変わった
マッカー
渡邊鼎の!言いたい放談!
 

54:IBMの1000MHz+α

早速以下のEMailで教えていただきましたので、掲載させていただきます。

Date: Sat, 7 Feb 1998 20:33:59 +0900

渡辺様:
突然お手紙を差し上げ大変失礼いたします.
「言いたい放談」の愛読者です.長谷川と申します.

「IBMが、1000MHzマイクロプロセッサーを発表」について
幾つか想像してみました.まず,初めにお断りしておきますが,
発表文自体にハッキリしない点がありますのであくまでも想像
でしかありません.

◎ADDER、Shifterの統合?などが早さにどう効くのだろう???。小さくなったぐら
いじゃないかな??

 PowrPCのデータパス部の詳細についての資料が確認できてはいないので少し怪しいのですが,通常はALUの後ろにシフターが縦続接続された構成になっています.これまでならば,別段問題なかったのでしょうが,1GHzともなるとレジスタアクセス時間の他に許容できる演算時間は論理段数にして10gate以下というこ
とになるものと思われます.そこで,加減算回路とシフト回路とを一体化することで,信号が通過する論理段数の削減をはかったものと想像されます.

◎マルチスレッドRISCプロセッサてーのも、知らないんですが。知ってる人がいらっしゃいましたら、EMailでおせーてね。

 パイプライン・ステージ間の依存性を緩和するために,複数のスレッドをパイプラインの中に投入してしまおうという,わりと最近はやりかけているかも知れない計算機方式のことです.

あまり時間がとれないので説明が不十分かと思いますが,今日のところはこれくらいで失礼いたします.

---
長谷川誠

なるほど。有り難うございます。 

追加

IBM, Motorola ready G4 chipsによると
先週の1,100 MHzの技術デモンストレーションは、そのCMOS- 6Xプロセスも使った ―PowerPC 604eのマッハ5のバリエーションの一つで、純粋なデモンストレーションだそうである。

0.15μm、6層メタル CMOSで、4段パイプライン、固定小数点命令96とload/store 命令。電源1.8V、チップ温度25℃。  これまでいろんなとこにのってたデータでは0.25μmだったんだけど????わからん。

どこで見たか、9500がハングアップしちゃったんでわかんなくなっちゃったんだけど、
マルチスレッドCPUというのは、スレッドを平行に処理している場合を想定しているようです。要するに、時分割でスレッドを多数並行処理しているときの、切替ロスをなくすためには、スロットの数のレジスター、フラグ群を内蔵していて、これをスレッド切替毎にレジスター群をも切り替えるということを内蔵したCPUだとのこと。このとき、キャッシュのTAGのスレッド情報も入れておきチェックされる。

また、このCPUに実装されているのはPowerPCの命令の内96個であり、それらが全て1100MHzで動いたわけではなく、8x個は1100MHz、残りの10っこぐらいは8xxMHzだったらしい。また、CPUはマイクロアーキテクチャーという方式で、ちょっと古い。が、CPUが1100MHzでどう動かなくなるかを調べるのに、基本的な方式で調べたとも言える。(今は、スーパパイプラインとかVLIWとか高速化の手法がある。)

500 MHzのPowerPC
銅配線で0.12umプロセスのPowerPC 750のMicroprocessor
電源2.0 Vで速度は、85℃で480 MHz、室温程度で500MHz。
「最低0.63umの層間ピッチで dual-Vt0.2um CMOS技術で6層銅配線を使い
40mm2 の面積のPowerPC 750マイクロプロセッサー
銅の使用により、RCディレイを30 %減少でき、早くできた。

 


[Home] [Linkし放題] [Fleamarket]