為に
            日弁連要綱案ー意見書ー野田報告書を結ぶものへの批判』  
       全国「精神病」者集団発行 1982年12月18日
 体裁 B4 16ページ
 定価 500円(送料込み)
 申込先 futen@mail7.dddd.ne.jp
      住所(郵便番号からお願いいたします)、氏名、何部必要かをお知らせくださいませ。

 今厚生労働省と法務省により精神医療、保健、福祉総体を「犯罪対策」に総動員していこうとする保安処分攻撃がたくらまれています。こうした攻撃は日弁連要綱案と同じ発想に立つものであり、私たち「精神障害者」を「犯罪を犯しやすい危険な者」と見なす「精神障害者」観に立ち、精神医療福祉総体を「犯罪防止」のために動員していこうという攻撃です。こうした精神医療福祉体制が実現すれば、精神科医のみならず精神保健福祉の専門家達は常に「犯罪の防止のためにチェックする」というまなざしで私たちを見ることを強制され、全員が警察官と同じ「犯罪防止」を任務とすることになります。精神医療保健福はその根底から破壊されます。今かつての要綱案を検証すると共にそれに対する批判を振り返ることは、保安処分とは何か、保安処分といかに闘うかを考える上で重要であると思います。ぜひ多くの方にこのパンフを読んでいただきたいと思います。なおパンフ売上利益は全国「精神病」者集団にカンパし、反保安処分闘争の一助とさせていただきます。

 

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