変わった
マッカー
渡邊鼎の、!言いたい放談!
 

47:温度センサー内蔵のPowerPC750

日経エレクトロニクス1997,3-24号P21に、すでに温度センサーについての記述があった。

 温度センサー内蔵のMPUを開発、ノート型Macintoshに搭載へ

温度センサーによりチップの実際の温度が測定される。内部レジスターは3個あり、それぞれ上限、下限、サンプリング間隔を設定できる。ちなみに、このレジスターは、スーパーバイザーモードでしかさわれない。

温度管理ユニット(TAU)=割り込み制御回路、温度センサー、レジスタ群=thrm1,thrm2,thrm3

低消費電力モードは4つある。1.3W、0.03W、0.1W、0.02Wである。=FullPower(withDPM,withoutDPM)、Doze,Nap,Sleep

温度センサーは、2個のダイオード。0〜128℃、分解能は4℃。

温度管理ユニットの、面積は、全体の1%以下。温度管理ユニット消費電力は約10mW。

上限設定温度を超えたとき、CPU内部の3つある動作モードを停電力モードに切り替え、加減より下がったら、元に戻すという操作を割り込みにより制御する。これにより、暴走せずに、操作時の環境温度に応じた消費電力=速度で実行できるようになる。これまでは最悪値を保証する放熱機構を設計せねばならず、あるところで妥協していた。

しかし、一方で、105℃までの動作を保証している750では、内部で動作可能なぎりぎりまで使われる可能性があり、そのとき、CPUからの熱がユーザーに伝わり、今まで以上に体感温度が高くなる傾向があるやも知れず、設計陣にはこの辺を忘れず対処してもらいたいものだ。

なぜならば、Comet放熱委員会というものがすでに組織され、そこで異常高温の報告が、記されている。

 

ところで、だれかがどこかで、750の内蔵温度センサーで、温度を測るソフトを作りたいとか言ってましたが、ちょっと、データが入手できたので、見てみました。THRM1,THRM2という2つのレジスターで上下限を決める。これをMUXで切替ラッチさせ、DACでアナログにし、Siダイオード温度計のアナログ出力(増幅後)コンパレーターで比較し、結果でインタラプトがかかるようになっています。DACは7bitで0〜127℃。この辺の各種制御にはTHRM3レジスターで設定。これでTHRM1などに逐次値を入れ、比較していけば、逐次比較型ADコンバーターとして作動させることが出来、めでたく温度がわかる。という風な感じを、スーパーバイザーモードでソフトを作るわけですね。私には、SDK周りの情報がなーんもないので、私が口出せるのはこの辺までですね。ありゃ、もうちょっと後ろに、successive approximation ・・について書いてありますね。コンパレータ出力が見れて、逐次比較型AD変換の作動が出来るようになってる模様なので、簡単にAD変換できるようです。


[Home] [Linkし放題] [Fleamarket]