Macの奴隷臍茶な話
渡邊鼎の!言いたい放談!
 

「ちり」さんの「高級LCDパネルの性能比較」


15インチクラスの液晶ディスプレイの普及が進んでおり,その性能比較についての記
事はよく見かけるようになりました。しかし,それより上のクラスの液晶の比較につ
いてはほとんど記事がありません。最近,Apple Cinema Displayを入手したのを契機
に,現在使用している手持ちの大型液晶モニタに関するインプレッションを報告した
いと思います。なお,最後の私的評価項目の数字はすべて10段階評価。

  1. EIZO L66D:18.1インチ
  2. SGI 1600SW:17.3インチ
  3. Fujitsu FP-2500:25インチ
  4. Apple Cinema Display:22インチ


  1. ・EIZO L66D:18.1インチ,1280*1024,本体重量9.5Kg,現行売価OP(実売32万)
     シャープ製パネルを採用したこのクラスの標準的なモニタで,色温度は高い(寒色系)。擬似的にフルカラーをサポートしており,明るさ,コントラストは高く,発色は良好。左右視野角は140度。購入品には常時点灯のドットエラーが2個あり。2入力系統可能なため,MACとWINを一台でカバーでき,画面設定はNANAOらしい親切さがメリット。しかし,アナログ出力のため初期の表示微調整が必要であること(発色数変更の度要調製,オートリセットもできるが,要微調整),カードとの相性を認めた点がデメリット。なお,上位機種のL680は日立製パネルを採用し,左右視野角が160度と広く,フルカラー対応。
    総合評価=5,お勧め度=5,存在感=5,購入してから後悔することはない万人向け。

  2. SGI 1600SW:17.3インチ,1600*1024,本体重量7.26Kg,現行売価55.8万
    かのシリコングラフィックス社の液晶モニタ。Apple Cinema Displayが登場する以前,唯一1600*1024表示に対応した液晶モニタ。パネルのメーカーは不明で,色温度は低い(暖色系)。フルカラーをサポートしており,明るさは高いがコントラストはやや低い,発色はApple Cinema Displayに次いで良好。左右視野角は120度。購入品にはドットエラーなし。デジタル出力のため初期設定は不要であり(微調整はソフトによって行う),すべてのPCI MACで使用できるて点,解像度の高さはメリット。ケーブルが直付けであり1系統のみの出力であること,専用のグラフィックカードでしか使えない点がデメリット。液晶の特性か不明であるが,表示パターンによっては画面がちらつくのは意外。なお,Radius ArticaはOEM。
    総合評価=7,お勧め度=3,存在感=4,決して万人向けではないが,デジタル出力端子を持たないG4以前の機種で広大な表示領域の欲しい場合,設置面積に制約のある場合には選択肢に加える価値あり。

  3. 3・Fujitsu FP-2500:25インチ,1280*1024,本体重量23Kg,現行売価OP(実売72万)
     プラズマディスプレイの特徴である大型化の容易さを生かしたモニタで,その大きさと重量は圧巻である。富士通・日立共同開発のパネルを採用し,色温度は普通。WINの26万色をサポートしているため,MACでは一応1670万色を選べるが決してフルカラーではない。明るさは高いがコントラストは低く,多少色むらを認める。パネルのガラス板が厚いこと,表示方式がTFTと異なるためかやや鮮明さにかける。購入品に
    はドットエラーなし。画面の大きさに慣れると,他のモニタを見るのがいやになる位の表示の大きさはメリット。アナログ出力のため設定が必要なこと,ケーブルが直付けであり1系統のみの出力であること,重量,冷却ファンの音(パソコンのそれより小さい)はデメリット。
    総合評価=3,お勧め度=1,存在感=10,CAD向けに開発されたモニタであり,価格からしても決して万人向けではない。昨年末に富士通へ問い合わせた際には店頭展示はないという返事で,その存在はFujitsuのHPとFujitsuのパソコン周辺機器総合カタログにより知ることが出来る。日立にも同一製品がある。

  4. 4・Apple Cinema Display:22インチ,1600*1024,本体重量11.34Kg,現行売価49.8万
     LG電子製パネルを採用したアップル純正液晶モニタ。今月12日より店頭販売されるようになった。1600*1024表示に対応し,色温度はコントロールパネルで変更可能。
    フルカラーをサポートしており,明るさ,コントラストは高く,発色は4製品の中で最良。左右視野角は160度。デジタル出力のため初期設定は不要であり,解像度の高さはメリット。専用のグラフィックカード(アップルストアでオープション購入できるそれとは別,B&W G3への装着不能)でしか使えず,仕方ないとはいえ専有面積が大きい点はデメリット。また,個体差のためかは不明であるが,画面やけのような残像を認める点,Azul Darkのような暗い均一なデスクトップパターンでは発色ムラが明らかになるのは画面の大きさのせいもあるかもしれないが残念。「購入品にはドットエラーなし」
    総合評価=8,お勧め度=7,存在感=8,価格帯性能比に優れており,その表示性能は色々な雑誌で評価されているとおりである。単体発売されたこともあり,デジタル端子を有するG4を所有しているのなら購入を検討する価値あり。なお,バックライト寿命がどの程度か明らかにされていないため,購入に際してはApple Careに入ることも忘れずに。(EizoとSGIは3年保証なので,私は2年契約を結びました)

No.
型名
インチ
Dot
本体
重量
現行
売価
総合
評価
お勧め
存在感
寸評
1
EIZO L66D
18.1
1280*1024
9.5Kg
OP:実売32万
5
5
5
購入してから後悔することはない万人向け
2
SGI 1600SW
17.3

1600*1024
7.26Kg
55.8万円
7
3
4
決して万人向けではないが,デジタル出力端子を持たないG4以前の機種で広大な表示領域の欲しい場合,設置面積に制約のある場合には選択肢に加える価値あり。
3
Fujitsu
FP-2500
25

1280*1024
23Kg
OP:実売72万
3
1
10
CAD向けに開発されたモニタであり,価格からしても決して万人向けではない。昨年末に富士通へ問い合わせた際には店頭展示はないという返事で,その存在はFujitsuのHPとFujitsuのパソコン周辺機器総合カタログにより知ることが出来る。日立にも同一製品がある。
4
Apple Cinema Display
22

1600*1024
11.34Kg
現行売価
49.8万
8
7
8
価格帯性能比に優れており,その表示性能は色々な雑誌で評価されているとおりである。単体発売されたこともあり,デジタル端子を有するG4を所有しているのなら購入を検討する価値あり。なお,バックライト寿命がどの程度か明らかにされていないため,購入に際してはApple Careに入ることも忘れずに。(EizoとSGIは3年保証なので,私は2年契約を結びました)


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