Macの奴隷臍茶な話
渡邊鼎の!言いたい放談!
 

134:Yosemiteは中途半端なマシンか?


一読者の方から、「Yosemiteは中途半端なマシンか?」という質問を受けました。これについてちょっと考えてみましたので。・・・・


まず、Yosemiteは中途半端なマシンではないかという話は、私:鼎も感じています。
しかし、Appleはいつもこんな感じだとも思っています。
私も、まだ買う気になれません。G4になって、OSもマルチCPUに対応できるレベルにならないと、買う気になれません。ま、今回のYosemite騒ぎは、iMac騒ぎのまとめ!、PowerMacG3ラインで見捨てられたProsumerラインの具体化と言うことで、 ま、こんなもんじゃないでしょうか。

一応100MHzバスにしたことだし、Firewire/USBに対応したことだし、ATIの新型グラフィックも、AGP無しでも十分高速に出来ちゃったし、HD,DRAMもPCIバスを使わないで100GBとか1GBなど一応十分と思える量が確保されています。ま、これまで待たされたProsumer機がようやく出てきたと言うことで、許してあげようと言う感じです。

で、わたしゃ、PM9500-G3-300とS900-G3-300、iMac233、PB100、IISiがあるので、Yosemiteは買う必要もないし見送りのつもりです。 実は、まだWallStreetさえも買っていない。

(で、期待しているのは、一年後に出てくるかもしれないG4機ですね。)

まず、同クロックでの速度低下ですが、バスクロックが80MHzから100MHzになっても、使用されるSDRAM のタイミングとの関係で、最高速で動作できるとは限りません。そのときに量産されているSDRAMの最高速度のもので、CAS-Latencyなどの 待ち時間がバスクロックの整数比で制御されますので、ちょうどぎりぎりぐらいで間に合う速度になってたりするといいんですが、ちょっと足りなかったりすると、1クロック分増えてしまいます。例えば最初のアクセス待ち時間で3クロックで済み、その後は1クロックごとに転送できる場合、64bit幅のバスで4回アクセスして32バイトキャッシュ書き換えに使うとすれば、3+1+1+1=6クロックですが、最初に4クロックかかると、4+1+1+1で7クロックかかることになり、6/7=1.166で16%も時間がかかることになりますね。どこででも書かれてますが、こんな感じでいつでもクロックさえ上げればその比率で速くなると言うことでもないと言うことだと思います。たとえば、SDRAMの同期クロックが100MHzでも最初のRASアクセスタイムが60nsで、CASアクセスタイムが30nsだったりすると、一番最初のアクセスには60nsかかり、その後10nsごとに転送されます。Rowアドレスが同じ場所で次にアクセスするときにはCASアクセスタイムで決まる回路だった場合は、CASアクセスタイムの30ns後に最初のデータ、次に10nsごとに連続のデータが読み出せます。ま、こんな感じですね。

次に、周波数を同じに換算して比較する規格化での比較ですが、参考にはなっても、これで、購入するかどうかのようなことを決定する材料にするなどと言うことには、ちょっと無理があると思います。実際、PMG3などで233MHz、266,300とかある機種のデータを比較しても、周波数の比率と同じにはならないことは実感してるでしょう。結局、バス速度の高速化はそんなにはトータル速度を上げられず、L2キャッシュの速度とメモリ量が効果的であることは、これまで既に指摘されています。よって、バス速度を100,133とか頑張るよりは、以下のような高速化手段をやった方が効果的に高速化できるので、バス速度と速度アップ率などは気にしない方がいいと思います。

 

以下次号。

渡邊鼎じゃった。


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