Macの奴隷の臍茶な話
渡邊鼎の!言いたい放談!
 

19:冷却-高速化手法:その5:


その3:で、もし85--25℃まで冷やすと約一割速くなるかも。また、その4:で量産品CPUの保証範囲からの余裕が+15%以上ある場合がある、って書いたんですが、15%の余裕には別途空冷における周囲温度の変動、設置環境(緯度経度の違いも)による室温の違い、など、温度に関係することがまだあります。一般市販品の場合これら全ての場所でも、通常の設置環境なら作動すべきですから、空冷に頼っているパソコンでは結構余裕が欲しくなりますね。この辺も15%に少しは入ってるかもしれません。

暑くなる最悪の時でも完動しなければいけないので、自然空冷の場合余裕が欲しいけど、強制空冷しかも温調する場合はかなり上限ぎりぎりまで使っても良いような気がします。

PM9500などでは、CPUのでっかい放熱器をくっつけてあり、これのそばのFANから筐体内の空気を強制的に吹き付けています。筐体の前下の右左横の風穴スリットなどから吸い込んだ外気を、最終的に裏面パネルの電源の吸い出しFANで筐体の外に吐き出しています。

結構大きい放熱器なので、たぶん自然空冷でも2℃/W位の熱抵抗なんじゃないでしょうか。それをFANで強制空冷しますので1℃/W以下かも知れません。

PPC604Eの発熱は233MHzで7.5W最大と書いてありました。温度範囲0〜85℃です。171ピン-BGA

PPC750では7.9W266MHzです。温度範囲が0〜105℃と広くなっています。360ピン-BGA。でもMaclifeによると、PPC604E-300MHzは、6.8(typ)で12W(MAX)でした。うーん、こんなにTypicalとMaxに差があるとは、これで85℃までで12Wとは、うーんこんなHSがほしいでしょうねーー。

604に比べ、750は360Pと大きなパッケージで、より冷えやすいようです。また温度範囲が格段に広くなっており、高温に強い事になっています。どの部分の温度かは書いてありませんが。ケースかな?

105℃でも保証周波数での動作を保証しているんですから、これを冷やせば、より温度差を大きくとれ、より、抵抗の減少比も大きくとれるような気がします。

604Eが85℃までしか保証できなかったのは、原因がわかりませんが、CPU内部のタイミングで厳しいところがあったのかもしれません。PM9500など604を実装している機種はみんな非常にでかい放熱器(HeatSink)をつけていました。これは結局この0〜85℃しか保証できなかった、というところにあるようですね。

今日はここまで。


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