これまでの修理で得たノウハウ

LastUpdated:1998-01-01

ここに、書いてあるものは、私の勝手な思いこみですので、正確さには問題があることもあり、責任は負えません。また、特定のメーカーあるいは開発方針を非難するものでも、ありません。 只、物を長く使いたいのと、ゲームよりおもしろい、知恵の輪としてやっております。


原因ベストテン

  1. 電解コン
    なにしろ、たくさんの電解コンが使われており、そのなかでも、周りが高熱で、流れているAC電流の多いものは、少しずつDRY−UPして、容量が落ちている事が多い。他に、リークが増え、それで発熱し、昇天してしまう物もある。 私も、エンジニアですので、5年たった後、この不良を皆無にすることは無理だと解っている。で、25年も使っている DDプレーヤーは、5ー6年に一度は、電解コンを総取り替えをしています(300枚LPあるし、また10万出してもこのプレーヤに勝るもの無いので)。
  2. ベルト
    VCR・CDプレーヤー・カセットデッキと、古くなるとこれの不良が多い。で、物を捨てる時もこれだけ取って捨てる。 メーカーのサービスセンターに電話かけて、あれば、取りに行く。
  3. 半田関係
    発熱の多い製品では、案外これが多い。多分、熱と応力があると、ぼろぼろになり(機械的に砕けるなのか、どっかで聞いた事があるように錫と鉛が分離してしまうのか?)、導通しなくなる。いつか、同僚のプリメインをなおした時は、狭いラックに入れて使っていたので、相当高温になっていたのだろう。fuse抵抗の値は狂っているは、電解コンはお尻から液漏れあるは、電解コンは半田がぼろぼろで引っ張っただけで抜けるは、大変でした。 もちろん、最初からの半田不良もあります。昔、なんでか知らないが、半田がまるで乗ってなかったのもあった。
  4. パターン切れ
    これは、基板が熱でひん曲がったり、何かの衝撃で一時的に基板がひん曲がって、切れる。案外ある。でも探すのが大変。
  5. リレーの接点不良
    空気の悪いところで、使われたら、それは接点が腐食したり表面に変なものがついたり。掃除するしかない。

原因の探し方

  1. 道具
    家にある道具は、デジタルテスタ2台と、アナログテスタ1台、20M2CHのシンクロ1台、CR発信器1台。 これで、大抵は事足りる。後、自作の万能電源。もっとも、IC(ASIC)が不良となったら、どうしようも無いので、これでなんとかなる。あと、最近欲しいのは、容量計、今度秋月でキットでも買おうか?
  2. トラブルシューティング
    1. まず、完全に壊れているのなら、シルクを頼りに、電源チェック。 電源が、OKなら、目で、やけに焦げている所、電解コンのスリーブ・お尻からの液漏れ を探す。フューズ抵抗も値をチェック。
    2. 時折、症状が出るものなら、絶縁物で、トントンと叩いて、接触不良を探す。接触不良 の主な物は、スイッチ・リレー・半田不良・パターン切れ・盲点なのが半固定抵抗。
    3. メカ的な物は、掃除と、ベルトのゆるみチェックにつきます。古いものでは、バネが 伸びているものもあります。最後は、サービスセンタで部品が手にはいるかどうかです。
    4. 以上で、半分はなんとか解ります。で、後は、オシロとテスタと頭を駆使して、本格的な、回路解析です。回路図が無い時は、困ります。パターンを追いながら、回路図を書き上げるしかありません。つてがあると、メーカの修理マニュアルを手に入れる事が出来ます。