ブレーキフルード
ブレーキフルードの沸点表です。用途によって使い分けましょう。
ウエット沸点 JIS規格 140度以上 SeikenBF3 154度
ドライ沸点 JIS規格 205度以上 SeikenBF3 251度
ウエット沸点 JIS規格 155度以上 SeikenBF3 161度
ドライ沸点 JIS規格 230度以上 SeikenBF3 262度
ウエット沸点 JIS規格 180度以上 SeikenBF3 186度
ドライ沸点 JIS規格 260度以上 SeikenBF3 278度
オンロードはDOT4で良いと思います。
ブレーキフルードまめ知識
- キャッチャー内の古いフルードは、GSや修理工場等で処分してもらって下さい。(余った分も)
フルードは毒性があり、且つ引火性もありますので、河川等に流したり、焼却しますと危険であり、法的にも問題が発生します。
- ブレーキフルードは、親水性の特徴を故意に持たせております。 その理由は説明が長くなるので、割愛しますが要は水とフルードが分離することは、 金属部品の腐食問題がありますので、絶対に避けています。
従って、フルードと大気が接触する場合は、必ずフルードが吸湿して沸点降下してしまいます。一度途中まで使ったフルードの容器には、大気が入っています。その大気 が日中と夜の温度差等により、膨張、収縮をし蓋を介して外気を流入してしまい、湿気の含んだ外気から吸湿してしまいます。
よって、フルードは使い切りをお願いしております。
- Seikenのブレーキフルードは、4輪のスカラシップ・レースでも活躍しております。
- また、フルードと、キャリパーやシリンダーの中に使用しているシール材のゴムカップとの相性が、ブレーキの良し悪しに大変影響あります。Seikenブレーキフルード及びSeikenゴムカップは、国内では当社だけが共に生産しています。Seikenのゴムカップは4輪ほもとより、2輪車にもメーカー採用されており、信頼性を確保しております。良きライダーには、良き部品をお薦めします。
この資料は明治産業株式会社(Seiken)さんから頂きました。ありがとうございます。
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