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82:Ioptics社のOROM(optical read-only memory,光学ROM)の中身

ハンドヘルド向け記録デバイス,OROMとか、名刺よりも小さな光メモリ・カードを米ベンチャーが1999年半ばに製品化へ とか、いろいろ書かれてましたが、結局、メーカで内容を公表したので、わかりました。

59mm×46mm×2mmである。128Mバイト、アクセス時間は10ms、データ転送速度は1.6Mバイト/秒

光メモリ・カードは片面をデータ層,もう片面を回折レンズ・アレイ層とする2層構造である。その上に大きな回折レンズが覆い被さっている。一個のデータパッチ(32Kバイト分:26万画素?に相当)の真上に、一個のミクロなレンズがある、リーダーに入れたとき、この真下に位置するリーダー内のLEDアレイのうちの一つのLEDが真下から光を照らすと、32KByte分のデータの影情報を含んだ光の束が上に向かって行き、ミクロレンズを通って集光されながら、さらに上に行く。上に覆い被さっている大きな回折レンズ(おわん型の反射収集レンズ)の上で反射され、全体の真ん中に集光されていく、そこにはカードに孔が空いており、光はここを通り抜け、下へ行って、リーダーのCCDイメージ・センサアレイに集光するようになっている。ここで、書き込まれているON/OFFのビット情報を含む、先ほどのデータピットの映像が、このCCDセンサーの表面に拡大された像として焦点を結ぶ。このとき、ちゃんと、位置決めしてあれば、データピット一個一個がCCDの各画素にぴったし合っていて、書き込まれていたデータのON/OFF情報がCCDイメージ・センサでちゃんと読みだされる、と言う仕組みだ。この、データパッチと、ミクロレンズの組み合わせが、孔の周りに5000個も並べられていて、全体で、5000*32K=約128MByteということらしい。

光源である、LEDもアレイになっていて、切替は高速になるし、可動部分が全然ない。
時間がかかるのは、CCD検知器の読み出し時間だけである。これで、10msかかる模様。

 

    

黒いところがデータ層、上の同心円上に見えるところが、フレネルレンズ。

   

リーダーに入れたところ。中央の孔の下にCCDが見える。

覆い被さっているレンズで、ドーナツ上に位置する、5000個のデータパッチがどこであっても必ず、中央のCCDに、焦点を結ぶようにレンズ設計が為されている。

残念ながら、WindowsCE向けとのこと。また、書込は今のところ、考えていない模様。要するにROM。

てな、感じでした。  なるほどねー!でも、ほこり、ゴミに弱いですなー!


 


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